2021年11月1日[1]
No.9001: natura WATTA かーぶちーサワー / オリオン
なちゅらわった かーぶちーさわー / おりおん
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オリオン natura WATTA(ナチュラ ワッタ)シリーズの第2弾「かーぶちーサワー」。
発売日は、10月26日。
グラスに注いだ液色は、しっかり濁りのある薄黄色。
この濁りのために、気泡はあまり見えない。
香りは、適度なジューシー感を持ちながらも、青臭い柑橘香。
シークヮーサーに近い。
味は酸味と苦味が中心で、甘味は抑えられているものの、ジューシーで伸びのある味。
香りに感じた青臭さは、それほど強烈ではない。
飲み込んだ後には、穏やかな酸味と甘味と軽い苦味が残る。
アルコール分4%。果汁6%。香料・人工甘味料・人工着色料 すべて無添加。沖縄県産かーぶちー果汁使用。
原材料名:かーぶちー果汁、ウォッカ、糖類(国内製造)
/炭酸、酸味料、ビタミンC。
販売者:オリオンビール株式会社 沖縄県豊見城市豊崎1-411。
製造所:オエノンプロダクトサポート株式会社 兵庫県神戸市灘区新在家南町3-2-28。
缶裏に、次の説明文がある。
沖縄原産果実の豊かな風味を香料無添加で届けます。
琉球王朝時代から伝わる果実、かーぶちーを皮ごと搾ったストレート果汁を使用。
果実本来の華やかな香りと、甘酸っぱく爽やかなおいしさをお楽しみいただけます。
かーぶちーとは、「皮が分厚い」という意味だそうで、緑色の分厚い皮が特徴の小みかんの一種。
本州ではほぼ見かけないし、チューハイになったのはおそらく初めてではないだろうか。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44501WALIUM#06 |
2021年11月1日[2]
No.9002: TOPVALU BESTPRICE 無糖チューハイ レモン / 合同酒精
とっぷう゛ぁりゅ べすとぷらいす むとうちゅーはい れもん / ごうどうしゅせい
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先日、偶然店頭で遭遇して入手。
イオングループのP.B.である TOPVALU BESTPRICE(トップバリュ・ベストプライス)の
「無糖チューハイ レモン」。
グラスに注いだ液色は、無色透明。炭酸はそんなに強そうではないが、細かな気泡がグラスの中を断続的に立ち昇っている。
香りは、スキッと透明感のあるレモン香。シャープだが、少しだけジューシーで甘そうなニュアンスもある。
アルコール臭もしっかり。
味はキリッと甘くない。無糖だから当然なのだが、一言でいって味気ない。
炭酸と高アルコールで、ピリッとした口当たり。レモンの酸も鋭い。キレが良い。
飲み込んだ後には、ヒリつく感じの酸味が口に残る。
アルコール分7%。レモン果汁3.5%。甘味料不使用。プリン体0。
原材料名:ウォッカ(国内製造)、レモン果汁。添加物:炭酸ガス、酸味料、香料。
販売者:イオントップバリュ株式会社 千葉県千葉市美浜区中瀬1-4。
製造場:合同酒精株式会社 千葉県松戸市上本郷字仲原250番地。
ちょっと前に、同ブランドで ドライで甘くないレモンサワー という商品があり、
その置き換えなのかと思ったが、原材料や果汁含有量などが異なる。
最も大きな違いは、以前の「ドライで〜」は焼酎ベースだったのに、本品はウォッカベースである。
果汁も増えている。消費者意見などをもとに、新たに開発したのだろうか。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44501DAEE#UK |
2021年11月2日[1]
No.9003: サッポロラガービール 2021 / サッポロ
さっぽろらがーびーる 2021 / さっぽろ
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だいたい年2回ペースで出されている「サッポロラガービール缶」。
今回の発売日は、10月26日。
料飲店では長年「赤星」の名で親しまれているビールだが、通常はびん入りのみ。
近年、こうして酒販店で缶入り製品も販売されるようになった。
当サイトで把握している限り、これまで
2008年、
2009年、2014年、
2016年7月、同年11月、
2017年6月、同年11月、
2018年7月、同年10月、
2019年7月、同年10月、
2020年7月、同年10月
2021年5月
