2022年6月3日[1]
No.9421: 焼酎ハイボール ラムネ割り / 宝酒造
しょうちゅうはいぼーる らむねわり / たからしゅぞう
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いつもチューハイやビールなどを仕入れている近所のスーパーに立ち寄ったとき、
新商品群の中にこれをみつけた。
タカラ社のニュースリリースなどでの発売告知は一切なかったし、そもそも通年品だったはずである。
それとも一旦終売となっていたものの再発売か。今回は販路限定で出されたものなのか。
とにかく買ってから調べてみようということで、買ってきた。
帰宅後検索してみると、やはり発売情報はない。
出てくるのは、通販サイトで売られている商品情報ばかりで、やはり通年で売られているようだ。
また、この製品が最初に登場した2014年頃の記事も散見されるが、
最近の新たな情報はない。
当サイトでも 2014年発売当時 に一度取り上げたのみとなっており、もう8年経過しているため、
改めてレビューしたい。
グラスに注いだ液色は、ごく淡い黄色で、焼酎ハイボールらしい見た目。
注いでいる時、炭酸がジュワジュワと大きな音を立て、その後は大粒の気泡が多量グラスの中を立ち昇っている。
香りは、ラムネらしい甘さや爽やかさが感じられると同時に、しっかりとベースの焼酎の匂いもする。
飲んでみれば、やはり焼酎ハイボール。一般的なラムネ味チューハイをイメージしながら口に運ぶと、
驚くほど甘くない。ラムネらしい味なのに、そこから甘味だけをスパッと取り去った感じ。
ただ、まったく甘くないわけではない。むしろタカラ焼酎ハイボールとすれば、
よくここまで甘みを付けたなという感じ。
おそらく両者のせめぎ合いの中で、最適な落とし所として決められた甘さ設定なのだろう。
飲み込んだ後に甘さは残らず、キレが良い。軽い苦味すら感じるほどだ。
アルコール分7%。無果汁。甘味料ゼロ。プリン体ゼロ。糖質80%オフ。
原材料名:焼酎(国内製造)、糖類/炭酸、酸味料、香料、カラメル色素。
缶裏にはイラストがあり、次のような文章がある。
大人の【ラムネ割り】
タカラ焼酎ハイボールは東京下町の大衆酒場で生まれた元祖酎ハイの味わいを追究したキレ味爽快な辛口チューハイです。
どこか懐かしいラムネは下町の縁日の定番アイテム。焼酎の「ラムネ割り」は今でも
下町大衆酒場で人気の飲み方です。焼酎ハイボールならではの辛口で大人の「ラムネ割り」
をお楽しみください。
やはり中身は変わっていないようだ。
突如として我が家の近所の食品スーパーが大量に仕入れた(ふだんは扱っていないのに)のは、
夏に向けてメーカーさんがこれをプッシュしようということで営業をかけられたのだろうか。
私のようなサイト運営者でなくとも、
缶チューハイを探しに来た普通の人たちが、ラムネの文字を見て、爽やかでおいしそうだと興味を持ってもらえる。
そんな季節になった。
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チューハイ・カクテル等
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2022年6月3日[2]
No.9422: 남산(南山) PREMIUM CITRA ALE / KABREW
ナムサン プレミアム・シトラ・エール / カブリュー
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韓国 KABREW による「南山 PREMIUM CITRA ALE」の500ml缶。
当サイトのご協力者
森康哲さん から寄贈されたものである。
グラスに注いだ液色は淡い黄金色で、微かに濁りがあるかな?と言う程度。
泡はほぼ白色(若干黄色っぽいか?)で非常にきめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
香りは、柑橘系の非常に甘く清々しいホップ香が立つ。重たさはなさそう。
味は香りの印象通りとてもフルーティで爽やか。花束のような華やかさと、柑橘の爽やかな香味。
軽いかと思いきや、苦味もしっかり。但し、ボディの厚みはそこそこ。
適度なキレがあるが、華やかな余韻が持続。
アルコール分4.5%。
原材料名:麦麦芽(デンマーク産、ドイツ産)、ホップ、ツツジ花末/炭酸。
原産国名:韓国。輸入者及び引取先:(株)永山 東京都台東区浅草橋4丁目2-2-3F。
シトラホップの特徴である柑橘系の爽やかな香りが満載。原材料で気になるのは、ツツジ花末 で、
これが文字通り花束のような華やかさ+ハーブっぽさを演出しているのであろうか。
韓国でも近年クラフトビールが流行っているそうだから、こういった製品がもっと日本にも入ってきてくれると、
選択肢が広がっていい。
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ビール
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2022年6月4日[1]
No.9423: アサヒレッドアイ / アサヒ
あさひれっどあい / あさひ
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アサヒレッドアイ が新しくなっている。本年(2022年)3月中旬製造分からのリニューアルである。
