2021年2月21日[1]
No.8541: いいちこ 下町のハイボール GOLDEN BLEND / 三和酒類(製造:アシードブリュー)
いいちこ したまちのはいぼーる ごーるでん・ぶれんど / さんわしゅるい
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麦焼酎 いいちこ ブランドの缶入りハイボールである いいちこ 下町のハイボール に姉妹品
「GOLDEN BLEND」が出た。発売日は、2月9日。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明。わずかに黄色っぽいかな?と思う程度。
注いでいる時、ジュワジュワと音を立てているが、程なくして静まる。
香りは基本的にすっきり系ではあるが、ほんのりバニラっぽい甘さがある。
熟成焼酎特有のクリスピーな樽香である。
味もすっきりとした透明感ある麦焼酎の味わいだが、ふわっと甘みがある。
飲み込んだ後には、軽い酸味がキュッと引き締めてくれる。
アルコール分7%。プリン体0。糖質0。香料0。甘味料0。原材料名:本格麦焼酎(国内製造)、レモンスピリッツ/炭酸。
販売者:三和酒類株式会社 大分県宇佐市山本2231-1。製造所:アシードブリュー株式会社宇都宮飲料工場 栃木県下野市下石橋561。
先行して発売された いいちこ下町のハイボール も、当初のコンビニ限定から販路を全国の酒販店に拡大している。
人気銘柄だけに、着実に売れているようだ。この GOLDEN BLEND は、また違ったキャラクターであり、
両立は可能と思われるし、むしろ相乗効果でブランド認知度を更に高める役割となるだろう。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44248ASU3#12 |
2021年2月21日[2]
No.8542: こだわり酒場のレモンサワー / サントリー
こだわりさかばのれもんさわー / さんとりー
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サントリー こだわり酒場のレモンサワー が、新しくなった。
本年1月下旬以降、順次切り替えられている。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明だが、かすかに濁りがある。
注いでいる時、炭酸がジュワジュワと音を立てているが、程なくして収まり、
細かな気泡がグラスの中を断続的に立ち昇る。
香りは、キリッとシャープなレモン香で、押しが強い。従来品と変わらず、酸味と苦味が強そう。
味は香りの印象どおり酸が刺すように強く、生っぽい味。
アルコール感は強め。飲み込んだ後にも、はじけるようなレモンの酸味が残っている。
アルコール分7%。レモン浸漬酒使用。
原材料名:レモン、スピリッツ(国内製造)、焼酎/酸味料、炭酸、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
レモンありのままのおいしさとお酒の余韻を楽しめる、すっきり甘くないお店のうまいレモンサワー。
ニュースリリースによれば、今回、
ガス圧や原料酒のブレンドを見直し、炭酸感やレモンの香り立ちを高めたという。
ハッキリ言って違いがよくわからなかったのだが、従来から完成度の高い製品だからであろう。
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チューハイ・カクテル等
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2021年2月22日[1]
No.8543: ワインサワー<白> / サントリー
わいんさわー<しろ> / さんとりー
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2月16日に発売された、サントリー WINE SOUR(ワインサワー)。
赤と白の2種があるが、まずは「白」を紹介。
グラスに注いだ液色は、極めて淡いゴールド。
少量の細かな気泡がグラスの中を断続的に立ち昇っている。
香りは穏やかで、白ワインを薄めた感じ。ほのかにマスカットのような甘さと、レモンのような酸を感じる。
味は酸味がキュッと効いていてシャープ。甘味は弱く、微炭酸のピリッとした感じと相まって、
爽やかな飲み口。飲み込んだ後には、柑橘的酸味と軽い苦味が残る。
アルコール分5.5%。輸入果汁使用。
原材料名:濃縮還元ぶどう果汁(外国産)、濃縮レモン果汁(外国産)/炭酸、酸味料。