と14回登場し、これが15回目の販売である。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡は純白できめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
香りに華やかさはなく、乾いた感じのモルト香が中心。
味も落ち着いている。苦味のインパクトが強く、その後にじんわりと旨みが広がる。
何杯飲んでも飲み飽きない、優れたドリンカビリティ。
アルコール分5%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ、米、コーン、スターチ。
中身にもちろん変更はない。いつまでもこの伝統を守り続けて頂きたい。
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ビール
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2021年11月2日[2]
No.9004: TOPVALU BESTPRICE チューハイ ストロング ライム / 合同酒精
とっぷう゛ぁりゅ べすとぷらいす ちゅーはい すとろんぐ らいむ / ごうどうしゅせい
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先日、偶然店頭で遭遇して入手。
イオングループのP.B.である TOPVALU BESTPRICE(トップバリュ・ベストプライス)の
「チューハイ ストロング ライム」。
グラスに注いだ液色は、無色透明。多量の細かな気泡がグラスの中を断続的に立ち昇っている。
香りは、とても青臭いライム香が強い。混じりけがなくシンプル。
アルコール臭も強い。
口当たりは炭酸のビリビリ感とともに、シャープな酸味と、香りに感じたライムらしい青臭さ満載。
甘さは極めて弱い。飲み進めると、酸が一層ヒリヒリと感じられる。キレが良く、アルコール感も豊か。
アルコール分9%。ライム果汁1%。プリン体0。
原材料名:ウォッカ(国内製造)、スピリッツ、ライム果汁。
添加物:炭酸ガス、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK)。
販売者:イオントップバリュ株式会社 千葉県千葉市美浜区中瀬1-4。
製造場:合同酒精株式会社 千葉県松戸市上本郷字仲原250番地。
ライム味を活かすドライな仕上がり。また、ライムはお酒によく馴染むことから、
9%という高アルコールでありながら、きつすぎる感じも受けない。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44502DAEE#UK |
2021年11月3日[1]
No.9005: レモンサワー BY レモニカ / 宝酒造
れもんさわー ばい れもにか / たからしゅぞう
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レモネード専門店"レモネードBYレモニカ"
と宝酒造のコラボにより生まれた「レモンサワーBYレモニカ」。
ファミリーマート限定で、10月26日の発売である。
グラスに注いだ液色は、深い濁りのある薄黄色。多量の細かな気泡が、グラスの中を立ち昇っている。
香りは、甘味とコクのありそうな深いレモン香。
一般的なレモンチューハイが、果実を搾ったようなフレッシュなレモン香を競っているのとは対照的である。
味は香りの印象ほど甘味が強くない。酸味が鋭く立っており、さっぱりとした口当たり。
但し、酸っぱさを和らげる程度に甘みがついており、味わいに果汁だけではない分厚さがある。
飲み込んだ後には、ヒリヒリするような酸味と、どこか乳酸飲料みたいな甘いコクの余韻が残る。
レモネード専門店 レモネードbyレモニカ 監修。果汁10%。アルコール分6%。宝焼酎使用。
原材料名:レモン、レモンシロップ、レモンペースト、レモンスピリッツ(国内製造)、焼酎、糖類/炭酸、香料、酸味料。
缶には LEMONADE BY LEMONICA レモンサワー と書かれているが、
ファミマの商品紹介ページに明記されている商品名は「レモンサワーBYレモニカ」である。
最近、缶入りレモンサワーの商品カテゴリーの幅が広がり、こうしてコクのあるタイプも増えてきた。
それは、レモンサワー自体の持つ可能性の大きさを表しているのと同時に、
レモン以外のフレーバー(特に柑橘以外)の限界(毎日飲めるか否か)も示している。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44503FMMTS#08 |
2021年11月3日[2]
