2021年10月22日[1]
No.8981: 寶 極上フルーツサワー 丸おろしピーチ <限定> / 宝酒造
たから ごくじょうふるーつさわー まるおろしぴーち <げんてい> / たからしゅぞう
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寶 極上レモンサワー の派生シリーズである 極上フルーツサワー の限定「丸おろしピーチ」。
発売日は、10月19日。前回発売が昨年(2020年)の7月だったから、およそ1年3か月ぶりの再登場である。
グラスに注いだ液色は、しっかり濁りのある薄黄色。
注いでいる時、少し白い泡が立つが、すぐに収まる。
香りは、非常にナチュラルな桃の香りが、穏やかに香っている。
押しつけがましい感じはなく、作られた感じもあまりしない。
口に含んだとき、最初に炭酸のピリッとした感じがくるが、同時に桃らしい甘さが広がる。かなり甘味が強い。
軽い酸味も感じられる。香りの印象通り、かなり生っぽい果汁の味わい。
アルコール感も決して弱くはない。
果汁21%。アルコール分7%。プリン体0。甘味料0。
原材料名:桃、桃ペースト、桃シロップ、桃スピリッツ、焼酎、糖類/炭酸、酸味料、増粘剤(ペクチン)、
香料、酸化防止剤(V.C、V.E、チャ抽出物)。
昨年の製品 と味は同じと感じた(私自身の昨年のレビュー文を読む限り)が、
原材料名を比べると、桃ペーストと桃シロップの順番が変わっている。微妙なレシピ変更だろうか。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44491DAEE#03 |
2021年10月22日[2]
No.8982: オラホビール ヌーベル・セゾン / 信州東御市振興公社
おらほびーる ぬーべる・せぞん / しんしゅうとうみししんこうこうしゃ
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オラホビール「ヌーベル・セゾン」。
先日、同じ造り手の アンバーエール を取り上げたが、それと同時購入してあったもの。
グラスに注いだ液色は、かすかに濁りのある淡い黄金色。
泡は純白できめ細かく、当初はよく盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
香りは、甘酸っぱい果実のような芳しいホップ香。
乳酸っぽいニュアンスもあり、フルーツヨーグルトのよう。軽快な味わいが想像される。
味はスッキリとした酸のアタックが強く、苦味は弱め。ボディ感はあまりなく、軽快。
香りに感じたヨーグルトっぽさが強く、この酸っぱい感じが最後まで貫かれている。
後キレは良いが、飲み込んだ後にも発酵臭のようなものが余韻として少し残る。
アルコール分5%。原材料:麦芽(ドイツ製造、イギリス製造)、ホップ。
製造者:株式会社信州東御市振興公社 長野県東御市県281番地2。製造所:長野県東御市和3875番地2。
セゾン酵母由来のエレガントな香りと軽快な喉越し。自家栽培ホップを使用したヌーベル(新しい)なセゾン
若々しく、少し落ち着きのないところが魅力でもあり、そこがちょっと苦手という人もあるかもしれない。
なお、缶に「ABV:5%・IBU:11・SRM:3 」とあるが、これはそれぞれ アルコール度数、International Bitterness Units(苦味の単位)、
Standard Reference Method(ビールの色の指数)のこと。
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ビール
CODE:44491YBCUM#UK |
2021年10月23日[1]
No.8983: −196℃ ストロングゼロ 林檎ダブル <限定> / サントリー
まいなす196ど すとろんぐぜろ りんごだぶる <げんてい> / さんとりー
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サントリー -196℃ ストロングゼロ の期間限定「林檎ダブル」。発売日は、10月19日。
グラスに注いだ液色は、やや濁りのある淡いゴールド。多量の細かな気泡がグラスの中を立ち昇っている。
香りは、ツンと立った酸味の強そうなりんご香と、深いアルコール感が混じる。
さらに、甘味も強そう。
味は、酸がキリッと立ち、甘味は控えめで、軽い苦味も伴う。但し、アルコール感が深いために、
飲み込んだ後に、ややだらっとした感じの甘さが残る。
アルコール分9%。糖類ゼロ。りんご果汁2%。りんご浸漬酒使用。
原材料名:りんご、ウオツカ(国内製造)/炭酸、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、