販売者:サントリーワインインターナショナル(株) 東京都港区台場2丁目3-3。
缶に「レモンひと搾り」と書かれているとおり、レモン果汁が用いられていて、
これが味の決め手になっている。
従来、このような製品は、飲みやすいように甘みがかなり付けられていることが多かったが、
この製品は非常にあっさりとシャープであり、最近のR.T.D.消費者の嗜好を反映しているものと思う。
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チューハイ・カクテル等
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2021年2月22日[2]
No.8544: こだわり酒場のレモンサワー キリッと男前 / サントリー
こだわりさかばのれもんさわー きりっとおとこまえ / さんとりー
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サントリー こだわり酒場のレモンサワー が、新しくなった。
本年1月下旬以降、順次切り替えられている。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明。
多量の細かな気泡がグラスの中を断続的に立ち昇っている。
従来品 はもっと濁っていたようなので、透明度が増したみたいだ。
香りは、キリッとすっきりシャープなレモン香。酸味がとても強そうである。
味は香りの印象どおり酸が強い。ほとんど甘味がなく、アルコール感も当初はそれほど強く感じないが、
すぐさまホットなアルコール感が広がってくる。
飲み込んだ後には、極めてシャープな酸味が口に残っている。
アルコール分9%。レモン浸漬酒使用。
原材料名:レモン、スピリッツ(国内製造)、焼酎/酸味料、炭酸、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
レモンありのままのおいしさとキリッとしたお酒感を楽しめる、お店のうまいレモンサワー。
ニュースリリースによれば、今回、レモンの味わいとお酒の余韻を高めたとのこと。
昨日飲んだレギュラー品同様、リニューアルによる変化はよくわからなかったが、
製品特有のキャラクターは継承され、まさに今時のレモンサワーである。
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チューハイ・カクテル等
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2021年2月23日[1]
No.8545: ワインサワー<赤> / サントリー
わいんさわー<あか> / さんとりー
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2月16日に発売された、サントリー WINE SOUR(ワインサワー)。
2種があるうち、昨日既に 白 をレビュー済。今日はもう一方の「赤」を。
グラスに注いだ液色は、透過性のある青紫。勢いよく注ぐとピンク色の泡が立つ。
香りは赤ワインの酸だけが強調されたような酸っぱそうな香り。
レモンが混じっているからなおさら酸っぱそうで、あまり深みは感じない。
味は香りの印象以上にシャープ。レモンの酸が主役として目立ち、
爽やかな口当たり。ラズベリーかクランベリーみたいな味わいにも感じる。
飲み込んだ後にも、レモンのキュンとした酸味が口に残る。
アルコール分5.5%。輸入果汁使用。
原材料名:濃縮還元ぶどう果汁(外国産)、濃縮果汁(カシス、レモン)(外国産)/炭酸、酸味料。
販売者:サントリーワインインターナショナル(株) 東京都港区台場2丁目3-3。
昨日飲んだ白と同様、缶に「レモンひと搾り」と書かれている。
赤ワインにレモンというのが、今ひとつ想像つかなかったが、カシス果汁も使われていることで、
ベリー系の甘酸っぱさとうまく呼応している。
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チューハイ・カクテル等
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2021年2月23日[2]
No.8546: Style ONE ストロングチューハイ ダブルレモン / 富永貿易(製造:大東乳業)
すたいるわん すとろんぐちゅーはい だぶるれもん / とみながぼうえき
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ユニーグループのP.B.である Style ONE(スタイルワン)の「ストロングチューハイ ダブルレモン」。
