2021年8月30日[1]
No.8881: −196℃ オレンジパンチ <限定> / サントリー
まいなす196ど おれんじぱんち <げんてい> / さんとりー
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8月24日にファミリーマート限定で発売された、−196℃「オレンジパンチ」。
缶にはカタカナで「オレンジスカッシュサワー」の文字があり、これが商品名のようにも見えるが、
アルファベットで ORANGE PUNCH と書いてある方が商品名のようである。ファミマの商品紹介ページで
「オレンジパンチ」と記載されているからだ。
グラスに注いだ液色は、濁りのあるごく淡いオレンジ色で、黄色に近い。
注いでいる時も、ジュワジュワ大きな音を立てており、その後はやや大きめの気泡が、グラスの中で踊っている。
香りは、弾けるようなフレッシュ感を伴うオレンジ香だが、
どちらかと言えばナチュラルというよりは粉末オレンジドリンクみたいな人工的な香り。
そこにアルコール臭が混じっている。
味は香りに感じた適度なジューシー感があるものの、基本的に甘味が強め。
炭酸の刺激が強く、一方、果汁感は弱いために、さらっとした口当たりだと言える。
飲み込んだ後には、甘味料の甘味と強めのアルコール感が残る。
アルコール分7%。オレンジ浸漬酒使用。糖類ゼロ。
原材料名:オレンジ、スピリッツ(国内製造)/炭酸、酸味料、香料、ベニバナ色素、酸化防止剤(ビタミンC)、
甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
前回発売が 昨年(2020年)11月 であり、その時の製品はアルコール8%であった。
味の系統は基本的に同じだが、少し度数が下がったことで、アルコール臭さが若干軽減されたように思う。
消費者の意見などを取り入れた刷新と思われるが、7%なのでまだ高アルコールであることに変わりない。
基本的キャラクターを変えずに微調整をするこういった刷新は、我々消費者にちゃんと向き合ってくれている証左にも思え、
好感が持てる。
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チューハイ・カクテル等
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2021年8月30日[2]
No.8882: セブンプレミアム ザ・ブリュー / サントリー
せぶんぷれみあむ ざ・ぶりゅー / さんとりー
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セブン&アイグループのP.B.である セブンプレミアムの新ジャンル「ザ・ブリュー」のパッケージが新しくなっていたので、
買ってみた。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。但し、新ジャンルとしてはしっかりめ。
泡は純白で比較的きめ細かく、勢いよくグラスに注ぐと、泡は当初力強く盛り上がり、泡持ちも悪くない。
香りは、概ねクリア。モルト香主体で落ち着いているが、新ジャンル特有の雑穀臭のようなものはあまり感じない。
口に含んだ瞬間、ほろっと新ジャンルらしい甘さを感じるものの、苦味やコクをしっかり感じられる。
バランスの良い飲みごたえで、適度なキレもあり、新ジャンルとしては優秀。
アルコール分5%。天然水100%仕込。原材料名:発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、糖類)、スピリッツ(小麦)。
製造者:サントリービール(株) 東京都港区台場2丁目3-3。
あくまでも私自身の前回のレビューとの比較ではあるが、
従来品 はもう少しもたつきがあり、若干ではあるが重たい印象があったが、
今回はすっきり感が増し、それでいて麦芽の力強さが感じられるようになったのではないか。
微妙な違いではあるが。
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新ジャンル
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2021年8月31日[1]
No.8883: 時鐘江戸俤 / コエドブルワリー
ときのかねえどのおもかげ / こえどぶるわりー
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コエドビールから発売された「時鐘江戸俤」(ときのかね えどのおもかげ)という名の製品。
グラスに注いだ液色は、ごく淡いブロンドで、黄色みが強い。
泡は純白でやや粗く、泡持ちはあまり良くない。
香りは、少し苦そうなグレープフルーツのような柑橘香が強く、これはひとえにホップ由来なのかと思いきや、
それだけではなく、柚子皮が使われているためである。爽やかで、軽快な香り。
