ビール・発泡酒・チューハイの部屋

No.9161−9180


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2022年1月24日[1]
No.9161: グリーンハーフ 白ぶどう / サントリー
 ぐりーんはーふ しろぶどう / さんとりー
サントリー グリーンハーフ 白ぶどう サントリー グリーンハーフ 白ぶどう review
 サントリーの糖質50%オフチューハイシリーズ グリーンハーフ に「白ぶどう」が仲間入り。 発売日は1月18日であった。限定品ではなく、新たな通年品である。

 グラスに注いだ液色は、無色透明。気泡は少なく、炭酸は弱そうである。
 香りは、白ぶどうの高貴で甘そうな香りが強い。 このシリーズは甘くないはずだから、いったいどんな味なのか気になる。
 口に含むと、案の定、甘さは極めて弱いのだが、無味ということはなく、 ぶどうらしい甘い香りが鼻から抜け、そのため味も甘く感じる。 それでも味はほんのり感じられる程度で、非常にキレが良い。 飲み込んだ後には、ぶどうの甘酸っぱさがちゃんと残っているから不思議。
 アルコール5%。果汁1%。糖質50%オフ。人工甘味料不使用。プリン体ゼロ。 原材料名:ぶどう、スピリッツ(国内製造)、糖類/炭酸、酸味料、香料。
 ブランドのキャラクター範囲を逸脱せず、それでいてぶどうの持ち味もちゃんと再現できている。 味がなくて不味いという声もあるだろうが、味気ないことがウリの製品群だから、嫌う人が多いことは織り込み済みだろう。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:44586DAEE#06
2022年1月24日[2]
No.9162: 月庵 / アサヒ
 げつあん / あさひ
アサヒ 月庵 アサヒ 月庵 review
 アサヒのボトル缶入り緑茶ハイ「月庵」(げつあん)。
 昨年5月から1都4県のセブンイレブンで(2021年5月11日から静岡県、18日から東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県) 先行発売された。私は昨年(2021年)9月の東京出張の折にゲットしてきたのだが、 その後販売地域が拡大されたようで、現在は関西でも見かける。

 グラスに注いだ液色は、濁りのある深緑茶色。無炭酸製品なので、気泡や泡立ちはもちろんない。
 香りは、奥行き深い緑茶香。かなり渋そうであり、ほんのりアルコール臭もある。
 味は緑茶らしい苦味、渋味がしっかり。タンニン分がひっかかるような感じ。 甘みはなく、シャープな飲み心地であり、アルコール感はほどほど。しっかりお茶の味。 飲み込んだ後には、強めの渋味がしっかり残る。
 アルコール4%。無炭酸。 原材料名:焼酎(国内製造)、緑茶(国産)/ビタミンC。
 類似の緑茶割り製品もたくさん出ている中で、いかにして存在感を示すかという戦略として、 トレンドのボトル缶入り(これが初めてではないが)は有効な形態であるし、このしっかりとした飲みごたえにして、 飽きの来ない切れ味を併せ持ったキャラクターは、まさにアサヒらしいと言える。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:44586NDKY#258
2022年1月25日[1]
No.9163: 金麦 糖質75%オフ / サントリー
 きんむぎ とうしつ75ぱーせんとおふ / さんとりー
サントリー 金麦 糖質75%オフ サントリー 金麦 糖質75%オフ review
 サントリー金麦「糖質75%オフ」が新しくなっている。12月製造分からのリニューアルである。 ちなみに ザ・ラガー も同時リニューアルされており、掲載済である。

 グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。但し、糖質オフ新ジャンルにしては、かなり濃い。 泡はほぼ白色で粗く、勢いよく注ぐと当初は盛り上がるが、泡持ちは良くない。 写真はあり得ないくらいに高い位置からグラスに勢いよく注いだもので、そうすると泡はかなりよく盛り上がるのだ。
 香りは、昔の発泡酒のような穀物臭がやや強め。だが、そのことがむしろコクの強さを想像させる。 ほんのりホップ香が感じられる。
 味は糖質オフ製品らしくクリアなタッチだが、ググッと苦味が強い。 昔の発泡酒、あるいは新ジャンル製品のような薄甘い感じはそれほどなく、とにかく透明感がある。 後キレが良く、飲み込んだ後にも変な甘さは残らず、重ための苦味がしっかり残る。
 アルコール分4%。原材料名:発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、糖類、食物繊維)、スピリッツ(小麦)。
 金麦は季節に合わせて味を変えています。春夏秋冬いつでもおいしい金麦を。
 元々季節ごとに味が変わる製品だから、リニューアルしたといっても、何に対してどういった変化なのかよくわからないのだが、 そもそものベース品質アップということなのだろう。今回の品には季節の別が表記されていないから、 春製品は改めて出るということなのだろうか。
種別 新ジャンル
CODE:44587DAEE#RN2112
2022年1月25日[2]
No.9164: ええもんレモンサワー / 宝酒造
 ええもんれもんさわー / たからしゅぞう
タカラ ええもんレモンサワー タカラ ええもんレモンサワー review
 エイチ・ツー・オーリテイリング(阪急阪神)傘下の食品スーパー「イズミヤ」が昨年(2021年) 創業100周年を迎え、その記念商品として売り出された「ええもんレモンサワー」。
 私の通常生活圏内に同店が存在しないこともあり、この企画自体を知らなかったのだが、 当サイトのご協力者 森康哲さん から寄贈頂いたもの(実は別日に、たまたまイズミヤに立ち寄る機会があり、自分でも購入することができた)。

