2020年11月13日[1]
No.8341: −196℃ オレンジスカッシュパンチ <限定> / サントリー
まいなす196ど おれんじすかっしゅぱんち <げんてい> / さんとりー
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ファミリーマート限定で11月10日に発売された −196℃「オレンジスカッシュパンチ」。
缶を開ける時、ブワッと大きな音がする。グラスに注いでいる時も、ジュワジュワ大きな音を立てている。
液色は、ごく淡いオレンジ色で、黄色に近い。大きめの気泡が、その後もグラスの中で踊っている。
香りは、果汁の少なそうな、チープなオレンジドリンク香。そして、アルコール臭い。
あまりにアルコール臭が強いので、コアントロー(オレンジリキュール)みたいな感じがする。
味は甘味が強めではあるが、果汁らしさがまったくなく、コクがないために、さらっとした味。
炭酸の刺激が強いので、爽快。後味にあまり甘さを残さない。
アルコール分8%。オレンジ浸漬酒使用。
原材料名:オレンジ、スピリッツ(国内製造)/炭酸、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、
酸化防止剤(ビタミンC)。
果汁らしさがないとか、コクがないとか否定的な書き方をしたが、その特徴こそが、この製品の長所である。
高炭酸が活かされ、重たくなく、さらっと飲めるところがいい。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44147FMEEK#03 |
2020年11月12日[2]
No.8342: 私のレモンサワー 塩レモン <数量限定> / 宝酒造
わたしのれもんさわー しおれもん <すうりょうげんてい> / たからしゅぞう
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イオングループ限定商品の タカラ「私のレモンサワー 塩レモン」。
情報がなく、存在も知らなかったのだが、先日たまたま普段は立ち寄らないイオンに立ち寄った時に発見。
今年の春頃出ていた商品らしい。
グラスに注いだ液色は、やや濁りのある白色。気泡は少なめで、炭酸はあまり強くはなさそう。
香りは、かなりシャープなレモン香。芳香剤的で、かなり人工的な感じがする。
口当たりは非常にシャープ。甘さはほぼなく、スッキリした味わいだが、少しだけ塩っぽい味がある。
決して塩辛いというわけではなく、料理に塩を使った時のように、むしろまろやかな旨みすら感じる。
後キレは良い。度数7%でも、アルコール感はそんなに強くは感じない。
アルコール分7%。果汁0.1%。沖縄産海水塩使用。
原材料名:レモン、レモンエキス、焼酎(国内製造)、食塩、糖類/酸味料、炭酸、香料。
沖縄産海水塩による、まろやかな果実感が特長のレモンサワーです。
塩レモンといっても、そんなにはっきりと塩を感じるわけではない。よく、他の製品では、
明らかに塩味がついていると感じるものもあるが、この製品はレモン味に深みというか旨みがプラスされている感じで、
味わいに奥行きが生まれている。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44147AEIT#UK |
2020年11月14日[1]
No.8343: ジムビームハイボール缶 アップルハイボール / サントリー
じむびーむはいぼーるかん あっぷるはいぼーる / さんとりー
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ジムビームハイボール缶「アップルハイボール」。発売日は、11月10日。
グラスに注いだ液色は、透明感のある淡い黄金色。注いでいる時は、炭酸が音を立てているが、すぐに静まる。
香りは、まず爽やかなりんご香が立つ。しかし、ベースにはしっかりバーボンの香りがある。
味は香りの印象どおり、りんごの爽やかな酸味が感じられるが、同時にバーボンらしい華やかな味わいが広がる。
樽っぽい風味。飲み込んだ後には、りんごの甘酸っぱさが残っている。
アルコール分5%。無果汁。
原材料名:ウイスキー、スピリッツ、糖類/炭酸、酸味料、香料。
世界No.1バーボンブランド「ジムビーム」のハイボール缶です。
今年5月にも出ていたもので、約半年で再発売となったものである。
前回相当売れたのであろうか。
同じサントリー製でも、トリスハイボールなどのライトな製品を飲み慣れている人には、少しヘビーかもしれない。
かなりしっかりウイスキーを感じるので。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44148DAKO#04 |
2020年11月14日[2]
No.8344: ヱビスビール 戦国 Collection 豊臣秀吉 / サッポロ
ゑびすびーる せんごくこれくしょん とよとみひでよし / さっぽろ
