2021年6月11日[1]
No.8741: こだわり酒場のレモンサワー 夏季限定デザイン缶 / サントリー
こだわりさかばのれもんさわー かきげんていでざいんかん / さんとりー
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サントリー こだわり酒場のレモンサワー シリーズから、初の季節限定缶が登場。
5月中旬出荷分から順次切り替えとのことで、色々な所でかなり店頭に並び始めている。
季節限定と言っても、単に缶デザインのみであって、中身は通常品と変わらないのだが、
当サイトでは商品紹介の意味で取り上げたい。
定番3種のうち、まずはレギュラーの「こだわり酒場のレモンサワー」を紹介。
味については 既掲載記事 を参照されたい。
アルコール分7%。レモン浸漬酒使用。
原材料名:レモン、スピリッツ(国内製造)、焼酎/酸味料、炭酸、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
缶には「夏にうまい!」と大きく書かれ、風鈴のイラストがある。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44358DAEE#UK |
2021年6月11日[2]
No.8742: クリアフリー / オリオン
くりあふりー / おりおん
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オリオンのノンアルコールビールテイスト飲料「クリアフリー」。
当サイトでは、発売当初の2013年に一度だけ取り上げている。
その後、2017年にリニューアルしたものの未掲載であった。
グラスに注いだ液色は、中程度の黄金色。泡は純白でわりときめ細かく、
勢いよく注ぐと盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
香りは、まさにノンアルといった感じで、紅茶の茶葉みたいな匂いが強い。
一方、口当たりはかなりスッキリ。妙な甘さなどはなく、透明感があって、
後キレも良い。ただ、飲み込んだ後に、舌の上にかすかに甘いニュアンスが残る。
アルコール分0.00%。糖質0。カロリー0。プリン体0。
原材料名:果糖ぶどう糖液糖(国内製造)、食物繊維(大豆食物繊維、難消化性デキストリン)、ホップ
/炭酸、香料、カラメル色素、酸化防止剤(ビタミンC)、酸味料、苦味料、甘味料(アセスルファムK)。
欠点はあるものの、ノンアルの中ではかなり優秀。夏の日中に飲んでもいいと思える爽快さ。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44358WALIUM#UK |
2021年6月12日[1]
No.8743: J-CRAFT HOPPING ジューシーIPA / 三菱食品
じぇい・くらふと ほっぴんぐ じゅーしー あい・ぴー・えー / みつびししょくひん
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三菱食品から販売されているクラフトビールブランド J-CRAFT HOPPING の「ジューシーIPA」。
2020年10月の発売で、当サイトでは今年1月に初めて掲載しており、その後、
特にリニューアルなどの告知があったわけではないのだが、店頭で見かけたときに、
ある一部分が変化していることに気づいて、購入してみた。
どこが変わったのかは、後ほど。
グラスに注いだ液色は、濁りのある薄黄色。
泡は白色で非常にきめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
香りは、IPAらしいジューシーでやや青臭いようなホップ香が強い。
味も甘味が強めでまろやかながら、苦味も強い。ただ、その苦味は押しがそんなに強くなく、
甘味と調和するような丸さがある。
アルコール分6%。原材料名:大麦麦芽(外国製造)、小麦麦芽、ホップ、オーツ麦、乳糖。
販売者:三菱食品株式会社 東京都文京区小石川1-1-1。製造場:株式会社ディーエイチシー DHCビール静岡工場
静岡県御殿場市保土沢炭焼沢1015-1。
今日をリセット 明日にホップ
やっぱりIPAが好き!