 グラスに注いだ液色は、しっかり濁りのある薄黄色。 液中には炭酸の細かな気泡とともに繊維質のようなものが見える。
 香りは、生っぽいレモン香。酸味と苦味が強そうである。
 味は香りの印象どおり、キリッとシャープで苦い。当然酸も強く、甘さは非常に抑えめ。 あっさりし過ぎるくらいの甘さ設定であり、飲み飽きしない。 焼酎のアルコール感もしっかり。 飲み込んだ後には、ヒリつくくらいの酸味と苦味が口に残る。
 アルコール分7%。果汁10%。混濁果汁・宝焼酎使用。 原材料名:レモン、レモンペースト、焼酎(国内製造)、糖類/炭酸、酸味料、香料。
 宝焼酎とレモンの混濁果汁によるしっかりとした果汁感がありながらもすっきりさわやかな味わいのレモンサワーです。
 調べてみると、イズミヤ100周年記念企画は、2021年4月1日〜2022年3月31日の1年間、 イズミヤ全店(81店)において行われているとのことで、現在も継続中。
 缶には「おいしいでつなぐ明日へ」というスローガンと Izumiya の文字も入った100周年記念ロゴがプリントされている。
 販売価格は税込141円とのことであるが、非常にクオリティの高い商品のため、期間限定で終わってしまうのはもったいない。 少し値上げをしてでも残して欲しい商品である。
 ところで、エイチ・ツー・オーリテイリングといえば、先般ニュースになった 関西スーパー が傘下に入ることになり、 イズミヤ、阪急オアシス と兄弟会社になった。客側のイメージとしては、高品質高価格の阪急オアシスと リーズナブルなイズミヤの間に、双方の中間のような位置づけの関西スーパーが加わることで、 グループに厚みが出たと思う。個人的には、良い結果になったと思っている。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:44587PRST#329
2022年1月26日[1]
No.9165: アサヒ ザ・リッチ / アサヒ
 あさひ ざ・りっち / あさひ
アサヒ ザ・リッチ アサヒ ザ・リッチ review
アサヒ ザ・リッチ
 アサヒの新ジャンル「アサヒ ザ・リッチ」が新しくなっている。 11月中旬製造分からのリニューアルである。

 グラスに注いだ液色は、新ジャンルにしてはしっかりめの黄金色。 泡は純白できめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。非常にビールっぽい。
 ところが、香りは新ジャンル特有の甘いニュアンスがある。リニューアル前は、もう少し大人しかったように記憶しているが、 また例の"飲みごたえを出そうとして濃くしたがゆえに臭みが増してしまった"という新ジャンルにありがちな失敗か。 そんな感じがする。ホップ香は確かに感じるものの、そんなに強くない。反面、麦芽の力強さは感じる。
 味は香りに感じた甘みがほんのり。但し、苦味の方がビシッと強く、しっかり飲みごたえがある。 新ジャンルらしからぬコクはあるのだが、後味にどうしても甘さが残ってしまう。 この点をどう捕らえるかで、評価は分かれるだろう。
 アルコール分6%。原材料名:発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、大麦、米、コーン、スターチ)、スピリッツ(大麦)。
 ニュースリリースでは、次のような説明がある。
 今回のクオリティアップでは、ドイツ・ハラタウ産ホップの使用量を増やすとともに、 副原料の使用量など原料配合の最適化により後味を良くすることで、これまで以上に飲み飽きない味わいを実現しました。 "泡持ち"を良くする成分を極力多く残す製法「泡リッチ製法」により、 クリーミーで豊かな泡の"泡持ち"が向上しました。
 ホップ使用量を増やし、後味を良くしたそうだが、私にはそう感じられなかった。あまりに期待しすぎたからだろうか。 なんだか力が入りすぎて、むしろくどさが増してしまったように感じた。旧製品と飲み比べていないから厳密にはわからないが、 飲み飽きない味に変わったようには思えなかった。泡持ちが良くなったのは実感したが。
種別 新ジャンル
CODE:44588DAKO#RN2111M
2022年1月26日[2]
No.9166: ジーマ オレンジ&カシス / モルソン・クアーズ・ジャパン
 じーま おれんじ あんど かしす / もるそん・くあーず・じゃぱん
ZIMA オレンジ&カシス ZIMA オレンジ&カシス review
 ZIMA といえば、スリムなびん入り製品がメジャーであるが、これは缶に入った「ZIMA オレンジ&カシス」。 存在を知らなかったが、だいぶ前に、確か やまや で発見して入手したものである。

