ビール・発泡酒・チューハイの部屋

No.7981−8000


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2020年4月8日[1]
No.7981: キリン・ザ・ストロング ドライサワー / キリン
 きりん・ざ・すとろんぐ どらいさわー / きりん
キリン・ザ・ストロング ドライサワー キリン・ザ・ストロング ドライサワー review
 キリンのアルコール度数9%のチューハイシリーズ「キリン・ザ・ストロング」が新しくなった。 4月7日の発売である。
 通年5種あるうち、昨日 レモンサワー を飲んだが、今日は2種めとして「ドライサワー」を。 

 グラスに注いだ液色は、ほんのり黄色っぽく、微かに濁っている。注いでいる時ジュワジュワと音を立て、 その後も大量の気泡が踊っているが、程なくして静まる。
 香りは、レモンのように尖りのある柑橘香。ドライサワーだが、はっきりと柑橘の酸を感じ、爽やかな印象。
 味は酸味がキリッと立っており、シャープな口当たり。 すっきりとしているが、アルコール感は強い。飲み込んだ後には、ほんのり甘味も残る。
 アルコール分9%。糖類ゼロ。プリン体ゼロ、甘味料ゼロ。 原材料名:ウオッカ(国内製造)、シトラスエキス/炭酸、酸味料、香料。
 缶に「キレの強炭酸仕立て」とある。 原材料を見ると、昨日飲んだレモンサワーからレモン果汁を除き、甘味料も不使用。 まあ、酸味料や香料の使い方は当然違うのだろうが、シトラスエキス特有の酸味が前面に出て、 よりシンプルな味わいとなっている。
 強いけど甘くない缶チューハイを求める人にはお勧め。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:43929DAKO#01
2020年4月8日[2]
No.7982: 氷結 サワーレモン / キリン
 ひょうけつ さわーれもん / きりん
氷結 サワーレモン 氷結 サワーレモン review
 キリン 氷結 スタンダードシリーズの現行品。 2019年4月製造分からのリニューアルなので、約1年経っているが、ようやく掲載。
 当サイトでは掲載すべき製品が多すぎて、このような通年定番品のリニューアル版までなかなか手が回らないのだが、 スタンダードシリーズ全7種の中から、今日は「サワーレモン」を飲みたい。

 グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明だが、かすかに濁っているようにも見える。
 香りは、スキッと透明で、フレッシュなレモン香。但し、そんなに強くは香らない。
 味も香りの印象どおり、きりっとシャープ。甘さは極力抑えられている。 キレが良く、飲み込んだ後にはかなり強い酸味が口に残る。
 アルコール分4%。糖質50%オフ。果汁4.0%。原材料名:レモン果汁、ウォッカ(国内製造)、糖類/炭酸、酸味料、香料。
 早摘みレモンの氷結ストレート果汁を使用した、爽やかな酸味が際立つ、 澄みきった後口のおいしさ。
 今後も順次全種を取り上げていきたいが、どうなるかわからない。何せ、他にも未掲載品が大量にスタンバイしている。 私の胃袋は一つであるし、身体のことを考えると限度がある。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:43929DAKO#RN1904
2020年4月9日[1]
No.7983: キリン・ザ・ストロング コーラサワー / キリン
 きりん・ざ・すとろんぐ こーらさわー / きりん
キリン・ザ・ストロング コーラサワー キリン・ザ・ストロング コーラサワー review
 キリンのアルコール度数9%のチューハイシリーズ「キリン・ザ・ストロング」が新しくなった。 4月7日の発売である。
 通年5種あるうち、既に レモンサワードライサワー を飲んだが、今日は3種めとして「コーラサワー」を。 

 グラスに注いだ液色は、普通のコーラ色。他のコーラサワーは、もっと薄いものが多いように思うが、これはしっかり濃い。 注いでいる時、炭酸がジュワジュワ音を立てているが、程なくして静まる。
 香りは、甘味が強そうなコーラ香だが、アルコール臭も感じる。
 味は甘味が非常に強い。コーラらしい甘さがベースだが、そこにアルコールが加わるので、余計に甘い。 炭酸のビリビリ感があるので、少しは爽快感が加わっているが、 飲み込んだ後には、やはり甘さが残る。
 アルコール分9%。糖類ゼロ。プリン体ゼロ。 原材料名:ウオッカ(国内製造)、シトラスエキス、炭酸、酸味料、香料、カラメル色素、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
 通年販売のコーラ味チューハイは今や多くないので、貴重な存在であるが、毎日飲みたくなるようなものではない。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:43930DAKO#02
2020年4月9日[2]
No.7984: 氷結 パイナップル / キリン
 ひょうけつ ぱいなっぷる / きりん
氷結 パイナップル 氷結 パイナップル review
 キリン 氷結 スタンダードシリーズの現行品。 2019年4月製造分からのリニューアルなので、約1年経っているが、ようやく掲載。
 スタンダードシリーズ全7種の中から、今日は「パイナップル」を飲みたい。

 グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明。
 香りは、甘酸っぱさがとても強調されたパイン香。 氷結らしく人工的で、強烈。
 味は、香りの印象どおりとても甘酸っぱいのだが、甘さ設定が絶妙で、 ヒリッとした酸が立っている。パイン缶詰の汁ほどの甘さはなく、 むしろ苦味があって、キレも良い。
 アルコール分5%。果汁1.6%。原材料:パインアップル果汁、ウォッカ、糖類(国内製造)/炭酸、酸味料、香料。
 パイナップルの氷結ストレート果汁を使用した、爽やかでみずみずしいおいしさ。
 リニューアル以前の製品と味が同じだと思ったら、本品はパッケージのみの変更だったようである。 定番7種中、中身も変わったのは5種で、パイナップルとウメは缶のみの変更とのこと。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:43930DAKO#RN1904
2020年4月10日[1]
No.7985: のどごし <超爽快> / キリン
 のどごし <ちょうそうかい> / きりん
キリン のどごし <超爽快> キリン のどごし <超爽快> review
 キリン のどごし生 シリーズの派生商品 <超爽快>。 イオングループ限定商品で、発売日は4月7日。

 グラスに注いだ液色は、ごく淡い黄金色。 泡はやや粗いものの、勢いよく注いだらこんもりと盛り上がった。しかし、泡持ちはそれほど良くない。
 ギャラクシーホップを一部使っているとのことで、 期待しながら香りを嗅ぐと、通年品のどごしの特徴である接着剤のような匂いはそのままで、 そこにホップ香が重ねられ、非常に引っかかりのある不可思議な匂いになっている。 爽やかさや芳しさとはほど遠い。
 味も基本的に香りの印象どおり。 元々雑味が強いところに、無理矢理ホップの香味が重ねられているので、 悪い言い方だが悪臭を芳香剤でごまかそうとしているような、強い体臭を香水でだまそうとしているような感じである。 ただ、苦味が強く、コクがないので、キレは悪くない。
 アルコール分5%。原材料名:発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、大麦、コーン、糖類)、大麦スピリッツ。
 こんなにもったいないギャラクシーホップの使い方があるだろうか。
 当サイトでは、のどごしシリーズに、いわばずっと罵声を浴びせ続けているが、 もちろん良い所を探そうとはしている。本品でいえば、苦味が効いて後口がマシである点。
 だが、今や本麒麟やサッポロゴールドスターなど、秀逸な新ジャンルが増えている中で、 あえてこれを選ぶべき理由がみつからない。他よりも30円くらい安くすればいいのだろうが、それも難しいだろう。
 味覚はそれぞれなので、これをおいしいと感じる方は大いに買ってくれればいいが、 同じお金を出す商品として、本麒麟などとは品質が致命的に違いすぎる。
種別 新ジャンル
CODE:43931DAEE#03
2020年4月10日[2]
No.7986: 氷結 もも / キリン
 ひょうけつ もも / きりん
氷結 もも 氷結 もも review
 キリン 氷結 スタンダードシリーズの現行品。 2019年4月製造分からのリニューアルなので、約1年経っているが、ようやく掲載。
 スタンダードシリーズ全7種の中から、今日は「もも」を飲みたい。

 グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明。
 香りは、ふわっと甘い白桃香。氷結らしく、ナチュラルというよりは、きれいに整えられた香りだ。
 味は甘味が強く、白桃のジューシーさがよく出ているが、あまりこってり感はなく、 少し苦味すら伴って、適度なキレがある。果汁が少ないため、桃果汁にありがちな生臭い感じがない。
 アルコール分3%。果汁1.8%。原材料名:もも果汁、ウォッカ、糖類(国内製造)/炭酸、酸味料、香料。
 福島産桃の氷結ストレート果汁を主に使用した、爽やかでみずみずしいおいしさ。
 アルコール度数3%ということで、ライトな口当たり。甘いチューハイを好む人は、アルコールに弱い方も多いと思われるので、 この度数設定は良いと思う。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:43931DAKO#RN1904
2020年4月11日[1]
No.7987: ザ・プレミアム・モルツ 黒 <2020限定醸造> / サントリー
 ざ・ぷれみあむ・もるつ くろ <2020げんていじょうぞう> / さんとりー
サントリー ザ・プレミアム・モルツ 黒 サントリー ザ・プレミアム・モルツ 黒 review
サントリー ザ・プレミアム・モルツ 黒
 不定期に発売されているザ・プレミアム・モルツの黒。今回の発売は、4月7日。 前回発売が今年1月28日だったので、およそ2か月のインターバルである。

 グラスに注いだ液色は、漆黒といっていい深い黒。グラスの向こう側が見えない。 泡はカフェオレ色で非常にきめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
 香りは、プレモルらしいふくよかな甘さをベースに、コーヒーやタバコのような深いスモーキーさが加わる。
 口当たりはビシッと苦く、煙臭いとも言えるほどだが、すぐに柔らかな甘味が広がる。 分厚い味わいだが、最後に苦味のキレがある。
 アルコール分5.5%。原材料名:麦芽(外国製造)、ホップ。
 今しか飲めない豊かなコクとうまみをお楽しみください。
 缶裏には、通常のプレモル香るエール と同じく 「神泡。」表記がある。今年1月発売の缶にはなかったものだ。
種別 ビール
CODE:43932DAKO#04
2020年4月11日[2]
No.7988: キリン・ザ・ストロング グレープサワー / キリン
 きりん・ざ・すとろんぐ ぐれーぷさわー / きりん
キリン・ザ・ストロング グレープサワー キリン・ザ・ストロング グレープサワー review
 キリンのアルコール度数9%のチューハイシリーズ「キリン・ザ・ストロング」が新しくなった。 4月7日の発売である。
 通年5種あるうち、既に レモンサワードライサワーコーラサワー を飲んだが、今日は4種めとして「グレープサワー」を。 

 グラスに注いだ液色は、透明感のあるごく淡い赤紫。注いでいる時、ジュワジュワと炭酸が音を立て、 その後も細かな気泡が断続的にグラスの中を立ち昇る。
 香りは、ころっと甘そうなぶどう香で、かなり濃厚さを感じる。
 味は香りの印象どおり、確かに甘味が強いが、ぶどうらしい渋味もつけられている。 果汁は使われていないので、この甘さは主に甘味料と思われるが、 強いアルコール感もその甘さを下支えしている。ただ、甘ったるさが口に残るほどではない。
 アルコール分9%。無果汁。糖類ゼロ。プリン体ゼロ。 原材料名:ウオッカ(国内製造)、シトラスエキス/炭酸、酸味料、香料、果実色素、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、カラメル色素。
 実は従来品から中身は変わっておらず、パッケージのみの変更とのこと。以前に飲んだ時よりくどさを感じなかったのだが、 それは私がこの味に慣れてしまったということだろうか。ぶどうらしさを表現するためには、ある程度の甘味は必要なのかもしれない。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:43932DAKO#04
2020年4月12日[1]
No.7989: 寶 極上レモンサワー 味がかわる!?レモンサワー / 宝酒造
 たから ごくじょうれもんさわー あじがかわる!?れもんさわー / きりん
寶 極上レモンサワー 味がかわる!?レモンサワー 寶 極上レモンサワー 味がかわる!?レモンサワー review
寶 極上レモンサワー 味がかわる!?レモンサワー 寶 極上レモンサワー 味がかわる!?レモンサワー
 先日、セブンイレブン店頭で発見した1本。 寶 極上レモンサワーの「味がかわる!?レモンサワー」。セブン&アイグループ限定商品で、 発売日は4月6日だったようである。
 「レモンサワーフェスティバル2019in東京」で、キングオブレモンサワーに輝いた「素揚げや」監修のレモンサワーで、 飲んでいるうちに味が変化するというもの。