ジューシーIPAは小麦麦芽やオーツ麦を加え無濾過のにごりが特徴。
トロピカルなホップの香りを楽しむにごりのIPA。東海岸、NEW ENGLAND STYLE。
軽くて甘口。
今日をリセット、明日にはずんでHOPPING
前回飲んだ時の原材料名表記では、
大麦麦芽について"(イギリス製造)"となっていたものが、
今回入手した缶では"(外国製造)"になっている。真偽のほどはわからないが、
今回の製品で使われている大麦麦芽には、イギリス以外の生産国のものも含まれているのかもしれない。
肝心の味はというと、違いはもちろんわからなかった。
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ビール
CODE:44359DAKO#UK |
2021年6月12日[2]
No.8744: 氷結 ウメ / キリン
ひょうけつ うめ / きりん
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キリン 氷結 が新しくなっている。今年(2021年)3月製造分からのリニューアルである。
スタンダードシリーズ全8種、ストロングシリーズ全6種があり、
スタンダードシリーズのうち みかん、ウメ、パイナップル、ストロングシリーズのうち サワーレモン、
ライムシークヮーサー、ピーチ&マンゴー の各種はパッケージのみの変更だが、
それ以外のものは中身も変わっている。
これまで、シチリア産レモン、グレープフルーツ、
みかん、もも、
パイナップル の5種飲んでおり、
今日は6種目として「ウメ」を。
グラスに注いだ色は、ごく淡いゴールド。梅酒のイメージよりは相当薄い。
香りは、梅酒っぽいコクのありそうな梅の香りで、ジューシーさもある。
味は香りの印象どおり、酸味が立っているが、甘味もしっかりめ。
濃厚さはないため、くどくない。後味もさっぱり。
アルコール分5%。果汁1.1%。原材料名:うめ果汁、ウォッカ、糖類(国内製造)/炭酸、酸味料、香料。
甘酸っぱいウメの、みずみずしくスッキリ爽快なおいしさをお楽しみください。
梅酒を使っていないので、コクがない分くどさもなく、爽やかでスッキリと飲める。
缶デザインのみの変更であり、中身は変わっていないため、缶には"NEW design"と書かれている。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44359DAKO#RN03 |
2021年6月13日[1]
No.8545: こだわり酒場のレモンサワー 追い足しレモン 夏季限定デザイン缶 / サントリー
こだわりさかばのれもんさわー おいたしれもん かきげんていでざいんかん / さんとりー
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サントリー こだわり酒場のレモンサワー シリーズから、初の季節限定缶が登場。
5月中旬出荷分から順次切り替えとのことで、色々な所でかなり店頭に並び始めている。
季節限定と言っても、単に缶デザインのみであって、中身は通常品と変わらないのだが、
当サイトでは商品紹介の意味で取り上げたい。
定番3種のうち、先日既にレギュラーの こだわり酒場のレモンサワー を掲載している。
今日は2種目として「追い足しレモン」を。
味については 既掲載記事 を参照されたい。
アルコール分5%。果汁1.6%。レモン浸漬酒使用。
原材料名:レモン、スピリッツ(国内製造)、焼酎/酸味料、炭酸、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
先日掲載したレギュラー品同様、こちらも缶には「夏にうまい!」の文字と、
風鈴のイラストが描かれているが、商品イメージを壊さないような絶妙なデザインなので、
特別なデザイン缶だとは気づきにくい。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44360DAEE#UK |
2021年6月13日[2]
No.8746: 氷結 シャルドネスパークリング / キリン
ひょうけつ しゃるどねすぱーくりんぐ / きりん
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キリン 氷結 が新しくなっている。今年(2021年)3月製造分からのリニューアルである。
スタンダードシリーズ全8種、ストロングシリーズ全6種があり、
スタンダードシリーズのうち みかん、ウメ、パイナップル、ストロングシリーズのうち サワーレモン、
ライムシークヮーサー、ピーチ&マンゴー の各種はパッケージのみの変更だが、
それ以外のものは中身も変わっている。
これまで、シチリア産レモン、グレープフルーツ、
みかん、もも、
パイナップル、ウメ
の6種飲んでおり、今日は7種目として「シャルドネスパークリング」を。
グラスに注いだ液色は、ごく淡いシャンパンゴールド。
細かな気泡がグラスの中を断続的に立ち昇っており、この点もまさにスパークリングワインのような見た目である。
香りは、これぞ白ぶどうという、たっぷりとやさしい甘さ。
もちろん、シャルドネ種を使ったワインには様々な味わいのものがあり、
高価なものはどちらかといえばキリッとした辛口が多いのだが、