味はまずビシッとした苦味が強く感じられるが、コクはあまりなく、香りの印象通り軽快な口当たり。
苦味のほか、軽い酸味も立っている。外側だけ固く、あまりボディ感のない飲み心地が続き、
飲み込んだ後にも収斂性のある苦味とほのかな酸味が口に残っている。
アルコール分5.0%。麦芽使用率50%以上。原材料名:麦芽(外国製造)、米麹、ホップ、柚子皮(埼玉県越生町産)。
絵師:マテウシュ・ウルバノヴィチ、彫師:三代目関岡扇令、摺師:伊藤達也、年代:2021年
江戸時代初頭から町に時を告げ鐘音を響かせ続けている埼玉川越のシンボル「時の鐘」。
現代の絵師、彫師、摺師により制作された浮世絵をラベルに、COEDO のビール職人により日本発酵文化の礎で国菌でもある麹と
日本伝統の柑橘である柚子を使い醸されたJapanese style Brut IPA が仕上がりました。
透き通った黄金色に5種類のホップと柚子からなる重層的な香りと味わいが口の中で弾け、
米麹を使用することによってドライで軽やかな飲み口、香り高くキレのある味わいはよく冷やして喉越しでお飲み頂けます。
「時鐘江戸俤(ときのかね えどのおもかげ)」と共に日本の夏をお過ごし頂けたら幸いです。
浮世絵職人の高度で文化的な技術を後世に伝えるべく立ち上げられた
UKIYO-E PROJECT とのコラボレーションによって生まれた商品だそうで、
小江戸・川越を象徴する「時の鐘」が描かれた美しいパッケージ。
外国人観光客が多い時期なら、爆売れしたに違いない。皆が苦しんでいるこの日々の中で、
観光客が来ないならばせめて我々がこういう商品を買ってあげなければと思う。
なお、麦芽使用率50%以上ながら、品目分類として「発泡酒」とされている。
理由は不明だが、米麹が使われているからだろうか。
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ビール
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2021年8月31日[2]
No.8884: セブンプレミアム ザ・ブリュー 糖質70%オフ / サントリー
せぶんぷれみあむ ざ・ぶりゅー とうしつ70ぱーせんとおふ / さんとりー
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昨日、セブン&アイグループのP.B.である セブンプレミアムの新ジャンル「ザ・ブリュー」のリニューアル品を飲んだが、
今日は一緒に販売されている「糖質70%オフ」を飲んでみる。
グラスに注いだ液色は、新ジャンルにしてはわりとしっかりめの黄金色。泡はほぼ白色でやや粗いものの、
当初はしっかり盛り上がった。泡持ちはほどほど。
香りは、新ジャンル特有の甘いニュアンスもほぼなく、かなりクリア。わずかにホップ香も感じられる。
味にも透明感がある。軽めの酸味と苦味。当然ながらコクはないが、
最後まで新ジャンル特有の臭みもなく、キレが良い。
アルコール分4%。天然水100%仕込。
原材料名:発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、糖類、食物繊維)、スピリッツ(小麦)。
昨日飲んだ レギュラー版 同様、かなり優秀な内容。こちら糖質オフ製品には当然飲みごたえはないものの、
きれいで飲み飽きない酒質である。また、ゴールドを基調とした缶には高級感もあって良い。
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新ジャンル
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2021年9月1日[1]
No.8885: 秋の味の金麦 / サントリー
あきのあじのきんむぎ / さんとりー
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サントリー金麦ブランドの通年3種に、秋の味が登場。
8月製造分からの投入であるが、最近やっとよく目にするようになった。
まずはレギュラーの「金麦」を、飲んでみたい。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。新ジャンルにしてはしっかりめ。
泡はほぼ白色できめ細かく、力強く盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
香りは、爽やかなホップ香が感じられ、澄んでいる。
ほんの少しだけ、甘いニュアンスがある。
口当たりは概ねクリア。軽い苦味と酸味の導入部の後、ほわっとした甘さが感じられる。
この甘さ自体は好みがわかれるかもしれないが、夏の製品よりはボリューム感を持たせようという設計なのだろう。
但し、適度にキレがあり、もたつくような甘さではない。
アルコール分5%。原材料名:発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、糖類)、スピリッツ(小麦)。
