2021年1月2日[1]
No.8441: スーパードライ ジャパンスペシャル 世界遺産デザイン缶 厳島神社 <特別限定醸造> / アサヒ
すーぱーどらい じゃぱんすぺしゃる せかいいさんでざいんかん いつくしまじんじゃ <とくべつげんていじょうぞう> / あさひ
|
|
|

アサヒビール2020年歳暮ギフト限定商品として発売された、
アサヒスーパードライ ジャパンスペシャル「世界遺産デザイン缶」ギフトセットを購入した。
発売日は、11月4日。
4種デザインがあるうち、既に 富士山、
日光東照宮、清水寺、 の3種を掲載済。
今日は4種目として、「厳島神社」を。
中身は同じものなので、味のレビューは割愛。
アルコール分5.5%。国産原料100%使用。原材料名:麦芽(大麦(国産))、ホップ、米、スターチ。
厳島神社(広島県) 1996年登録
昨年の夏に当シリーズを取り上げた時にも、ラインナップにこの 厳島神社 はあり、
夏の花火を背景にした夜景で、鳥居の色がわからなかった。今回は晴れた日中の風景で、鳥居の真っ赤な色が鮮やかに描かれている。
|
ビール
CODE:44198HKDPOL#59 |
2021年1月2日[2]
No.8442: 寶クラフト 滋賀アドベリー <地域限定> / 宝酒造
たからくらふと しがあどべりー <ちいきげんてい> / たからしゅぞう
|
|
|

びん入り 寶クラフト シリーズの「滋賀アドベリー」。発売は、5月26日であった。
販売エリアは滋賀県、京都府、福井県、石川県、富山県限定ということであるが、
私が入手したのは大阪府内のスーパー。
グラスに注いだ液色は、明るい赤紫。基本的に透過性があるが、かすかに濁っているようにも見える。
香りは、ブルーベリーのようなたっぷりとした甘さ、深みを湛えたベリー香。
あまり強くは香らないが、力強い印象ではある。
甘酸っぱい味を想像しながら口に運ぶと、意外にも苦味が強く、
甘味と酸味は控えめ。このシリーズらしい仕上げ方と言える。
飲み進めると、徐々に酸味が強く感じられるようにはなるが、甘さは弱く、最後まで甘ったるい印象はない。
果汁2%。アルコール分8%。
原材料名:ポイゼンベリー、りんご、レモン、ベリースピリッツ(国内製造)、焼酎、糖類/炭酸、酸味料、香料、
増粘剤(ペクチン、アントシアニン色素)。
アドベリーは安曇川町特産の紫色が可愛らしいベリーで、市場にほとんど出回らない希少な果実です。
アドベリーピューレ、厳選樽貯蔵熟成焼酎を合わせて丁寧に仕込みました。
爽やかで甘酸っぱい味わいをお楽しみください。
※アドベリーは、安曇川町で生産されるポイゼンベリーの愛称です。
滋賀県安曇川(あどがわ/adogawa)町のベリーなので、「アドベリー」。
だから綴りも adberry ではなく adoberry が正解らしい。
ベリー系チューハイで、こんなにすっきり甘くないものは珍しい。果実の特徴というより、
宝酒造のこのシリーズだからこその味わいだ。
|
チューハイ・カクテル等
CODE:44198PRST#221 |
2021年1月3日[1]
No.8443: セブンプレミアム クリアクーラーストロング ドライエクストラ / アサヒ
せぶんぷれみあむ くりあくーらーすとろんぐ どらいえくすとら / あさひ
|
|
|

セブン&アイグループのP.B.である セブンプレミアム のチューハイ クリアクーラーストロングの
「ドライエクストラ」。
入手したのはちょっと前になるが、発売は11月30日だったようである。
グラスに注いだ液色は、無色透明。
注いでいる時、炭酸がジュワジュワと音を立て、その後も多量の気泡がグラスの中を断続的に立ち昇る。
香りは、レモンとライムが混じったような柑橘香が感じられる。アルコール臭はそれほど強くない。
味は香りに感じた柑橘っぽい酸味に、アルコールの力強さが加わる。
少し苦味も感じ、後キレは非常に良い。
アルコール分9%。氷点凍結仕込み。
原材料名:ウオッカ(国内製造)、シークヮーサースピリッツ、レモンスピリッツ、グレープフルーツスピリッツ/炭酸、香料、酸味料。
柑橘風味の正体は、3種の柑橘スピリッツだった。ライムは使われていないが、
シークヮーサーの青臭さがライムに似ているのだろう。
糖類も甘味料も使われていない、まさにドライな味。アルコール9%なので、350mlで十分。
氷を入れたグラスに注いで、ゆっくりと飲みたい。
|
チューハイ・カクテル等
CODE:44199SEST#34 |
2021年1月3日[2]
No.8444: 國盛 知多梅酒スパークリング / 中埜酒造
くにざかり ちたうめしゅすぱーくりんぐ / なかのしゅぞう
|
|
|