缶カクテルで"シャルドネ"の名をつけたものは、このようにふんわり甘いものが圧倒的に多い。
味は香りの印象どおり甘いのだが、正直なところ「あれっ?こんなにシャープだったかな?」と感じた。
甘やかな口当たりながら、その後に続く甘さに適度なキレがあり、こってり感はない。
酸味と苦味が活かされている。
飲み込んだ後には、軽快な甘味と酸味が残る。
アルコール分5%。果汁2.5%。
原材料名:ぶどう果汁(シャルドネ果汁)、ウオッカ、糖類(国内製造)/炭酸、酸味料、香料。
上品に香るシャルドネの、みずみずしくフルーティなおいしさをお楽しみください。
2003年の誕生から実に18年も続いてきたフレーバーで、ファンも多いことから劇的な変化は遂げていないが、
時代に合わせて微調整を続けているようだ。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44360DAKO#RN03 |
2021年6月14日[1]
No.8747: こだわり酒場のレモンサワー キリッと男前 夏季限定デザイン缶 / サントリー
こだわりさかばのれもんさわー きりっとおとこまえ かきげんていでざいんかん / さんとりー
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サントリー こだわり酒場のレモンサワー シリーズから、初の季節限定缶が登場。
5月中旬出荷分から順次切り替えとのことで、色々な所でかなり店頭に並び始めている。
季節限定と言っても、単に缶デザインのみであって、中身は通常品と変わらないのだが、
当サイトでは商品紹介の意味で取り上げている。
定番3種のうち、先日既にレギュラーの こだわり酒場のレモンサワー と
追い足しレモン を紹介しているので、
今日は最後に「キリッと男前」を取り上げる。
なお、味については 既掲載記事 を参照されたい。
アルコール分9%。レモン浸漬酒使用。
原材料名:レモン、スピリッツ(国内製造)、焼酎/酸味料、炭酸、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
今回、こだわり酒場シリーズでは初のデザイン缶ということだが、
サントリーさんはそもそもこういった季節限定デザイン缶をこれまでにもよく出しているので、
今後も続けていくのだろう。また、デザイン缶が出るということは、
定番の人気商品になったということでもある。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44361DAEE#UK |
2021年6月14日[2]
No.8748: 氷結 サワーレモン / キリン
ひょうけつ さわーれもん / きりん
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キリン 氷結 が新しくなっている。今年(2021年)3月製造分からのリニューアルである。
スタンダードシリーズ全8種、ストロングシリーズ全6種があり、
スタンダードシリーズのうち みかん、ウメ、パイナップル、ストロングシリーズのうち サワーレモン、
ライムシークヮーサー、ピーチ&マンゴー の各種はパッケージのみの変更だが、
それ以外のものは中身も変わっている。
これまで、シチリア産レモン、グレープフルーツ、
みかん、もも、
パイナップル、ウメ、
シャルドネスパークリング
の7種飲んでおり、今日はスタンダードシリーズの最後(8種目)として「サワーレモン」を。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明だが、かすかに濁りがあるようにも見える。
香りは、フレッシュ感があり、尖りのある酸味の強そうなレモン香。
味はほぼ甘くない。酸味がキリッとしていて、とてもシャープ。
飲み込んだ後には、強い酸味と軽い苦味が口に残る。
アルコール分4%。糖質50%オフ。果汁4.0%。原材料名:レモン果汁、ウォッカ(国内製造)、糖類/炭酸、酸味料、香料。
早摘みレモンを主に使用した、甘さひかえめの、みずみずしくスッキリ爽やかなおいしさをお楽しみください。
今回のリニューアルで中身が変わっているはずだが、従来品との違いはわからなかった。従来から非常にシャープで甘くない製品であり、
そのキャラクターは守られている。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44361DAKO#RN03 |
2021年6月15日[1]
No.8749: 本搾りチューハイ レモン すっきり搾り <夏限定> / キリン
ほんしぼりちゅーはい れもん すっきりしぼり <なつげんてい> / きりん
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キリン本搾りチューハイの夏限定「レモン すっきり搾り」。
発売日は、6月15日。
グラスに注いだ液色は、濁りのある薄黄色。気泡はあまり多くない。
香りは、非常にシンプルでフレッシュ感のある酸っぱそうなレモン香。
味は香りの印象どおりとても透明感があり、単純に酸っぱい。
甘さはない。アルコール感は弱くはないが、強すぎる感じもない。
飲み込んだ後には、鋭い酸味と苦味が口に残る。
果汁10%。アルコール分6%。香料・酸味料・糖類 無添加。
原材料名:レモン、ウォッカ/炭酸。