まろやかに仕立てた金麦を秋の料理とご一緒にどうぞ。
意識して味わうからこそ、季節ごとの違いに気づくことができるのだが、実際そんなに大きく異なるわけではない。
金麦らしいキャラクターを維持しつつ、季節ごとに味わいを変えるのは、結構難しい仕事なのではないかと推察する。
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新ジャンル
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2021年9月1日[2]
No.8886: 烏龍割り / サンガリア
うーろんわり / さんがりあ
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LAWSON で get した サンガリア「烏龍割り」。
今のところ他店では見ないので、もしかすると LAWSON限定品なのかもしれないが、真偽のほどは不明。
グラスに注いだ液色は、まさに烏龍茶。しっかり深い琥珀色。
香りを嗅ぐと、やはり烏龍茶そのもの。しかも、高級な茶葉の香りがする。
お茶のしっかり感が圧倒的で、アルコール臭はほぼ感じない。
口に含むと、初めてしっかりアルコールを感じる。
焼酎のほのかな甘味があるのだが、その背後には烏龍茶の有無を言わさぬ存在感。
コク深い烏龍茶の香味が焼酎と溶け合って、黒糖のような深い甘みが生まれている。
アルコール分6%。無炭酸。糖質0。福建省産茶葉。原材料名:焼酎(国内製造)、烏龍茶/ビタミンC。
失礼を承知で書けば、サンガリア製品のイメージは、安売品が多く、キワモノと称される商品も少なくない。
だから、つい気軽に手に取り気軽に飲んでしまうが、この製品のクオリティの高さに、思わず手が止まる。
じっくりと時間をかけて味わいたい、本格的な「烏龍割り」である。
改めてサンガリアさんに、非礼を詫びる次第である。
実は 3年ほど前 にも一度、当サイトで取り上げており、
その時既にクオリティの高さに気づいていたのである。
焼酎を烏龍茶で割っただけ。おそらく変色を防ぐ目的でビタミンCが添加されているのみ。
基本的にクオリティの高いお茶でつくっているからこその出来映えだろう。
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チューハイ・カクテル等
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2021年9月2日[1]
No.8887: ほろよい アセロラサワー / サントリー
ほろよい あせろらさわー / さんとりー
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サントリー ほろよい「アセロラサワー」。発売日は、8月31日。
季節限定品等ではなく、新たな通年ラインナップとのこと。
グラスに注いだ液色は、透過性のある薄いピンク色。炭酸はそれほど強そうではなく、
細かな気泡が少しグラスの中を立ち昇っている程度。
香りは、すっきりとシンプルなアセロラ香で、単純に酸っぱそう。
この刺激は、梅干しに似てなくもない。
味は香りの印象通りキュンとした酸味の刺激があり、すっきりとした口当たり。
甘さも決して弱くはないが、バランス的に酸味が上回っている。
ジューシー感とかコクは今一つだが、
味気ないくらいのつくりだからこその飲みやすさと言える。
アルコール感は非常に弱い。
アルコール分3%。果汁1%。原材料名:アセロラ、スピリッツ、糖類(国内製造)/酸味料、
炭酸、香料、ビタミンC、野菜色素。
考えてみれば、これまで、ほろよいシリーズにアセロラフレーバーというのは一度も出されていなかったと思うのだが、
限定品等で探ることなく、いきなり通年販売を決めたのは、ヒットの自信があるからか。
さっぱりとして飲み飽きないこと、低アルコールだからヘビーではないこと、
アセロラが醸し出すなんとなくヘルシーなイメージなど、特に若い女性に受ける要素が備わっている。
真っ赤な缶もかわいらしく、店頭でも目立つ。満を持しての投入だろう。
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チューハイ・カクテル等
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2021年9月2日[2]
No.8888: WATTA リラックスシークヮーサー / オリオン
わった りらっくすしーくゎーさー / おりおん
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オリオンのチューハイシリーズ WATTA が、今年4月6日から首都圏での販売を開始した。
それに合わせ、缶デザインも新しくなっている。一部中身もリニューアルと報じられているが、
