2020年12月3日[1]
No.8381: サッポロ黒ラベル 第97回箱根駅伝缶 / サッポロ
さっぽろくろらべる だい97かいはこねえきでんかん / さっぽろ
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毎年出ているサッポロ黒ラベル「箱根駅伝缶」。今年の発売は12月1日であった。
そんなにたくさん流通しているわけではないので、入手できる年とできない年があり、
また、入手できたとしても発売からだいぶ経ってからという年もあるのだが、
今年はなんと発売前夜に近所のセブンイレブンで発見した。
駅伝の開催は、年明けの1月2日、3日であるから、まだ1ヶ月先である。
なお、中身は通常の黒ラベルなので、味のレビューは割愛する。
アルコール分5%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ、米、コーン、スターチ。
缶には、出場校名が記載されている。
青山学院大学、東海大学、國學院大學、帝京大学、東京国際大学、明治大学、早稲田大学、駒澤大学、創価大学、
東洋大学、順天堂大学、中央大学、城西大学、神奈川大学、国士舘大学、日本体育大学、山梨学院大学、法政大学、
拓殖大学、専修大学、関東学生連合。以上の20大学+1(学連)である。
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ビール
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2020年12月3日[2]
No.8382: −196℃ ストロングゼロ ビターレモン / サントリー
まいなす196ど すとろんぐぜろ びたーれもん / さんとりー
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サントリー -196℃ ストロングゼロシリーズ通年5種が新しくなっている。
8月下旬から順次切り替えとのこと。
既に ダブルレモン、ダブルグレープフルーツ、
ダブルシークヮーサー を取り上げたが、今日は「ビターレモン」を飲みたい。
グラスに注いだ液色は、ほんのり黄色っぽく濁っている。
香りは、キリッと酸が立ち、苦味の強そうなレモン香。青臭い香りだ。
味も香りの印象どおり、非常にシャープ。ビターレモンの名の通り、苦味と酸味が強く、甘さはほぼない。
アルコール感は極めて強い。飲み込んだ後にも、苦味と鋭い酸味が口に残る。
アルコール分9%。プリン体ゼロ。糖類ゼロ。レモンピール・レモン浸漬酒使用。
原材料名:レモンピール、レモン、ウオツカ(国内製造)/酸味料、炭酸、香料、酸化防止剤(ビタミンC)、
甘味料(アセスルファムK)。
従来品も非常にシャープな味だったので、ハッキリ言って変化は感じ取れなかった。
今回のリニューアルの売りは、浸漬酒が進化して飲みごたえが向上したとのことだが、
このシャープなキャラクターでは、それを実感するのは難しい。
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チューハイ・カクテル等
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2020年12月4日[1]
No.8383: ザ・プレミアム・モルツ プラチナ <特別限定醸造> / サントリー
ざ・ぷれみあむ・もるつ ぷらちな <とくべつげんていじょうぞう> / さんとりー
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サントリー ザ・プレミアム・モルツ「プラチナ」。
発売日は12月1日で、セブン&アイグループ限定商品である。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡は純白で非常にきめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
香りは、かなりしっかりとフルーティな甘さがあって、味わいのコクを連想させる。
但し、甘いだけでなく、しっかり麦芽の力強さも感じる。
口に含んだ瞬間、香りに感じたフルーティな甘味がまず広がるが、
その甘味は、しっかりした苦味の鎧に包まれている。なんとも複層的な飲みごたえである。
飲み進めると、甘やかなコクと、後を締める苦味がずっとバランス良く残る。
アルコール分6%。原材料名:麦芽(外国製造)、ホップ。
希少ホップ使用のエールビール
世界の生産量のわずか0.3%にあたる白ワイン様の香りが特徴の希少なハラタウブランホップを使用。
気品ある香りと柔らかなコクが愉しめるエールビールです。