 カシスということで赤紫色を想像してグラスに注ぐと、なんとほぼ無色透明。 微かにゴールドっぽいかな?という程度。細かな気泡が少量グラスの中に見える。
 香りは、しっかりコクのありそうなカシス香。 オレンジはほとんど感じない。
 味はかなり甘み設定が強め。見た目とは異なり、味が濃いと感じる。 カシスの甘酸っぱさに、ジーマ特有のトニックウォーターみたいな少しボタニカルな香味と混じり、 コクを作っている。但し、ジューシー感はなく、あくまでも人工的。 飲み込んだ後にも、ややだらっとした甘さが口に残る。
 アルコール分4%。無果汁。原材料名:スピリッツ、糖類/炭酸ガス、酸味料、香料。 原産国名:ベトナム。輸入者及び引取先:モルソン・クアーズ・ジャパン株式会社 東京都渋谷区桜丘町12-10。
 ZIMAに関し、酒呑み界ではちょっとショッキングなニュースが流れた。なんと、昨年末(2021年12月31日)をもって出荷を終了し、 現在市場に流通している商品がなくなり次第、販売終了するという。 販売元のモルソン・クアーズ・ジャパンが事業を終了するためである。 終わりの見えないコロナ禍の影響が大きいとされているが、そんな中でも家飲み需要を捕らえて、頑張っているメーカーもあるというのに。 ただ、同社の扱う商品は、家庭需要よりも料飲店需要が多かったこともあるのかもしれない。
 ZIMAブランドの商品は、一旦飲み納めということになってしまうが、今後どこか別の会社が取り扱ってくれることを期待しよう。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:44588YMMS#UK
2022年1月27日[1]
No.9167: パーフェクト サントリービール / サントリー
 ぱーふぇくと さんとりーびーる / さんとりー
パーフェクト サントリービール パーフェクト サントリービール review
 サントリーの糖質ゼロビール「パーフェクトサントリービール」がリニューアル。 発売日は、1月25日。

 グラスに注いだ液色は、糖質ゼロにしてはしっかりめの黄金色。泡はほぼ白で概ねきめ細かく、 泡持ちも悪くない。
 香りは、しっかり凝縮感のあるモルト香が、力強い味を想像させる。反面、ホップ香が弱く、華やかさはない。
 味は、しっかりした苦味が強く、ググッと押しがある。 甘みは弱いのだが味わいに深みがあって、糖質ゼロとはにわかに信じがたい。 ただ、一口めで感じたコクがそんなに長続きせず、飲み込んだ後には苦味もスッと切れ、余韻をあまり残さない。 この余韻の短さに限界を感じるが、そこまで求めるのは酷であろう。
 アルコール分5.5%。原材料名:麦芽(外国製造)、ホップ、糖類。
 従来品にはあった新ジャンルみたいな甘いニュアンスが取り払われ、強い押しと潔いキレが両立。 よりスタイリッシュな味わいに進化したと思う。
 ライバル社との比較でいうと、キリン 一番搾り糖質ゼロは、 いかにも糖質ゼロというスカスカ感があり、それは逆に言うと、今風の飲みやすさであって、間口が広い。 一方こちらは、糖質ゼロでもしっかりビールの飲みごたえが欲しい人向けだといえる。
種別 ビール
CODE:44589DAEE#02
2022年1月27日[2]
No.9168: クッピーラムネチューハイ / 中埜酒造
 くっぴーらむねちゅーはい / なかのしゅぞう
クッピーラムネチューハイ クッピーラムネチューハイ review
 名古屋市発祥の カクダイ製菓 の クッピーラムネ をイメージしたお酒「クッピーラムネチューハイ」。 発売は、昨年(2021年)3月18日。
 当サイトのご協力者 森康哲さん から寄贈されたものであるが、 実は自分でも成城石井に置かれているのをみつけて入手していた。