どれがどう変わったのかはわからない。
とにかく飲んでみようということで、通年3種のうち、まずは「リラックスシークヮーサー」を。
グラスに注いだ液色は、ほんのり濁りのある薄黄緑色。
注いでいる時ジュワジュワと音を立てているが、その後は細かな気泡がグラスの中を断続的に立ち昇っている。
香りは、シークヮーサーらしく青臭く、かつジューシー感もある柑橘香。酸っぱそうだが、果汁感もかなりある。
味は香りの印象どおり、非常に青臭く、酸っぱくて、ジューシー。甘味は抑えられている。
アルコール感は強くない。飲み込んだ後にも、ヒリつくような酸味と苦味が残る。
アルコール分4%。果汁1%。沖縄県産シークヮーサー果汁使用。
原材料名:シークヮーサー果汁、シークヮーサーエキス、ウォッカ、糖類(国内製造)/炭酸、酸味料、香料、ビタミンC。
販売者:オリオンビール株式会社 沖縄県豊見城市豊崎1-411。
製造所:オエノンプロダクトサポート株式会社 兵庫県神戸市灘区新在家南町3-2-28。
正直なところ、従来品との味わいの違いを感じなかったが、強いて言えば若干ジューシー感が増したかな?とも思えた。
いや、気のせいかな。
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チューハイ・カクテル等
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2021年9月3日[1]
No.8889: 氷結ストロング 塩レモン <期間限定> / キリン
ひょうけつすとろんぐ しおれもん <きかんげんてい> / きりん
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キリン氷結ストロングシリーズの期間限定「塩レモン」。
発売日は、8月31日。
グラスに注いだ液色は、淡いレモン色で、かすかに濁りがある。
注いでいる時、炭酸が大きく音を立てているが、程なくして静まり、その後は細かな気泡が立ち昇っている。
香りは、まさに塩レモン。レモンの鋭い柑橘香に、ほんのり塩の分厚さが加わる。
味は香りの印象どおり、鋭い酸味と、塩気。かなりはっきりとしたキャラクターで、アルコール感も強烈。
炭酸の刺激も強い。甘さは極めて抑制的。
アルコール分9%。果汁2.2%。糖類0×プリン体0。
原材料名:レモン果汁、ウオッカ(国内製造)、食塩/炭酸、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK)。
レモンに"塩"をひとつまみ加えた、スッキリ爽快なおいしさとしっかりした飲みごたえ。
この商品が誕生したのは 一昨年10月 で、
昨年7月 にも出された。今回が3度目となるのだが、果汁含有率が従来の2.0%から2.2%に増えた。
若干のことだから、味の違いには気づかなかったが、味わいをよりシャープにする効果はあったのだろうか。
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チューハイ・カクテル等
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2021年9月3日[2]
No.8890: WATTA パッションフルーツ / オリオン
わった ぱっしょんふるーつ / おりおん
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オリオンのチューハイシリーズ WATTA が、今年4月6日から首都圏での販売を開始した。
それに合わせ、缶デザインも新しくなっている。一部中身もリニューアルと報じられているが、
どれがどう変わったのかはわからない。
通年3種のうち、昨日 リラックスシークヮーサー を取り上げたが、
今日は2種目として「パッションフルーツ」を飲みたい。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明。注いでいる時、大粒の気泡が踊っており、
その後は多量の細かな気泡がグラスの中を断続的に立ち昇っている。
香りは、トロピカルで酸っぱそうな、実にパッションフルーツらしい香りであり、とてもシンプル。
味は、確かに香りに感じた酸っぱさがあるものの、思いのほか軽く、コクが乏しいために飲みやすい酸っぱさになっている。
甘さも控えめ。アルコール感も強くない。全体的に上品な仕上がり。
アルコール分4%。果汁1%。沖縄県産パッションフルーツ由来エキス使用。
原材料名:パッションフルーツ果汁、パッションフルーツエキス、ウォッカ(国内製造)/炭酸、酸味料、香料。
販売者:オリオンビール株式会社、沖縄県豊見城市豊崎1-411。製造所:オエノンプロダクトサポート株式会社、
兵庫県神戸市灘区新在家南町3-2-28。
パッションフルーツを通年フレーバーに据えるとは、実に沖縄らしい。
従来品 はアルコール5%だったが、今回4%に下げた。