No.9006: ザ・プレミアム・モルツ 黒 <限定醸造> / サントリー
ざ・ぷれみあむ・もるつ くろ <げんていじょうぞう> / さんとりー
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不定期に発売されているザ・プレミアム・モルツの黒。今回の発売は、10月19日。
当サイトで把握している限り、
前回発売が1月26日だったので、約9か月ぶりである
(もしかするとその間の発売を見逃しているかもしれない)。
グラスに注いだ液色は、グラスの向こう側がまったく見えない漆黒。
泡は深いカフェオレ色で非常にきめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
香りは、タバコやコーヒーのようなスモーキーさと、チョコレートのような甘さが同居。非常に深みがある。
口当たりは香りの印象通り非常にスモーキーで、苦味が強い。
引き締まった甘味と、軽やかな酸味も同時に感じられる。
以前飲んだ印象では、もっと甘味が強かったようにも思うが、気のせいだろうか。
この重たさに慣れてしまったからだろうか。
飲み込んだ後には、強い苦味と渋味、軽い甘味と酸味が口に残る。
アルコール分5.5%。原材料名:麦芽(外国製造)、ホップ。
今しか飲めない豊かなコクとうまみをお楽しみください。
通年販売すると陳腐化することを恐れているのか、そもそもそんなに数が出るものでもないのか、
ずっと限定品の位置づけで不定期販売を続けているが、特別なビールであるというイメージ醸成には成功していると思う。
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ビール
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2021年11月4日[1]
No.9007: クリアアサヒ 冬みやび <冬限定> / アサヒ
くりああさひ ふゆみやび <ふゆげんてい> / あさひ
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クリアアサヒの冬季限定派生商品「冬みやび」。
発売日は、11月2日。
グラスに注いだ液色は、新ジャンルにしては濃いめの黄金色。
泡はほんのり黄色でやや粗く、当初こそ盛り上がるが、泡持ちは良くない。
香りは、新ジャンルらしい甘い匂いが強い。味が濃そうだが、ビールらしさとはちょっと違う。
口当たりは、意外にもすっきり。甘さは香りの印象ほど強くなく、クリアな口当たり。
渋味が強く、それに伴って苦味も強く、舌に引っかかる。
ビールらしい香味が乏しいのに、殻が固くて押しが強い。しかし、甘味がないから、くどさもない。
飲み込んだ後には、収斂性のある苦味、渋味がずっしり口中に残っている。
アルコール分5%。原材料名:発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、大麦、コーン、スターチ)、スピリッツ(大麦)。
昨年は 冬の旨口 という商品が出ていたが、キャラクターは基本的に近い。
香りを嗅いだときには、甘くてくどいのかな?と思わせておいて、甘みはほぼなく、渋味と苦味がぐいぐいくる。
飲み飽きしないまとめ方ではある。
缶に「まろやかコク仕立て」と書いてあるが、それほどまろやかとは感じなかった。渋味が引っかかるからだろう。
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新ジャンル
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2021年11月4日[2]
No.9008: ヱビスビール 第2弾 Colorful Trip キャンペーンデザイン缶 / サッポロ
ゑびすびーる だい2だん からふる・とりっぷ きゃんぺーんでざいんかん / さっぽろ
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ヱビスビールのコンビニ限定企画「Colorful Trip キャンペーン」第2弾のデザイン缶。
発売日は、10月18日。
第1弾が今年7月12日発売であったから、約3か月おいての第2弾となる。
今回のキャンペーンの応募期間は、2021年10月18日12:00〜2022年1月7日12:00となっている。
中身は通常のヱビスビールなので、味のレビューは割愛する。
アルコール分5%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ。
第2弾 南北アメリカ編
ヱビス特選賞品が当たる!!