すっきり搾りの名の通り、とてもすっきりした味わいだが、考えてみればこれこそが「本搾り」のスタンダード。
現在の通年品 レモン は、ウォッカと共にレモンリキュールが使われていることで、
わずかに味わいに厚みがある。このリキュールを足すという暴挙(あえてそう書かせて頂く)は、
キリンブランドに移行してから行われたことで、メルシャン時代からの往年のファンにとって、それは衝撃的な「改悪」であった。
今回の製品こそ、通年レモンにふさわしいものである(但し、果汁含有率は10%では低い)。
どうしてもリキュールを入れたものを通年レモンに置いておきたいのなら、
本品も一緒に通年販売して欲しい。「すっきりレモン」あるいは「ピュアレモン」といった名前で。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44362DAEE#00 |
2021年6月15日[2]
No.8750: 知床ドラフト <限定醸造> / 網走ビール
しれとこどらふと <げんていじょうぞう> / あばしりびーる
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北海道の 網走ビール から出ている「知床ドラフト」。
新緑の知床の春を表現したという緑色の発泡酒で、
実は当サイトでは6年ほど前に びん入り製品 を取り上げているのだが、
ちょっと前に缶入り製品を入手したので、飲んでみる。
グラスに注いだ液色は、緑茶飲料のような深緑だが、
お茶らしい色というわけではなく、いかにも人工的で、妙に鮮やか。メロンソーダを思いっきり濃くしたような色。
泡も薄緑色で、勢いよく注いだら盛り上がったが、程なくして減衰。
香りを嗅ぐと、柑橘系の清々しいホップ香が香っているが、麦芽使用量が少ないことから、
いかにも発泡酒という臭みがある。
味はかなり苦味が強い。ギュッと収斂性のある苦味が舌の両奥で感じられ、それ以外にインパクトがなく、
ビールらしいコクも乏しいので、外側だけ固い印象。
それでもホップの爽やかさが最後まで続き、キレもある。
アルコール分5%。麦芽使用率25%未満。
原材料名:麦芽、ホップ/クチナシ色素、紅花色素、香料。
網走ビール株式会社 北海道網走市南6条西2丁目2番地。
世界遺産「知床」雄大な大自然を表現
すっきりした飲み口とシトラホップの香りが調和した華やかな仕上がり。
世界遺産である知床の新緑をクリアなグリーンで表現しています。
グラスに注ぎ知床の大自然をお楽しみください。
この製品の敗因(あっ、いや、敗因などと言って申し訳ない)は、
麦芽使用量が少なすぎること。軽快な味わいが良いと思ってそうしているとしたら、
残念ながら的外れのようだ。コスト削減目的だとすると、売価が高くなってももっと本格的なビールとすべきではないか。
所詮キワモノだから、土産として見た目のインパクトだけあればいいというのであれば、
おそらくリピートはされない。いや、この色を出そうと思うと、技術的に本格的なビールは作れないのだということなら、
もう致し方ない。
非常に厳しい書き方をしてしまったが、見た目がきれいだから余計に味が気になるのだ。
ただ、前回飲んだ時の私自身の感想と見比べると、
かなり品質がアップしている。特に、シトラホップの爽やかな香りは確かに活かされている。
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発泡酒
CODE:44362ASCH#UK |
2021年6月16日[1]
No.8751: こだわり酒場のレモンサワー 夏の塩レモン / サントリー
こだわりさかばのれもんさわー なつのしおれもん / さんとりー
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サントリー こだわり酒場のレモンサワー シリーズの限定品「夏の塩レモン」。
発売日は、6月15日。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明だが、かすかに濁りがあるようにも見える。
細かな気泡がグラスの中を断続的に立ち昇っている。
香りは、このシリーズにしてはかなりフレッシュ感のあるレモン香。
酸が立っていて爽やかな印象だ。
味も香りの印象どおり、キュッとレモンの酸味が立っていて、ほぼ甘くない。
塩レモンだとわかって飲んでいるから、酸味の裏にある味わいの厚みが塩のお陰だとわかるが、
言われなければすぐにはわからないだろう。ただ、飲み進めていくと、塩っぱさが口中に蓄積されてくるので、
確かに塩レモンだと実感。
飲み込んだ後には、極めて鋭い酸味と塩味が口に残っている。
アルコール分6%。レモン浸漬酒使用。
原材料名:レモン、スピリッツ(国内製造)、焼酎、食塩/酸味料、炭酸、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
こだわり酒場シリーズは、その名の通り、下町の酒場で飲むような昔ながらの無骨な酎ハイを彷彿とさせる製品群だが、
この製品は幾分かスタイリッシュで、泥臭さの抜けたお洒落な味わいである。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44363DAEE#01 |
2021年6月16日[2]