同グループには、以前はコンビニのサークルKサンクスがあったが、
ファミマに吸収され消滅したことで、今や本拠地である中京地区以外には、
同グループの店舗は極めて少ない状態となっている。
ただ、Style ONE 自体はユニーだけの展開ではなく、イズミヤとフジの各店舗でも扱われているから、
それら店舗に行けば入手可能だが、私の通常行動範囲内にはない。よって、近年は Style ONE を買う機会がほぼない。
この製品は、当サイトの中京地区在住ご協力者
森康哲さん から寄贈され、飲むに至ったものである。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明だが、かすかに白濁している。
注いでいる時は、炭酸がジュワジュワと大きな音を立てているが、程なくして静まり、
その後は細かな気泡がグラスの中を立ち昇っている。
香りは、キリッと刺激のある、切り込みの鋭いレモン香。
かなり酸っぱそうだが、アルコールも強そう。
味は香りの印象どおり、酸のアタックが強い。
非常にフレッシュ感のあるレモンの味わいで、弾けるような酸味。
まだ青いレモンを皮のままかじったかのような苦さと酸っぱさ。
最初はアルコールを余り強くは感じないのだが、
飲み進めると、次第に強いアルコールを感じる。
アルコール分8%。果汁3%。糖類ゼロ・プリン体ゼロ。
原材料名:レモン果汁、レモンエキス、スピリッツ(国内製造)/炭酸、酸味料、ビタミンC、
甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、香料。
販売者:富永貿易株式会社 神戸市中央区御幸通5丁目1番21号。
製造場:大東乳業株式会社 岐阜県各務原市松本町二丁目466番地。
地中海産レモン・瀬戸内レモン Wレモンで贅沢な味わい
近年トレンドの高アルコールで、味わいもシンプルだから飲み飽きない。
多くの人に受ける要素をきちんと備えているP.B.チューハイだ。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44250PRST#UK |
2021年2月24日[1]
No.8547: 銀河鉄道999 メーテルのヴァイツェン / ヘリオス酒造 沢内醸造所
ぎんがてつどうすりーないん めーてるのう゛ぁいつぇん / へりおすしゅぞう さわうちじょうぞうしょ
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ヘリオス酒造沢内醸造所による「メーテルのヴァイツェン」。
この缶入り商品は、2月16日にLAWSONで先行発売されたもの。
アニメ 銀河鉄道999(スリーナイン)に登場するキャラクター、メーテルのイラストが缶に大きく描かれている。
沢内醸造所は、
旧銀河高原ビールの醸造所
だったものを、沖縄のヘリオス酒造がクラフトビールの生産拡大のために取得したもの。
アニメーションとのコラボとはいえ、銀河鉄道という商品名は、銀河高原を思い起こさせる。
昔のままの味なのだろうか?飲んでみたい。
グラスに注いだ液色は、濁りのあるごく淡い黄色。
泡は純白で非常にきめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも非常に良い。
香りは、ヨーグルトっぽい甘酸っぱさで、その点は実にヴァイツェンらしいものの、
一方で、トロピカルフルーツ的な甘さ、濃密さはそれほどでもなく、あっさりした印象がある。
味は香りに感じたヨーグルト的甘酸っぱさが強く、そこにパパイヤのような甘さが柔らかく寄り添う。
苦味は極めて弱い。ボリューム感は今ひとつで、さらっとした飲み口。
アルコール分5度。原材料名:麦芽(外国製造(小麦麦芽・大麦麦芽))、ホップ。
製造者:ヘリオス酒造株式会社 沢内醸造所 岩手県和賀郡西和賀町沢内字貝沢3-647-1。
メーテルのヴァイツェン
銀河鉄道のゆかりの地、岩手県西部にある醸造所がお届けする奥羽山脈の伏流水で仕込んだプレミアムビール。
「メーテルのヴァイツェン」はフローラルなアロマ、エレガントでリッチな味わいで素敵な夜を演出いたします。
銀河高原ビール時代の定番品だったヴァイツェンのリバイバルか?と、てっきり思ったが、
味わいはだいぶスリムになっているし、液色の見た目からしてデリケートな感じになった。私はそう感じた。
沢内醸造所の再スタートだから、新たな戦術を取るのは別に悪いことではないが、
少しガッカリしたのも事実。