応募締切:2022年1月7日(金)12:00(正午)
対象コンビニチェーンは、セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート、デイリーヤマザキ、ミニストップ、セイコーマート。
対象缶に付いているシールの2層目に印字されているQRコード及びシリアルナンバーを用いて特設サイトにアクセスすると、
キャンペーンに参加できる。当たる賞品は、ヱビスColorful Tripセット
(セット内容:アメリカ:キャラメルポップコーン/マカロニチーズ、ブラジル:テンペラ―ド(インゲン豆)、ウルグアイ:コンビーフ、ジャマイカ:ジャークシーズニング)
とのこと。
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なお、当サイトのお約束であるが、グラスに注いだ写真は、「泡が多すぎるんじゃない?」というほど泡を立てている。
これは、世間一般に、ビールを注ぐときに泡が多すぎると失敗と考える人が少なくないため、その誤った認識を正すために、
私があえてやっていることである。写真は第1投直後である。
たとえば宴会で、人にビールを注ぐときに泡が多すぎると失礼だと言う人があるが、
それはまったく合理性のない誤りなので、認識を改めて頂きたい。
ビールは第1投で思い切り泡を立て、しばしそれが収まるのを待ち、第2投でかさ増しし、
さらに一呼吸置いてからふたをするように第3投を実行。これが望ましい注ぎ方なのである。
他の方法を決して否定するつもりはないが、唯一好ましくない方法は、泡が立たないように静かに注ぐことである。
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ビール
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2021年11月5日[1]
No.9009: 金麦 香りの余韻 <限定醸造> / サントリー
きんむぎ かおりのよいん <げんていじょうぞう> / さんとりー
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イオングループ限定商品である サントリー金麦「香りの余韻」。
昨年もこの時期に出ていたものであるが、
今年の発売日は11月4日。
グラスに注いだ液色は、中程度の黄金色。
泡はほぼ白できめ細かく、当初はよく盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
エールタイプとうたっているだけあって、香りはフルーティで甘く、華やか。
かなりしっかりと濃く、新ジャンルとは思えないほどの力強さ。
味も香りの印象どおり、最初のアタックこそ柔らかいものの、コクがあってジューシーな飲みごたえ。
優しいが、同時に適度な渋味や苦味もあって、バランスは良い。
事前情報なく飲んだら、ビールと間違えそうである。
新ジャンルとわかって飲むから、少しコクが足りないかな?と感じてしまうのだが。
アルコール分6%。原材料名:発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、糖類)、スピリッツ(小麦)。
新ジャンルで飲みごたえを出そうとすると、どうしてもコク不足の薄ら甘い味になってしまいがちだが、
この製品はしっかり厚みのある味わいで、完成度が非常に高い。
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新ジャンル
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2021年11月5日[2]
No.9010: 米マッコリ モモ / 麹醇堂
こめまっこり もも / くっすんだん
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たまたまドン.キホーテを覗いていたときに、フルーツフレーバーのマッコリが何種か売られているのに遭遇。
見つけてしまったからには買わねば。ということで、そこにあった全種を購入。
まずは、「モモ」を飲んでみたい。
グラスに注いだ液色は、ごく淡い白色で、かすかに透過性がある。
カルピス程度の色。もっと濃い色を想像していたが、かなり薄い。
香りは甘い白桃香。マッコリらしさはなく、ピーチチューハイのようにたっぷりと甘く、適度に爽やかな印象。
味は香りの印象通り、酸味が立って非常に軽快。マッコリというよりは、カルピス的な甘酸っぱさであり、
その限りにおいて適度なコクがあると言える。そこに、かなり強めの桃の甘さが同居。
後味も軽快で、とてもマッコリとは思えない。
アルコール分3%。
原材料:米、果糖、麹、酵母、モモ濃縮液/二酸化炭素、クエン酸、モモ香料、
甘味料(アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物)、乳酸。
原産国:大韓民国。製造元:株式会社麹醇堂。
輸入者及び引取先:株式会社BSJ(ビーエスジェイ)東京都中央区日本橋箱崎町20-1箱崎NSOビル7F。
軽快なマッコリに桃風味を合わせて、非常に飲みやすい。本場韓国でもこんなに軽いマッコリが人気なのだろうか。