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イオングループとサッポロビールの共同企画
「2020イオン戦国Collection」
の限定デザイン缶が発売されている。
期間限定・数量限定で、発売日は10月20日。
この「豊臣秀吉」は東海・北陸信越・近畿エリアでの販売で、大きく「天下統一」の文字がある。
中身は通常のヱビスビールなので、味のレビューは割愛する。
アルコール分5%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ。
実は発売を事前に知っていたわけではなく、店頭でこの缶を偶然発見して購入し、
調べてみて初めて知った。昨年もやっていたようであるが、知らなかった。
ヱビスビールだけでなく、黒ラベルもこの企画の対象となっている。
北海道・東北・関東エリアでは黒ラベルが伊達政宗、ヱビスが武田信玄。
東海・北陸信越・近畿(一部店舗)エリアでは黒ラベルが明智光秀、ヱビスが豊臣秀吉。
近畿(一部店舗)・中四国・九州・沖縄エリアでは黒ラベルが毛利元就、ヱビスが加藤清正。全部で6種類ある。
私が購入した店舗ではこの1種類のみ売られており、また、他のイオングループ店舗では今のところ遭遇していない。
今後どこかで黒ラベルのほうにも遭遇すれば買うが、積極的に探し回るつもりはない。
全店舗で取り扱いがあるわけではなく、探索しても巡り会えないことがこのような企画では多いからだ。
また、近畿は「一部店舗」の注書きがあるとおり、エリア内のどこかで販売区域が区切られているのかもしれないので、
どこでどの缶が売られているのかも定かではない。
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ビール
CODE:44148DATS#25 |
2020年11月15日[1]
No.8345: 99.99 クリアユズ <限定> / サッポロ
ふぉーないん くりあゆず <げんてい> / さっぽろ
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サッポロ 99.99(フォーナイン)の限定品「クリアユズ」。
発売日は、11月10日。昨年もこの時季に出ていたものである。
昨年の缶は白色だったが、今年は青色。どっちも柚子のイメージではないが、シリーズ他商品との関係であろう。
グラスに注いだ液色は、無色透明。
注いでいる時、炭酸がジュワジュワと音を立てており、
その後は細かな気泡が多量グラスの中を立ち昇っている。
香りは、ややジューシーな柚子香。青臭い特徴的な香りはあるが、甘そうでもある。
口当たりは酸が鋭いものの、すぐに甘味が感じられる。
99.99シリーズにしては、ちゃんと甘い印象。さらに軽い苦味も感じられる。
飲み込んだ後には、やはり甘味と苦味が口に残る。
アルコール分9%。果汁0.1%。原材料名:ウォッカ、ゆず、糖類/炭酸、酸味料、香料。
豊かに広がる柚子の香りとみずみずしく爽やかな風味をお楽しみください。
柚子の香味がシャープなので、甘さをつけないと飲みにくいと考えたのだろうか。
このシリーズにあるまじき甘さとも思え、個人的にはこの仕上がりはあまり賛同できない。
飲みにくくてもいいから、もっと甘くない仕上がりにすべきではないか。ストイックな味わいこそが、
99.99のアピールポイントなのだから。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44149LSEK#05 |
2020年11月15日[2]
No.8346: サザンスター 芳醇の金 <2020年限定> / オリオン
さざんすたー ほうじゅんのきん <2020ねんげんてい> / おりおん
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オリオンの新ジャンルサザンスターブランドの新顔「芳醇の金」。
発売日は9月8日。
グラスに注いだ液色は、中程度の黄金色。泡はほんのり黄色できめ細かく、
当初はよく盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
香りは、爽やかなホップ香がはっきりと立っており、新ジャンルにしては秀逸。
口当たりは非常にクリア。香りはビールっぽかったが、味はやはりコクがなく、その点は新ジャンルらしいが、
それでも特有の臭みがほとんどなく、すっきりした味わい。
わりと苦味が強く、渋味もあるが、後キレは良い。
アルコール分6%。原材料名:発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、大麦、米、コーン、スターチ、糖類)、
スピリッツ(大麦)。
サザンスターブランド横断企画「沖縄のお祭りデザイン缶」として売られている。
芳醇の金 は発売と同時にこのデザイン缶であり、商品自体が限定品であることから、
イラストのない缶は発売されないのかもしれない。
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新ジャンル