 グラスに注いだ液色は、無色透明。わずかにゴールドっぽく色づいているかな?という程度。 多量の細かな気泡がグラスの中を立ち昇っている。
 可愛らしいパッケージなので、軽い中身を想像しながら香りを嗅ぐと、 やけに酒臭い。サイダーみたいなものだろうという予想を裏切り、かなり強烈なアルコール臭がする。
 味は、口に入れた瞬間に強烈な酸味を感じ、同時にしっかりアルコール感もある。 果汁などの味がない分、とにかく酒なんだというインパクト。 アルコール度数4%という低い設定がにわかに信じがたい。 飲み進めると、刺すような酸味がどんどん強く実感される。 酸味の強いクッピーラムネらしさを出そうと、酸っぱさがデフォルメされているよう。
 アルコール分4%。果汁4%。 原材料名:レモン、醸造アルコール、糖類(国内製造)酸味料、炭酸、香料。
 クッピーラムネチューハイは、清酒「國盛」ブランドを持つ愛知県半田市の酒造会社中埜酒造と、 ウサギとリスのキャラクターでおなじみの「クッピーラムネ」のブランドを持つ愛知県名古屋市のカクダイ製菓のコラボ商品です。 「クッピーラムネ」の味に近づけるため、研究と試作を重ね、チューハイで再現した商品です。
 本家 クッピーラムネは、 ウサギとリスのキャラクターが仲良くピクニックをするようなイラストが特徴的だが、 この製品はお酒ということから、夜をイメージし、星空の下にキャラクターが描かれている。 パッと見は可愛らしいが、夜ピクニックをしている絵は、よく見るとシュールである。
 なお、カクダイ製菓のサイトのドメインは、 kuppyramune.co.jp である。 まさに、クッピーラムネひとすじ の会社ということがわかる。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:44589PRST#315
2022年1月28日[1]
No.9169: ザ・カクテルクラフト ジントニック / アサヒ
 ざ・かくてるくらふと じんとにっく / あさひ
アサヒ ザ・カクテルクラフト ジントニック アサヒ ザ・カクテルクラフト ジントニック review
アサヒ ザ・カクテルクラフト ジントニック
 アサヒから ザ レモンクラフト の派生ブランド「ザ・カクテルクラフト」が誕生。 発売日は、1月25日。
 2種出たうち、今日は「ジントニック」を飲みたい。
 発売日からLAWSONのお試し引換券対象商品となっており、90ponta ポイントでもらってきた。

 グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明だが、かすかに曇りがあるようにも見える。 注いでいる時、サワサワーッと炭酸が音を立てているが、すぐに静まる。
 香りは、かなり鮮烈なライム香が強く立ち昇る。カウンターバーなどで飲むジントニックの魅力の一つは、 直前に搾ったライムのほとばしるような香りだが、それがうまく表現できている。
 味はライム特有のフレッシュで強い酸味と青臭さが活かされており、そのベースにトニックのボタニカルな香味がしっかりとある。 甘さはすっきり。適度なキレがあるため、飲み込んだ後に変な甘さを残さない。 これは、甘味料を使わず糖類を使っているためであろう。
 アルコール分5%。無果汁。原材料名:ジン(国内製造)、レモンスピリッツ、糖類/炭酸、酸味料、香料。
 無果汁ではあるが、ライムのフレッシュ感ある香味がうまく表現されている。ちゃんとジンを使っているため、 かなり本格的な味わい。静かに進行しているジンブームをうまく捉えた商品だ。
 内容的にはかなり本格的な新商品だが、売り方にはちょっと腑に落ちない面もある。 ザ レモンクラフト がヒットしたからといって、なぜ同系統ブランドとしてこれを出すのだろう。 こういうことをすると、ブランド価値自体が定着しない。
 アサヒさんはいつもこういうところがある。一つ商品がヒットすると、そのブランドに乗っかって幅を広げようとする。 その結果、そのブランド自体がぼやっとしてしまう。大げさに言えば、自らブランド価値を毀損する行為とも言える。
 リキャップできるボトル缶入りというスタイルは踏襲しても良い。 だが、ザ・カクテルクラフトなどという類似名称にすべきではなかったと私は思うのだが、 この戦略が吉と出るか凶と出るかは、今後の売上を見るしかない。
 なお、ブランド名「ザ・カクテルクラフト」には、ザ と カクテル の間に「・」(中黒)があるが、 ザ レモンクラフト にはそれがない。単なる"表記ゆれ"と言ってしまえばそれまでだが、 こういうデリカシーがあるかないかも、ブランド育成には非常に重要ではないだろうか。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:44590LSEK#03
2022年1月28日[2]
No.9170: ジーマ レモン&ライム / モルソン・クアーズ・ジャパン
 じーま れもん あんど らいむ / もるそん・くあーず・じゃぱん
ZIMA レモン&ライム ZIMA レモン&ライム review
 一昨日、ZIMA オレンジ&カシス を飲んだが、今日は同シリーズの「レモン&ライム」を取り上げる。 実店舗で購入したものではなく、昨年、 楽天市場に出店している 酒の倉之助 というショップでバラ売りされていたため、注文したものである。