限定品として出されたのがもったいないくらい、高品質なビール。従来のプレモルファンだけでなく、
新たなファンをも獲得しそうな魅力的で懐深い製品だ。
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ビール
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2020年12月4日[2]
No.8384: ワイン屋さんのサングリアサワー 赤ワイン×オレンジ / サントリー
わいんやさんのさんぐりあさわー あかわいん×おれんじ / めるしゃん
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メルシャンから11月17日に発売された「ワイン屋さんのサングリアサワー 赤ワイン×オレンジ」。
コンビニエンスストア限定商品である。
グラスに注いだ液色は、やや暗い赤紫色で、少し濁りがある。
気泡は少なく、炭酸はマイルドそう。
香りはフルーティな柑橘香と、ややぶどうジュースっぽい赤ワイン香。
味はオレンジのキュートな酸味が、赤ワインの深みある味わいに溶けている。
そこに炭酸のややピリッとした触感が加わり、爽やかな口当たり。
甘味も弱いわけではないが、酸味とうまく拮抗している。
飲み込んだ後には、ワインのアルコール感がほんのりと残る。
アルコール分6%。甘味果実酒(発泡性)。輸入果汁使用 香料・甘味料無添加。
原材料名:濃縮還元ぶどう果汁(外国産)、濃縮果汁<(ぶどう、オレンジ)(外国産)>/炭酸、酸味料。
販売者:メルシャン株式会社 東京都中野区中野4-10-2。販売場:藤沢工場 神奈川県藤沢市城南4-9-1。
製造所:株式会社ニッセー 静岡県焼津市下江留896-6。
缶入りやびん入りのサングリア製品は、これまでにも各社から多々出ているが、
本品はさすがメルシャンといえる納得のクオリティ。ただ甘く飲みやすいだけではない。
しっかりワインらしい味わいがある。
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チューハイ・カクテル等
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2020年12月5日[1]
No.8385: おいしいチューハイプレミアム イタリア産 カベルネ・ソーヴィニヨン / 宝酒造
おいしいちゅーはいぷれみあむ いたりあさん かべるね・そーう゛ぃによん / たからしゅぞう
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タカラ おいしいチューハイプレミアム「イタリア産 カベルネソーヴィニヨン」。
ファミリーマート限定商品で、発売日は12月1日。
カベルネソーヴィニヨンとは、ボルドー地方などで有名な赤ワイン用ぶどう品種である。
グラスに注いだ液色は、非常に濃い紫色で、グラスの向こう側が見えない。気泡は少なく、炭酸は弱そう。
香りは、甘味と渋味がともに強そうな、深いぶどう香。巨峰などのような甘さのコクとは少し違い、
渋味先行のワイルドな味が想像される。
味はイメージ通り渋味が強いものの、かなり酸味が鋭いことに驚く。
一般的にワイン用ぶどう品種は糖度が非常に高く、生食用のような甘酸っぱさとは違うはずなのだが、
この製品は意外にも酸が強烈。ワインにはならないような粒を使っているのか?と思う。
飲み進めると、強い酸味としっかりした渋味が、口中にどんどん蓄積される感じである。だから濃いのに、
甘ったるい印象はない。
果汁50%。アルコール分3%。
原材料:ぶどう(カベルネソーヴィニヨン:イタリア産)、ぶどうピューレ、ぶどうエキス、
ぶどう種子エキス、アルコール、赤ワイン、糖類/酸味料、炭酸、香料、着色料(ぶどう果汁)。
代表的な赤ワイン用ブドウ品種であるカベルネ・ソーヴィニヨンの果汁をたっぷり50%使用した濃醇な味わいです。
原材料を見ると、赤ワインも使われている。酸味が強いのは、そのせいなのかもしれない。また、
ぶどうピューレやぶどうエキスも使われているが、他の品種なのかもしれない。
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チューハイ・カクテル等
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2020年12月5日[2]
No.8386: クリアアサヒ HELLO NEW DREAM プロジェクトデザイン缶 / アサヒ
くりああさひ はろー・にゅー・どりーむ ぷろじぇくとでざいんかん / あさひ