カラメル色素。
前回 昨年12月 の発売から約10か月での再登場となったが、
中身は変わっていないようである。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44492DAEE#04 |
2021年10月23日[2]
No.8984: グレープサワー ゼロ <数量限定> / サンガリア
ぐれーぷさわー ぜろ <すうりょうげんてい> / さんがりあ
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ローソン・ポプラ限定商品とみられる サンガリア糖類ゼロチューハイシリーズの「グレープサワー」。
昨年もこの時季に出ていたもので、今年の発売情報をつかんでいなかったものの、
LAWSON店頭にて偶然遭遇。昨年と同じタイミングとすれば、10月5日の発売だったのではないかと推測される。
グラスに注いだ液色は、透明感のあるごく淡いピンク色。
ぶどうとしては薄いが、昨今は着色料を控える傾向にあることから、この薄さは珍しくない。
注いでいる時、炭酸が音を立てて踊っているが、程なくして静まる。
香りはころっと甘く、人工的な感じのぶどう香。
味は香りの印象ほど甘くなく、ボリューム感がないので、口当たりはさらっとしている。
軽い苦味すら感じる。ただ、果汁が極めて少ないことから、ぶどうらしい渋味などはあまりない。
アルコール感は強すぎず、弱すぎず。
アルコール分5%。果汁1%。着色料0、糖類0、プリン体0。
原材料名:ぶどう果汁、ウォッカ(国内製造)/炭酸、酸味料、香料、
甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
製造者:株式会社 日本サンガリアベバレッジカンパニー、大阪市東住吉区中野4-2-13。
製造所:三重県伊賀市依那具字柳原844-1。
昨年の製品から変わっていないようである。
ほの甘くて飲みやすく、くどすぎず。本格的酒呑みには勧めないが、チューハイファンの多くに受け入れられる製品だと思う。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44492LSEE#18 |
2021年10月24日[1]
No.8985: 41BEER / オリオン
すいびーる / おりおん
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オリオンから数量限定で発売されたプレミアムクラフト「41BEER」(スイビール)。
発売日は、10月12日。
商品名の「スイ」とは、琉球王国時代の首都首里(しゅり)の古い呼び名とのことである。
グラスに注いだ液色は、透過性のある淡いブロンズ(赤銅色)。
泡はほんのりベージュ色で非常にきめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
香りは、ホップのふんわりとした甘さ、わずかにロースト感があるが、
むしろベースにしっかり凝縮感のあるモルト香の存在感が強い。
味はまずキリッとした苦味のインパクトがあり、ロースティな香味とともに、軽い酸味も感じる。
適度なボディ感でスムーズな飲み口。キレもある。
飲み込んだあとには、苦味の余韻も残る。
アルコール分5%。原材料名:麦芽(外国製造)、ホップ、蜂蜜。
製造者:オリオンビール株式会社 沖縄県豊見城市豊崎1-411。
製造所:沖縄県名護市東江2-2-1。
首里の花々から生まれた首里王朝蜂蜜を使用したプレミアムクラフトビール。
本商品の売上の一部が首里の街づくりに活用されます。
蜂蜜の使われたブラウンエールとのことだが、蜂蜜らしい甘さは感じなかった。ビールのコクに繋がっているのかもしれないが。
このプレミアムクラフトシリーズは、75ビール
(同IPA、同ヴァイツェン、
同フルーツセゾン)に始まり、
78ビール と続き、これが3ブランドめ(6アイテムめ)となる。
「75=なご」、「78=なは」はわかりやすかったが、「41=すい」には少々無理があるのではないか。
それとも沖縄の方々には、41=すい に何の違和感もないのだろうか。本州の私にはわからない。
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ビール
CODE:44493WALIUM#12 |
2021年10月24日[2]
No.8986: 冬の味の金麦 / サントリー
ふゆのあじのきんむぎ / さんとりー
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サントリー金麦の冬製品が登場。10月製造分から順次切り替えとなっている。