CODE:44149WALIUM#68 |
2020年11月16日[1]
No.8347: セブンプレミアム クリアクーラー カベルネスパークリング <期間限定> / アサヒ
せぶんぷれみあむ くりあくーらー かべるねすぱーくりんぐ <きかんげんてい> / あさひ
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セブンプレミアム クリアクーラーの「カベルネスパークリング」。
事前に発売情報をつかんでいなかったが、つい先日店頭で偶然発見した。
グラスに注いだ液色は、極めて薄いピンク色。気泡は少なめで、炭酸は強くなさそう。
香りは、甘味の強そうなぶどう香。見た目は薄いが、香りはわりと深みがある。
味は甘味がしっかり。さらにぶどうらしい渋味も感じられ、軽く酸味もある。
アルコール感もわりとしっかり。
飲み込んだ後には、酸味と渋味と軽い苦味が残る。
アルコール分6%。果汁1%。氷点凍結仕込み。
原材料名:ウオッカ(国内製造)、レモンライムスピリッツ、ぶどう果汁、糖類/炭酸、酸味料、香料。
果実の風味をより感じていただくため、氷点凍結仕込みのフルーツスピリッツを加えています。
カベルネとしか書いていないので、正確な品種はわからないが、
赤ワイン用品種であるカベルネ・ソーヴィニヨンではないかと推測される。果汁はたった1%だが、
渋味があって高貴な味わいの雰囲気だけはうまく出ている。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44150SEST#UK |
2020年11月16日[2]
No.8348: サザンスター 熟コクの赤 沖縄のお祭りデザイン缶 / オリオン
さざんすたー じゅくこくのあか おきなわのおまつりでざいんかん / おりおん
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オリオンの新ジャンルサザンスター「熟コクの赤」。
これは、今年(2020年)3月に サザンスター 麦の味わい として新発売されたもののリニューアル品。
7月下旬から順次切り替えとのことである。
グラスに注いだ液色は、新ジャンルにしてはかなり濃いめの黄金色。
泡もほんのりベージュ色で、やや粗く、当初こそ良く盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
香りは、新ジャンルらしい甘いニュアンスがほんのりと感じられるものの、概ねクリア。
見た目の印象通り、深みのありそうな香り。
味は香りの印象通り、まろやかで適度な深みや苦味、渋味が感じられる。
新ジャンル特有の甘さがあり、またビールほどのコクはないが、新ジャンルにしてはしっかりした味わいだ。
アルコール分6%。原材料:発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、大麦、米、コーン、スターチ、糖類)、
スピリッツ(大麦)。
今日取り上げたのは、8月下旬頃から切り替わっている限定デザインの「沖縄のお祭りデザイン缶」である。
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新ジャンル
CODE:44150WALIUM#RN07L |
2020年11月17日[1]
No.8349: 氷結 デリシャス ピノ・ノワール / キリン
ひょうけつ でりしゃす ぴの・のわーる / きりん
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セブン&アイグループ限定商品である キリン氷結 デリシャス「ピノ・ノワール」。
この製品が最初に登場したのは2018年。それから暫くの間売られていたが、気づいたら見かけなくなっていた。
今般、めでたく復帰したようなので、買ってみた。発売日は不明。
昨日、同じセブン&アイP.B.で赤ワイン用品種を使った クリアクーラー カベルネスパークリング
を掲載したところだが、こちらはいわゆる留型商品で、同じく赤ワイン用品種使用である。
グラスに注いだ液色は、透明感のあるごく淡いピンク。非常に細かな気泡が、グラスの中を断続的に立ち昇っている。
香りは、こっくりと甘味の強そうなぶどう香。ピノ・ノワールというよりは、巨峰っぽい。
味は香りの印象どおり甘味が強い。適度な渋味を伴っており、ぶどうらしい味わいと言えるが、
そもそも果汁が少ないので、ジューシー感はそんなにない。
アルコール感は強め。飲み込んだ後には、甘味と軽い渋味が口に残る。
アルコール分7%。果汁1.1%。
原材料名:ぶどう果汁(ピノ・ノワール果汁)、ウオッカ(国内製造)、糖類/炭酸、酸味料、香料、
甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
赤ワインの代表的なぶどう品種である『ピノ・ノワール』の氷結ストレート果汁を使用した、
みずみずしく香り高い贅沢な味わいをお楽しみください。