No.8752: インドの青鬼 / ヤッホーブルーイング
いんどのあおおに / やっほーふるーいんぐ
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ヤッホーブルーイングの人気商品「インドの青鬼」。
非常に苦味の強いI.P.A.(インディアペールエール)だ。
当サイトでは 2008年 に一度取り上げており、
その後も個人的には時々購入し、飲んでいる。
常時置いてくれている店も増えているからだ。
初掲載から約13年。中身は変わっていないと思うが、この間に原材料名表記ルール等が変わっていることもあり、
改めて取り上げることとした。
グラスに注いだ液色は、濃い黄金色で、オレンジ色に近い。
泡はほんのり黄色できめ細かく、もくもくと盛り上がって泡持ちも非常に良い。
香りは、フルーティなホップ香が非常に強く、力強さを感じる。
味は甘くてジューシー。柔らかいのか?と思った瞬間、収斂性のある強い苦味がグッとくる。
その存在感は圧倒的。分厚いコクもある。飲み込んだ後にも強い苦味が口に残っている。
アルコール分7%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ。
株式会社 ヤッホーブルーイング 長野県軽井沢町長倉2148。
アルコール度が高く、ホップをふんだんに使ったインディア・ペールエールは、
18世紀の英国で、長く過酷なインドへの航海のために、劣化しにくいビールとして造られました。
そんなルーツを持つ「インドの青鬼」は、驚愕の苦味と深いコクで飲む者を虜にします。
"魔の味"を知ってしまった熱狂的ビールファンの為のビールです。
登場当時は強烈な苦味ゆえ、かなりの驚きをもって迎えられた。その後、I.P.A.というビアスタイル自体が、
日本国内でもポピュラーになってきたことで、クラフトブルワリーだけでなく、
大手メーカーからも色々と出されるようになってきた。
日頃色々なI.P.A.をよく飲む人にとっては、もはやこのビールの苦味には驚かないかもしれない。
私自身も、初めてこのビールを飲んだときになぜあんなに衝撃を感じたのだろう?と、
今では少し不思議に思っている。
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ビール
CODE:44363SIH3#UK |
2021年6月17日
No.8753: トリスハイボール缶 はじけるレモン <限定> / サントリー
とりすはいぼーるかん そよぐかぜとれもん <げんてい> / さんとりー
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トリスハイボール缶の限定品「はじけるレモン」。発売日は5月15日。
グラスに注いだ液色は、やや黄色みの強い、淡いゴールド。
注いでいる時、大粒の気泡が踊り、その後は細かな気泡がグラスの中を立ち昇っている。
香りは、爽やかなレモン香とウイスキーの匂いがうまく拮抗。
しっかりアルコール感がある。
味も香りの印象どおり、ウイスキーのアルコール感にレモン果汁のようなキュンとした酸味が混じっている。
甘味は控えめ。飲み込んだ後には、爽やかな酸味が口に残る。
アルコール分6%。レモン浸漬酒使用。果汁0.2%。
原材料名:ウイスキー(国内製造)、レモンレモンスピリッツ、レモン、糖類/炭酸、酸味料。
飲みごたえがきちっとあるのに、飲みやすい。まさに夏向きのハイボール。
トリスハイボール缶は、こうして季節限定品などを定期的にリリースしており、
缶チューハイと同じように楽しめる。そこが多くの支持を集めている一つの理由であろう。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44364DAEE#02 |
2021年6月18日
No.8754: サンキスト ホワイト レモネード・サワー <限定> / 眞露
さんきすと ほわいと れもねーど・さわー <げんてい> / じんろ
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昨年(2020年)6月に誕生した サンキストブランド 初の缶入りサワー製品の第3弾となる「ホワイト レモネード・サワー」。
期間限定品で、発売日は6月8日。
グラスに注いだ液色は、濁りのある薄黄色。気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
香りは、カルピスソーダのように甘酸っぱい乳性飲料の香りと、
レモンの尖りある香りが同居。大人しい見た目に対し、香りはかなり華やかだ。
味は香りの印象以上にレモンの酸が強く、鋭い口当たり。それと同時に、
乳性飲料のコクのある甘さが感じられる。アルコール感は強くない。
飲み込んだ後にも、強めの甘酸っぱさが口に残っている。
アルコール分4%。果汁6%。
原材料名:レモン果汁、乳または乳製品を主原料とする食品、レモンエキス、アルコール、糖類(国内製造)/
炭酸、酸味料、香料、安定剤(大豆多糖類)、増粘剤(ペクチン)。
販売者:眞露株式会社 東京都港区六本木4-4-8。
製造場:オエノンプロダクトサポート株式会社 神戸市灘区新在家南町3-2-28。
また、缶裏面に次の説明がある。
サンキストブランドから"白い"レモネード・サワー!