今日はまず、レギュラーの「金麦」を。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。新ジャンルにしてはしっかりめ。
泡はほぼ白色できめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも悪くない。
香りは、落ち着いたモルト香が主体で、大人しいホップ香が寄り添う。
大人しくて、地味な印象。
口当たりはすっきりとして、クリア。最初に感じる味は苦味で、やや尖った感じ。
スパッと切れ込むような強さがある。甘さはほぼなく、固い味わい。
キレも良い。飲み込んだあとにも、苦味の余韻が残る。新ジャンルにありがちな甘さなどはほぼない。
アルコール分5%。原材料名:発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、糖類)、スピリッツ(小麦)。
豊かに仕立てた金麦を冬の料理とご一緒にどうぞ。
春〜秋の製品に比べ、苦味が固く、厚みはあまりなく、力強い仕上がり。
甘さは感じない。
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新ジャンル
CODE:44493DAEE#RN08 |
2021年10月25日[1]
No.8987: セブンプレミアム クリアクーラー 東紀州産みかんサワー <期間限定> / アサヒ
せぶんぷれみあむ くりあくーらー ひがしきしゅうさんみかんさわー <きかんげんてい> / あさひ
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セブンプレミアム クリアクーラーの期間限定「東紀州産みかんサワー」。
事前に発売を知らず、店頭で偶然発見したのだが、調べてみると発売日は、10月11日だった模様。
グラスに注いだ液色は、ほんのり黄色く濁りあり。
細かな気泡がグラスの中を立ち昇っている。
香りは、みかんの皮をキュッと搾ってほとばしった果汁のような匂いでフレッシュ感があるが、
コクがなく、苦味が強調された印象。
味は香りの印象どおり、酸味が強く、苦味も強い。
甘味も決して弱いわけではないが、相対的に他の要素に負けている。
アルコール感はしっかりめ。飲み込んだ後には、強い酸味と軽い苦味が残る。
アルコール分6%。果汁0.1%。氷点凍結仕込み。
原材料名:ウオッカ(国内製造)、レモンライムスピリッツ、うんしゅうみかん果汁、糖類/炭酸、酸味料、香料。
果実の風味をより感じていただくため、氷点凍結仕込みのフルーツスピリッツを加えています。
東紀州、すなわち三重県南部地域でとれたみかんでつくられている(他地域のものを混ぜているか否かは不明)ものだが、
東紀州がフィーチャーされるのは珍しい。紀州というと一般的には和歌山県を思い浮かべるが、
旧紀伊国は現和歌山県のみならず、三重県南部も含む。
三重県は旧国名でいうと伊勢、志摩、伊賀と紀伊の一部も含む広大なエリアで、それぞれ文化も違うし、言葉も違う。
中部と近畿の結節点にあり、学校の地理で習うときは近畿地方の1県として整理されているが、
愛知、岐阜とともに東海3県という括りもある(静岡を含めて東海4県と呼ばれることもある)。
伊勢・志摩地域は名古屋を中心とする中京経済圏に概ね含まれるが、
伊賀地方は歴史上関西(大阪・奈良方面)とのつながりが強く、東紀州は言うまでもなく和歌山県南部と同一経済圏。
このように、文化の融合地域であるだけでなく、海の幸、山の幸の宝庫で、三重はグルメ垂涎の県である。
三重県の中でもあまりクローズアップされることのない東紀州が、こうやって商品名にまでなるのは、
画期的なことではないだろうか。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44494SEST#14 |
2021年10月25日[2]
No.8988: 冬の味の金麦 糖質75%オフ / サントリー
ふゆのあじのきんむぎ とうしつ75ぱーせんとおふ / さんとりー
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サントリー金麦の冬製品が登場。10月製造分から順次切り替えとなっている。
昨日、レギュラーの金麦 を飲んだが、今日は「糖質75%オフ」を。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。但し、糖質オフ新ジャンルにしては、かなり濃い。
泡はほぼ白色で粗く、勢いよく注ぐと当初は盛り上がるが、泡持ちはもちろん良くない。
香りは、昔の発泡酒みたいな穀物臭さがやや強め。かすかにホップ香らしきものは感じる。