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ビール
CODE:44251LSEK#08 |
2021年2月24日[2]
No.8548: Style ONE ストロングチューハイ ダブルグレープフルーツ / 富永貿易(製造:大東乳業)
すたいるわん すとろんぐちゅーはい だぶるぐれーぷふるーつ / とみながぼうえき
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昨日、ユニーグループのP.B.である Style ONE(スタイルワン)の ストロングチューハイ ダブルレモン を飲んだ。
今日は同シリーズのストロングチューハイ「ダブルグレープフルーツ」を飲みたい。
当サイトの中京地区在住ご協力者
森康哲さん から寄贈されたものである。
グラスに注いだ液色は、ほんのり黄色っぽく濁っている。
気泡は少なく、炭酸は強くはなさそう。
香りは、昔ながらのグレフルチューハイによくある、ガムのように甘そうな匂い。
あまりジューシー感はない。
味は香りの印象ほど甘くない。苦味が効いており、アルコール感がとても強いので、
甘ったるい印象はない。飲めば飲むほど、そのアルコール臭さが口に広がり、
ほんのりした甘さと強めの苦味が後に残る。
アルコール分8%。果汁3%。糖類ゼロ・プリン体ゼロ。
原材料名:グレープフルーツ果汁、スピリッツ(国内製造)/炭酸、酸味料、
甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、香料。
販売者:富永貿易株式会社 神戸市中央区御幸通5丁目1番21号。
製造場:大東乳業株式会社 岐阜県各務原市松本町二丁目466番地。
ホワイトグレープフルーツ・ピンクグレープフルーツ Wの果汁で贅沢な味わい
昨日飲んだ レモン のシャープさに比べると、こちらグレープフルーツにはやや甘さがあり、
そこまでシャープではなかった。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44251PRST#UK |
2021年2月25日[1]
No.8549: 一番搾り 超芳醇 <限定醸造> / キリン
いちばんしぼり ちょうほうじゅん <げんていじょうぞう> / きりん
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キリン一番搾りの期間限定派生商品「超芳醇」。発売日は、2月24日。
グラスに注いだ液色は、濃いめの黄金色。
泡はかすかに黄色できめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも概ね良い。
香りは、ビシッと重たく、厚みのあるモルト香が中心。華やかさはない。
味は香りの印象どおり苦味が強く、さらに渋味も感じる。ただ、それほど分厚さはなく、比較的すっきりしている。
その点が一番搾りらしいキャラクターだといえる。
アルコール分6%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ。
お、濃いのにすっきり。たっぷりの麦と一番搾り製法だからできた味。
2018年に初登場し、今年で4年目である。通年品の一番搾りをベースにしつつも、
まったく別のビールに仕上がっているので、新たなファンを獲得できるであろう。
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ビール
CODE:44252DAEE#01 |
2021年2月25日[2]
No.8550: Style ONE ストロングチューハイ ダブルドライ / 富永貿易(製造:大東乳業)
すたいるわん すとろんぐちゅーはい だぶるどらい / とみながぼうえき
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一昨日から、ユニーグループのP.B.である Style ONE(スタイルワン)のストロングチューハイを続けて飲んでいる。
ダブルレモン、ダブルグレープフルーツ に続き、
今日は同シリーズの「ダブルドライ」を飲みたい。
当サイトの中京地区在住ご協力者
森康哲さん から寄贈されたものである。
グラスに注いだ液色は、無色透明。
グラスの中を大量の気泡が立ち昇っている。
香りは、ドライ系チューハイによくある、レモンライムのようなシャープな柑橘香。
口に含むと、強い炭酸がビリビリと舌先に感じられる。
味は酸味が主体で、非常にシンプル。甘さはほぼない。
アルコール感が極めて強いが、味わいには透明感があり、
後キレが良い。