本場アメリカの地で古くから愛されてきた甘酸っぱいレモネードの味わいにやさしいホワイトのテイストをあわせ、
爽やかな美味しいサワーに仕上げました。
甘酸っぱく華やかな味わいは、サンキストブランドのイメージにぴったり。ただ、お酒感は弱いので、
本格的なチューハイが好きな人には向かない。
米国サンキストブランドではあるが、販売は韓国焼酎でおなじみジンロ。さらに、つくっているのは日本のオエノン。
東西複数の国のブランドが携わったハイブリッドな製品。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44365AEIT#10 |
2021年6月19日[1]
No.8755: 銀河鉄道999 車掌さんの黒ビール / ヘリオス酒造 沢内醸造所
ぎんがてつどうすりーないん しゃしょうさんのくろびーる / へりおすしゅぞう さわうちじょうぞうしょ
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6月15日に全国のローソンで先行発売された「銀河鉄道999 車掌さんの黒ビール」。
これは、今年(2021年)2月に発売された メーテルのヴァイツェン に続く
銀河鉄道999シリーズの第2弾である。
グラスに注いだ液色は、しっかり深い黒色。泡はベージュ色で非常にきめ細かく、
力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
香りは、どっしりと重く、そして落ち着いている。
タバコのようなスモーキーさが前面に出て、甘さや華やかさはあまりない。
味は香りの印象どおり引き締まっていて、苦味がギュッとくる。
厚みはあまりなく、甘さは控えめ。
適度なキレがあり、飲み込んだ後には苦味とロースティな香味が残る。
アルコール分5%。原材料名:麦芽(外国製造(小麦麦芽・大麦麦芽))、ホップ。
製造者:ヘリオス酒造株式会社 沢内醸造所 岩手県和賀郡西和賀町沢内字貝沢3-647-1。
車掌さんの黒ビール
車掌さん秘蔵の黒ビールは英国の伝統的なビアスタイル「ポーター」。
シルクのようななめらかな口当たりと、しっかりとしたビターなアフターテイストが特徴です。
車掌さんとっておきのビールを素敵な"旅"のおともに。
ある意味日本的な繊細さを持ったポーターで、ボリューム感がやや乏しいながらも、
引き締まった苦味が特徴のビール。
ヘリオス酒造は沖縄の会社だが、この
沢内醸造所 は、
もと銀河高原ビールの醸造所だった所を、クラフトビールの生産拡大のために同社が取得したもの。
この地は宮沢賢治ゆかりの花巻の近郊にあたり、銀河鉄道の名を冠した製品をつくるならここしかないというブルワリーである。
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ビール
CODE:44366LSEE#04 |
2021年6月19日[2]
No.8756: クリアゴールド / サントリー
くりあごーるど / さんとりー
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CGCグループが、サントリーと共同開発した「クリアゴールド」という新ジャンル。
CGC(シジシー)とは、Co-operative Grocer Chain の略で、
1973年に東京・新宿にある株式会社三徳の呼びかけに応じ、全国各地の中堅・中小スーパーが結集して結成された組織である
(シジシージャパンサイトより)。
私の日常生活圏内に同グループ加盟店がないため、普通であればお目に掛かる機会はないが、
当サイトのご協力者 森康哲さん が寄贈してくださったものである。
缶には新発売と書かれているが、製造が2020年10月なので、発売は昨年(2020年)である。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡は純白でわりときめ細かく、当初はよく盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
香りは、クリアで芳しいホップ香がする。かなり優秀で、ビールに近い味が期待される。
口に含んでみて、がっかりする。新ジャンル特有のふわっとした甘さが強いが、
その周りを固い殻のような苦味が取り囲む。一方、ビールらしいコクはない。
長所はと言えば、この強い苦味による飲みごたえと、比較的クリアな後キレ。
アルコール分5%。原材料名:発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、糖類)、スピリッツ(小麦)。