味は透明感があるが、苦味がかなりビシッと強い。香りに感じたような穀物っぽい香味はもちろん感じるが、
新ジャンルにありがちな甘さはほぼないため、後キレが良い。飲み込んだあとにも新ジャンルらしい妙な甘さなどは残さず、
固い苦味が残る。
アルコール分4%。原材料名:発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、糖類、食物繊維)、スピリッツ(小麦)。
豊かに仕立てた金麦のオフを冬の料理とご一緒にどうぞ。
春〜秋の製品に比べると、若干重たさがあって、苦味が引っかかる感じがした。
糖質オフ新ジャンルにしては、かなりパワフルである。
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新ジャンル
CODE:44494DAEE#RN08 |
2021年10月26日[1]
No.8989: ワインサワー 辛口ロゼ <期間限定> / サントリー
わいんさわー からくちろぜ <きかんげんてい> / さんとりー
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サントリー ワインサワーの限定品「辛口ロゼ」。
発売日は、10月19日。
今年2月に登場した ワインサワー は、通年品として 赤、
白 の2種があるが、
その限定派生商品である。
グラスに注いだ液色は、透過性のある濃い赤色。いちごキャンディのような色で、ロゼにしてはかなり濃い。
むしろ赤ワインのソーダ割りみたいな見た目。
香りもいちごキャンディのような甘酸っぱさ。辛口という名前ではあるが、
この香りからは、かなりの甘さが想像される。
口当たりは、そこそこドライ。一生懸命甘味をそぎ落としましたという仕上がりだが、
ベースのワインにはある程度甘味があるのがわかる。
炭酸のビリビリした舌触りとともに、甘さを抑えた飴みたいな味が広がる。
ただ、一定の苦味もあり、後味にはあまり甘さが残らない。
アルコール分5.5%。輸入果汁使用。
原材料名:濃縮還元ぶどう果汁(外国産)、濃縮果汁(レモン、カシス)(外国産)/炭酸、酸味料。
販売者:サントリーワインインターナショナル(株) 東京都港区台場2丁目3-3。
シリーズ通年品の 赤と同じように、レモンとカシスの果汁が使われている。
そのためのフルーティさだとは思うが、辛口を謳うのであれば、もっとシャープに仕上げた方が良かったかもしれない。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44495KSES#06 |
2021年10月26日[2]
No.8990: 冬の味の金麦 ザ・ラガー / サントリー
ふゆのあじのきんむぎ ざ・らがー / さんとりー
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サントリー金麦の冬製品が登場。10月製造分から順次切り替えとなっている。
既にレギュラーの金麦 と 糖質75%オフ を掲載しているので、
今日は最後に「ザ・ラガー」を飲みたい。
グラスに注いだ液色は、中程度の黄金色。新ジャンルにしてはしっかりめ。
泡はほぼ白色できめ細かく、当初はよく盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
香りは、ビシッと力強いモルト香が中心で、華やかさはない。
苦味が強そうだ。
味は香りの印象通り、口に含んだ瞬間、力強く苦味が押し、そのあとわずかにふわっと甘さを感じる。
あくまでも苦味が優勢であり、ボリューム感よりも硬さが目立つ。
キレも良く、飲み込んだ後には苦味が残る。
アルコール分6%。原材料名:発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、糖類)、スピリッツ(小麦)。
金麦は季節に合わせて味わいを変えています。食卓に、いつでもおいしい金麦を。
前身のゴールドラガー時代は、もっさりとした甘味が強く、垢抜けない印象だったが、
ザ・ラガーに生まれ変わってからは、かなりスリムな味わいになった。
それでも、新ジャンル特有の甘さは残っているのだが、今回の冬製品は、これまでで一番くどさがなく、
すっきりした仕上がりになったようだ。
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新ジャンル
CODE:44495DAEE#RN08 |
2021年10月27日[1]
No.8991: 和製サングリア 白ワインとラ・フランス <限定出荷> / サッポロ
わせいさんぐりあ しろわいんとら・ふらんす <げんていしゅっか> / さっぽろ
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イオングループ限定商品である サッポロ「和製サングリア」。