清酒國盛を展開する愛知県の中埜酒造がつくる「知多梅酒スパークリング」。
昨年(2020年)4月25日にマックスバリュ東海の各店舗で先行販売され、
その後全国展開された商品のようである。
当サイトのご協力者
森康哲さん から寄贈されたものである。
グラスに注いだ液色は、濃いめの黄金色で、かなりオレンジがかっている。かすかに濁りが見られ、
細かな気泡が多量にグラスの中を立ち昇っている。
香りは深みがあり、落ち着いた梅酒香。
味は甘酸っぱくフレッシュ感ある梅味で、爽やかな口当たり。
軽い苦味も伴い、べたつくような甘さはない。
飲み込んだ後には、軽快な酸味が口に残る。
アルコール分6%。
原材料名:梅(国産)、醸造アルコール、氷砂糖/炭酸。
自家農園「國盛FARM」で収穫した、熟度の異なる南高梅のベストミックスでできた梅酒のスパークリングタイプです。
梅酒の香りとコクの深さと、スパークリングの爽快感をお楽しみください。
このような製品は、梅酒のコクを出そうとすると甘ったるくなりがちで、甘さを抑えるとコクが足りなくなる。
この製品はちょうど良い塩梅(あんばい)の濃さである。
|
チューハイ・カクテル等
CODE:44199PRST#UK |
2021年1月4日[1]
No.8445: 檸檬堂 カミソリレモン / コカ・コーラ
れもんどう かみそりれもん / こか・こーら
|
|
|

快進撃を続けている コカ・コーラ 檸檬堂 に、新メンバーが加わった。
12月28日に発売された「カミソリレモン」である。
グラスに注いだ液色は、濁りのある薄黄色。同じ9%商品である 鬼レモン よりは色が薄いようである。
気泡は少なめで、炭酸はそれほど強くはなさそう。
香りは、フレッシュ感のあるレモン香。今搾ったばかりという感じだが、そんなに強くは香らない。
苦味が強そうで、アルコール臭もそれに混じる。
味は、香りの印象どおり、強い苦味と鋭い酸味。甘さはまったくない。
飲み進めると、苦味と酸味がどんどん増幅されるような感じがして、口中がヒリヒリとしてくる。
アルコール分9%。果汁9%。無糖。原材料名:レモン、スピリッツ、食塩/炭酸、香料、酸味料、酸化防止剤(ビタミンC)。
製造者:コカ・コーラボトラーズジャパン(株) 東京都港区赤坂9-7-1。
檸檬堂 誕生(九州地区限定販売)から2年。全国発売から1年。
既に人気のチューハイブランドとして確固たる地位を築いているが、本品は、
遅れてやってきたスーパーヒーローという感じだ。
キリン氷結なども、無糖商品をヒットさせているし、さらに高アルコールということで、人気が出ないわけがない。
案の定、発売早々コンビニなどでは飛ぶように売れているようだ。
檸檬堂 のやり方を見ていると、マーケティングの原点に立ち返り、
実にベーシックな、しかし巧妙なやり口であることがわかる。
コカ・コーラ社にしてみれば、初めての分野であるアルコール飲料の世界に参戦するにあたり、
あえて競合の多い 缶入りレモンサワー というジャンルを選び、相当な出遅れであることを承知の上で、
むしろ後発であることの有利さ(どんな商品が人気かは、既に判明している)を十二分に活かしている。
素人考えでは、既に競合の多いジャンルではなく、競合の少ない独自路線を選ぶべきと思ってしまうが、
新たな市場を開拓し、新たな需要を喚起することは、実は至難の業であり、このような日常消費する商品というのは、
どうせ限られたパイの奪い合いなのだから、できるだけ大きいパイを選ぶべきなのである。
そのような綿密な分析の上に、定番レモン、はちみつレモン、
塩レモン、鬼レモン
という4種を一気に投入してその存在を大きくアピール。
さらに昨今、甘くないチューハイが市場規模を拡大していると見るや否や、この「カミソリレモン」を誕生させた。
言うなれば、巧妙な後出しジャンケン である。
発売と同時にTVCMも大量投入し、カミソリレモンという商品名も絶大なるインパクトがある。
こういう正攻法で売って、実際によく売れるというのは、取りも直さず基本の品質がしっかりしているからに他ならない。
檸檬堂 は、これでまたシェアを広げることになるだろう。塩レモンが売れなくなるかもしれないし、
定番レモンのヘビーユーザーが一部こちらに鞍替えするかもしれないが、それ以上のパワーが、この製品にはある。
|
チューハイ・カクテル等
CODE:44200LSEE#07 |
2021年1月4日[2]
No.8446: やさしい かぼすハイボール / ジェイエイフーズおおいた
やさしい かぼすはいぼーる / じぇいえいふーずおおいた
|
|
|