暑い夏に、たっぷりの氷を入れてゴクゴク飲んでも楽しい。
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チューハイ・カクテル等
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2021年9月4日[1]
No.8891: 秋の味の金麦 ザ・ラガー / サントリー
あきのあじのきんむぎ ざ・らがー / さんとりー
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サントリー金麦ブランドの通年3種に、秋の味が登場。
8月製造分からの投入であるが、最近やっとよく目にするようになった。
今日は「金麦 ザ・ラガー」を、飲みたい。
グラスに注いだ液色は、中程度の黄金色。新ジャンルにしてはしっかりめ。
泡はやや黄色で勢いよく注ぐと盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
香りは、新ジャンル特有の少し甘いニュアンスを伴うものの、
ホップ香がしっかりと感じられるとともに、麦芽の力強い凝縮感もある。
味もふわっとした甘味が感じられるが、それがうまい具合にコク深さへとつながっている。
つまり、新ジャンルらしさを感じるものの、決して安っぽい浮ついた甘さではなくて、
ビールに近い力強さである。だから嫌みがない。
飲み込んだ後には、しっかりとした苦味が、ほわっとした甘さと共に残っている。
アルコール分6%。原材料名:発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、糖類)、スピリッツ(小麦)。
金麦は季節に合わせて味わいを変えています。食卓に、いつでもおいしい金麦を。
このクオリティであれば、もうちゃんとしたビールの代わりに十分なる。
やや甘いキャラクターも、秋の滋味深い食材となら相性はいいだろう。
なお、缶デザインは、他2種(金麦、同糖質75%オフ)と比べて大人しい。
たとえば、先日飲んだ レギュラーの金麦 の缶は、片面に「秋の味できました」と大きく書かれているのだが、
この「ザ・ラガー」の缶は、同じ文言が左肩に丸囲みで小さく書かれているのみで、表も裏も一緒。
なぜこういう区別をしているのだろう。
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新ジャンル
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2021年9月4日[2]
No.8892: 長野あんずサワー <限定出荷> / 合同酒精
ながのあんずさわー <げんていしゅっか> / ごうどうしゅせい
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少し前に店頭で偶然発見して入手しておいた。イオングループ限定商品とみられる「長野あんずサワー」。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明。
気泡は少なく、炭酸は弱そう。
香りは、シンプルで甘酸っぱいあんずの香りそのもの。強く香るが、コクはあまりなさそう。
味は甘さが抑えられ、香りの印象以上にコクがない。キュンとした鋭い酸味が主体で、軽快な飲み口。
飲み込んだ後には、苦味すら残り、キレがある。当然ながら、ジューシー感はない。
アルコール分3%。果汁0.1%。人工甘味料不使用。
原材料名:あんず果汁(長野県産あんず)、ウォッカ、果糖ぶどう糖液糖/炭酸ガス、
酸味料、香料。原料原産地名:国内製造(果糖ぶどう糖液糖)。製造者:合同酒精株式会社。
缶裏に次の説明がある。
マスターソムリエ 高野 豊セレクション
愛媛県宇和島藩から長野県の松代藩に嫁いだ豊姫が持参した杏の種、それが長野県の杏栽培の起源と言われています。
杏の花の下をかけ抜ける乙女のような香りと味わいをお楽しみ下さい。
缶には長野県のキャラクター
アルクマ
のイラストが真ん中に大きく描かれている。
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チューハイ・カクテル等
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2021年9月5日[1]
No.8893: 秋の味の金麦 糖質75%オフ / サントリー
あきのあじのきんむぎ とうしつ75ぱーせんとおふ / さんとりー
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サントリー金麦ブランドの通年3種に、秋の味が登場。
8月製造分からの投入であるが、最近やっとよく目にするようになった。
今日は「糖質75%オフ」を、飲みたい。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。但し、糖質オフ新ジャンルにしては、かなり濃いめではある。