 まず、缶の半分くらいを静かにグラスに注ぐ。すると、液色はほんのり白濁しているが、 あまり濃い色ではない。香りを嗅ぐと、すっきりと尖りのあるレモン香。 味はシャープなレモンで、キレがある。
 次に、残りを注ぎ足してみると、もっと色の濃い液体が缶から出てきて、 グラスの中の液色がもっと濃く、濁りが強くなる。 香りを嗅ぐと、見た目の通りコクと深みのありそうな香りに変化。 味わいも分厚くなり、酸味と共に苦味がぐっと強くなっている。
 最初から最後まで、甘味は強くなく、シャープな味わいであるところは、実にタカラ製品らしい。
 果汁5%。アルコール分7%。 原材料名:レモン、レモンエキス、焼酎(国内製造)、糖類、はちみつ/炭酸、酸味料、香料。
 「レモンサワーフェスティバル2019in東京」で1番人気の"キングオブレモンサワー"を獲得した、 レモンサワーブームの火付け役とも言われる名店「素揚げや」監修のレモンサワーです。 飲むうちにレモン感が変化する味わいをお楽しみください。
 また、缶裏には次の説明がある。
 レモンの味変を楽しもう!
 @ゆっくりと缶の半分程を注いで"すっきりなレモン"を楽しむ!
 Aさらに残りを注いで"濃厚なレモン"も楽しむ!
 当然のことだが、缶の中身は濃厚な液体が下の方に沈んでいて、その上に濃度の薄い液体が乗っている状態。 だから、缶を立てて保存し、中身が混ざらないように静かに注ぐことが必要。そうすると、上半分くらいを注いだときの液体は薄く、 残りを注ぐと濃い液体が出てくる。
 普通、缶飲料は味が均一になるように、エキス分が沈殿したりしないようにつくることが一種の至上命題だと思うのだが、 これはあえて沈殿するようにつくったという、いわば逆転の発想。
 缶デザインは、「寶 極上レモンサワー」の基本デザインをベースとしながら、 イラストと説明文が多くて、ごちゃごちゃとしている。このタカラ製品らしからぬベタな感じが、なんとも楽しい。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:43933SEST#06
2020年4月12日[2]
No.7990: TOKYO CRAFT I.P.A. 2020 <限定醸造> / サントリー
 とうきょうくらふと あい・ぴー・えー 2020 <げんていじょうぞう> / さんとりー
サントリー TOKYO CRAFT I.P.A. サントリー TOKYO CRAFT I.P.A. review
サントリー TOKYO CRAFT I.P.A.
 サントリー TOKYO CRAFT「I.P.A.」。発売日は、4月7日。 昨年もこの時期に出ていたものである。

 グラスに注いだ液色は、オレンジがかった深い黄金色。ほぼ琥珀色に近いと言える。 泡もほんのりベージュっぽく色づき、非常にきめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちもとても良い。
 香りは、実にI.P.A.らしく濃密。トロピカルで甘く、そこに柑橘のような爽やかさが加わる。 甘くフルーティでありながら、凝縮感がある。
 味はまずガシッとした強い苦味があり、甘さを伴う圧倒的なボリューム感。 噛んで味わえる程の濃密さとジューシーさ。 飲み込んだ後には、舌の奥に非常に収斂性のある強い苦味が居座り、存在感を示す。
 アルコール分7%。原材料名:麦芽(外国製造)、ホップ。
 伝統と革新が融合する街「TOKYO」に愛着と敬意を込めて創りあげたビールです。 くつろぎ時間にお愉しみください。
 [I.P.A.] シトラホップを一部使用した鮮烈な香りと力強い苦味のビールです。
 昨年の製品 はアルコール6.5%だったので、さらにパワーアップした。
 この消費者に媚びない、ごまかさない、日本人向けという理由で下手にアレンジなどしない、 潔いつくりは非常に好感が持てる。濃くて苦いエールを飲み慣れない人は、手を出さないほうがいい。
種別 ビール
CODE:43933SEST#05
2020年4月13日[1]
No.7991: ザ・プレミアム・モルツ 東京仕込 / サントリー
 ざ・ぷれみあむ・もるつ とうきょうじこみ / さんとりー
サントリー ザ・プレミアム・モルツ 東京仕込 サントリー ザ・プレミアム・モルツ 東京仕込 review
 発売をまったく知らなかったのだが、近所のスーパーで偶然遭遇。
 サントリー ザ・プレミアム・モルツの「東京仕込」。 見つけた時は、全国発売なのか?とも思ったが、入手した店以外では一切見ない。 私の住む関西で、なぜこれが売られていたのかは不可思議だが、 調べてみると、首都圏エリアの一部店舗で販売される商品とのこと。発売日は、4月7日だったようである。
 製造場所の名前のついたプレモルとしては、当サイトで以前に取り上げた「京都謹製」があるが、 全国に流通している通常のプレモルとの違いなどないだろうとの予想のもとに、味わってみる。

 グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡は純白で非常にきめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
 香りを嗅いだ瞬間、あれっ?少し違うかな?と、思う。 通常のプレモルに比べ、甘さが少し弱いように感じ、そのため、穀物っぽい感じが前に出ている。
 口に含むと、グッと強い苦味が存在感を示す。 通常のプレモルなら、この後にふくよかでジューシーな甘味が続くのだが、 本品はそんなに肉感的ではない。 パリッと力強い。もたつく甘さなどはない、男性的な味わいである。
 アルコール分5.5%。原材料:麦芽・ホップ。天然水100%仕込。
 溢れだす華やかな香りと深いコクをお楽しみください。
 我々関西在住者が日頃飲んでいるプレモルは、京都工場製造品なので、京都の水を使っているが、 本品は東京の水を使ったものである。その違いが味わいの違いを生んでいるとすると、 関東で普段から売られているものは、このように少しシャープな味わいなのかもしれない。 真偽の程はわからないが、明らかに私がふだん飲んでいるプレモルとは違う味だと感じた。
種別 ビール
CODE:43934KSES#06
2020年4月13日[2]
No.7992: キリン・ザ・ストロング ホワイトサワー / キリン
 きりん・ざ・すとろんぐ ほわいとさわー / きりん
キリン・ザ・ストロング ホワイトサワー キリン・ザ・ストロング ホワイトサワー review
 キリンのアルコール度数9%のチューハイシリーズ「キリン・ザ・ストロング」が新しくなった。 4月7日の発売である。
 通年5種あるうち、これまで レモンサワードライサワーコーラサワーグレープサワー と飲み進め、 残る一つがこの「ホワイトサワー」である。

 グラスに注いだ液色は、かすかに白濁している程度で、透過性がある。 注いでいる時、ジュワジュワと大きな音を立て、気泡がたくさん踊っているが、程なくして収まる。
 香りは、甘酸っぱい乳性飲料。見た目よりは濃そうだ。
 味は確かに甘酸っぱいのだが、甘味はかなり抑えられ、ビリビリ強い炭酸が、全体を引き締める。 飲み込んだ後には苦味すら残り、この手のチューハイにしては、かなりシャープで、こってり感はない。
 アルコール分9%。糖類ゼロ。プリン体ゼロ。 原材料名:ウオッカ(国内製造)、シトラスエキス/炭酸、香料、酸味料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
 絶妙な甘さ設定で、これなら飲み飽きない。これまでのホワイトサワーを甘すぎると感じていた人は、 一度試してみるといい。但し、カルピスサワーのようなしっかり乳酸飲料の味がするものが好きという人には、 薄すぎると感じるかもしれないので、お勧めしない。
 なお、これで通年品全5種の紹介を終えたが、最近CMではこのシリーズを「麒麟特製ストロング」と紹介している。 だがそれはプロモーションネームあるいはコンセプトネームのようなもので、商品名はあくまでも「キリン・ザ・ストロング」 であるようだ。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:43934DAKO#06
2020年4月14日[1]
No.7993: ザ・プレミアム・モルツ 香るエール 東京仕込 / サントリー
 ざ・ぷれみあむ・もるつ かおるえーる とうきょうじこみ / さんとりー
サントリー ザ・プレミアム・モルツ 香るエール 東京仕込 サントリー ザ・プレミアム・モルツ 香るエール 東京仕込 review
 昨日、サントリー ザ・プレミアム・モルツ 東京仕込 を飲んだが、 今日は同時発売の「香るエール 東京仕込」を。首都圏エリア限定で、発売日は4月7日。