発売日はわからないが、店頭に並び始めた時期から類推すると、10月5日頃と推察される。
2種あるうち、今日は「白ワインとラ・フランス」を飲みたい。
グラスに注いだ液色は、ごく淡いゴールド。気泡は少なく、炭酸は弱そう。
香りは、非常に甘味の強そうな白ワインだが、第一印象では梨をあまり感じない。
というのも、白ワインには元々洋梨の匂いがするものがあるため、ワイン本来の香りなのか、
梨果汁が混じっているものなのか、にわかに判別しがたいのだ。
味は香りの印象どおり甘味が強い。ワイン自体の甘さというよりも、正体は梨果汁だろう。
キレがなく、だらっとした味わい。
でも、梨果汁はやはりワインとの相性が良いから、味わいに一体感はある。
アルコール分3%。原材料名:濃縮還元果汁(ぶどう(外国産)、西洋なし(ラ・フランス)(鳥取県産))
/炭酸、酸味料、香料、カラメル色素。
このシリーズはいつもそうだが、強い甘味ゆえに食事には合いにくい。食前酒に適している。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44496DAEE#22 |
2021年10月27日[2]
No.8992: こだわり酒場の レモンサワーの素 / サントリー
こだわりさかばの れもんさわーのもと / さんとりー
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サントリー「こだわり酒場のレモンサワーの素」。
既存品だが、本年(2021年)1月下旬からリニューアルしたもので、今回初めて買ってみた。
当サイトでは、基本的にR.T.D.(ready to drink)製品をターゲットとしており、
このようなR.T.S.(ready to serve)製品はカテゴリー外ではあるが、
本品はこれまでにも掲載しているので、リニューアル品も取り上げることとした。
グラスにたっぷり氷を入れ、本品と炭酸水を注ぐ。
びんに書かれたおすすめ比率は本品1に対してソーダ3となっているが、
1:4くらいの薄さで作ってみた。
液色はほぼ無色。かすかに黄色っぽいかな?という程度。
香りは、薄めに作ったからか、あまり香り立たない。スキッとしたレモン香がほのかに。
味はすっきりとシャープ。缶入り製品のような強いレモン感はなく、その代わりにシロップのような甘さが目立つ。
これはやはり作り方によるのであろう。ちなみに後から液を足して濃くしてみたが、
やはりあまりレモン感のアップは見られず、ただ甘くなった印象。
もちろん、後から足すというのは本来の作り方ではなく、いわば反則。それで文句を言ってはいけない。
アルコール分25%。酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
原料原産地名:国内製造(焼酎)。
ニュースリリースでは、リニューアルについて、
「レモンの香り立ちを強化させ、時間がたってもお酒とレモンの味わいのバランスを維持できるよう配合を工夫しました」
と説明されているが、そんなに香り立ちが強いとは感じられなかった。
私の作り方が悪いのであろうが、完璧に仕上がった缶入りとまったく同じものを作り上げるのもまた難しいだろう。
そう考えると、缶入り製品の存在意義というか、存在の大きさが、改めて実感される。
缶を開けたらベストの味わいがすぐに楽しめる。そのために少し高いお金を払うのだと思えば、納得がいく。
ただ、こちらの商品の存在意義は、割安というだけでなく、自分の好きな濃さで飲めるという点である。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44496DAEE#RN01L |
2021年10月28日[1]
No.8993: セブンプレミアム 岩手県軽米町 中里さんのホップ畑から / サッポロ
せぶんぷれみあむ いわてけんかるまいまち なかざとさんのほっぷばたけから / さっぽろ
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セブン&アイグループとサッポロビールのコラボによる国産ホップをフィーチャーしたP.B.ビールの第5弾。
セブンプレミアム「岩手県軽米町 中里さんのホップ畑から」。発売日は、10月18日。
グラスに注いだ液色は、中程度の黄金色。泡はほぼ白色できめ細かく、泡持ちも悪くない。
香りは、ホップがフィーチャーされたビールにしては、あまり華やかさはない。
ホップ香は大人しく、むしろ穀物っぽいモルト香が中心であるところは、サッポロビールらしいキャラクターである。
口当たりはクリア。苦味はマイルドで、穏やかなホップの香味が広がる。