アルコール分8%。プリン体ゼロ。
原材料名:スピリッツ(国内製造)、ウオッカ、ライムリキュール、レモンエキス/炭酸、酸味料、香料。
販売者:富永貿易株式会社 神戸市中央区御幸通5丁目1番21号。
製造場:大東乳業株式会社 岐阜県各務原市松本町二丁目466番地。
ダブルゼロ仕様でキレのあるドライな飲みごたえ 糖類ゼロ・人工甘味料ゼロ
アルコールが強くて甘くない。小細工の全くない、まさに酒飲み向けの缶チューハイだ。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44252PRST#UK |
2021年2月26日[1]
No.8551: サクラビール <限定醸造> / サッポロ
さくらびーる <げんていじょうぞう> / さっぽろ
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2月24日に発売された サッポロ「サクラビール」。
グラスに注いだ液色は、オレンジがかった濃いめの黄金色。
泡はほんのり黄色できめ細かく、勢いよく注ぐとよく盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
香りは穀物っぽく落ち着いていて、モルトの力強さを感じる。反面、華やかさはない。
昔ながらのサッポロビールという雰囲気である。
口に含むと、ふわっとホップの香味が広がる。苦味と渋味が強めながら、
甘いコクがあってバランスが良い。ほどほどのボディ感で、キレもある。
アルコール分5%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ、米。
缶裏に、次の説明文がある。
大正2年より九州初のビール工場※ で製造されていた「サクラビール」を現代風にアレンジしたビール。
「サクラビール」は大正から昭和初期にかけ愛された歴史あるビールです。
香ばしいコクとスッキリしたのどごしを両立させた、バランスの良い味わいをお楽しみください。
※1913年(大正2年)北九州門司地区に竣工。その後サッポロビール(株)が継承し、
2000年まで九州工場としてビールの製造を続けました。現在は"門司赤煉瓦プレイス"としてビール文化や歴史を発信し続けています。
ラベルは1913年頃のものです。
前回発売が昨年の6月16日だったので、約8か月ぶりの再登場。中身は変わっていないようである。
いかにも古(いにしえ)のビールといった風情で、懐かしさのある味わい。
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ビール
CODE:44253DAEE#02 |
2021年2月26日[2]
No.8552: 寶クラフト 京都青谷の梅 <地域限定> / 宝酒造
たからくらふと きょうとあおだにのうめ <ちいきげんてい> / たからしゅぞう
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宝酒造から出ているびん入りチューハイ・寶クラフト シリーズの「京都青谷の梅」。
発売されたのは昨年の9月1日であり、約半年が経っている。
グラスに注いだ液色は、濁りのある淡いゴールド。気泡は少なめ。
香りは、とても酸の強そうで、尖りがある。しっかり濃い梅酒から甘さを取り去ったような。
味は香りの印象どおりシャープ。しっかりと酸があり、苦味も感じる。
甘さは必要最低限という感じ。それでいてしっかり梅を感じるコクがある。
果汁2%。アルコール分8%。青谷の梅「城州白」使用。
原材料名:梅(城州白:京都産)、梅ピューレ、梅スピリッツ(国内製造)、焼酎、糖類/酸味料、炭酸、香料。
京都山城にある青谷梅林の特産品種「城州白(じょうしゅうはく)」ストレート果汁に、
梅ピューレと梅スピリッツを加え、厳選した樽貯蔵熟成焼酎を合わせる「ひとてま造り」
で飲みごたえのある味わいに仕上げました。
城州白ならではの甘い梅の香りと、かろやかな酸味が楽しめます。
販売地域は京都府・滋賀県・福井県・石川県・富山県の1府4県とされているが、
私は大阪府内で入手した。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44253DAEE#178 |
2021年2月27日[1]
No.8553: トリスハイボール缶 / サントリー
とりすはいぼーるかん / さんとりー
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新しくなったトリスハイボール缶。
発売日は、2月9日であった。