 グラスに注いだ液色は、やや黄色みの強い淡い黄金色。 泡は純白で非常にきめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
 香りは、柔らかでジューシーなのだが、普段の香るエールよりも少しシャープな気がする。 あくまでも「気がする」程度なのだが、通常関西で売られている京都工場製と比べて、 ふくよかさにはやや欠け、若干男性的な感じがする。
 味も香りの印象どおり、香るエールらしい甘酸っぱいニュアンスはあるものの、 引き締まった苦味もあり、やはり少しシャープな感じ。 キリッと適度なキレもある。
 アルコール分6%。原材料名:麦芽(外国製造)、ホップ。
 フルーティーで豊かな味わいのエールビールです。
 以前、関西地区限定販売の「京都謹製」を飲んだ時には、 当然のことながらいつも飲んでいる製品との違いを感じなかった。当地関西では、 普段出回っているプレモルも京都工場製だからだ。
 その時の記憶があるから、今回の「東京仕込」もほとんど違わないだろうと思っていたが、 結構違うことに気づいた。
 それで思い出したが、昔、サントリーモルツ(現在のザ・モルツ)で、 製造工場毎の違いを比べられるように工場名が明記されて販売されたことがあった。 たとえ原材料と製造方法が同じでも、水が違えば味が変わる。 天然水をそのまま使えば、こういう結果になるということか。
種別 ビール
CODE:43935KSES#07
2020年4月14日[2]
No.7994: 氷結 ウメ / キリン
 ひょうけつ うめ / きりん
氷結 もも 氷結 もも review
 キリン 氷結 スタンダードシリーズの現行品。 2019年4月製造分からのリニューアルなので、約1年経っているが、ようやく掲載。
 スタンダードシリーズ全7種の中から、今日は「ウメ」を飲みたい。

 グラスに注いだ色は、ごく淡いゴールド。梅酒のイメージよりは相当薄い。
 香りは、コクのありそうな梅の香りがツンと立つが、適度に爽やか。
 味は香りの印象どおり、キュンと甘酸っぱい。しっかり甘味があるが、酸が立っているので、くどさはない。 後味もさっぱり。
 アルコール分5%。果汁1.1%。原材料名:うめ果汁、ウォッカ、糖類(国内製造)/炭酸、酸味料、香料。
 ウメの氷結ストレート果汁を使用した、爽やかでみずみずしいおいしさ。
 氷結らしくジューシー感がわざとらしいくらいに強調された、美しい味。 梅酒を使わず、梅果汁のみなので、爽やかだ。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:43935DAKO#RN1904
2020年4月15日[1]
No.7995: キレートレモンサワー ドライ スパークリング <限定> / サッポロ
 きれーとれもんさわー どらい すぱーくりんぐ <げんてい> / さっぽろ
サッポロ キレートレモンサワー ドライスパークリング サッポロ キレートレモンサワー ドライスパークリング review
 サッポロ キレートレモンサワー の限定派生商品「ドライスパークリング」。発売日は、4月7日。

 グラスに注いだ液色は、ほんのり黄色っぽく濁っている。
 香りは、通常のキレートレモンサワーと同様、やや内にこもったようなレモン香だが、 酸が通常品ほど強そうではなく、穏やかな感じ。
 ところが、味は極めて酸味が強い。 口に入れた瞬間、酸っぱーいと言ってしまいそう。刺すような酸味である。 味にコクがなく、非常にスリムで、苦味も伴うため、後キレも良い。
 アルコール分5%。果汁14%。ビタミンC300mg。クエン酸2500mg。 原材料名:レモン、レモン果皮エキス、ウォッカ、糖類/炭酸、酸味料、香料、ビタミンC。
 「キレートレモン」は、ポッカサッポロフード&ビバレッジ(株)の商標です。
 ドライというだけあって、あっさりしていてキレが良いが、 酸が非常に強いところはさすがにキレートレモンサワーだ。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:43936DAEE#08
2020年4月15日[2]
No.7996: 氷結 シャルドネスパークリング / キリン
 ひょうけつ しゃるどねすぱーくりんぐ / きりん
氷結 シャルドネスパークリング 氷結 シャルドネスパークリング review
氷結 シャルドネスパークリング
 キリン 氷結 スタンダードシリーズの現行品。 2019年4月製造分からのリニューアルなので、約1年経っているが、ようやく掲載。
 スタンダードシリーズ全7種のうち、これまで既に6種を飲んでいるので、今日は最後に「シャルドネスパークリング」を飲みたい。