当サイトで以前に取り上げた JAフーズおおいた による「かぼすハイボール」
の姉妹品をみつけた。
「やさしい かぼすハイボール」という名前で、
アルコール度数4%の製品。既掲載の かぼすハイボール は8%の製品だから、
アルコール含有量は半分である。
グラスに注いだ液色は、濁りのある薄黄緑色。気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
香りは、とても青臭い柑橘香で、まさにかぼす。
青臭いといっても ゆず などとはやや違い、かなりジューシーな感じがある。
アルコール臭は弱い。
味は酸が極めて強く、それに拮抗するように甘さもつけられてはいるが、相対的に酸が勝っている。
どこか梅にも近い酸っぱさで、さらに柑橘の皮のような苦味がある。
この特有の風味のためか、度数が低いのに、わりとしっかりお酒っぽい味わいがある。
かぼす果汁8%。アルコール分4%。原材料名:かぼす果汁(かぼす(大分県産))、アルコール、水溶性食物繊維/炭酸、香料、
甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
販売者:株式会社ジェイエイフーズおおいた 大分県杵築市大字本荘1453番地の1。
製造所:株式会社ふくれん 福岡県朝倉市柿原223番地。
度数8%の やさしくない かぼすハイボールと果汁含有量は同じ。だから、ジューシー感は一緒。
ただ、甘味料が使われているのが気になる。それほど甘味が引っかかるわけではないが。
|
チューハイ・カクテル等
CODE:44200PYSO#UK |
2021年1月5日[1]
No.8447: WATTA いちごスパークリング <数量限定> / オリオン
わった いちごすぱーくりんぐ <すうりょうげんてい> / おりおん
|
|
|

オリオンのチューハイブランド WATTA の数量限定品「いちごスパークリング」。
発売日は、12月15日。
グラスに注いだ液色は、無色透明。いちごらしい色をしているわけではない。
細かな気泡がグラスの中を断続的に立ち昇っている。
香りは、見た目とは違い、とても甘いいちご香が漂っている。
単にいちごというより、いちごミルクのような甘さ。
口当たりは炭酸のビリビリとした刺激が強く、とてもシャープな印象だが、
それと共に甘いいちご味が広がる。
果汁感はなく、ひたすら人工的ではあるが、いちごキャンディを口にしたような甘さ。
軽い苦味も伴っており、くどさはない。
アルコール分5%。果汁0.1%。沖縄読谷村いちご由来エキス使用。
原材料名:いちご果汁、いちごエキス、ウォッカ、糖類(果糖ぶどう糖液糖(国内製造)、砂糖)
/炭酸、酸味料、香料。
販売者:オリオンビール株式会社 沖縄県豊見城市豊崎1-411。
製造所:沖縄ボトラーズ株式会社 沖縄県国頭郡本部町字伊豆味163。
オリオンWATTAは昨年誕生したチューハイブランドながら、もう既にこのように限定品までリリースされるようになった。
これからも多彩な商品のリリースを期待したい。
|
チューハイ・カクテル等
CODE:44201WALIUM#21 |
2021年1月5日[2]
No.8448: BROOKLIN SORACHI ACE(輸入:キリン)
ぶるっくりん そらち・えーす
|
|
|