泡はほぼ白色で粗く、勢いよく注ぐと当初は盛り上がるが、泡持ちはもちろん良くない。
香りに新ジャンルらしい甘いニュアンスはあるものの、概ねクリア。ホップ香はほぼ感じない。
味は透明感があって、苦味も適度に感じられる。新ジャンル特有の甘さはほぼないから、クリアな味。
糖質オフにしては、骨格のはっきりした味わい。
アルコール分4%。原材料名:発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、糖類、食物繊維)、スピリッツ(小麦)。
まろやかに仕立てた金麦のオフを秋の料理とご一緒にどうぞ。
他2種とは異なり、糖質オフを季節ごとに味を変えるというのは、至難の業であろう。
実際、夏の製品とどう違うのか、わからなかった。
強いて言えば、香りに華やかさがなく、地味な印象がしたくらい。
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新ジャンル
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2021年9月5日[2]
No.8894: WATTA 雪塩シークヮーサー / オリオン
わった ゆきしおしーくゎーさー / おりおん
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オリオンのチューハイシリーズ WATTA が、今年4月6日から首都圏での販売を開始した。
それに合わせ、缶デザインも新しくなっている。一部中身もリニューアルと報じられているが、
どれがどう変わったのかはわからない。
通年3種のうち、これまで既に リラックスシークヮーサー と
パッションフルーツ を取り上げているので、今日は残る一つ「雪塩シークヮーサー」を飲みたい。
グラスに注いだ液色は、濁りのある薄黄色。
注いでいる時、大粒の気泡が踊っており、その後は多量の細かな気泡がグラスの中を断続的に立ち昇っている。
香りはかなりジューシー感があり、なおかつとても青臭い柑橘香。まさにシークヮーサーといった香りだ。
味は甘味が控えめで、酸味と苦味が前面に出ている。炭酸のピリッとした刺激も強い。
シークヮーサーらしいストイックな味わいで、甘ったるさはまったくないが、
飲み込んだ後にはほのかな甘さが口に残っている。
アルコール分5%。果汁1%。沖縄県産シークヮーサー果汁使用。
原材料名:シークヮーサー果汁、シークヮーサーエキス、ウォッカ(国内製造)、食塩、糖類/炭酸、酸味料、香料、ビタミンC。
販売者:オリオンビール株式会社 沖縄県豊見城市豊崎1-411。
製造所:オエノンプロダクトサポート株式会社 兵庫県神戸市灘区新在家南町3-2-28。
従来品のアルコール6%から、今回5%へ下がった。
オリオン社は、WATTAブランドを立ち上げた当初こそアルコール9%のストロング系をラインナップに加えていたものの、
その後、会社の姿勢として、消費者の健康に決して好ましくはないと思われるストロング系の製造販売を取りやめるに至った。
高コストパフォーマンスゆえに売れ行き好調なストロング系を敢えてやめるのは、まさに英断というほかないが、
こうして6%だったものも5%に下げるリニューアルを敢行するとは、姿勢が一貫している。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44444WALIUM#RN04 |
2021年9月6日
No.8895: TOPVALU バーリアル / イオントップバリュ(製造:麒麟麦酒)
とっぷばりゅ ばーりある / いおんとっぷばりゅ
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イオングループのP.B.である"TOPVALU"ブランドの新ジャンル「バーリアル」シリーズの缶が新しくなっていたので、買ってみた。
レギュラー、糖質オフ、リッチテイストと3種あるうち、
まずはレギュラーの「バーリアル」を飲む。
グラスに注いだ液色は、中程度の黄金色。
泡はやや黄色っぽく、概ね細かく、当初はよく盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
香りを嗅いだ瞬間、はっきりと新ジャンルだとわかる。ビールの深みとはちょっと違う、ふわっと甘い匂いが立つ。
但し、ホップ香も感じられる。
味は確かに甘いものの、強めの苦味と渋味がビシッと感じられ、甘さをうまくマスクしている。
新ジャンル特有の雑穀臭のようなものは強くなく、味わいバランスも悪くない。
アルコール分5%。
原材料名:発泡酒(麦芽、ホップ、大麦、コーン、糖類)、大麦スピリッツ。
販売者:イオントップバリュ株式会社。製造場:麒麟麦酒株式会社。
缶に「アロマホップ増量」とあるが、そんなに香り高くなったようには感じなかった。
しっかり飲みごたえがあるのは、従来品から変わらない。