 グラスに注いだ液色は、無色透明。細かな気泡が少量グラスの中に見える。
 香りは、チューハイのようにすっきりしたレモン香。 ライムの青臭い感じも少しあるが、そんなに強くはない。
 味はキリッとレモンの酸味が効き、さらに軽い苦味もある。甘み設定はZIMAにしてはかなり控えめ。 無果汁のためジューシー感はなく、ZIMA特有の薬草みたいな香味もほぼ感じられない。 飲み込んだ後には、すっきりした酸味が口に残る。
 アルコール分4%。無果汁。原材料名:スピリッツ、糖類/炭酸ガス、酸味料、香料。 原産国名:ベトナム。輸入者及び引取先:モルソン・クアーズ・ジャパン株式会社 東京都渋谷区桜丘町12-10。
 先日も書いたが、ZIMAを販売してきたモルソン・クアーズ・ジャパンが事業終了することとなり、 ZIMAの国内販売も現在市場に流通しているものを最後に終了となる。
 非常に寂しいので、近所のスーパーにまだ残っていた通常のZIMA缶を急遽購入してきた。 近日中に飲んでアップしたいと思う。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:44590SKRI#UK
2022年1月29日[1]
No.9171: ザ・カクテルクラフト ジンジャーソーダ / アサヒ
 ざ・かくてるくらふと じんじゃーそーだ / あさひ
アサヒ ザ・カクテルクラフト ジンジャーソーダ アサヒ ザ・カクテルクラフト ジンジャーソーダ review
アサヒ ザ・カクテルクラフト ジンジャーソーダ
 アサヒから ザ レモンクラフト の派生ブランド「ザ・カクテルクラフト」が誕生。 発売日は、1月25日。
 2種出たうち、昨日既に ジントニック を飲んでいるので、今日はもう一方の「ジンジャーソーダ」を。
 発売日からLAWSONのお試し引換券対象商品となっており、90ponta ポイントでもらってきた。

 グラスに注いだ液色は、濃いめのイエローゴールドで、僅かに濁りがある。 注いでいる時、サワサワーッと炭酸が音を立てており、その後は多量の気泡が立ち昇っている。
 香りは、レモンの爽やかさがまず立ち昇り、その背後にほのかにジンジャー(生姜)が感じられる。 香りの鮮烈さは、ザ レモンクラフト のシリーズと同じである。
 味はレモンのキュンとした酸味に、はっきりとジンジャーの味が混じる。 甘味は非常に抑制的なので、ジンジャーエールのようなだらっとした甘さはない。 飲み進めても、レモンのキュンと弾けるような酸っぱさは後退せず、 最後までフレッシュな味わいが続く。飲み込んだ後には、ほんのり生姜っぽい香味と、 強い酸味、軽い苦味が残る。
 アルコール分5%。無果汁。レモンオイル使用。原材料名:ウオッカ(国内製造)、レモンスピリッツ、 糖類/炭酸、酸味料、香料、カラメル色素。
 今回のシリーズ2種とも無果汁であるが、レモンスピリッツなどをうまく使い、爽やかな味わいを実現している。 ただ、これを日常的に飲もうという人がどれだけいるかを考えると、なかなか厳しそうである。 ザ レモンクラフト シリーズのほうは、チューハイ代わりに毎日でも飲みたいというファンは一定数いるだろうが、 こちらは難しいのではないか。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:44591LSEK#04
2022年1月29日[2]
No.9172: ジーマ缶 / モルソン・クアーズ・ジャパン
 じーまかん / もるそん・くあーず・じゃぱん
ZIMA缶 ZIMA缶 review
 昨日予告したとおり、これからしばらく目にすることがなくなるであろう ZIMA(缶)を今日は取り上げる。 昨年末で出荷終了ということで、スーパーで売られていたものを急遽確保した。