レッドアイ というのは、一般的にビールをトマトジュースで割ったビアカクテルのこと。
なので、アサヒブランドの製品という意味で「アサヒレッドアイ」である。
但し、この製品のベースとなっているのは、麦芽使用率25%未満の発泡酒である。
グラスに注いだ液色は、極めて淡い朱色で、やや濁りがある。トマト果汁のせいだろう。
泡はほんのりピンク色で、勢いよく注ぐと当初は盛り上がるが、すぐに減衰。
香りは、トマトらしい青臭さと、そのベースにビールらしき匂いも感じる。
酸が強そうな印象。
味はトマトジュースからコクを取り去って軽快にし、そこにビールの苦味を加えた感じ。
主役はトマトだが、特有のえぐみはなく、甘酸っぱい口当たり。
飲み込んだ後には軽い酸味が口に残る。苦味は極めて弱い。
発泡酒。アルコール分3%。トマト果汁20%。
原材料名:麦芽、麦芽エキス、ホップ、大麦、米、コーン、スターチ、糖類、カラメル色素、トマト果汁(ポルトガル製造)、
レモン果汁、酵母エキス、食物繊維、大豆タンパク/香料、酸味料、野菜色素、カラメル色素、調味料(アミノ酸)。
20%入っているトマトジュースとベースの発泡酒が互いに喧嘩せず、
絶妙なハーモニーを見せる。どちらがこれ以上強すぎてもダメ。そんなバランスの良さを感じる。
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発泡酒
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2022年6月4日[2]
No.9424: MILLER GENUIN DRAFT
ミラー ジェニュイン・ドラフト
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ミラー・ドラフトのびん入り製品。
チェコ産(STAROPRAMEN製)となってから飲んでいなかったのだが、
今回、当サイトのご協力者
森康哲さん から寄贈されたものである。
グラスに注いだ液色は、中程度の黄金色。
泡はほぼ白色で概ねきめ細かく、当初は力強く盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
香りは、LPガスのようなホップ香がふんわり香り、軽快な印象。
味は香りの印象通り軽やかな口当たりで、苦味が弱く、軽い酸も伴う。
スムーズな飲み口でキレも良く、飲み飽きないキャラクター。
重たさはなく、華やかさもあまりない。
アルコール分4.5%。原材料名:麦芽、ホップ、糖類。
原産国名:チェコ。輸入者及び引取先:モルソン・クアーズ・ジャパン株式会社 東京都渋谷区桜丘町12-10。
びん入り特有のスムーズさというか、缶入りとは違って缶臭さがない分、
より一層爽快感が感じられる(ような気がした)。
長く愛されているビールは飲み飽きない。非常に優れたドリンカビリティである。
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ビール
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2022年6月5日[1]
No.9425: ゼロサワー ラムネサワー <数量限定> / サンガリア
ぜろさわー らむねさわー <すうりょうげんてい> / さんがりあ
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【御礼】
本日をもって、当サイトの連続無欠勤更新記録が、2004年6月6日から数えて満18年に到達しました。
いつもご覧くださる皆さまに感謝申し上げますと同時に、
そろそろこの記録にこだわらなくてもいいかなと思い始めてもいます。
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以前から LAWSON で主に夏の時期に扱われている サンガリア・ZEROサワーシリーズの「ラムネサワー」。
今年も店頭で発見したので、買ってみた。
グラスに注いだ液色は、無色透明。
細かな気泡が多量グラスの中を断続的に立ち昇っている。
香りは、かなり甘そうなラムネ香。アルコールもしっかり強そうだ。
味は香りの印象どおり甘味がしっかりとあるが、酸味もあり、炭酸の刺激もあって、適度に爽やか。
甘味料特有の甘味が、少し引っかかる感じ。
アルコール分6%。無果汁。糖類0。プリン体0。
原材料名:レモンエキス、グレープフルーツエキス、オレンジエキス、ウォッカ(国内製造)/炭酸、酸味料、香料、
甘味料(アセスルファムK、ステビア)。
製造者:株式会社 日本サンガリアベバレッジカンパニー 大阪市東住吉区中野4-2-13。
製造所:三重県伊賀市依那具字柳原844-1。
原材料を見る限り、昨年から中身は変わっていないようである。
甘さが少しスッキリしたように当初は感じたが、多分私が飲み慣れたせいであろう。
なお、これまで商品名は何が正式名称なのか安定しなかったが、今年はLAWSONサイトで「サンガリアゼロサワー ラムネサワー」
と紹介されているのと、缶に ZERO SOUR の文字も追加されているので、当サイトでもそのように表記した。
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チューハイ・カクテル等
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2022年6月5日[2]