意外であった。
夕食に ヤンニョムチキンを食べるお供として開けたが、甘味が強すぎてちょっと合わなかった。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44505DQES#UK |
2021年11月6日[1]
No.9011: こだわり酒場のレモンサワー 冬の濃い旨 / サントリー
こだわりさかばのれもんさわー ふゆのこいうま / さんとりー
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サントリー こだわり酒場のレモンサワー の冬限定派生商品「冬の濃い旨」。発売日は、11月2日。
缶に限定の文字はないが、商品名から季節限定品であることは明らかである。
グラスに注いだ液色は、しっかり濁りのある薄黄色。
気泡は少なく、炭酸はあまり強くなさそうに見える。
香りは、これぞ こだわり酒場シリーズ といえるレモンの皮と果汁が混じったような、
フレッシュ感があり苦そうなレモン香が漂っている。
口に含むと、まず切り込むような酸味の刺激が強いが、それだけでなく、ジューシー感がしっかりと濃い。
果汁が多いのか?と感じるが、1%しか入っていない。むしろ浸漬酒の濃さだろう。
飲み進めると、辛(から)いとも思える酸味の強さがどんどん蓄積されるが、
同時に甘味もそれなりにあることに気づく。
飲み込んだ後には、鋭い酸と苦味が口に残っている。
アルコール分7%。果汁1%。レモン浸漬酒使用。
原材料名:レモン、スピリッツ(国内製造)、焼酎、糖類/酸味料、炭酸、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
缶に「3種のレモン仕込」とあるが、これは、2種のレモンピール蒸留酒とレモン浸漬酒が使われていることを示す。
その結果、フレッシュ感を保ちながらも複層的な味わいが生まれている。
最近の缶入りレモンサワーは、このように厚みのある味わいのものも増えてきた。
酒好きの皆がキリッとシャープな味ばかりを求めているわけではもちろんないから、
色んなタイプのレモンサワーがリリースされるのは歓迎だ。何より味わいが濃いと、あまりがぶ飲みしようとも思わないので、
健康のためにもいい。濃くて強いのをたくさん飲みたいんだという人もいるかもしれないが、
くれぐれも健康にはご注意を。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44506DAEE#04 |
2021年11月6日[2]
No.9012: DHC ラガービール / DHCビール
でぃー・えいち・しー らがーびーる / でぃー・えいち・しー びーる
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DHCビールの製品は、これまで4種ほど飲み掲載しているが、
「ラガービール」を入手したので、飲んでみたい。
グラスに注いだ液色は、ごく淡い黄金色。泡は純白できめ細かく、
当初はよく盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
香りは、爽やかで甘いホップ香がしっかりと香る。柑橘のようなみずみずしさと、
トロピカルな甘さが同時に感じられる。
口当たりはキリッとシャープで、爽やか。苦味は穏やか。
味わいとしては明るく鮮やかなのだが、ほどほどのボディ感で、キレがある。
飲み込んだ後には、軽い酸味も残る。
アルコール分5%。原材料名:麦芽(外国製造)、ホップ。
製造者:株式会社ディーエイチシー 東京都港区南麻布2-7-1。
製造所:静岡県御殿場市保土沢炭焼沢1015-1。
DHCビールは、富士山の麓で造られています。フジの清冽な伏流水100%仕込みで引き立つ麦の旨みと爽快なホップ香が絶妙。
DHCビールが目指したのは、飲み飽きないラガービールです。
缶に「キレがあってまろやか」と書かれているが、まさにその通り。
苦味で押してくることはなく、柔らかなタッチでまろやかな旨みが広がるが、後キレも両立している。
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ビール
CODE:44506YMOZ#UK |
2020年11月7日[1]
No.9013: 一番搾り とれたてホップ生ビール 2021年収穫 <限定出荷> / キリン
いちばんしぼり とれたてほっぷなまびーる 2021ねんしゅうかく <げんていしゅっか> / きりん
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毎年この時季に出ているキリン「一番搾り とれたてホップ 生ビール」。
今年の発売は、11月2日。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡は純白できめ細かく、力強くよく盛り上がって、泡持ちも悪くない。
香りは、ホップの甘く清々しい香りが立つが、それほど強烈ではない。
ベースにあるモルトの穀物っぽさとのバランスが良い。
但し、キリンビールにしては、よくぞここまでホップをフィーチャーしたなとは感じる。
味はみずみずしく、透明感あふれる味わい。甘みやジューシーさが適度にあり、苦味は穏やか。