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クリアアサヒの「HELLO NEW DREAM」プロジェクトデザイン缶。
いつからこの缶に切り替わったのか、発売日は不明だが、最近売場にはこの缶が並んでいる。
現行クリアアサヒは、昨年12月にリニューアルしたものだが、
なんと当サイトでは現行品をまだ取り上げていなかった。通常缶を掲載する前に、
この特別なデザイン缶を取り上げることになってしまった。
グラスに注いだ液色は、中程度の黄金色。新ジャンルにしてはしっかりめ。
泡は純白できめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
香りは、かなりすっきりとして透明感がある。
以前のクリアアサヒは、ソフトクリームみたいな甘いニュアンスがかなりあったのだが、
それがだいぶ軽減されている。反面、麦芽使用率が低いことによる雑穀臭のようなものは相変わらず感じられる。
口当たりはすっきりとして、名前の通りクリアな味。
ビールらしいコクが乏しい点は致し方ないとして、浮ついた甘さがなく、透明で後キレが良い点はすばらしい。
アルコール分5%。原材料名:発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、大麦、コーン、スターチ)、スピリッツ(大麦)。
HELLO NEW DREAM プロジェクトは、本年をもって活動を停止するジャニーズ事務所の「嵐」と、
賛同企業13社で展開するもの。ちなみに13社は、日立グローバルライフソリューションズ、
日本郵便、アサヒ飲料、ジェーシービー、日清オイリオグループ、久光製薬、ライオン、森永製菓、エバラ食品工業、
アサヒビール、第一三共ヘルスケア、コーセーコスメポート、花王の各社で、いずれも嵐とつながりのある企業である。
改めて、こんなにたくさんの一流企業と関わっていた嵐というグループのすごさを認識した。
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新ジャンル
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2020年12月6日[1]
No.8387: いちばん桜 PREMIUM <限定醸造> / オリオン
いちばんざくら ぷれみあむ <げんていじょうぞう> / おりおん
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冬の限定商品として2002年から販売されているオリオン いちばん桜 が、
今年は「いちばん桜 PREMIUM」として登場。発売日は、11月4日。
少し遅くなったが入手したので、飲んでみたい。
グラスに注いだ液色は、透過性のある淡い赤銅色。泡は深いベージュ色できめ細かく、
当初はよく盛り上がって、泡持ちも悪くない。
甘く華やかなホップ香に、ほんのりロースティなニュアンスが混じる。
深みと力強さを感じる。
味はしっかりしたコクと適度な甘味。その後をしっかり収れん性のある苦味と渋味が締める。
一口一口力強さを感じ、飲み込んだ後には強い苦味とブラウンな感じの余韻が残る。
アルコール分6%。沖縄県産大麦使用。桜の花びら使用。
原材料名:麦芽(外国製造)、ホップ、大麦、桜花塩漬け。
ほんのり赤い色、華やかな香り。桜の花びらを使用した、特別なビールです。
長く続く人気商品なのに、随分大胆なリニューアルをしたものだ。マンネリ化に対する危機感を覚えたのだろうか。
季節限定商品なので、これまでのファンがたとえ離れたとしても、新たに開拓できればいいと考えたのだろうか。
これまでの商品とはまったく別物になってしまったと言える一方で、
今回初めて桜の花びらを原材料に用いることで、「いちばん桜」という名前に本当にふさわしいビールになったとも言える。
これは、酒税法改正によるビールの定義変更があったからこそのリニューアルであろう。
桜を使っても、今なら堂々とビールを名乗ることができる。
ちなみに「桜花塩漬け」を使っているからといって、とりわけ桜の風味がするわけではないし、
塩気を感じるわけでもない。ただ、ビールにコクを与えていることは確か。
桜風味がするならやめておこうと考えるなら、そんな心配は無用である。
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ビール
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2020年12月6日[2]
No.8388: アシード アスター 完熟沖縄シークヮーサーのチューハイ / アシードブリュー