缶に「ピノ・ノワール芳醇仕立て」と書いてある。しかし、ピノ・ノワール種を使ったワインのような高貴な味わいかというと、
残念ながら程遠い。ただ、香りがころっと巨峰のような甘さがあるのに対し、味わいはそこまで濃厚ではなく、
適度な繊細さを持っている点は評価できる。
ちなみに前作はアルコール8%だったのに、今作は7%。
強さで押さない方がいいという判断は、正しいと思う。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44151SEST#UK |
2020年11月17日[2]
No.8350: WATTA パッションフルーツ / オリオン
わった ぱっしょんふるーつ / おりおん
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オリオンのチューハイブランド WATTA が、今年の5月26日からリニューアルしている。
この「パッションフルーツ」もその1つだが、やっと入手できた。
実はリニューアル前の製品も入手できなかったために、当サイトでは初お目見えということになる
(リニューアル前に存在していた WATTAストロング パッションフルーツは掲載済)。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明。かすかにゴールドっぽいかな?という程度。
細かな気泡がグラスの中を断続的に立ち昇る。
香りは、実にパッションフルーツらしいトロピカルで酸っぱそうな香りが満載。
味は、香りの印象ほど酸っぱくはなく、穏やかな酸と控えめな甘味がバランスを取っている。
アルコール感はあまり強くない。
アルコール分5%。果汁1%。沖縄県産パッションフルーツ由来エキス使用。
原材料名:パッションフルーツ果汁、パッションフルーツエキス、ウォッカ(国内製造)/炭酸、酸味料、香料、ビタミンC。
販売者:オリオンビール株式会社、沖縄県豊見城市豊崎1-411。製造所:オエノンプロダクトサポート株式会社、
兵庫県神戸市灘区新在家南町3-2-28。
レモンやシークヮーサーに負けず劣らず、このパッションフルーツも酸味の効いたさっぱりした味わいで、
実に缶チューハイ向きのフレーバーだということがわかる。本州でも大々的に売ればかなり人気が出るように思うのだが。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44151HKUMSJ#175 |
2020年11月18日[1]
No.8351: 冬物語 <限定醸造> / サッポロ
ふゆものがたり <げんていじょうぞう> / さっぽろ
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11月17日発売の サッポロ「冬物語」。
缶に Since1988 と書かれているとおり、今年で発売33年目となるロングセラーで、
季節限定ビールのパイオニアといえる存在だ。
グラスに注いだ液色は、濃いめの黄金色。
泡はやや黄色っぽく、きめ細かく、当初は力強く盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
香りに華やかさはなく、モルトの穀物っぽい力強さ、甘さを感じる。
味はガッシリした苦味の押しが強く、スケールが大きい。アルコールのボリューム感があって、
少し粗野かと思うと、ほわっとした甘味を伴う。
飲み込んだ後には、力強い苦味が口中に残る。
アルコール分6%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ、米、コーン、スターチ。
缶デザインは、近年ずっと変わっていないようである。製品自体、昔ほどの話題性がなくなり、
取扱店舗も減っているような気がする。他社が競合商品を投入してくるから埋没しているというのもあるが、
長年にわたる新ジャンルの隆盛で、ビールが相対的に地盤沈下してしまったという背景もある。
目下、ビール系飲料の税率変更が進行していることから、もう少し踏ん張って、この歴史を絶やさないようにして頂きたい。
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ビール
CODE:44152DAEE#01 |
2020年11月18日[2]
No.8352: WATTA レモン檸檬 / オリオン
わった れもんれもん / おりおん
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オリオンのチューハイブランド WATTA が、今年の5月26日からリニューアルしている。
この「レモン檸檬」は、当初数量限定品として売られたものだが、好評だったため通年品となったものである。
グラスに注いだ液色は、ほんのり黄色っぽく色づいている程度。
細かな気泡がグラスの中を断続的に立ち昇る。
香りは、鮮烈で尖りがあり、なおかつ深みも感じさせる。
尖った感じはシークヮーサーによるものであり、深みがありそうなところはレモンリキュールによるものだろう。