キレもある。飲み込んだ後には、じんわりとした旨みが残る。
アルコール分5%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ。岩手県遠野産ホップ使用。
※2021年に岩手県遠野市で収穫したての生ホップ「IBUKI」を急速凍結し、使用しています。
今だけのおいしさ。とれたてのホップと一番搾り製法だからできた味。
このビールは毎年とれたてのホップを使用しており、微妙に味わいも異なるようである。
今年は華やかさが一層強いように感じ、まさに商品名どおりの魅力を感じた。
キリン社の ニュースリリース では、
このビールが誕生した2004年から毎年の商品写真が掲載されている。今年が18年目となるわけだが、
当サイトでも全部を取り上げている。生まれた子供が高校3年を迎えるまでの長い時間だが、
大人にとっては、あっという間。
本品初年度商品を当サイトで掲載したのが、2004年11月4日。
当サイトの連続更新記録が始まったのが2004年6月6日だから、今日まで1日も休んでいないことになる。
そのことにまた自分で驚いている。
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ビール
CODE:44507DAKO#05 |
2021年11月7日[2]
No.9014: NIPPON PREMIUM 宮崎県産日向夏 / 合同酒精
にっぽんぷれみあむ みやざきけんさんひゅうがなつ / ごうどうしゅせい
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GODO NIPPON PREMIUM「宮崎県産日向夏」。発売は、昨年(2020年)9月29日であった。
入手できると思っていなかったのだが、数か月前に近所のLAWSONで九州沖縄フェアのようなものが催されており、
そこでゲットした。飲むタイミングがなかったのだが、やっと順番が回ってきた。
グラスに注いだ液色は、濁りのある薄黄色。気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
香りは、柑橘にしてはかなり穏やか。ジューシー感は弱い。酸味が弱そうで、苦味がありそう。
味は香りの印象どおり穏やかな酸味と、軽い苦味が融合。
フルーティでさっぱりした味わいでキレがある。アルコール感は強くない。
飲み込んだ後には、ややしっかりめの酸味と軽い苦味が口に残る。
アルコール分3%。果汁2%。原材料名:日向夏果汁(宮崎県産日向夏)、ウォッカ、果糖ぶどう糖液糖/炭酸ガス、酸味料、香料。
原料原産地名:国内製造(果糖ぶどう糖液糖)。
太陽の光をたっぷりと浴びた日向夏(ひゅうがなつ)の香りと酸味をギュッと閉じ込めました。
日向夏のこのキャラクターは、実に缶チューハイ向きと言える。さっぱりとして飲み飽きせず、
食事にも合わせやすい。ただ、実際に食中に飲むと、この製品は甘味がやや強いように感じる。
ところで、いつも書いていることであるが、当サイトにとってGODO社製品は鬼門である。私の生活圏内ではほとんど見かけることがなく、
入手を諦めることも多いのだが、最近、ネットで缶チューハイを1本から注文できるお店をみつけた。
この NIPPON PREMIUM シリーズもたくさん扱われていたので、早速注文した。
ということで、未掲載であったGODO製品を、これから順次取り上げていくつもりであるが、
掲載すべき待機商品が多すぎて、一体いつになったら順番が回ってくるのか、私自身にも読めないような状況である。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44507LSEK#404 |
2021年11月8日[1]
No.9015: トリスハイボール缶 ゆず&レモン <限定> / サントリー
とりすはいぼーるかん ゆず あんど れもん <げんてい> / さんとりー
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先日、イオン系のスーパー店頭でみつけた トリスハイボール缶「ゆず&レモン」。
発見日から推測して、11月2日の発売ではないかと思われる。また、イオングループ限定商品のようである。
他店では見ないことや、検索するとイオンネットスーパーで販売されていることくらいしか情報が出てこないことが、
その理由である。
グラスに注いだ液色は、ごく淡いレモンイエロー。
注いでいる時、大粒の気泡が踊り、その後は細かな気泡がグラスの中を立ち昇っている。
香りはまさにゆずだが、ゆず特有の青臭さと共に、もっとジューシーで尖りのある柑橘香が感じられ、
これがレモンなのかと気づく。キュンと酸っぱい味わいが想像される。
味は香りの印象通り酸が際立っている。からっとドライな口当たりで、甘味は抑制的。
ゆずっぽいグリーンな香味はあるものの、そんなに強くなく、酸っぱさがウイスキーにうまく溶けている。
アルコール感はほどほど。薄く作られており、コクは弱く、適度なキレがある。
アルコール分6%。レモン浸漬酒使用。レモン果汁0.1%。
原材料名:ウイスキー(国内製造)、レモンスピリッツ、ゆずスピリッツ、レモン、糖類/炭酸、酸味料、香料。