あしーど あすたー かんじゅくおきなわしーくゎーさーのちゅーはい / あしーどぶりゅー
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アシードブリューのアシードアスター「完熟沖縄シークヮーサーのチューハイ」の缶が新しくなっているので、入手した。
グラスに注いだ液色は、しっかりと黄色く濁っている。シークヮーサーチューハイの中でも、かなり濃い部類。
香りは、鋭く青臭い柑橘香で、まさにシークヮーサー。酸が非常に強そうな印象。
味は香りの印象通り酸味が強く、グリーンな感じの味わい。甘さはもちろんあるが、酸と拮抗していて、
かなりシャープ。飲み進めると、青臭い味が口に広がる。
果汁5%。アルコール分5%。原材料名:シイクワシャー果汁、ウォッカ(国内製造)、果糖ぶどう糖液糖/炭酸、
酸味料、香料。
ASTER アスターとは、ギリシャ語で星を意味し、光り輝く製品を皆様へお届けしたいという思いを込めています。
南国の海風と燦燦とふりそそぐ太陽で育てられた完熟沖縄シークヮーサーのチューハイです。
完熟ストレート果汁のみ使用した贅沢な味わいをお楽しみください。
以前に飲んだものと、中身は変わらないようである。
アシードブリューは広島の会社なので、中国地方にはかなり出回っているのかもしれないが、
他地域ではあまり目にしない。
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チューハイ・カクテル等
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2020年12月7日[1]
No.8389: 隼天ハイボール / 南アルプスワインアンドビバレッジ
はやてはいぼーる / みなみあるぷすわいんあんどびばれっじ
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11月17日にファミリーマート限定商品として発売された「隼天ハイボール」。
隼天(はやて)とは、以前からファミリーマートで売られている国産ブレンデットウイスキー。
その缶入りハイボールが、満を持して登場というわけだ。
グラスに注いだ液色は、ごく淡い黄金色。
缶ハイボールはだいたいそうだが、この製品もウイスキーにしては薄いと感じる。
香りは、クリスピーな樽香と、ほのかにピート臭があり、本格的で深みがある。
味は甘味がほのかにあり、アルコール感がしっかり。
但し、少し酸味がある点は、やや人工的な感じもする。
飲み込んだ後にも、酸味と軽い苦味が残る。
アルコール分8%。
原材料名:ウイスキー(国内製造)、ポリデキストロース/炭酸、酸味料。
基本的に強いので、普段弱い缶ハイボールを飲んでいる人には、やや重たいと感じられるかもしれない。
缶は美しい瑠璃色ベースで、とてもハイボールとは思えないお洒落さ。
隼天のボトルの絵が描かれ、製品特性のアピールもバッチリなのに、シックなパッケージになっている。
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チューハイ・カクテル等
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2020年12月7日[2]
No.8390: アシード アスター 福島もものチューハイ / アシードブリュー
あしーど あすたー ふくしまもものちゅーはい / あしーどぶりゅー
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アシードブリューのアシードアスター「福島もものチューハイ」。
初めて入手したが、調べてみると、今年(2020年)3月16日の発売だったようである。
グラスに注いだ液色は、深く濁りのある薄黄色。もも果汁がたくさん入っていそうな見た目。
香りも、かなり果汁感の強いナチュラルな白桃香。濃厚な味が想像される。
味は香りの印象通り自然な桃の味わい。もちろん果汁そのものというわけにはいかないが、
桃らしい生臭い感じの風味は再現されている。ただ、甘さは適度に抑えられ、さらに炭酸のピリッとした感じも味を引き締めている。
果汁10%。アルコール分5%。原材料名:もも、ウォッカ、果糖ぶどう糖液糖(国内製造)/炭酸、
酸味料、香料。
ASTER アスターとは、ギリシャ語で星を意味し、光り輝く製品を皆様へお届けしたいという思いを込めています。
福島の昼夜の寒暖差が育んだ芳醇な甘さの福島もものチューハイです。
ストレート果汁のみ10%使用した贅沢な味わいをお楽しみください。
日頃、アシードブリューの社名を目にするのは、GMSなどのP.B(プライベートブランド)製品の供給元(製造者)