口当たりは、非常にスッキリさっぱり。シークヮーサー由来と思われる鋭い酸味が切り込んできて、
その後ほのかに青臭い感じを残す。甘味は非常に控えめだから、口の中は常にさっぱり。
アルコール感は強くない。後キレは非常に良い。
アルコール分5%。果汁2%。沖縄県産レモン由来エキス使用/沖縄県産平実檸檬(シークヮーサー)果汁使用。
原材料名:レモン果汁、シークヮーサー果汁、レモンエキス、ウォッカ(国内製造)/炭酸、酸味料、香料、ビタミンC。
販売者:オリオンビール株式会社、沖縄県豊見城市豊崎1-411。製造所:オエノンプロダクトサポート株式会社、
兵庫県神戸市灘区新在家南町3-2-28。
缶に書かれているとおり、漢字の「檸檬」は、平実檸檬(ひらみれもん=シークヮーサー)を意味している。
つまり、通常のレモンと平実檸檬を使っているから、「レモン檸檬」というネーミングなのだ。
私は当初の数量限定発売時(2020年3月)には入手できなかったので、今回初めて飲んだが、
とても沖縄らしいハイブリッドな製品で、人気の理由がよくわかる。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44152HKUMSJ#176 |
2020年11月19日[1]
No.8353: 寶 極上フルーツサワー 丸おろしゆず <限定> / 宝酒造
たから ごくじょうふるーつさわー まるおろしなつみかん <げんてい> / たからしゅぞう
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寶 極上レモンサワー の派生シリーズである 極上フルーツサワー の限定「丸おろしゆず」。
発売日は、11月17日。
グラスに注いだ液色は、しっかり濁りのある薄黄色。ゆずでこんなに濃く濁っているのはめずらしい。
グレープフルーツ果汁みたいだ。
注いでいる時、炭酸がジュワジュワ音を立てているが、すぐに静まる。
香りは、もう絶対に間違いのない柚子。苦そうで、酸っぱそうで、青臭く弾けるようなフレッシュな柑橘香。
味は、まったく甘くない。柚子特有の苦味と青臭さが来て、気づけばかなり酸っぱい。
シャープすぎて、飲みにくいと感じる人もあるかもしれない。
そのくらいストイックで、硬派なチューハイ。
果汁2%。アルコール分7%。プリン体0。甘味料0。
原材料名:ゆず果汁、ゆずペースト、ゆずスピリッツ(国内製造)、焼酎、糖類/酸味料、炭酸、香料。
皮までまるごとすりおろしたようなゆずの贅沢な果実感と樽で貯蔵熟成させた宝焼酎のコクのある味わいが特長です。
宝焼酎の味わいがサワーの美味しさの秘訣です。
さすがタカラ製品といえる、おもねらない仕上げ。万人に好いてもらおうなどとは最初から思っていない。
ターゲット層を絞り込み、そのターゲット層からは絶大なる支持を得られるような製品。
いつも思うが、大手でこの潔さを貫いているところがタカラさんの良心であり、ファンをつかんで離さない魅力である。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44153DAEE#02 |
2020年11月19日[2]
No.8354: サッポロ黒ラベル DISCOVER STAR BEATS 2nd キャンペーンデザイン缶 / サッポロ
さっぽろくろらべる でぃすかう゛ぁー・すたー・びーつ せかんど きゃんぺーんでざいんかん / さっぽろ
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コンビニエンスストア限定企画 サッポロ黒ラベル「DISCOVER STAR BEATS 2nd」
のキャンペーンデザイン缶。発売日は、11月16日。
今年(2020年)6月に第1弾が行われたキャンペーンの第2弾で、対象チェーンは
セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート、デイリーヤマザキ、ミニストップ、KGC、JR東日本リテールネット、
セイコーマートとなっている。
今回のキャンペーンは、2020年11月16日〜2021年2月5日の期間限定。
特設サイトでゲームに挑戦し、クリアすることでもらえるポイントに応じて賞品が当たるという企画。
なお、中身は通常の 黒ラベルなので、味のレビューは割愛する。
アルコール分5%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ、米、コーン、スターチ。
前回キャンペーン時と缶デザインの基本は変わっていないが、よく見るとサッポロらしく雪の結晶がちりばめられていたり、
冬を意識したデザインになっている。
サッポロさんはこのようなキャンペーンを積極的に行っており、また、CM展開などを見てもわかるように、
従来オジサン臭いイメージのあった黒ラベルを、若者にも手に取ってもらうための努力を続けている。
当サイトとしても、応援したい。
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ビール
CODE:44153SEES#03 |