 グラスに注いだ液色は、無色透明。細かな気泡がグラスの中で踊っている。
 香りは、まるで乳酸飲料かドリンクヨーグルトのような甘酸っぱいニュアンスの中に、りんごのような果実香があり、 さらにトニックウォーターみたいな薬草的な匂い。ZIMAの香りを表現するのは難しい。
 味もフルーツヨーグルトみたいに甘酸っぱいが、後口は比較的すっきり。 アルコール感は弱い。飲み込んだ後には、ヤクルトみたいな酸っぱさが残る。
 アルコール分4%。原材料名:スピリッツ、りんご果汁、糖類/炭酸ガス、酸味料、香料。 原産国名:ベトナム。輸入者及び引取先:モルソン・クアーズ・ジャパン株式会社 東京都渋谷区桜丘町12-10。
 個人的にはそんなに好きというわけでもなく、頻繁に飲んでいたわけでもないが、 手に入らなくなると聞くと寂しい。果汁感が乏しく人工的で、アルコール感も弱いテイストが、 最近の日本人にはあまり受けなくなったということか。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:44591DAEE#UK
2022年1月30日[1]
No.9173: 昔懐かしい メロンソーダサワー / 合同酒精
 むかしなつかしい めろんそーださわー / ごうどうしゅせい
GODO 昔懐かしい メロンソーダサワー GODO 昔懐かしい メロンソーダサワー review
GODO 昔懐かしい メロンソーダサワー
 合同酒精「昔懐かしい メロンソーダサワー」。
 昨年(2021年)5月25日に発売されたものであるが、GODO社のこういった商品は、 私の生活圏内ではほぼ見かけないため、入手は諦めていた。ところが、 先日から近所のセブンイレブン店頭に、突如登場した。

 商品名の「昔懐かしい」、缶に書かれている「純喫茶風」の文字からだいたい想像はしていたが、 液色はいかにも着色料という緑色。昔から純喫茶で供されてきたメロンソーダそのままの毒々しい色だ。 このいかにも人工的な感じがうれしい。
 香りは、薄める前のメロン風液体ドリンクといった感じで、果物のメロンとは似ても似つかぬ、ただただ甘そうな匂い。
 味は香りの印象通り、ひたすら人工的で、ただ甘いだけ。 かき氷のシロップと比べても、メロンらしさは乏しい。 どこがメロンなんだ?と怒ってはいけない。色がメロンなのだ。 ただ、喫茶店のメロンソーダと比べてもメロンらしさはなく、爽やかさもあまりないので、飲み飽きる。
 無果汁。アルコール分3%。 原材料名:ウォッカ、果糖ぶどう糖液糖(国内製造)/炭酸ガス、香料、酸味料、黄色4号、青色1号。
 缶裏に、次の説明文がある。
 昔懐かしいメロンソーダサワーは、趣のあるレトロな喫茶店で提供されている"メロンソーダ"の味を再現したお酒です。 心安まる空間、初めてのデートの味、一人時間を愉しむひとときなど、どこか懐かしい思い出に浸りながら、 お召し上がりください!
 残念ながら喫茶店のメロンソーダを再現できているかといえば、見た目だけである。 風味は薬臭い感じだし、爽やかさもない。これでノスタルジーに浸るのは、少々難しい。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:44592SEST#250
2022年1月30日[2]
No.9174: 台湾啤酒 香郁芒果 / 台湾啤酒(輸入:東栄商事)
 タイワンビール マンゴー / タイワンビール(とうえいしょうじ)
台湾啤酒 MAOGO 台湾啤酒 MAOGO review
 当サイトのご協力者 森康哲さん から寄贈頂いた 台湾啤酒「マンゴービール」。

 グラスに注いだ液色は、やや黄色みの強い淡い黄金色で、微かに濁りが見られる。 泡は純白でかなり粗く、勢いよく注ぐと盛り上がるが、泡持ちは良くない。
 香りは、しっかり甘いが品の良いマンゴー香。かなりナチュラルだ。 反面、ビールの香りはあまりしない。
 味も香りの印象通り、マンゴーの甘酸っぱさが強く、ビールの味わいが負けている。 しかし、甘味が強すぎず、果汁感もそれほどないから、適度な苦さとバランスが取れている。 飲み込んだ後には、苦味よりも甘酸っぱさが残っている。
 アルコール分2.8%。果汁5%。原材料名:果糖ぶどう糖液糖、麦芽、マンゴー果汁、米(台湾産)、ホップ/香料。 麦芽使用率25%〜50%未満。原産国名:台湾。輸入者及び取引先:東永商事株式会社 横浜市中区新山下3-2-9。
 缶にはマンゴーのイラストが描かれている。ビールの苦味が得意でない人にお勧め。
種別 発泡酒
CODE:44592PRST#UK
2022年1月31日[1]
No.9175: ホワイトサワー ゼロ <数量限定> / サンガリア
 ほわいとさわー ぜろ <すうりょうげんてい> / さんがりあ
サンガリア ホワイトサワー ゼロ サンガリア ホワイトサワー ゼロ review
 コンビニの LAWSON・ポプラ限定商品とみられる サンガリア「ホワイトサワー ZERO」。
 以前から断続的に数量限定品として登場しているもので、当サイトでも何度か取り上げている。 つい先日、たまたまLAWSON店頭で大量に売られているのに遭遇したので入手した。