アメリカの BROOKLIN BREWERY が、日本で生まれたホップ「ソラチ・エース」を用いてつくった
BROOKLIN SORACHI ACE。
2019年2月26日から料飲店とオンラインショップ限定で販売されたもので、私は入手を考えていなかった。
ところが、当サイトのご協力者
森康哲さん から寄贈され、めでたく飲む機会を得た。
ただ、頂いたのが昨年で、そのまま飲むのを忘れ(というか、後回しになり)、なんと賞味期限を過ぎてしまった。
味が変わっていないか。確認しつつ飲みたい。
グラスに注いだ液色は、オレンジがかった黄金色で、濁りがある。
泡はほんのりベージュ色できめ細かく、当初はよく盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
泡持ちの若干の悪さは、鮮度落ちのゆえか。
香りは、清々しいホップ香が強い。爽やかだが、熟成した白ワインのように甘くフルーティ。
本来、このホップの特徴はもっと柑橘やハーブのような鮮烈な香りが強いはずだが、
こちらも時間が経ち、熟成した感じだ。
味はかなり爽やかで、トロピカルフルーツのような甘さもある。
苦味や渋味もしっかりとあるが、爽快感が優っている。飲み込んだ後には、ほわっとした甘味と、
ビシッとした渋味が口に残っている。
アルコール分7%。原材料名:麦芽、ホップ。原産国:アメリカ。
輸入者及び引取先:麒麟麦酒株式会社。
結果として、明確な劣化は感じなかった。ほどよい熟成感があって、ホップの芳しさもしっかり感じられる。
非常に満足感の高い1本。
|
ビール
CODE:44201PRST#UK |
2021年1月6日[1]
No.8449: J-CRAFT HOPPING ガツんとIPA / 三菱食品
じぇい・くらふと ほっぴんぐ がつんと あい・ぴー・えー / みつびししょくひん
|
|
|

昨年10月6日に三菱食品から発売されたクラフトビールの新ブランド「J-CRAFT HOPPING」。
2種あるうち、今日は「ガツんとIPA」を飲みたい。
グラスに注いだ液色は、淡いブロンズ(赤銅色)。とても深いブロンド(黄金色)と言えなくもない。
泡はベージュ色で非常にきめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
香りは、実にIPAらしい鮮烈なホップ香がプンプンと立って、夏の草原のよう。
さらに少しカラメルっぽいブラウンな感じも混じり、トロピカルフルーツ的な甘さ。
味は豊かな甘味が真ん中にあり、その周りを非常に堅い苦味の殻が包んでいる感じ。
飲み進めると、その苦味がどんどん口中に蓄積されてくる。非常にパワフル。
アルコール分7%。原材料名:大麦麦芽(イギリス製造)、小麦麦芽、ホップ。
販売者:三菱食品株式会社 東京都文京区小石川1-1-1。製造場:株式会社DHCビール 静岡県御殿場市保土沢炭焼沢1015-1。
今日をリセット 明日にホップ
IPAはたのしい!
ガツんとIPAは、ホップを2度入れ、しっかりした苦味とホップ由来の柑橘のような香り。
西海岸、WEST COAST STYLE。苦いのに爽やか。
今日をリセット、明日にたのしくHOPPING
「ガツんと」という名前だが、最初にガツんと来るよりも、甘さの後から苦味がじわじわ、ゴリゴリ来る感じ。
IPA好きならすぐに虜になってしまう、わかりやすいIPA。
|
ビール
CODE:44202DATS#92 |
2021年1月6日[2]
No.8450: ハイサワー缶 レモン / 博水社
はいさわーかん れもん / はくすいしゃ
|
|
|