缶に「今夜は鍋とこれですよ」とあり、トリスのキャラクターであるアンクルトリスが、
ハイボールのグラスを片手に鍋料理を楽しむイラストが描かれている。
ゆず味のアルコール飲料は、鍋物などポン酢を使って食べる料理との相性がとても良い。
これからの季節には、こういったゆず風味のハイボールとかチューハイの活躍する場面が増える。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44508DAEE#UK |
2021年11月8日[2]
No.9016: 悪魔のビール アメリカンブラックエール / 黄桜
あくまのびーる あめりかんぶらっくえーる / きざくら
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清酒でおなじみ 黄桜 から出ている 悪魔のビール「アメリカンブラックエール」。
発売を知らなかったが、コンビニで偶然発見。調べてみると、9月6日の発売だったようである。
悪魔のビールという商品が出るのは、これが初めてではない。
3月に レッドセッションIPA が出ており、これが第2弾である。
グラスに注いだ液色は、やや透過性のある焦げ茶色。
泡はベージュ色で非常にきめ細かく、クリーミーに盛り上がって、泡持ちもとても良い。
香りは、鮮烈なホップ香が特徴。甘くフルーティ。見た目に反して、ロースト香などは感じない。
口に含んだ瞬間は、それほど重たさを感じないものの、すぐに極めて強い収斂性のある苦味が舌の奥で感じられ、
その苦味はずっと居座る。フルーティで甘い香りとのコントラストが明瞭で、やや分裂気味な印象。
ブラックらしいコクは今一つだが、あえてそれは狙ったものと思われる。そのため、スキッとしたクリアさすら感じる。
飲み込んだ後には、強い苦味が口中に残っている。
アルコール分5%。原材料名:麦芽(外国製造)、ホップ。
製造者:黄桜株式会社 京都市伏見区塩屋町223。
普段は怖い悪魔たちも美味しすぎてついつい飲みすぎてしまう「悪魔のビール」です。
ホップの爽やかな香りで、すっきりした味わいに仕上げました。
麦芽の香ばしさが楽しめる漆黒のビールです。
上記説明文で、漆黒のビールと書かれているが、実際には漆黒と呼べるほど深い色ではなく、
アイスコーヒー程度(それも氷が溶けて薄まったような)である。味も濃色エールの中ではかなり軽快な部類であり、
苦味は強いものの、爽やかな味わいが魅力である。
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ビール
CODE:44508FMMTS#63 |
2021年11月9日[1]
No.9017: TOKYO CRAFT 香ばしI.P.A. <限定醸造> / サントリー
とうきょうくらふと こうばしあい・ぴー・えー <げんていじょうぞう> / さんとりー
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サントリー TOKYO CRAFTの限定品「香ばしI.P.A.」。発売日は、10月26日であった。
グラスに注いだ液色は、透過性のある濃いめのアンバー(琥珀)。
泡はほんのりベージュ色。非常にきめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
香りは、ブラウンな感じの焙煎麦芽のロースト香と、IPAらしい華やかなホップ香が混じり合う。
とても奥深い。
口に含んだ時、滑らかな口当たりで優しい甘味を感じるが、間髪を入れずに強烈な苦味が舌の両奥で感じられる。
思わず「苦い」と口に出して言ってしまいそうなくらい、強い収斂性のある苦味と渋味が居座る。
そのため、あまりコクがないように錯覚してしまうが、実はボディの厚みもなかなか。
複層的な味わい。
アルコール分7%。原材料名:麦芽(外国製造)、ホップ。
麦芽の甘香ばしさとホップの力強い苦味が融合した濃厚な味わいです。
当たりはワイルドだが、優しい包容力も併せ持っているビール。冷やしたグラスに注いで供したら、
ビアパブで1,200円くらい取れそうなクオリティ。これが200円台で買えるとは、驚愕としか言いようがない。
たとえば ヤッホー・ブルーイングの インドの青鬼 が好きだという人には、ぜひ試してみて欲しい。
より一層複雑なキャラクターに、驚くに違いない。
一方で、ふだんスーパードライとか一番搾りみたいな、典型的なジャパニーズピルスナーしか飲まない人には、お勧めしない。
強烈すぎて美味しくないといった不当な感想を述べられてしまいそうだから。
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ビール
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2021年11月9日[2]
No.9018: JR PREMIUM SELECT SETOUCHI しまなみ八朔 CHU-HI / 宝積飲料
JRぷれみあむせれくと せとうち しまなみはっさくちゅーはい / ほうしゃくいんりょう
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JR西日本の駅などで扱われている JR PREMIUM SELECT SETOUCHIシリーズのチューハイに新しいものをみつけた。