としてという機会が多いが、こうしてナショナルブランドの展開も行っている。残念ながら、まだ大ヒットには至っていないが、
縁の下の力持ちが表舞台に出て、存分にその力を発揮している。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44171IKOS#266 |
2020年12月8日[1]
No.8391: 注いでうまい こだわり酒場のレモンサワー / サントリー
そそいでうまい こだわりさかばのれもんさわー / さんとりー
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店頭で偶然発見して購入。
サントリー こだわり酒場のレモンサワーのびん入り製品で、「注いでうまい」と名付けられている。
びん入りだからといって、同シリーズの「レモンサワーの素」(25%)みたいに高アルコールではなく、
これはそのまま飲める9%。ただグラスに氷を入れて、注いで飲むことが推奨されている。
サントリー社から発売の事前告知がなく、サイトにも掲載されていない。情報がほとんどないのだが、
検索してみると、イオングループ限定商品で、11月17日発売らしいことがわかった。
指示通り、氷をたっぷりと入れたグラスに注いでみる。
液色はほぼ無色透明のように見え、本当はシリーズ品同様かすかに濁りがあるのかもしれないが、よくわからない。
注いでいる時、炭酸がジュワジュワと音を立てている。
香りは、非常にシンプルでシャープなレモン香。ただ、氷に注いでいることで、缶入り製品のような弾ける感じがあまりない。
味は甘味がほとんどない。酸味は強いはずだが、温度が低いためにそれもあまり強烈には感じない。
当初はアルコール感もあまり感じない。
ところが、飲み進めるとさすがに強さが実感される。
アルコール分9%。レモン浸漬酒使用。
原材料名:レモン、スピリッツ(国内製造)、焼酎/酸味料、炭酸、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
内容量は250mlで、少ないように見えるが、たっぷりの氷をグラスに入れることが前提なので「2杯分」と書かれている。
入手価格は税別178円で、2杯分なら安いと感じられるが、よく考えれば同シリーズの缶入り
キリッと男前 も9%で、350ml入ってもっと安いので、本品は相当割高であることがわかる。
まさに売り方の妙だが、あまり損したような気がしないのは、氷に注いでも薄く感じられない味だからであろう。
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チューハイ・カクテル等
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2020年12月8日[2]
No.8392: 美酢 ビネガーサワー カラマンシー / CJ FOODS JAPAN
みちょ びねがーさわー からまんしー / しーじぇーふーずじゃぱん
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美酢(ミチョ)は CJ FOODS JAPAN から出ているフルーツビネガーを使ったお酒で、健康志向の高まりとともに、
かなり色々なところで売られているのを見るようになった。その「美酢」を用いたR.T.D.が、
この「美酢ビネガーサワー」である。
存在を私は知らなかったのだが、
当サイトの協力者
森康哲さん が寄贈してくださった。
グラスに注いだ液色は、濁りのある黄色。注いでいる時は気泡が踊っているが、すぐに静まる。
香りは、苦味と酸味が強そうで、尖りのあるグリーンな感じの柑橘香が強く、そこにほんのり酢酸の匂いが乗る。
口当たりはシークヮーサーのように青臭い苦味と酸味があり引き締まっているが、
飲み込む時、喉に酢酸の刺激を少し感じる。甘味は抑えられ、キリッとして爽やかだが、
やはり果汁だけではない押しの強さがある。
ビネガーサワーだと言われなくても、酢(ビネガー)が使われていることはすぐにわかる。
アルコール分4%。果汁7%。
原材料名:カラマンシー果汁、りんご酢、スピリッツ、果糖ぶどう糖液糖(国内製造)/炭酸、酸味料、ビタミンC、香料。
カラマンシーは「奇跡の果実」と呼ばれる柑橘類で、シークヮーサーのようなすっきりとした味わいをお楽しみいただけます。
かなり好みの分かれる製品だと思うので、フルーツビネガーが得意でない人には勧められない。
カラマンシーは「四季柑」とも呼ばれ、シークヮーサーに似た柑橘だが、これまでR.T.D.としては、
長らく キリン(メルシャン)本搾りチューハイ でしか見たことがなかった。