中身は変わっていないのに、これまで何度か取り上げている 博水社「ハイサワー缶」。
なぜ何度も掲載するのかといえば、時々缶が微妙に変わるからである。基本のデザインは全く一緒なのに、
書いてある文字が変わる。よく見ていないとわからない変化だが、
この缶チューハイは私がここ数年日常的に飲んでいるものなので、ふと気づいたら変わっていたという感じ。
今の缶になってから、もうだいぶたっているが、どうせいつも飲んでいるし、いつでもサイトに掲載できると思いながら、
もう1年くらい経ってしまった。
中身は変わっていないと思うが、いちおうレビューしておこう。
グラスに注いだ液色は、しっかりと濁った薄黄色。強炭酸で、気泡が多い
(写真は、ふだん飲んでいるように、氷をたっぷりと入れた状態)。
非常に鋭くフレッシュなレモン香。味はシャープで酸味が強く、甘さは極めて弱く、アルコール感が強い。
レモン果汁7%。アルコール分7%。原材料名:レモン(イタリア産)、醸造アルコール、ワイン、水飴/炭酸ガス、香料。
販売者:株式会社博水社 東京都目黒区目黒本町6丁目2番2号。
製造所:ジャパンフーズ株式会社 千葉県長生郡長柄町皿木203番地1。
前回掲載したのが2017年10月。その時の缶に書かれていた「スキッとした酔いごこち」というキャッチコピーが、
「強炭酸!スキッとした酔いごこち」に変わった。たったそれだけの変化だから、
日々継続的に飲んでいなければ気づかないだろう。
おそらくこんなふうに微妙に缶表記が変わっている商品など、巷にはたくさんあるに違いない。
その全部をフォローできるわけもないが、こうして気づいたものは掲載していこう。
|
チューハイ・カクテル等
CODE:44202SIH3#UK |
2021年1月7日[1]
No.8451: ザ・プレミアム・モルツ / サントリー
ざ・ぷれみあむ・もるつ / さんとりー
|
|
|

ザ・プレミアム・モルツが新しくなった。12月製造分からのリニューアルである。
グラスに注いだ液色は、中程度の黄金色。味のイメージからすると見た目は薄い感じもする。
泡は純白できめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも非常に良い。
香りを嗅いで最初に感じたのは、「意外にもすっきりしている」ということ。
プレモルというと、どうしても濃密な甘さ、強いホップ香を想像するが、
香りにくどさはなく、そんなにホップがプンプンという感じでもない。
確かに爽やかなホップ香が立っているが、モルトの穀物っぽい香りも同居。そのバランスは良い。
味にも透明感がある。従来品 はもっと甘くて分厚かったようにも思うが、
それは何代か前のもののイメージかもしれない。
きれいな飲み口であまり引っかかりはなく、それでも適度な甘味やボリューム感はある。
キレも悪くない。
アルコール分5.5%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ。
溢れだす華やかな香りと深いコクをお楽しみください。
サントリー社のニュースリリースでは、次のように説明する。
中味は、日々醸造を重ねる中で条件を細かく絞り込み、製法を追求することで、心地よい後味に磨きをかけ、
さらに上質な余韻を感じていただけるように仕上げました。
よくわからない説明というか、あまり説明をしていない文章だが、
要するに後味がより心地よく、余韻がさらに長くなったということか。
確かに、後味のみならず口に入れた最初の段階から洗練され、後キレは向上したように感じた。
余韻に関しては、このビールは元々余韻の長い味わいなので、変化はわからなかった。
|
ビール
CODE:44203DAEE#RN2012 |
2021年1月7日[2]
No.8452: 寶クラフト 沖縄シークヮーサー <沖縄・九州限定> / 宝酒造
たからくらふと おきなわしーくゎーさー <おきなわ・きゅうしゅうげんてい> / たからしゅぞう
|
|
|

寶クラフトシリーズの「沖縄シークヮーサー」。
実はこの製品、一度掲載している。
一昨年(2019年)に入手したものを昨年(2020年)1月に掲載したのだが、
今回のものは昨年、当サイトのご協力者
森康哲さん から寄贈されたものである。
見た目は何も変わっていないが、飲んでみたい。
グラスに注いだ液色は、やや濁りのある薄黄色。気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
香りは、シークヮーサーらしい青臭い柑橘香だが、そんなにどぎつい感じはなく、ジューシーさが強い。
味はキリッとシャープで、青臭い味わいが広がる。甘さは抑えられているので、余計に強い印象。
但し、アルコール感は強烈というほどでもない。
飲み込んだ後には、非常に強い酸味が口に残っている。
果汁4%。アルコール分8%。
原材料名:シークヮーサー果汁、シークヮーサーエキス、シークヮーサースピリッツ(国内製造)、焼酎、糖類/酸味料、香料、ナリンジン。
沖縄シークヮーサーの果汁とエキス、厳選した樽熟成焼酎と隠し味に泡盛を合わせた「ひとてま造り」製法で丁寧に仕込みました。
シークヮーサーならではの爽やかな酸味とお酒のコクが楽しめます。
飲んだ感想は前回と一緒。原材料名なども一緒。つまり、中身は変わっていないようである。
限定品だが、基本的に地域限定というだけで、継続的に売られているのだろう。
|
チューハイ・カクテル等
CODE:44203PRST#UK |
2021年1月8日[1]
No.8453: J-CRAFT HOPPING ジューシーIPA / 三菱食品
じぇい・くらふと ほっぴんぐ じゅーしー あい・ぴー・えー / みつびししょくひん
|
|
|