2020年11月20日[1]
No.8355: 果実の瞬間 福岡産あまおう <冬限定> / アサヒ
かじつのしゅんかん ふくおかさんあまおう <ふゆげんてい> / あさひ
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アサヒ果実の瞬間シリーズの 冬限定2種が出た。発売日は、11月17日。
2種のうち、今日は「福岡産あまおう」を飲みたい。
グラスに注いだ液色は、透明感のある淡いピンク。
細かな気泡がグラスの中を断続的に立ち昇っている。
香りは、たっぷりと甘いいちご香。シンプルだが、濃い。
アルコール臭はほぼない。
味は香りの印象どおり甘味が強いが、軽い酸味も感じる。
ハッキリ言って果汁感というものはなく、いかにも人工的な甘さだが、
炭酸のピリピリ感のため、そんなにくどくはない。
果汁0.1%。アルコール分4%。
原材料名:アルコール、いちご果汁、糖類(国内製造)/炭酸、酸味料、香料、カラメル色素、野菜色素。
昨年 も出ていたものであるが、中身は変わっていないようである。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44154DAEE#03 |
2020年11月20日[2]
No.8356: WATTA エンダーオレンジ <数量限定> / オリオン
わった えんだーおれんじ <すうりょうげんてい> / おりおん
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オリオンのチューハイブランド WATTA に投入された数量限定品「エンダーオレンジ」。
発売日は、10月26日。エイアンドダブリュ沖縄(株)とのコラボによる商品である。
グラスに注いだ液色は、透過性のある薄オレンジ色。かなり人工的な色である。
細かな気泡がグラスの中を断続的に立ち昇っている。
香りは、オレンジの皮を搾ったような、苦そうで酸っぱそうなオレンジ香で、
あまりコクはなさそう。
口当たりは炭酸のビリビリとした刺激とともに、香りに感じた苦味や酸味がある。
さらに、甘味もしっかりとある。但し、ジューシー感はないので、
この甘味は果汁ではなく無理矢理つけられたものだと感じる。低果汁の限界だが、
本品はむしろチープなオレンジドリンクっぽいところに良さがあるのだろう。
アルコール分3%。果汁1%。エイアンドダブリュのオレンジドリンク濃縮液使用。
原材料名:ウォッカ、オレンジ果汁、オレンジドリンク濃縮液、糖類(果糖ぶどう糖液糖(国内製造)、砂糖)
/炭酸、酸味料、香料、着色料(黄5、黄4)。
販売者:オリオンビール株式会社、沖縄県豊見城市豊崎1-411。
製造所:沖縄ボトラーズ株式会社、沖縄県国頭郡本部町字伊豆味163。
オリオン社のニュースリリースに、次のような説明がある。
採用フレーバーの「A&Wオレンジ」は、「ときどき無性に飲みたくなる」と沖縄県民に愛される商品で、ルートビアに並ぶ、
エイアンドダブリュを代表するドリンクです。沖縄では親しみを込めてエイアンドダブリュを「エンダー」と呼びますが、
今回のWATTA限定商品も、同じように親近感をもって楽しんでほしいという思いから、
「エンダーオレンジ」というフレーバー名を採用いたしました。
本州の人間である私は A&Wオレンジ を知らなかったが、沖縄の皆さんにとっては、
子供の頃から親しんでいる味なのだろう。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44154HKUMSJ#25 |
2020年11月21日[1]
No.8357: 麦とホップ ダブルビター <限定醸造> / サッポロ
むぎとほっぷ だぶるびたー <げんていじょうぞう> / さっぽろ
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11月17日に発売された サッポロ麦とホップの限定派生商品「ダブルビター」。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡はやや黄色っぽく、かなりきめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
見た目がビールっぽいことから、かなり期待して香りを嗅ぐと、
残念ながら、通年品の麦とホップに似たソフトクリームみたいな甘い匂いがある。
味は香りの印象とはやや異なり、最初にしっかりめの苦味が感じられる。
商品名のとおり、かなりビターな印象だが、その背後にほわっと甘さがあって、その点は新ジャンルらしい。
だが、この堅い苦味と甘さの共存は、どこかIPA(インディアペールエール)に似てなくもない。
アルコール分6%。原材料名:発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、大麦)、スピリッツ(大麦)。
ビターホップ2種の苦みと深み。
新ジャンルにしてはしっかり飲みごたえがあり、特有の甘さを打ち消すように強い苦味が立ちはだかっている。