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新ジャンル
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2021年9月7日[1]
No.8896: TOPVALU バーリアル 糖質50%オフ / イオントップバリュ(製造:麒麟麦酒)
とっぷばりゅ ばーりある とうしつ50ぱーせんとおふ / いおんとっぷばりゅ
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イオングループのP.B.である"TOPVALU"ブランドの新ジャンル「バーリアル」シリーズの缶が新しくなっていたので、買ってみた。
レギュラー、糖質オフ、リッチテイストと3種あるうち、
昨日 レギュラーのバーリアル を飲んだので、今日は「糖質50%オフ」を。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。勢いよく注いだら、泡が力強く盛り上がって、泡持ちも悪くない。
この見た目からは、糖質オフ製品とは思えない。
香りは、通常のバーリアルと同系統の甘い匂いがする。ここでも、あまり糖質オフとは思わない。
味は基本的にクリアで、ビールらしいコクには乏しい。ただ、レギュラーのバーリアルと同系統の甘さがある。
だから適度にコクがあり、糖質オフ製品にしては若干だが重たい。
アルコール分4%。
原材料名:発泡酒(麦芽、ホップ、大麦、コーン、糖類)、大麦スピリッツ。
販売者:イオントップバリュ株式会社。製造場:麒麟麦酒株式会社。
レギュラー製品が、もっさりと甘くファットな飲みごたえであることと比べると、
こちらは適度な甘さとすっきり感が両立しており、バランスはむしろこちらのほうが良いかもしれない。
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新ジャンル
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2021年9月7日[2]
No.8897: タカラcanチューハイ レモン 185系オリジナルデザイン缶 / 宝酒造
たからかんちゅーはい れもん 185けいおりじなるでざいんかん / たからしゅぞう
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ふだんは基本的に遠距離移動をしないようにしているのだが、先月どうしても行かざるを得ない出張があり、
東京に赴いた。帰りがけに東京駅構内のコンビニ NewDays に立ち寄ったところ、この缶を発見。
今年の2月23日に、関東エリアの NewDays 限定で売り出された、タカラcanチューハイ「185系オリジナルデザイン缶」。
発売から概ね半年経っていたので、まさか入手できるとは思わなかったのだが、よほど好評なのか、
増産されているようである。
なお、中身は通常の タカラcanチューハイ レモン であるため、味のレビューは割愛する。
アルコール分8%。果汁3.3%。原材料名:焼酎(国内製造)、レモン果汁、糖類/炭酸、香料、紅花色素。
プレミアムの理由
・11種類の樽貯蔵熟成酒 ・シチリア産手摘みレモン ・クリアな炭ろ過水
185系電車は、今のJRが国鉄の時代に製造された車両で、分割民営化後もJR東日本で運行されていた。
特に特急「踊り子」号(基本的に東京と伊豆急下田・修善寺を結ぶ)が有名で、昭和から平成を過ぎ、
令和の時代になっても残る唯一の国鉄時代の車両として大人気であったが、
定期運用としては2021年(令和3年)3月のダイヤ改正をもって終了した。
この缶には、特急踊り子として活躍していた姿が描かれており、「これまでのご愛顧に感謝」の文字もある。
鉄道ファンとしては入手したい1本であったが、
関西在住の私がまさか入手できるとは思っていなかっただけに、発見したときにはうれしかった。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44446NDTYNG#196 |
2021年9月8日
No.8898: 贅沢搾り ヨーグルトテイストプラス 柑橘ミックス / アサヒ
ぜいたくしぼり ぷらす よーぐるとていすとぷらす かんきつみっくす / あさひ
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アサヒ贅沢搾り「ヨーグルトテイストプラス」シリーズ2種がリニューアルして登場。
発売日は、9月7日。
昨年2月 に期間限定品として登場し、その後、9月に通年販売が開始したものである。
2種あるうち、今日は「柑橘ミックス」を飲みたい。
グラスに注いだ液色は、しっかり濁りのある薄黄色。
香りは、甘い乳酸飲料にオレンジが混じったような感じで、甘酸っぱい。
味は柑橘特有の酸味が立っていて、さっぱりとした口当たり。ヨーグルトなので、