 グラスに注いだ液色は、淡いシャンパンゴールド。 当初は細かな気泡が踊っているが、程なくして静まる。
 香りは、白ぶどうらしい甘さで、柔らかな雰囲気。
 味は香りの印象どおり甘いが、甘味設定はそんなに強いわけではない。 酸味も適度に効いている。白ワインのイメージで飲めば確かに甘いのだが、 缶カクテルとしたらこんなものだろう。飲み込んだ後には、軽快な甘酸っぱさが残る。
 アルコール分5%。果汁2.5%。 原材料名:ぶどう果汁(シャルドネ果汁)、ウォッカ、糖類(国内製造)/炭酸、酸味料、香料。
 上質な白ブドウ品種シャルドネの氷結ストレート果汁を使用した、みずみずしい香りとすっきりとしたおいしさ。
 この製品が最初に世の中に出て来たときは、氷結プレミアムシリーズの第1弾として発売された。 2003年のことなので、実に17年前。
 その頃から当サイトはずっと同じことを続けているという事実に、私自身改めて驚くが、 レモンやグレフルなどの缶チューハイの王道フレーバーと一緒に、これが残っているのは素晴らしいこと。 固定ファンが多くいるということだろう。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:43936DAKO#RN1904
2020年4月16日[1]
No.7997: SORACHI 1984 / サッポロ
 そらち 1984 / さっぽろ
SORACHI 1984 SORACHI 1984 review
SORACHI 1984
 昨春誕生した サッポロ「SORACHI 1984」が新しくなって帰ってきた。 発売日は、4月14日。
 これまで、INNOVATIVE BREWER というブランド名での展開であったが、 この度その冠が外れた。その理由は、同ブランドが立ち上がったとき、サッポロビールの子会社である ジャパンプレミアムブリュー(株) が販売を担当していたのだが、その後、同ブランドは親会社サッポロビールが直接取り扱うことになったことに起因するものと推測される。 直接サッポロの製品として売るのなら、INNOVATIVE BREWER などというブランド名を冠するより、 「サッポロ SORACHI 1984」としたほうが分かりやすく、売りやすいからではないかと思う。

 グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡は純白できめ細かく、当初はよく盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
 香りは、ホップの青臭さが強いが、同時に甘くふくよかな匂いも混じる。 昨年飲んだ時の記憶では、むせかえるようなホップ香の印象が強かったが、 今年はそこに分厚さが加わった感じ。
 味も確かに青臭さがあるのだが、ボリューム感とジューシーな甘さがある。 飲み進めると、舌の奥に強い苦味が残り、甘さと苦さがやや分裂気味。
 アルコール分5.5%。ソラチエース100%使用。原材料:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ。
 ソラチエースは、1984年に北海道の空知郡上富良野町でサッポロビールが開発し、 アメリカにわたって脚光を浴びた、日本が世界に誇れる「伝説のホップ」です。 本商品では、アメリカ産に加え、オリジナルの上富良野産ソラチエースも一部使用し、 「凜として、香り立つ」ゴールデンエールに仕上げました。
 この豊かな個性は、ハッキリと飲み手を選別する。ホップ香プンプンのビールが好きな私にはドンピシャだが、 ふだん国産大手の繊細なピルスナーしか飲まないような人には、こき下ろされるかもしれない。
 だが、それでいいのだ。大衆に媚びないで、個性を大事にする。そういうビールを造らせたら、 サッポロさんは一流である。
 冒頭にも書いたが、INNOVATIVE BREWER というブランド名ではなく、サッポロビールの製品であることを前面に出すことにより、 メジャー感が一気に高まり、そのせいかどうかわからないが、普通の食品スーパーでの取扱いも増えたように感じる。
種別 ビール
CODE:43937DAEE#02
2020年4月16日[2]
No.7998: キレートレモンサワー / サッポロ
 きれーとれもんさわー / さっぽろ
サッポロ キレートレモンサワー サッポロ キレートレモンサワー review
 昨日、サッポロ キレートレモンサワーの限定品「ドライスパークリング」を飲んだが、 通年品の キレートレモンサワー の缶が新しくなっていたので買ってみた。
 リニューアルするとの情報は特になかったようなので、 中身が変わったのか否か不明だが、とにかく飲んでみたい。