あくまでも大人しく、やさしい甘さを感じる。キレは悪くない。
アルコール分5%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ。
缶裏には、次のような説明がある。
若手ホップ農家・中里さんが育てた
ホップ産地・軽米町で伝統を守る、組合最年少 若手ホップ農家。
自慢のホップ「信州早生」
おだやかな苦味が特徴の、大正から続く日本の伝統的なホップです。
サッポロビール(株)の前身、大日本麦酒(株)時代に育種開発されたホップです。
これが第5弾であるが、シリーズに共通のキャラクターである、
上品で穏やかな飲み心地が今回の製品でも貫かれている。
国産ホップの繊細さが活かされたビール。
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ビール
CODE:44497SEST#10 |
2021年10月28日[2]
No.8994: こだわり酒場の レモンサワーの素 濃いめ / サントリー
こだわりさかばの れもんさわーのもと こいめ / さんとりー
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昨日、サントリー こだわり酒場のレモンサワーの素 を取り上げたが、
今日は派生商品「濃いめ」を取り上げる。発売は、7月13日であった。
昨日も書いたが、当サイトでは、基本的にR.T.D.(ready to drink)製品をターゲットとしており、
本品のようなR.T.S.(ready to serve)製品はカテゴリー外ではあるが、
ついでに購入したものなので、飲んだからには紹介したい。
グラスにたっぷり氷を入れ、本品と炭酸水を注ぐ。
昨日飲んだ通常品と同じく、こちら「濃いめ」も、びんに書かれたおすすめ比率は本品1に対してソーダ3となっているが、
1:4くらいの薄さで作ってみた。
液色はかすかに黄色っぽく濁りが見える。
香りは、昨日飲んだ通常品と同様、あまり強くは香り立たず、ほのかにスキッとしたレモン香が感じられる。
味は濃いめというだけあって、通常品よりも少しねっとり感というか、味の強さがある。ただ、
これも作り方に左右されるので、推奨よりも薄めに作った場合、わりと爽やかに仕上がる。
途中から継ぎ足し、濃くしてみたが、甘味が強くなった程度の印象で、そんなに風味は変わらなかった。
アルコール分25%。酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
原料原産地名:国内製造(焼酎)。
昨日も書いたが、ベストバランスを作り上げるのは、かなりむずかしい。
本品とソーダを量って推奨割合にしたとしても、そもそもどんな炭酸水を使うのか、氷はどの程度入れるのか、
グラスの形状はどんなものにするのか、ステア(かき混ぜ)の具合はどうするかなど、一つ一つの条件によって、
味は変わる。
考えれば考えるほど、割高でも缶入りR.T.D.のほうが簡単でおいしいのだと実感する。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44497DAEE#107 |
2021年10月29日[1]
No.8995: 氷結 国産りんご <期間限定> / キリン
ひょうけつ こくさんりんご <きかんげんてい> / きりん
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キリン 氷結の期間限定「国産りんご」。発売日は、10月26日。
発売日当日から、LAWSONのお試し引換券対象商品となっており、
70 pontaポイントで getしてきた。
グラスに注いだ色は、ほぼ無色透明だが、かすかにゴールドっぽく色づいているようにも見える。
注いでいる時、炭酸がシュワシュワッと音を立て、その後もたくさんの気泡がグラスの中で踊っている。
香りは、キリッと酸味の強そうなりんご香で、いかにも氷結らしいジューシーさを伴う。
味は香りの印象以上にシャープで、りんごなのに一口めは酸っぱいと感じてしまうほど。
甘さが抑えられているからだが、飲み進めると、わりとしっかり甘味もつけられていることがわかる。
アルコール感はあまり強くない。
飲み込んだ後には、軽い苦味も残る。
アルコール分4%。果汁0.5%。
原材料名:りんご果汁、ウォッカ、糖類(国内製造)/炭酸、酸味料、香料。
甘酸っぱくみずみずしい国産りんごを使用した、スッキリ爽快なおいしさをお楽しみください。
昔のりんご味チューハイといえば、甘味が強くこってりタイプが多かったのだが、
この製品は最近の売れ筋を考慮して、キリッとした味わいに仕上げている。