「しまなみ八朔チューハイ」だ。
グラスに注いだ液色は、やや濁りのある薄黄色。気泡は少なく、炭酸は弱そう。
香りは穏やかなオレンジ香で、丸みがあってやや甘そう。アルコール臭もほんのりする。
味は香りの印象どおり甘味がしっかりつけられているものの、濃厚さはなく、さっぱりとした口当たり。
ただ、はっさくのイメージよりはだいぶ甘いので、ブラッドオレンジみたいな味。
飲み込んだ後には、若干ヒリつくような酸味と、軽い苦味も残る。
アルコール感は適度。
果汁5%。アルコール分6%。原材料名:はっさく果汁、ウオッカ(国内製造)、糖類/炭酸、酸味料、香料。
販売者:宝積飲料株式会社 広島県東広島市志和町別府2061-3。
日当り良く温暖な気候の瀬戸内海は指折りの柑橘類の生産地です。
瀬戸内にある因島は八朔"はっさく"発祥の地として知られています。
JR PREMIUM SELECT SETOUCHI は、JR西日本岡山支社およびジェイアールサービスネット岡山が、
せとうちエリアの地元生産者等と協働し、地域の魅力を伝える商品を開発・発信するプロジェクトです。
全国の観光地は未だ来訪者不足にあえいでいる状況が続いていると思われるので、
このような企画で地元産品を積極的に外部に発信し、消費促進とブランドの確立が達成できればたいへん喜ばしい。
JR西日本は、自社エリアに限定せず、瀬戸内海を越え、慢性的な苦境にあるJR四国エリアとの連携を強化して、
四国の魅力を伝えるようなことも手掛けて頂ければと、期待する。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44509SEARSO#UK |
2021年11月10日[1]
No.9019: −196℃ ザ・まるごと柚子 <冬限定> / サントリー
まいなす196ど ざ・まるごとゆず <ふゆげんてい> / さんとりー
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サントリー −196℃ ザ・まるごと シリーズの冬限定「柚子」。
発売日は、11月9日。
グラスに注いだ液色は、かすかに濁りのある薄黄色。注いでいる時は炭酸が強そうに見えるが、
すぐに静まる。
香りは、青臭い柑橘香がして、まさに柚子。但し、ジューシー感もかなりあり、甘そうで、
さらにアルコール臭も強め。
味は香りの印象ほど甘くない。むしろかなり抑制的であり、酸味が前面に出ている。苦味も強い。
この抑制的な感じが、Theまるごとシリーズの特徴で、この製品もそれを踏襲。
柚子風味はアルコールとの親和性が高いので、実際の度数よりも強く感じる。
飲み込んだ後には、強い酸味と軽い苦味と、強烈なアルコール感が残る。
アルコール分7%。糖類ゼロ。柚子果汁0.1%。柚子浸漬酒使用。
原材料名:柚子、ウオツカ(国内製造)、食物繊維/酸味料、炭酸、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
ジューシーでしっかりとした味わいなのに、甘味は抑えめ。これなら冬の鍋料理にも合わせられるだろう。
なお、196Theまるごとシリーズは、通年3種(レモン、グレープフルーツ、みかん)もリニューアルしているので、
後日取り上げたい。
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チューハイ・カクテル等
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2021年11月10日[2]
No.9020: 米マッコリ マスカット / 麹醇堂
こめまっこり ますかっと / くっすんだん
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先日、韓国 麹醇堂 の 米マッコリ モモ を飲んだが、
今日は同時購入してあった 米マッコリ「マスカット」を取り上げる。
グラスに注いだ液色は、透過性のあるごく淡い白色。
薄く作ったカルピスのような色であり、とてもマッコリとは思えない薄さ。
香りは極めて甘い白ぶどうで、やはりマッコリらしさはない。
まるでぶどうチューハイみたいである。
味も香りの印象通り、ほぼチューハイ。甘酸っぱい口当たりで、アルコール感は非常に弱い。
飲みやすいが、強い甘味のゆえに、食事には合わせづらい。
最後まで、マッコリらしいところはほぼ感じられなかった。
アルコール分3%。
原材料:米、果糖、砂糖、麹、酵母、白ブドウエキス、白ブドウ香料/二酸化炭素、クエン酸、乳酸。
原産国:大韓民国。製造元:株式会社麹醇堂。
輸入者及び引取先:株式会社BSJ(ビーエスジェイ)東京都中央区日本橋箱崎町20-1箱崎NSOビル7F。
非常に軽快で、飲みやすい仕上がり。マッコリだと言われなければ、乳性チューハイだと思う。
食中よりも食前に飲みたい。
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チューハイ・カクテル等
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