昨年10月6日に三菱食品から発売されたクラフトビールの新ブランド「J-CRAFT HOPPING」。
2種あるうち、一昨日既に ガツんとIPA を飲んでいるので、
今日はもう一方の「ジューシーIPA」を。
グラスに注いだ液色は、濁りのある黄色。
泡はほぼ白色で非常にきめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
香りは、IPAらしい青臭いホップ香が強く、トロピカルフルーツのような甘さを湛えている。
味は伸びやかな甘味があり、その周りを堅い苦味が取り囲んでいる。
ただ、ゴリゴリ押してくるほどの強さではなく、ほんわり柔らかな甘味とうまく融合した苦味。
最後までホップの甘くハーブっぽい香味が残っている。
アルコール分6%。原材料名:大麦麦芽(イギリス製造)、小麦麦芽、ホップ、オーツ麦、乳糖。
販売者:三菱食品株式会社 東京都文京区小石川1-1-1。製造場:株式会社DHCビール 静岡県御殿場市保土沢炭焼沢1015-1。
今日をリセット 明日にホップ
やっぱりIPAが好き!
ジューシーIPAは小麦麦芽やオーツ麦を加え無濾過のにごりが特徴。
トロピカルなホップの香りを楽しむにごりのIPA。東海岸、NEW ENGLAND STYLE。
軽くて甘口。
今日をリセット、明日にはずんでHOPPING
先日飲んだ ガツんとIPA が力強く重いIPAであったのに対し、
こちらは柔らかく甘いIPA。好対照なペアであり、日替わりで飲みたくなる魅力がある。
|
ビール
CODE:44204DATS#92 |
2021年1月8日[2]
No.8454: チューハイ シチリアンレモン / アシードブリュー
ちゅーはい しちりあんれもん / あしーどぶりゅー
|
|
|

このような商品の存在を知らなかったが、
当サイトのご協力者
森康哲さん から寄贈されたものである。
グラスに注いだ液色は、無色透明。
注いでいる時は、それほど炭酸は強くなさそうに見えるが、注いだ後のグラスの中では、
細かな気泡がたくさん立ち昇っている。
香りは、他社製品を引き合いに出して恐縮だが、GODO社のレモンチューハイにありがちな香り。
芳香剤のような極めて人工的なレモン香。
味は非常にシャープ。甘さがほとんどなく、酸味のみ。
アルコール度数が低めなので、そんなに酒臭いわけではないが、余分な味がないために、
アルコールを飲んでいる実感がある。
コクがなく、ひたすらすっきりした飲み口と後味。
アルコール分4%。果汁1%。
原材料名:レモン果汁、ウォッカ(国内製造)/炭酸、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
製造者:アシードブリュー株式会社 広島県福山市箕島町5725-1。
製造所:アシードブリュー株式会社 宇都宮飲料工場 栃木県下野市下石橋561。
缶を見た時は、アルコール4%という表記もあって、たぶん飲みやすい、
いわば初心者向けのジューシーなレモンチューハイだと思った。香りのイメージも、まあまあ普通。
そのまま口に運んでみて、味がほぼないことにびっくり。味がないというのは、否定的な意味ではない。
とてもストイックで、シャープなチューハイであった。
|
チューハイ・カクテル等
CODE:44204PRST#UK |
2021年1月7日[1]
No.8455: ザ・プレミアム・モルツ 香るエール / サントリー
ざ・ぷれみあむ・もるつ かおるえーる / さんとりー
|
|
|