ただ、ジューシー感がちゃんとあるところが、氷結らしいキャラクターである。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44498DAKO#03 |
2021年10月29日[2]
No.8996: 和製サングリア 赤ワインとあまおう苺 <限定出荷> / サッポロ
わせいさんぐりあ あかわいんとあまおういちご <げんていしゅっか> / さっぽろ
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イオングループ限定商品である サッポロ「和製サングリア」。
発売日はわからないが、店頭に並び始めた時期から類推すると、10月5日頃と推察される。
2種あるうち、先日既に 白ワインとラ・フランス を飲んでいるので、今日はもう一方の「赤ワインとあまおう苺」を飲みたい。
グラスに注いだ液色は、透過性のあるガーネット(暗赤色)。グレナデンソーダのよう。
気泡は少なく、炭酸は弱そう。
香りは、ぶどうといちごのジュースを混ぜたようで、こってりと甘い。
アルコール臭はほとんどしない。
味は確かに甘味が強いものの、香りから受けた印象ほどのこってり感はない。
ぶどうジュースのような甘酸っぱさに、いちごの可憐な甘酸っぱさが呼応している。
赤ワインというか、赤玉スイートワインみたいなやさしい飲み口。
一口めでそんなに甘くないとは感じたものの、飲み進めると甘さが蓄積されてくる感じがする。
アルコール分3%。原材料名:濃縮還元果汁(ぶどう(外国産)、いちご(あまおう)(福岡県産))
/炭酸、酸味料、香料。
先日飲んだ白と同様、食事には合いにくいので、食前酒に適している。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44498DAEE#24 |
2021年10月30日[1]
No.8997: ほろよい サングリアサワー <限定> / サントリー
ほろよい さんぐりあさわー <げんてい> / さんとりー
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サントリー ほろよい の期間限定「サングリアサワー」。
発売日は、10月26日。
発売日当日から、LAWSONのお試し引換券対象商品となっており、
70 pontaポイントで getしてきた。
グラスに注いだ液色は、透過性のある赤紫。
気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
香りは、ぶどうジュースっぽい匂いが強く、そこにカシスが混ざって濃くなっている感じ。
あまりワインという感じはしない。
味も香りの印象通りぶどうジュースのような甘さが中心で、ベリー系のコクがある。
アルコール感は弱い。甘味設定は強いのに、酸味がほどよく効いているので、それほどくどい感じを受けない。
サングリアといいながらあまりワインらしい味はしないので、飲みやすい。
アルコール分3%。果汁1%。
原材料名:オレンジ、りんご、カシス、スピリッツ、ワイン、糖類(国内製造)/炭酸、酸味料、香料、ぶどう果皮色素。
ほろよいのサングリア味は、当サイトで把握している限り、
2018年に一度出されたきりである。
3年ぶりの復活であるが、当時の私自身のレビューを見ると、少しキャラクターが違うようだ。
前回はもっとワインっぽい味がしていたようで、
今回の方が普通のチューハイファンに飲んでもらいやすい味に仕上がっているように感じた。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44499LSEK#04 |
2021年10月30日[2]
No.8998: ゼロライフ / オリオン
ぜろらいふ / おりおん
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オリオンの新ジャンル「ゼロライフ」が新しくなっている。
今年(2021年)4月製造分からのリニューアルで、もう半年以上経っているが、
やっと入手したので取り上げる。
グラスに注いだ色は、ごく淡い黄金色。
勢いよく注ぐと、当初はよく泡が盛り上がり、泡持ちも新ジャンルにしては悪くない。
香りは非常に爽やかですっきりしている。新ジャンル特有の甘さとか、もたつくようなニュアンスはない。
以前から透明感のある製品ではあったが、より一層改善された印象だ。
味も極めてクリア。飲み心地のようなものはもちろんないが、
とてもスッキリと透明感があり、新ジャンル特有の甘さや変なクセなどはない。
よって、キレも抜群に良い。
アルコール分3%。糖質0。
原材料名:発泡酒(国内製造)(麦芽(大麦)、ホップ、小麦、糖類、食物繊維、酵母エキス、大豆ペプチド)、