グラスに注いだ液色は、ごく淡いレモンイエロー。相変わらず、ウイスキーとは思えない薄さである。
多量の細かな気泡がグラスの中を断続的に立ち昇っている。
香りは、レモンの爽やかな香りが主体で、ウイスキーの香りはとても弱い。あっさりとした印象。
味は甘味がほぼ感じられず、キリッとシャープな口当たり。
レモンの酸もそれほどでもなく、あっさりしていて上品。最初はアルコール感をあまり感じない。
軽い苦味を伴い、飲み込んだ後に、アルコールが追いかけてくるように感じられる。
アルコール分7%。レモン浸漬酒使用。果汁0.1%。
原材料名:ウイスキー(国内製造)、レモンスピリッツ、レモン、糖類/炭酸、香料、酸味料。
今回のリニューアルにつき、ニュースリリースでは次のような説明がある。
すっきり爽快な飲み口はそのままに、中味の配合を見直し、
ほんのりとしたレモン風味が楽しめる味わいに仕上げました。
確かにレモン感が高まり、その代わりにウイスキーらしい風味が少し後退したようにも思う。
元々トリスハイボールは、チューハイ感覚で飲める軽やかさが特徴なので、
主要なファンはこのリニューアルを歓迎するだろう。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44254LSEK#18 |
2021年2月27日[2]
No.8554: CLAUSTHALER ORIGINAL(ドイツ産ビールテイスト飲料 / 輸入:都光)
クラウスターラー・オリジナル
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ドイツ産ノンアルコールビール CLAUSTHALER(クラウスターラ-)。
この製品は、当サイトのご協力者
森康哲さん から寄贈されたもので、
リカーマウンテンで売られているもののようである。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。
勢いよく注ぐと泡は力強く盛り上がって、泡持ちも概ね良い。
ここまでの見た目では、まったくビールそのものである。
香りを嗅ぐと、やはりノンアルだとすぐわかる。酸化したビールのような匂いで、ホップ香などは感じない。
味は苦味が非常に強く、かなりビールっぽい。炭酸のピリピリした刺激と相まって、
とてもシャープな飲み心地。ただ、飲み進めるとほろっと水飴みたいな甘さが若干口に残り、
そこでノンアルらしさを感じる。
アルコールゼロ。炭酸飲料。
原材料名:大麦麦芽/ホップエキス、炭酸。
原産国名:ドイツ。輸入者:株式会社都光 東京都台東区上野6-16-17。
くせは弱く、とても優秀なノンアルコールビール。これなら食事にも合いそうである。
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ノンアルコール飲料
CODE:44254PRST#UK |
2021年2月28日[1]
No.8555: トリスハイボール缶 おいしい濃いめ / サントリー
とりすはいぼーるかん おいしいこいめ / さんとりー
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昨日、新しくなった トリスハイボール缶 を取り上げたが、
今日は同時リニューアルの「おいしい濃いめ」を飲む。発売日は、2月9日。
グラスに注いだ液色は、淡いゴールド。濃いめといっても、見た目はそんなに濃くない。
香りは、レモンの爽やかさがかなり目立つが、ウイスキーの濃さもちゃんと感じられる。
味は苦味と甘味がともに強く、深い味わいで、高アルコールを実感。
レモンの爽やかさが寄り添っており、適度に爽やか。
飲み込んだ後には、しっかりウイスキーの深みが残る。
アルコール分9%。レモン浸漬酒使用。果汁0.2%。
原材料名:ウイスキー(国内製造)、レモンスピリッツ、レモン、糖類/炭酸、香料、酸味料。
缶に「レモンですっきりだゾ!」と書かれているように、単に味が濃いだけでなく、
レモンが効かせてあって爽やかというのが売りのようだ。
その証拠に、果汁含有量がリニューアル前の0.1%から0.2%に倍増。まあ、その程度の違いなら、
正直よくわからないのだけれど。
なお、商品名が以前の「濃いめ」から「おいしい濃いめ」になった。
以前から缶表記には「おいしい」の文字はあったのだけれど、今回正式に変更された。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44255LSEK#19 |
2021年2月28日[2]
No.8556: 寶クラフト 夢吟香 <地域限定> / 宝酒造