今年、アサヒもぎたてストロング の限定品としてリリースされたことはあるが、それ以外の存在を私は知らない。
お酒と相性のいい柑橘なので、もっと商品化されても良いように思う。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44172PRST#UK |
2020年12月9日[1]
No.8393: 本搾りチューハイ 冬柑 <期間限定> / キリン
ほんしぼりちゅーはい ふゆかん <きかんげんてい> / きりん
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キリン本搾りチューハイの期間限定「冬柑」。発売日は、12月8日。
グラスに注いだ液色は、うっすらと黄色っぽく濁っている。グラスの向こう側が見えるくらいの透過性があり、
例年よりも少し薄いかな?と感じる。
香りは、青臭い柑橘香が中心だが、ただそれだけではないジューシーさも併せ持つ。
味は苦味がキリッと強く、それに付随して柔らかな酸味も感じられ、甘さは皆無。
適度な青臭さがあるが、不思議に伸びやかなジューシー感もある。
後キレは良く、飲み込んだ後には苦味とシャープな酸味が残る。
果汁11%。アルコール分5%。香料・酸味料・糖類無添加。
原材料名:グレープフルーツ、ゆず、レモン、すだち、かぼす、ウオッカ/炭酸。
たっぷり果汁とお酒だけでできている、ゆず・すだち・かぼすの上品な香りとほのかな苦味が楽しめる、
ギュッと搾った5種の柑橘のさっぱりとした味わいが、冬の味覚にぴったりなチューハイ。
原材料名等を見る限り、昨年の製品 と中身は同じであるようにも思うが、
味わった感じは若干違う。何だか少し柔らかくなったように感じたのは、
単に私がこの味に慣れてしまったからだろうか。
甘いチューハイが好きな人には、酸っぱ苦いだけで飲みにくいと感じられるだろうが、
そこがこのチューハイの魅力である。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44173DAEE#01 |
2020年12月9日[2]
No.8394: サザンスター 超スッキリの青 沖縄のお祭りデザイン缶 / オリオン
さざんすたー ちょうすっきりのあお おきなわのおまつりでざいんかん / おりおん
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オリオンの新ジャンル サザンスターが、2020年6月下旬から
サザンスター 超スッキリの青 として生まれ変わっている。
当サイトではつい先日取り上げたばかりであるが、
サザンスターブランドの他の派生商品も含め、8月下旬頃からこの「沖縄のお祭りデザイン缶」に切り替わっており、
刺激の黒、芳醇の金、
熟コクの赤 と既に3種取り上げている。
遅ればせながら、「超スッキリの青」の「沖縄のお祭りデザイン缶」を。
中身は通常品なので、味のレビューは割愛する。
アルコール分5%。原材料名:発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、大麦、米、コーン、スターチ、糖類)、
スピリッツ(大麦)。
サザンスターは優秀な新ジャンルなので、もっともっと売れていいと思う。
アサヒビールを通じて全国に流通しているはずであるが、あまり目にしないのが現状だ。
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新ジャンル
CODE:44173WALIUM#08L |
2020年12月10日[1]
No.8395: −196℃ ストロングゼロ 林檎ダブル <限定> / サントリー
まいなす196ど すとろんぐぜろ りんごだぶる <げんてい> / さんとりー
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サントリー -196℃ ストロングゼロ の期間限定「林檎ダブル」。発売日は、12月8日。
グラスに注いだ液色は、やや濁りのある淡いゴールド。注いでいる時は、大量の気泡が音を立てているが、
すぐに静まる。
香りは、ツンと酸の立った感じのりんご香で、少し苦味も感じさせる香り。
さらに、適度に甘味もありそう。
味は、酸がキリッと立っている。甘味は控えめで、軽い苦味がある。アルコール感は強い。
甘ったるくなく、後キレが良い。
アルコール分9%。糖類ゼロ。りんご果汁2%。りんご浸漬酒使用。
原材料名:りんご、ウオツカ(国内製造)/炭酸、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、
カラメル色素。