 グラスに注いだ液色は、かすかに透過性のある薄い白色。 乳酸飲料をかなり薄めたような色。
 香りは、軽快で爽快。とても甘酸っぱい乳酸飲料の香り。
 味は香りの印象どおり軽快ではあるものの、甘味はしっかり感じられる。 さらに、アルコール感も意外とある。くどくなりすぎない程度の甘さではあるが、 後キレはあまり良くない。甘味料が使われているからだろう。
 アルコール分5%。着色料0。糖類0。プリン体0。 原材料名:ウォッカ(国内製造)/香料、炭酸、酸味料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
 当サイトで前回取り上げたのは、2019年夏。 2年半以上経っているので、その間にも販売されていたかもしれない。
 コンビニをよく利用する若者層には受けの良さそうな製品だから、ずっと続いているのだろう。 サンガリアさんは、失礼ながらナショナルブランド商品の競争力が弱いので、 こういう大手コンビニとの共同開発商品で大いに存在感を示して欲しい。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:44593LSEE#UK
2022年1月31日[2]
No.9176: スターセレクト ぐい麦 / ノルレェイク・インターナショナル(輸入)
 すたーせれくと ぐいむぎ / のるれぇいく・いんたーなしょなる
STARSELECT ぐい麦 STARSELECT ぐい麦 review
 入手したのは昨年秋頃。どこで買ったのか忘れてしまったが、P.B.スターセレクトなので、 スーパーのライフだったはず。

 グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。 泡は純白でやや粗いが、勢いよく注ぐと盛り上がり、泡持ちはほどほど。
 香りは、昔の発泡酒みたいな雑穀臭がするが、軽快なホップ香もしっかり感じられる。 但し、コクはなさそう。
 味は香りの印象通り概ねクリアな口当たり。コクはやはりなく、すっきり軽快。 苦味はしっかり。新ジャンル特有の甘さはほぼないので、キレは良い。
 アルコール分5%。原材料:発泡酒(麦芽、ホップ、コーンスターチ、大麦)、スピリッツ(大麦)。 原産国名:韓国。輸入者及び引取先:株式会社ノルレェイク・インターナショナル 神奈川県横浜市中区相生町6-104。
 スターセレクト(star select)は、食品スーパーのライフコーポレーションヤオコーが共同で立ち上げたP.B。 実は当サイトで7年以上前の 2014年 に一度取り上げている。 ずっと継続しているということは、売上は良いのだろう。
種別 新ジャンル
CODE:44593LITY#UK
2022年2月1日[1]
No.9177: 男梅サワー 梅つぶし <限定> / サッポロ
 おとこうめさわー うめつぶし <げんてい> / さっぽろ
サッポロ 男梅サワー 梅つぶし サッポロ 男梅サワー 梅つぶし review
サッポロ 男梅サワー 梅つぶし
 サッポロビールとノーベル製菓のコラボによる 男梅サワー の限定品「男梅サワー 梅つぶし」。
 昨年のこの時季に限定品として一度発売されたものの再発売で、今年の発売日は、1月25日であった。

 グラスに注いだ液色は、濁りのあるくすんだ赤。通年品の定番男梅サワーよりも赤みが強い。 気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
 香りは、このシリーズらしい梅しそのような香りがストレートに感じられる。
 味は香りの印象通り、しっかり塩気と酸味が強い。 梅つぶしという商品名のとおり、梅干しをグラスの中でつぶしたような、 強烈な酸っぱさ。甘さは抑えられているので、余計に酸が強く感じる。
 梅果汁7%。アルコール分5%。 原材料名:梅果汁(台湾製造、国内製造)、スピリッツ、梅干浸漬酒、糖類/酸味料、炭酸、香料、果実色素、 増粘剤(ペクチン)、カラメル色素、酸化防止剤(ビタミンC)。
 梅をすりつぶした濃厚な梅ぇ味
 男梅サワーファンには受けが良いであろうと思われる強烈なキャラクター。 この製品にも一定の熱狂的ファンがいると思われ、再販も納得。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:44594DAEE#01
2022年2月1日[2]
No.9178: スターセレクト ぐい麦 糖質70%オフ / ノルレェイク・インターナショナル(輸入)
 すたーせれくと ぐいむぎ とうしつ70ぱーせんとおふ / のるれぇいく・いんたーなしょなる
STARSELECT ぐい麦 糖質70%オフ STARSELECT ぐい麦 糖質70%オフ review
 昨日、スターセレクト ぐい麦 を取り上げたが、 今日は同時購入してあった スターセレクト「ぐい麦 糖質70%オフ」を。

 グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。勢いよく注いだが、当初は泡がよく盛り上がるが、泡持ちは良くない。
 香りにほぼくせはなく、ホップ香もほんのり感じられる。
 味は香りの印象通りすっきりとクリア。 新ジャンルにありがちな変な甘さはない。苦味はほどほどで、マイルドな味わい。 ビールらしいコクはないが、糖質オフ新ジャンルなので、それは仕方ない。
 アルコール分5%。原材料:発泡酒(麦芽、ホップ、コーンスターチ、大麦)、スピリッツ(大麦)。 原産国名:韓国。輸入者及び引取先:株式会社ノルレェイク・インターナショナル 神奈川県横浜市中区相生町6-104。
 実は以前(2014年)に取り上げた際には、糖質50%オフ であったが、 いつの間にか70%オフにリニューアルしていた。くせがなく、適度に飲みごたえもあり、優秀な糖質オフだ。
種別 新ジャンル
CODE:44594LITY#UK
2022年2月2日[1]
No.9179: クリアアサヒ 桜の宴 <春限定> / アサヒ
 くりああさひ さくらのうたげ <はるげんてい> / あさひ
クリアアサヒ 桜の宴 クリアアサヒ 桜の宴 review
 クリアアサヒ「桜の宴」。
 もうこんな商品が出る時期である。 とはいえ、毎年だいたい1月下旬〜2月初旬頃に発売されているもので、今年の発売日は2月1日。

 グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。但し、新ジャンルにしてはしっかりめ。 泡はほぼ白色で概ねきめ細かく、当初はよく盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
 香りは、新ジャンル特有の甘い匂いが強い。ホップ香も感じられるが、弱く、 それよりも雑穀臭が勝る。
 味は香りの印象どおり少し甘い。苦味もそれに追随し、やや荒削りな味。 外側だけ固く、ビールらしいコクとはちょっと違う。 飲み込んだ後には、どんよりした甘味とやや暴れた感じの渋味と苦味が残る。
 アルコール分5%。原材料名:発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、大麦、米、コーン、スターチ)、スピリッツ(大麦)。
 昨年の製品 は、もっとクリアな味だったはず。 今年は新ジャンルの悪い部分が前面に出てしまったように感じる。 原材料を見ると、昨年は使われていなかった米が新たに使われている。 つまり、スピリッツを加える前のベースとなる発泡酒そのものが、昨年とは異なるわけだ。 それで、穀物臭さが強くなってしまったのかと思う。
 コクを出そうとしたのかもしれないが、あまり好ましくない変化である。
種別 新ジャンル
CODE:44595DAEE#01
2022年2月2日[2]
No.9180: のんだフリー / 合同酒精
 のんだふりー / ごうどうしゅせい
GODO のんだフリー GODO のんだフリー review
GODO のんだフリー
 合同酒精のノンアルコールビールテイスト飲料「のんだフリー」。
 発売は2018年3月20日なのだが、私は売られているのを一度も見たことがない。 今回飲むに至ったのは、当サイトのご協力者 森康哲さん から寄贈されたためである。

 グラスに注いだ液色は、しっかりめの黄金色。 泡はやや黄色で、勢いよく注ぐと盛り上がるが、すぐに減衰。
 香りは典型的なノンアルコールで、酸化したビールみたいな臭みがややあるが、 それほど強くはない。
 味は概ねクリア。苦味が大人しく、すっきりと飲みやすい。 ノンアルコールに特有の紅茶の茶葉みたいな香味が少しあるが、それほど気にならない。 甘味料を使っているようであるが、はっきりと甘いわけではなく、コクに寄与しているようだ。 飲み込んだ後にもほぼ味を残さず、後キレが良い。
 アルコール分0.00%。糖類0。カロリー0。プリン体0。 原材料名:食物繊維(国内製造)、麦芽エキス、オリゴ糖、大豆ペプチド、ホップ/炭酸ガス、香料、安定剤(大豆多糖類)、 カラメル色素、酸味料、酸化防止剤(ビタミンC)、苦味料、甘味料(アセスルファムK)。
 缶裏には、次のような説明文がある。
 すっきりとした"のどごし"は、お食事やお風呂上がりにぴったりの爽やかさ。 気軽に楽しむビールテイスト パンダの「のんだフリー」。
 品質も悪くないし、パッケージもかわいい。もっと売れていい商品だ。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:44595PRST#1415

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