香りがかなり優秀で、大きな期待を持ってしまったが、
飲んでみると残念ながら凡庸。決してまずいわけではないが、それだけに残念。
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新ジャンル
CODE:44366PRST#UK |
2021年6月20日
No.8757: 氷結ストロング シチリア産レモン / キリン
ひょうけつすとろんぐ しちりあさんれもん / きりん
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キリン 氷結 が新しくなっている。今年(2021年)3月製造分からのリニューアルである。
スタンダードシリーズ全8種、ストロングシリーズ全6種があり、
スタンダードシリーズのうち みかん、ウメ、パイナップル、ストロングシリーズのうち サワーレモン、
ライムシークヮーサー、ピーチ&マンゴー の各種はパッケージのみの変更だが、
それ以外のものは中身も変わっている。
当サイトでは既にスタンダードシリーズ全8種をレビューしているが、
ストロングシリーズはまだであった。
ということでストロング全6種あるうち、今日はまず「シチリア産レモン」を飲みたい。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明。注いでいる時、炭酸がジュワジュワ音を立て、気泡が踊っているが、
程なくして収まる。
香りは、氷結らしく尖ってフレッシュ感のあるレモン香。アルコール臭も強め。
味は香りの印象どおり酸味が鋭い。甘味もあるが、やや抑え気味。
氷結らしいジューシー感はしっかり。
そして、すぐに高アルコールであることが実感される。
飲み込んだ後には、強い酸味と酒臭さが口に残る。
アルコール分9%。果汁2.6%。糖類0×プリン体0。
原材料名:レモン果汁、ウオッカ(国内製造)/炭酸、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK)。
シチリア島で収穫されたレモンを主に使用。スッキリ爽やかなおいしさとしっかりとした飲みごたえをお楽しみください。
スタンダードシリーズの シチリア産レモン は、
リニューアル前よりすっきりとシャープさが増した印象だったが、
こちらストロングはアルコールの強さのゆえか、あまりすっきりしたようには感じなかった。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44367DAEE#RN03 |
2021年6月21日
No.8758: 氷結ストロング グレープフルーツ / キリン
ひょうけつすとろんぐ ぐれーぷふるーつ / きりん
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キリン 氷結 が新しくなっている。今年(2021年)3月製造分からのリニューアルである。
スタンダードシリーズ全8種、ストロングシリーズ全6種があり、
スタンダードシリーズのうち みかん、ウメ、パイナップル、ストロングシリーズのうち サワーレモン、
ライムシークヮーサー、ピーチ&マンゴー の各種はパッケージのみの変更だが、
それ以外のものは中身も変わっている。
当サイトでは既にスタンダードシリーズ全8種をレビューし、
昨日はストロングシリーズの シチリア産レモン をレビューした。
今日はストロング2種目として、「グレープフルーツ」を取り上げる。
グラスに注いだ液色は、ほぼ透明だが、かすかに濁りがある。
細かな気泡がグラスの中を断続的に立ち昇っている。
香りは、昔ながらのグレフルチューハイらしく、ガムのように甘苦い香り。
味は香りの印象よりはシャープ。適度に甘さが抑えられ、苦味が前面に出ている。
アルコール感はとても強い。基本的にすっきりとはしているが、飲み込んだ後には甘味料特有の甘さが少し口に残る。
アルコール分9%。果汁3.7%。糖類0×プリン体0。
原材料名:グレープフルーツ果汁、ウォッカ(国内製造)/炭酸、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
ホワイトとルビーのグレープフルーツを使用。スッキリ爽快なおいしさとしっかりとした飲みごたえをお楽しみください。
従来品との違いはわからなかった。良くも悪くも、懐かしさを残したグレフルチューハイだと思う。