ザ・プレミアム・モルツ と 香るエール が揃って新しくなった。
12月製造分からのリニューアルである。
先日、本家プレモルを飲んだが、今日は「香るエール」のほうを飲みたい。
グラスに注いだ液色は、やや黄色みの強い淡い黄金色。
泡は純白で非常にきめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
香りは、ひたすら柔らかく、フルーティで甘い。
従来品はもう少し酸っぱい感じがあったように思うが、気のせいだろか。
味は香りの印象どおり甘いが、すっきり感もある。苦味は弱い。
従来品と比べると、若干スリムになった印象がある。
キレも悪くない。
アルコール分6%。原材料名:麦芽(外国製造)、ホップ。
フルーティーで豊かな味わいのエールビールです。
サントリー社のニュースリリースでは、次のように説明する。
中味は、「ザ・プレミアム・モルツ」と同様、日々の醸造を通して製法を追求することで、
フルーティな香りに磨きをかけ、さらにかろやかな余韻を感じていただけるように仕上げました。
こちらも先日掲載した 本家プレモル 同様、よくわからない説明である。
ただ、「かろやかな余韻」というところだけ、確かにそれを実感した。
もたつきが軽減されたというのが、今回のリニューアルの最大の特徴だろうか。
|
ビール
CODE:44205DAEE#RN2012 |
2021年1月9日[2]
No.8456: チューハイ グレープフルーツ / アシードブリュー
ちゅーはい ぐれーぷふるーつ / あしーどぶりゅー
|
|
|

このような商品の存在を知らなかったが、昨日飲んだ シチリアンレモン と一緒に、
当サイトのご協力者
森康哲さん から寄贈されたものである。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色だが、かすかに白濁。
気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
香りは、苦味と甘味がともに強そうなグレフル香。
ジューシーさはあまりなく、味にコクがなさそうだ。
実際の味は確かにコクがなく、但し、甘味はそんなに強くない。
苦味が前面に立ち、上澄みのような味。昨日のレモンと同様、
アルコール度数が弱いのにもかかわらず、味にコクがない分だけ、酒という感じがする。
飲み込んだ後には、軽い苦味と甘味が口に残る。
アルコール分4%。果汁1%。
原材料名:グレープフルーツ果汁、ウォッカ(国内製造)/炭酸、酸味料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、香料。
製造者:アシードブリュー株式会社 広島県福山市箕島町5725-1。
製造所:アシードブリュー株式会社 宇都宮飲料工場 栃木県下野市下石橋561。
シチリアンレモンとグレープフルーツの2種を飲んでわかったことは、
いずれもジューシー感には乏しく、一言でいうと薄くてコクがなく、アルコール感も弱い。
すべてにおいて脱力系な味わいだが、それゆえくどさはなく、飲み疲れることなく、
毎日飲んでも飲み飽きないチューハイだということ。
|
チューハイ・カクテル等
CODE:44205PRST#UK |
2021年1月10日[1]
No.8457: ほろよい 白桃とオレンジ <限定> / サントリー
ほろよい はくとうとおれんじ <げんてい> / さんとりー
|
|
|

サントリー ほろよい の限定品「白桃とオレンジ」。
発売日は、1月6日。
グラスに注いだ液色は、ほんのり黄色っぽく濁っている。
気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
香りは、かなり生っぽい白桃香。
いや、決して本物の桃らしいということではなく、確かに作り物ではあるのだが、
桃らしいチューハイとはまさにこんな感じという、ど真ん中。
味はその香りの印象どおりの甘さに、
オレンジのシャープさも加わっている。だからそんなにくどくない。
伸びやかで、アルコール感はほぼないから、すいすい飲める。
アルコール分3%。果汁1.5%。
原材料名:桃、オレンジ、スピリッツ、糖類(国内製造)/炭酸、酸味料、香料。
いかにも新春らしいパッケージ。そして、「みなさまにとって素敵な1年になりますように」との文字もある。
今年ほど、ぜひ良い1年になってほしいと願う人が多い年もないだろう。
そういう多くの人たちに向けたパッケージだ。
|
チューハイ・カクテル等
CODE:44206DAKO#04 |
2021年1月10日[2]
No.8458: ザ・プレミアム・モルツ 香るエール 芳醇 <限定醸造> / サントリー
ざ・ぷれみあむ・もるつ かおるえーる ほうじゅん <げんていじょうぞう> / さんとりー
|
|
|