当サイトで把握している限り、2018年 に発売されて以来、2年ぶりの登場である。
中身は変わっていないようであるが。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44175DAEE#02 |
2020年12月10日[2]
No.8396: ミントハイボール / セコマ
みんとはいぼーる / せこま
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セイコーマート限定商品とみられる セコマ「ミントハイボール」。
入手したのはつい先日なのだが、調べてみると、今年6月20日の発売だったようである。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明。
注いでいる時、ジュワジュワ音を立て、その後は多量の気泡がグラスの中を立ち昇っている。
香りは、ミントの爽やかさが際立っているが、ジンの香りにうまく溶け込んでいる。
原材料を見ると、ミントジンと書かれている。つまり、ジンの製造過程でミントが使われているため、
単にジンベースのカクテルにミントが入れられているのとは違い、両者がうまく調和しているのだ。
さらに柑橘っぽい香りもあると思ったら、
原材料にシークヮーサー果汁とある。
味は、それらの要素が渾然一体として、爽やかで甘酸っぱい。
ジンなので、やや薬臭いような香味があるが、だからこそ本格的なカクテルっぽい。
スーッとして、キリッと辛口で、酸っぱさが少し口に残る。
アルコール分6%。北海道滝上町産ハッカ使用。
原材料名:ミントジン(国内製造)、スピリッツ(国内製造)、シークヮーサー果汁、
糖類/炭酸、酸味料、香料。
販売者:株式会社セコマ、札幌市中央区南9条西5丁目パーク9・5ビル。
製造場:日本アスパラガス株式会社、北海道岩内郡岩内町字野束22番地3。
そもそもお酒にミントの香味は好みが分かれると思うので、万人受け製品とは言い難いが、
本格的なカクテルのような雰囲気のあるRTDだ。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44175ASTS#173 |
2020年12月11日[1]
No.8397: 99.99 クリアシャルドネ <限定> / サッポロ
ふぉーないん くりあしゃるどね <げんてい> / さっぽろ
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サッポロ 99.99(フォーナイン)の限定品「クリアシャルドネ」。
発売日は、12月8日。
シャルドネは、白ワイン用ぶどう品種で、特にフランスのブルゴーニュで高品質のワインを生むほか、
今や世界各国のワイン産地で植えられている人気の白ぶどうである。
グラスに注いだ液色は、無色透明。
注いでいる時、炭酸がジュワジュワと音を立てており、
その後は細かな気泡が多量グラスの中を立ち昇っている。
香りは、シャルドネらしいふくよかなぶどう香が立ち、甘そうな雰囲気を湛えている。
但し、99.99ブランドで出す以上、甘ったるい味ではないだろう。
実際の味は、まず口に入れた瞬間に強めの炭酸がピリピリと舌先に感じられ、
とてもシャープであり、味気ないくらいに甘味が抑制されていて、さらっとクリアな口当たりである。
但し、まったく甘くないわけではなく、ほのかに白ぶどうらしいふくよかさというか、
甘やかな雰囲気がある。このシリーズらしく、アルコール感ももちろん強く、後キレは良い。
アルコール分9%。果汁0.1%。原材料名:ウォッカ、ぶどう、糖類/炭酸、酸味料、香料、カラメル色素。
シャルドネ果汁を使った上品な香りとみずみずしい味わいをお楽しみください。
もっともっと甘さを抑え込めばよかったのではないかと思う一方、
シャルドネ味だからと手に取った多くの消費者からすると、味にコクがなくてがっかりという感想もあるかもしれない。
だがそれも、99.99というブランドの特徴を知っていれば、このあたりの落とし所が、
頃合としてはちょうど良かったと理解できるのではないだろうか。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44176DAEE#03 |
2020年12月11日[2]
No.8398: TOPVALU BESTPRICE ハイボール / 合同酒精
とっぷばりゅ・べすとぷらいす はいぼーる / ごうどうしゅせい
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イオングループP.B.である TOPVALU BESTPRICEブランドの缶入りハイボール。