たからくらふと ゆめぎんが <ちいきげんてい> / たからしゅぞう
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寶クラフト シリーズの「夢吟香」。
発売されたのは昨年の3月17日であり、もう11か月以上が経っている。
発売地域は愛知県、三重県、岐阜県であるため、私の生活圏内では入手不可能なのだが、
当サイトのご協力者
森康哲さん から寄贈され、飲むに至った。
夢吟香(ゆめぎんが)とは、愛知県産の酒造好適米で、この製品はスパークリング清酒である。
当サイト上、「日本酒の小部屋」のページに収録すべきかと思ったが、
びん入りチューハイブランド「寶クラフト」のラインナップであることから、
こちら「ビール・発泡酒・チューハイの部屋」に収録することにした。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色だが、かすかにゴールドっぽい。気泡は少なめである。
香りは、宝酒造「澪」にも似て、たっぷりと甘さを湛えたまさに清酒。
ただ、そこにりんごのようなフルーティさが加わっているのが特徴である。
味もりんご果汁みたいな甘酸っぱさがあり、キュートである。
チューハイのようにさっぱりとした口当たりで、べたつくような甘さはない。
よって、清酒らしい深みはあまりないが、そこが長所と言えるだろう。
日本酒(発泡性)。夢吟香100%使用。
原材料名:米(国産)、米麹(国産米)炭酸ガス含有。
ラベルに名古屋城のイラストがあり、愛知を強力に主張してご当地感満載である。
清酒が苦手な人だと、香りだけでダメだろうが、そうでなければこの不思議な味わいに少し驚きつつも、
十分堪能できるだろう。
余分なものが入っていない正統派のスパークリング清酒なのに、
ここまでフルーティに仕上がっているのは、まさに驚き。節分の恵方巻きを食べる時に飲めば良かったと、少し反省。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44255PRST#348 |
2021年3月1日[1]
No.8557: グリーンズフリー / キリン
ぐりーんずふりー / きりん
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キリンのノンアルコール「グリーンズフリー」が新しくなった。
発売日は、2月24日。
グラスに注いだ液色は、しっかりめの黄金色。ノンアルにしては濃い。
グラスに勢いよく注ぐと、泡は写真をご覧の通りしっかりと盛り上がって、泡持ちも悪くない。
この見た目から、味にも期待が掛かる。
香りを嗅ぐと、残念ながら典型的なノンアル。紅茶の茶葉みたいな匂いが強く、
ホップ香もあるにはあるが、前には出てこない。
口に含むと、味は概ねクリア。苦味がくっきりと輪郭を作っているので、
ボディ感のなさを補っている。さらに、香りに感じた茶葉っぽい感じもそれほど鼻にはつかず、
甘味料を使っていないことから、後キレも良い。
アルコール0.00%。香料・甘味料無添加。
原材料名:麦芽(外国製造)、大麦、米発酵エキス、ホップ/炭酸。
太陽と大地の恵みを受け育てた原料の良さを引き出してつくっています。
ニュースリリースでは、今回の中身の変更につき、次のように説明している。
素材の良さを丁寧に引き出す日本初の製法を採用し、ビールと同じ麦芽・大麦とみずみずしい香りが特長の希少ホップ
「ネルソンソーヴィン」を新たに採用(一部使用)しました。
爽快な味わいと、雑味なくすっきりとした後味を実現しました。(香料・甘味料無添加)
確かに言われてみれば従来品よりも少しだけ「ホップ」を感じる仕上がりにはなっているが、
それほど大きな変化とは感じなかった。元々すっきりした味わいが魅力のノンアルであり、
しょせんビールではないのだから、無理にビールっぽい風味に仕上げようとあがくのは場合によっては逆効果になる。
その意味では、この程度の工夫に留めておいたことは、むしろ正解である。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44256DAKO#05 |
2021年3月1日[2]
No.8558: CO-OP グレープフルーツチューハイ / 日本生活協同組合連合会(製造:オエノンプロダクトサポート)
こーぷ ぐれーぷふるーつちゅーはい / にほんせいかつしゃきょうどうくみあいれんごうかい
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半月ほど前に、CO-OP(生協)ブランドの レモンチューハイを飲んだが、