 グラスに注いだ液色は、しっかりと黄色っぽく濁っている。
 香りは、従来品とかわらず、内にこもったようなレモン香で、あまり強くは香らない。 酸が極めて強そうな印象も変わっていない。
 味は一口めからハッキリと酸っぱい。 刺すような酸味であり、適度なジューシー感。一般的なレモンチューハイとは明らかに違う。 レモン果汁自体の存在感が強烈である。
 アルコール分5%。果汁20%。ビタミンC350mg。クエン酸3000mg。 原材料名:レモン、レモン果皮エキス、ウォッカ、糖類/炭酸、ビタミンC、香料、酸味料。
 「キレートレモン」は、ポッカサッポロフード&ビバレッジ(株)の商標です。
 やはり味に従来品 との違いは感じず、アルコール度数、果汁含有率、 その他原材料等もすべて変わった様子はない。缶デザインのみの変更だろうか。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:43937DAEE#UK
2020年4月17日[1]
No.7999: ゴールドマスター / キリン
 ごーるどますたー / きりん
LAWSON ゴールド・マスター LAWSON ゴールド・マスター review
 コンビニ LAWSON のP.B.新ジャンル「ゴールドマスター」が新しくなっている。
 店頭で見たとき、まさかこれがゴールドマスターとは気づかなかった。従来品とあまりにも違うからだ。 さりげなく GOLD MASTER と書かれていて、やっと気づいた。 発売日は分からないが、今月であろうとは思う。

 グラスに注いだ液色は、中程度の黄金色。新ジャンルにしては濃い。 泡はやや粗く、当初こそよく盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
 香りは、新ジャンルらしい甘いニュアンスが強く、味の濃さは連想される。 昔の発泡酒みたいである。
 味の基本は、香りの印象どおりに、もったりとした口当たりながら、 苦味もググッと強く、パンチがきいている。但し、後キレはあまり良くない。
 アルコール分6%。原材料名:発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、大麦、コーン、糖類)、大麦スピリッツ。 販売者:株式会社ローソン。製造場:麒麟麦酒株式会社。
 缶に Beer-like Alcoholic Beverage と書かれているのが面白い。
 「ビールのようなアルコール飲料」とは率直で実直な説明だが、正しいビールかそうでないかは、 あくまでも日本の酒税法上の区分。まあ、単に麦芽使用率が低いだけでなく、 新ジャンルというのは発泡酒にスピリッツを混ぜているから、通常のビール醸造方法とは違う。 むしろビアカクテルと呼ぶほうがふさわしいのかもしれない。そういう意味では、確かに Beer-like でいい。
 従来は ローソンセレクト というP.B.名が書かれていて、缶デザインもハッキリ言って垢抜けない、 オジサン向け商品のようであった。ところが今回、まったく別の商品であるかのように、 おしゃれでやさしいテイストに生まれ変わった。中身は変わっていないようだが、売り方が変わったというわけだ。
 これまで、安くてそこそこ飲めるものが欲しいという人に売っていたのが、 何だかおしゃれだから買ってみようという人にアピールする方針に転じた。 コンビニの主要客層を考えると、どちらも正解ではあるが、女性も手に取りやすい缶にしたのは、良いことだと思う。
種別 新ジャンル
CODE:43938LSEE#UK
2020年4月17日[2]
No.8000: ザ・プレミアム・モルツ マスターズドリーム 山崎原酒樽熟成ブレンド <限定醸造> / サントリー
 ざ・ぷれみあむ・もるつ ますたーずどりーむ やまざきげんしゅたるじゅくせいぶれんど <げんていじょうぞう> / さんとりー
サントリー ザ・プレミアム・モルツ マスターズドリーム 山崎原酒樽熟成ブレンド サントリー ザ・プレミアム・モルツ マスターズドリーム 山崎原酒樽熟成ブレンド review
 サントリー ザ・プレミアム・モルツ マスターズドリーム の限定品「山崎原酒樽熟成ブレンド」。
 昨冬のギフト限定商品として、12月3日に発売されたものであるが、 入手できずに諦めていたところ、当サイトのご協力者 森康哲さん から寄贈頂いたものだ。

 グラスに注いだ液色は、しっかり深い黄金色。泡はやや黄色っぽく色づき、非常にきめ細かく、 力強く盛り上がって、泡持ちもとても良い。
 香りは、通年品のマスターズドリームと同じく、非常に凝縮感がある。 麦芽の力強さをしっかりと感じるとともに、爽やかなホップ香がそこに乗っている。 香りの系統はまさにプレモルだが、重厚感が違う。 さらに、樽のクリスピーな香りがそこに乗っている。
 味はまったりとした甘さが特徴で、噛んで味わえるような深みがある。 それと同時に、極めて強い苦味が押す。 圧倒的ボリューム感。
 アルコール分7%。原材料名:麦芽(外国製造)、ホップ。
 木樽熟成由来の深く、長い余韻
 「深く、長い余韻」とはまさにその通り。特別なときに飲みたい贅沢な味わいだが、 やや飲み疲れるので、毎日日課的に飲むようなものではない。
種別 ビール
CODE:43938PRST#136

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