最近多いシャープさを強調したものとは異なり、ジューシーさを大切にしているところが氷結らしい。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44368DAEE#RN03 |
2021年6月22日
No.8759: ラムネサワー ゼロ <数量限定> / サンガリア
らむねさわー ぜろ <すうりょうげんてい> / さんがりあ
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LAWSON・ポプラ 限定商品とみられるサンガリアZEROサワーシリーズの「ラムネサワー ZERO」。
この商品自体は数年前からほぼ毎年のように夏場に登場するもので、
当サイトでも3年前に一度取り上げている。翌年以降も何度か店頭で見ることはあったが、
購入していなかった。
色々検索してみたが、今年の発売情報は見当たらず、発売日は不明。
ともかく飲んでみたい。
グラスに注いだ液色は、無色透明。ラムネというわりには気泡は多くなく、炭酸はそんなに強くはなさそう。
香りは、かなり甘そうなラムネ香で、アルコール臭もしっかりある。
味は香りの印象どおり甘味が強めだが、炭酸の刺激もあるので、くどさはない。
見た目よりも炭酸は強いようだ。ただ、甘味料特有の引っかかる感じの甘さなので、
爽快さを若干邪魔しているようには感じる。
アルコール分6%。無果汁。着色料0。糖類0。プリン体0。
原材料名:レモンエキス、グレープフルーツエキス、オレンジエキス、ウォッカ(国内製造)/炭酸、酸味料、香料、
甘味料(アセスルファムK、ステビア)。
製造者:株式会社 日本サンガリアベバレッジカンパニー 大阪市東住吉区中野4-2-13。
製造所:三重県伊賀市依那具字柳原844-1。
以前取り上げた製品と中身は同じもののようである。原材料がまったく同じ。
サンガリアらしい駄菓子感というか、安物っぽさが親しみやすいと言えなくもない。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44369LSEK#UK |
2021年6月23日
No.8760: ノメルズ ハードレモネード オリジナル / コカ・コーラ
のめるず はーどれもねーど おりじなる / こか・こーら
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コカ・コーラ社から檸檬堂に続くアルコール飲料の新ブランド「ノメルズ」が登場。発売日は、6月21日。
主にアメリカの若者の間で人気だというレモネードにアルコールを足した「ハードレモネード」を3種同時展開。
まずは「オリジナル」から飲んでみたい。
グラスに注いだ液色は、しっかり濁りのある薄黄色。確かにレモネードの見た目だ。
気泡はそんなに多くなく、炭酸は強くなさそう。
香りは、見た目のとおりしっかり深いレモン香のほか、ハーブ香が感じられる。
酸っぱいだけでなく、味に深みがありそう。
味は強い酸味と苦味が主体で、甘さは抑えめ。
ジンベースのカクテルのような香味があり、アルコール度数のわりにしっかり強い酒という飲みごたえがある。
飲み込んだ後にも、酸味と苦味が口に残る。
アルコール分5%。果汁20%。
原材料名:果実(レモン(輸入)、グレープフルーツ)、食塩、ジュニパーベリーエキス、果糖ぶどう糖液糖
/炭酸、香料、酸味料、酸化防止剤(ビタミンC)。
製造者:コカ・コーラボトラーズジャパン(株)
まるでジンのようなスパイシーでハーベイシャスな香味があるのは、ジュニパーベリーエキスが使われているから。
味わいに深みを与えている一方、これが苦手な人もいるかもしれない。
檸檬堂という大きなブランドを確立したコカ・コーラの次なる一手というわけだが、
これが成功するか否かは、これまであまりアルコール飲料に目を向けていなかった若者の支持を集められるかどうかだと思う。
日頃よくレモンサワー(チューハイ)を飲む層がこちらに鞍替えすることはあまり考えられず、
せいぜいバリエーションとしてたまに手に取る程度であろう。つまり、既に酒を飲んでいる人たちに訴えてもあまり支持は広がらないので、
これまであまり酒を飲まない人たちを酒の世界へ呼び込むことができれば、ある程度のムーブメントを起こすことは可能であろう。
私の予想では、それはかなり厳しい道と考えられるので、檸檬堂ほどのインパクトを市場に与えることは難しいのではないかと、
現段階では思う。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44370DAEE#02 |