スピリッツ(大麦)/カラメル色素、甘味料(アセスルファムK)。
従来から優秀な糖質ゼロ製品であったが、より一層ブラッシュアップされた。
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新ジャンル
CODE:44499WALIUM#RN04 |
2021年10月31日[1]
No.8999: 男梅サワー 追いレモン 冬の旨み <限定> / サッポロ
おとこうめさわー おいれもん ふゆのうまみ <げんてい> / さっぽろ
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サッポロビールとノーベル製菓のコラボによる 男梅サワー の限定品「男梅サワー 追いレモン 冬の旨み」。
発売日は、10月26日。
発売日当日から、LAWSONのお試し引換券対象商品となっており、
80 pontaポイントで getしてきた。
グラスに注いだ液色は、通年品の定番男梅サワーと同様、やや透過性のある暗赤色。
気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
香りは、男梅らしい梅しそみたいな匂いが強く、そこにレモンの尖りある香りが加わる。
予めレモンであることをわかった上で嗅ぐからレモンがすぐに見つかるが、
前知識なく嗅いだら、レモンとはすぐに気づかないだろう。そのくらい、梅が強い。
味は意外にもレモンの鋭い酸味が強く、非常にシャープな口当たり。
もちろん男梅らしい塩気も強いが、レモンの爽やかさが終始感じられる。
飲み込んだ後には、酸っぱさと共に、塩っぽい旨みが残る。
アルコール分7%。果汁2%。
原材料名:梅果汁、レモン果汁、スピリッツ(国内製造)、レモン浸漬酒、梅干浸漬酒、糖類
/酸味料、炭酸、香料、果実色素、カラメル色素、酸化防止剤(ビタミンC)。
「追いレモン」は、ポッカサッポロフード&ビバレッジ(株)の商標です。
今年5月に、男梅サワー 追いレモン 夏の爽 という商品が出されていたが、
本品はその続編といえる。梅よりレモンが目立っているのは、前回と同じだが、冬の旨みというだけあって、
レモンのコクがじんわりと味わい深い。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44500LSEK#05 |
2021年10月31日[2]
No.9000: 広島レモンハイボール / サクラオB&D(製造者:三幸食品工業)
ひろしまれもんはいぼーる / さくらおBあんどD
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先日、セブンイレブンの店頭で偶然発見した「広島レモンハイボール」。
てっきり同グループの限定品かと思って調べてみると、
三井食品のニュースリリース をみつけた。
同社が9月以降に発売するという、どうにもゆるい告知だが、缶に書かれた販売者は三井食品ではなく、
(株)サクラオブルワリーアンドディスティラリーとなっている。
謎の多い商品だが、ともかく飲んでみたい。
グラスに注いだ液色は、やや濁りのあるくすんだオレンジ色。アイスレモンティーのような見た目。
レモン果汁を後から足したような。
香りは、爽やかそうな見た目に反し、しっかりウイスキーのピート臭が強い。
そこにほんのりレモンの爽やかさが加わる。
味は香りの印象通り、非常にピーティーなウイスキーをベースに、かすかにレモンの爽やかさがプラスされている。
甘さはほぼない。例えは悪いが、レモンティに正露丸が混じってしまったかのような味。消毒液っぽいと感じる人もあるかも。
ウイスキーを飲み慣れている人なら爽やかだと思えるが、そうでないと馴染めないだろう。
飲み込んだ後にも、ウイスキーの香味がしっかりと残る。
アルコール分7%。果汁0.2%。
原材料名:レモン浸漬酒(国内製造)、ウイスキー、果糖ぶどう糖液糖、レモン果汁、食物繊維/炭酸、香料、カラメル色素。
販売者:(株)サクラオブルワリーアンドディスティラリー 広島県廿日市市桜尾1-12-1。
製造所:三幸食品工業(株) 広島県東広島市安芸津町三津4215-3。
販売者の(株)サクラオブルワリーアンドディスティラリー
(サクラオB&D)とは、旧 中国醸造(株) が今年(2021年)3月に社名変更したもの。
製造者の 三幸食品工業(株)とともに広島の会社なので、
生粋の広島オリジンな商品(使われているレモンが広島産かどうかは不明)といえる。
パッケージのフレンドリーな雰囲気に反し、中身はくせが強いので、ウイスキーを飲み慣れていない人にはお勧めしない。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44500SETS#UK |