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新ジャンル
CODE:44155DAEE#04 |
2020年11月21日[2]
No.8358: キリンラガービール / キリン
きりんらがーびーる / きりん
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キリンラガービールが7月中旬から新しくなっているが、まだ取り上げていなかった。
ロングセラーなどという軽い言葉で片付けられないくらい、同社を代表するビールだが、
なんと約10年ぶりのリニューアルとのことである。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡は純白できめ細かく、泡持ちも悪くない。
香りは、従来品同様、穀物っぽい落ち着いた匂いが中心で派手さはないが、
少しだけホップ香のみずみずしさもフィーチャーされ、若返った感じもする。
口当たりは非常に澄み切っている。キリンラガーらしくガッシリした苦味がまず来て、
華やかさなどはないが、みずみずしい透明感があって、後キレが良い。
他に突出したものがない分、収れん性のある苦味が強調されているようにも感じる。
アルコール分5%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ、米、コーン、スターチ。
キリンラガーは、その昔、熱処理から非熱処理(生ビール)に変えた時から、
牙を抜かれヤワな味わいになってしまったようだったが、
2010年のリニューアルの際、
少しだけ往年の苦味が取り戻されたように感じた。
今回、その原点回帰がさらに進められ、くっきりとした、
それでいてバランスの良い苦味が再現されているように、私には感じられた。
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ビール
CODE:44155DAKO#RN07 |
2020年11月22日[1]
No.8359: 果実の瞬間 青森産青りんご <冬限定> / アサヒ
かじつのしゅんかん あおもりさんあおりんご <ふゆげんてい> / あさひ
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アサヒ果実の瞬間シリーズの 冬限定2種が出た。発売日は、11月17日。
2種のうち、一昨日既に 福岡産あまおう を掲載しているので、今日はもう一方の「青森産青りんご」を。
グラスに注いだ液色は、うっすらと白濁。
気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
香りは、かなりナチュラルな感じのりんご香。いかにも青りんごという、キリッと酸が立ったようなイメージ。
味は香りの印象どおりフレッシュな感じの酸味が立っている。
果汁が少ないことから味わいにコクはないが、それがむしろスッキリとした舌触りをつくっている。
炭酸が軽くピリピリと効いていて、それも引き締めに役立っている。
果汁1%。アルコール分4%。
原材料名:アルコール、りんご果汁、糖類(国内製造)/炭酸、酸味料、香料。
昨年 も出ていたものであるが、中身は変わっていないように感じた。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44156DAEE#03 |
2020年11月22日[2]
No.8360: ホワイトサワー / 北海道麦酒醸造
ほわいとさわー / ほっかいどうびーるじょうぞう
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北海道麦酒醸造の「ホワイトサワー」。
この商品の存在を知らなかったが、当サイトの協力者
森康哲さん から寄贈されたものである。
アピタ・ピアゴ限定商品とのこと。
グラスに注いだ液色は、薄い白色。グラスの向こう側が見えそうで見えない程度の濁り具合。
気泡は少なく、炭酸はあまり強そうではない。
香りは、缶を開けた瞬間からミルクのような甘い香りが漂っていて、酸は弱そうな印象。
味は香りの印象どおり、甘さが優勢で、酸味はあるものの穏やか。
濃厚さはなく、スッキリ軽やかに飲み進められる。
アルコール分3%。北海道産低脂肪牛乳使用。シールド乳酸菌100億個配合。
原材料名:低脂肪牛乳、乳酸菌飲料、アルコール、糖類(国内製造)、乳酸菌(殺菌)/炭酸、酸味料、香料、
安定剤(大豆多糖類)。
やさしい甘酸っぱさが楽しめる乳酸菌入りのすっきりヨーグルトテイストのお酒です。
森永乳業シールド乳酸菌配合。
3ヶ月ほど前に飲んだ、同じ北海道麦酒醸造の 北海道ミルクサワー はもう少し濃い感じだったが、
こちらはとても軽快。
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チューハイ・カクテル等
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