昨年(2020年)の夏ギフト限定商品として売られていた、ザ・プレミアム・モルツ「香るエール 芳醇」。
基本的にバラ売りはされていなかったため、入手するつもりはなかったのだが、
当サイトのご協力者
森康哲さん から寄贈され、飲む機会を得た。
グラスに注いだ液色は、明るい赤銅色、あるいは琥珀色。泡はややベージュ色で概ねきめ細かく、
当初はよく盛り上がって、泡持ちも悪くない。
香りは、フルーティで甘く分厚く、さらに柔らかなロースト香がある。
味も香りの印象どおり、甘くまろやかだが、苦味もわりとしっかり感じられる。
ロースティな感じはあまり強くなく、酸も柔らか。
アルコール分6%。原材料名:麦芽(外国製造)、ホップ。
フルーティで芳醇なエールビールです。
以前はバラで全国販売されたこともあったが、最近はこのようにギフト限定商品として、
基本的にセット販売のみ。通年とはいかないまでも、期間限定商品として普通にバラ売りしてくれたら、
それなりに売れると思うのだが。通年品のプレモルや香るエールがその分食われてしまうと考えてのことだろうか。
それとも、プレモルは人気商品であるだけに、生産体制の問題であろうか。
|
ビール
CODE:44206PRST#UK |
2021年1月11日[1]
No.8459: 75BEER / オリオン
なごびーる / おりおん
|
|
|

2019年12月10日に発売された オリオン「75ビール」。
提携先のアサヒから出ている アサヒ・オリオン75ビール は昨年春に飲み、
掲載済だが、本家のこちらを未掲載であった。
限定品ではないため、現在もオリオンの通常販売エリア(沖縄県及び奄美群島地区)で販売中。
中身は同じものであるが、簡単にレビュー。
グラスに注いだ液色は淡いアンバーで、泡はほんのりベージュ色。
力強く盛り上がり、泡持ちも悪くない。
香りは甘く、軽いロースト香を伴う。
華やかさはなく、余り強くは香らない。
味は強い苦味がまずあり、次いでほろっとした甘味。
飲み込んだ後には、強い苦味と渋味が残る。
アルコール分5%。原材料名:麦芽(外国製造)、ホップ。
製造者:オリオンビール株式会社 沖縄県豊見城市豊崎1-411。
製造所:沖縄県名護市東江2-2-1。
75BEERの「75=なご」は、地名の「名護」のことである。
スタイルとしてはピルスナーだが、同社の オリオンドラフト とはキャラクターが全く違う。
|
ビール
CODE:44207WALIUM#398 |
2021年1月11日[2]
No.8460: ほろよい 梅酒ソーダ / サントリー
ほろよい うめしゅそーだ / さんとりー
|
|
|

サントリー ほろよい シリーズの2019年8月リニューアル版。
当サイトでは未掲載だったので、少しずつ飲み進めてきた。既に2020年リニューアル版も出ているので、
1つ前のシリーズということになる。
これまで11種を掲載しており、これが最後の12種目となる「梅酒ソーダ」。
実はこのパッケージは、2020年夏に出た限定デザイン缶ではあるが、中身は2019年版で間違いない。
グラスに注いだ液色は、淡いイエローゴールド。気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
香りは、梅酒らしい甘酸っぱさだが、それほど重たさはなく、梅酒を薄めたような印象。
味は甘味が強く、酸は穏やか。アルコール感は弱い。
やはり梅酒をかなり薄めたような味わいだから、軽快で飲みやすい。
アルコール分3%。梅果汁1%。梅浸漬酒使用。
原材料名:梅、スピリッツ、梅浸漬酒、糖類(国内製造)/炭酸、酸味料、香料、カラメル色素。
芳醇な梅の香りと味わいが楽しめる、ほろよい流の梅酒ソーダです。
ほろよいシリーズは、この2019年版のあと、2020年8月下旬にまたリニューアルを敢行しているのだが、
当サイトでは未掲載。追って取り上げたいところだが、まだまだ掲載待ち商品が膨大にあり、
まったくめどが立たない状況である。
|
チューハイ・カクテル等
CODE:44207YMMS#RN1908U |