初めて発見してからもうだいぶたつが、やっと入手した。
グラスに注いだ色は、淡いゴールド。缶入りハイボールの中では、濃い部類である。
注いでいる時ジュワジュワと音を立て、その後はたくさんの細かな気泡がグラスの中を断続的に立ち昇っている。
香りは、爽やかなレモン香が立ち、その奥にひっそりウイスキー香がある感じ。
だから、そんなに強い印象はない。
味はレモンの酸味がキュンと効いているが、ウイスキーらしさもちゃんとある。
ただ、そのウイスキーがいかにも安物というか、樽香とは若干違うゴムっぽい風味がある。
アルコール感は比較的しっかりしているが、レモン風味のために軽快で飲みやすい。
アルコール分7%。原材料:ウイスキー、スピリッツ、レモン果汁(シチリア産レモン)、糖類/炭酸ガス、香料、カラメル色素。
販売者:イオントップバリュ株式会社 千葉県千葉市美浜区中瀬1-4。製造場:合同酒精株式会社 千葉県松戸市上本郷字仲原250番地。
当サイトで前回TOPVALUのハイボールを取り上げたのは、2018年。
その時の製品は、アルコール9%でもっと強かった。
今回の製品は、度数も下がり、口当たりが非常に軽やかで爽やかになっている。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44176DAEE#UK |
2020年12月12日[1]
No.8399: トリスハイボール缶 ビターオレンジ / サントリー
とりすはいぼーるかん びたーおれんじ / さんとりー
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トリスハイボール缶の限定品「ビターオレンジ」。
発売日は、12月8日。
グラスに注いだ液色は、やや濁りのある薄黄色。いかにもオレンジ果汁が入っている感じ。
注いでいる時、炭酸がジュワジュワと音を立てて気泡が踊っているが、すぐに静まる。
香りは、フレッシュ感のあるオレンジ香が前面に出ているが、酸っぱそうというよりは、苦そうだ。
そしてウイスキー香は、オレンジの背後に控えている感じ。
味は香りの印象どおりオレンジの皮のような苦味が目立つが、
しっかりとアルコール感もある。オレンジは元々ウイスキーとは相性が良いので、
それをうまく活かした味づくりと言える。
アルコール分7%。オレンジ果汁0.2%。
原材料名:ウイスキー、オレンジ、糖類/炭酸、酸味料、香料。
前回発売は、2019年2月だったので、およそ1年10か月ぶりの登場ということになる。
定番品にしてもいいくらい、飲み飽きない製品だと個人的には思う。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44177DAEE#04 |
2020年12月12日[2]
No.8400: アサヒ・オリオン サザンスター 超スッキリの青 冬限定デザイン缶 / アサヒ(オリオン)
あさひ・おりおん さざんすたー ちょうすっきりのあお ふゆげんていでざいんかん / あさひ(おりおん)
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オリオンビールの販売エリアは、基本的に沖縄県及び奄美群島地区に限定されているのだが、
いくつかの製品は、アサヒビールを通じて全国に流通している。だが、その流通量はお世辞にも多いとは言えない。
今日飲む「サザンスター」は、オリオン社では2020年6月下旬から「超スッキリの青」
としてリニューアルしており、当サイトでも既に取り上げているが、アサヒビールを通じた製品にはなかなか出会えなかった。
ところがつい先日、近所のスーパーに突如としてこの「冬限定デザイン缶」が現れたので、購入に至った。
中身はオリオン版と同一なので、味のレビューは割愛する。
アルコール分5%。原材料名:発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、大麦、米、コーン、スターチ、糖類)、
スピリッツ(大麦)。製造者:オリオンビール株式会社 沖縄県豊見城市豊崎1-42。
製造所:沖縄県名護市東江2-2-1。販売元:アサヒビール株式会社 東京都墨田区吾妻橋1-23-1。
アサヒ版のパッケージには、本品のように大きく「沖縄」と書かれていることが多く(そうでないデザインの場合もある)、
一目でわかる。もちろん、缶をよく見れば、Asahi のロゴもみつかる。
もっと多くの販売店で取り扱ってくれるとうれしいが、そのためには、我々消費者がもっとたくさん買わなければ。
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新ジャンル
CODE:44177DAKO#UK |