今日は同シリーズの「グレープフルーツチューハイ」を飲む。
当サイトのご協力者
森康哲さん から寄贈されたものである。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明だが、うっすーらと、白濁しているように見えなくもない。
気泡は少なめで、炭酸はそれほど強くはなさそう。
香りは、苦味が強そうで甘そうな、昔ながらのグレフルチューハイの香り。
味はわりとすっきり。香りの印象どおり苦味が効いており、甘さはそこまで強くない。
酸味は穏やか。アルコール感も強くない。
飲み込んだ後には、ほんのり甘味と苦味が残る。
アルコール分5%。果汁4.2%。プリン体ゼロ。糖類ゼロ。
原材料名:ウォッカ、スピリッツ、濃縮グレープフルーツ果汁/炭酸、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
販売者:日本生活協同組合連合会 東京都渋谷区渋谷3-29-8。
製造場:オエノンプロダクトサポート株式会社 兵庫県神戸市灘区新在家南町3-2-28。
レモンと同様、昔ながらの典型的な廉価版缶チューハイ。但し、
甘味は抑えられ、今風にはなっている。無難で万人受けする味。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44256PRST#UK |
2021年3月2日[1]
No.8559: 濃いめのレモンサワー / サッポロ
こいめのれもんさわー / さっぽろ
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3月2日発売の サッポロ「濃いめのレモンサワー」。
グラスに注いだ液色は、しっかり濁りのある薄黄色。
大粒の気泡が多量グラスの中を立ち昇っている。
香りは、同社の レモン・ザ・リッチ と同系統。
深みがあって酸味が強烈そうなレモン香。わざとらしいくらいに酸っぱそうな感じが強調されている。
味は香りの印象どおり酸が非常に強い。そして、名前のとおり濃い。
そのためか、アルコールは7%でもそんなに強くは感じない。
ただ、飲み進めるとアルコールの強さがだんだんと実感されてくる。
果汁1%。アルコール分7%。
原材料名:レモン果汁、ウォッカ(国内製造)、レモン浸漬酒/酸味料、炭酸、香料、甘味料(スクラロース、アセスルファムK)、
酸化防止剤(ビタミンC)。
いったい レモン・ザ・リッチ とどこが違うのだろう、というくらいに似ている。
実際には果汁含有量が少なく、アルコール度数が高いので、まったく別物なのだが、
味わいの系統が非常に近い。
フルーティ感を押し出していないのと、アルコールのしっかりした飲みごたえから、
より一層酒呑み向けの商品であることはわかる。
戦略としては、サントリー こだわり酒場のレモンサワー みたいに
大衆的なラインを狙っているのだろうが、
中身はどちらかといえばスタイリッシュであり、少しギャップがある。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44257DAEE#00 |
2021年3月2日[2]
No.8560: ジムビームハイボール缶 / サントリー
じむびーむはいぼーるかん / さんとりー
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サントリー「ジムビームハイボール缶」の実はこれは旧製品。
2020年2月上旬のリニューアルだったので、もう1年経っている。
今年(2021年)1月下旬から再度リニューアルが敢行されているのだが、
それだと思って購入したところ、未掲載の旧製品であった。
グラスに注いだ液色は、極めて淡いゴールド。
多量の細かな気泡がグラスの中を立ち昇っている。
香りは、ジムビームらしいしっかりとした樽香が感じられるのだが、華やかさはそれほどでもない。
以前はもっとレモン香も強かったように思うのだが、それも少し引っ込んでいる感じ。
味はキリッとシャープで、しっかりバーボンらしい香味がある。
甘さはほぼなく、レモンの軽い酸味があって、キレが良い。
アルコール分5%。果汁0.1%。レモン蒸留酒使用。原材料名:ウイスキー、スピリッツ、レモン、糖類/炭酸、酸味料、香料。
ジムビームの特徴がよく出た、バーボン好きのための缶ハイボール。
最新の製品(2021年リニューアル版)はまだ入手していないので、見つけ次第購入して比較したい。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44257LSEK#RN2002U |