もっと濃厚な味が想像されたが、キレがあってシャープな味わい。
アルコール分4%。果汁15%。人工甘味料無添加。
原材料名:ウォッカ、オレンジ果汁(ブラジル製造)、はっ酵乳、タンカン果汁、レモン果汁、グレープフルーツ果汁、ライム果汁、
糖類/炭酸、酸味料、安定剤(大豆多糖類)、香料、乳化剤。
リニューアル前はオレンジ、グレープフルーツ、ライム、スウィーティーの果汁が使われていたが、
今回スウィーティーが使われなくなり、代わりにタンカンとレモンが加わった。そのことによる違いがどうなのか、
ハッキリ言ってよくわからなかったが、酸味のシャープさが増したようには感じた。
なお、商品名であるが、リニューアル前は、
贅沢搾りプラス 柑橘ミックス ヨーグルトテイスト
という名であったが、
今回 微妙に変更した。
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チューハイ・カクテル等
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2021年9月9日[1]
No.8899: 琥珀ヱビス プレミアム アンバー <限定販売> / サッポロ
こはくゑびす ぷれみあむ あんばー <げんていはんばい> / さっぽろ
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9月7日に発売された サッポロ「琥珀ヱビス プレミアムアンバー」。
例年、この時期に出ているものである。
グラスに注いだ液色は、淡いアンバー。透過性があり、麦茶程度の色。
泡はほんのりベージュ色できめ細かく、当初はよく盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
香りは、ブラウンな感じで、ややロースティ。ホップ香はしっかりと感じられるものの、華やかさはなく、
ヱビスらしい凝縮感なるモルト香が強め。
味も香りの印象通り、ほんのり甘くて若干の焦げ感があるが、基本的にはまろやかな味わいで、
苦味は尖っていない。飲み進めると、甘さがどんどん深くなるような印象。
アルコール分5%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ。
缶裏に次のような説明がある。例年にはないものである。
普段はこだわりの飲食店でしか楽しめない、ヱビスのアンバー。
美しい琥珀色に香ばしい薫りとコク。本年は食材の美味しさをより引き立てる味わいへと進化しました。
昨年 までの製品は、もっとロースト感が強く、パンチがあったように記憶している。
今年は角が取れ、確かに色々な食べ物との相性は向上したのではないかと思う。
琥珀という名前ながら、今年の缶は真っ赤。特別感があり、店頭でよく目立つので、良い選択だと思う。
ただ、現在のところ、私の行動範囲内では、取扱店がそんなに多くない。徐々に出回るのであろうが。
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ビール
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2021年9月9日[2]
No.8900: 琉球美人 柚子スパークリング / ヘリオス酒造
りゅうきゅうびじん ゆずすぱーくりんぐ / へりおすしゅぞう
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ローソンでたまたま売られているのを見て、購入した「琉球美人 柚子スパークリング」。
買ったときは、商品名もよく見ず、中身が何なのか認識していなかったが、
琉球美人という名の泡盛をソーダと柚子果汁で割った、いわばハイボールであった。
グラスに注いだ液色は、かすかにゴールドというか、黄色っぽく色づいている。
注いでいる時、炭酸が勢いよく踊り、その後は多量の細かな気泡がグラスの中を立ち昇っている。
香りは、少し青臭い柑橘香とともに、強いアルコール臭がする。柑橘香は確かに柚子だが、
アルコールのほうは焼酎と言われたらそんな感じもする。泡盛だとわかって飲むと、確かに泡盛らしいパンチはある。
口当たりは、非常に甘酸っぱい。もっと酒臭い味を想像していたが、ジューシー感が強く、
甘味設定がかなり強い。飲み進めると、泡盛特有の香味がどんどん前に出てきて、アルコールの強さを実感。
渋味もあり、すべての味の要素が強い感じ。
アルコール分5%。
原材料名:泡盛(沖縄県製造)、柚子果汁、炭酸、糖類/クエン酸、香料、ビタミンC。
単純に濃いので、食事に合わせるのはつらいだろう。単体で飲む。あるいは、乾き物をかじりながら飲む。
その程度だろう。
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チューハイ・カクテル等
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