No.9426: HOEGAARDEN
ヒューガルテン
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ベルギーの ヒューガルテン。
韓国産(OB社製)となってから取り上げていなかったため、改めて飲んでみた。
グラスに注いだ液色は、ごく淡い薄黄色で、しっかりと濁りがある。
泡は純白で非常にきめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも非常に良い。
香りは、甘酸っぱく粉っぽい。柑橘+ヨーグルトのよう。
これぞヴァイスビアといった軽快さ。
味も香りの印象通り非常に軽快。酸は柔らかで、ボディはスリム。
苦味は軽め。キレがあるのに、甘酸っぱい余韻も残る。
アルコール分5%。原材料名:大麦麦芽、ホップ、小麦、コリアンダーシード、オレンジピール。
原産国名:韓国。輸入者:アンハイザーブッシュインベブジャパン Anheuser-Busch InBev Japan株式会社。
住所・引取先:東京都渋谷区渋谷2-24-12-39F。
缶に次のような説明文もある。
15世紀半ば、ベルギー王国・ヒューガルテン村の修道士たちは、伝統的な麦ビールのレシピに異国の地から取り寄せた
コリアンダーやオレンジピール等のスパイスを加え、新しいビールを造りはじめました。
彼らが生み出したのは、爽やかな味わいと魅力的な香りを放つ、世界随一のビールでした。
創造性溢れる奇跡のクリエーション。それが今も続く「ヒューガルテン」です。
※このビールは、本場ベルギーの伝統的なレシピ・製法のもと韓国で製造しています。
小麦を用いたヴァイスビアというものがどんなものか、飲んだことがないという人には、
真っ先に飲ませるべきビール。
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ビール
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2022年6月6日[1]
No.9427: スターセレクト ストロングチューハイ ドライ / アシードブリュー
すたーせれくと すとろんぐちゅーはい どらい / あしーどぶりゅー
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スーパーの ライフコーポレーション
と ヤオコー によるP.B.スターセレクト の
ストロングチューハイ「ドライ」。既に飲んだ シークワーサー、
グレープフルーツ と一緒に購入した。
グラスに注いだ液色は、無色透明。注いだ当初は気泡が躍っているが、程なくして静まる。
香りは、レモンライムみたいな爽やかな柑橘香と酒臭さ。
若干甘いニュアンスがあり、トニックウォーターみたいなボタニカルな香りも感じられる。
味はキリッとして甘くない。香りに感じた柑橘風味や甘いニュアンスも味にはほぼ感じられず、ひたすらシャープ。
アルコール感だけが強い。キレが非常に良く、後に味を残さない。
アルコール分9%。果汁0.5%。原材料名:ライム果汁、レモン果汁、シイクワシャー果汁、
ウォッカ(国内製造)/炭酸、酸味料、香料。製造者:アシードブリュー株式会社 広島県福山市箕島町5725-1。
製造所:アシードブリュー株式会社 宇都宮飲料工場 栃木県下野市下石橋561。
ドライチューハイは大手ナショナルブランドにも多数あるが、ドライといいながら後味が少し甘いものも少なくない。
しかし本品は、香りの印象よりも味がシャープで、ドライの看板に偽りがない。
N.B.とかP.B.の枠を超えて、非常に優秀なドライチューハイである。
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チューハイ・カクテル等
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2022年6月6日[2]
No.9428: バドワイザー
ばどわいざー
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バドワイザーの現行品びん入り。
韓国 OB社製のものだが、缶入りはレビュー済。中身は同じはずだが、
容器が違えば味も違うかもしれない。
グラスに注いだ液色は、ごく淡い黄金色。
泡は概ねきめ細かく、勢いよく注ぐと盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
香りは缶入り製品と同様、軽快で爽やか。少し柑橘っぽい酸味を感じさせる。
味は香りの印象どおり軽快。麦芽の旨みを感じつつも、基本は非常にクリアな味。
キレは抜群。軽い苦味を伴う。
アルコール分5%。原材料名:麦芽・ホップ・米。
原産国名:韓国。輸入者:アンハイザーブッシュインベブジャパン Anheuser-Busch InBev Japan 株式会社。
住所・引取先:東京都渋谷区渋谷2-24-12-39F。
やはり 缶入り製品との違いは感じ取れなかったが、
先日飲んだ 米国製とは若干味が異なるように感じる。
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ビール
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2022年6月7日[1]
No.9429: −196℃ ストロングゼロ まるごと青りんご <夏限定> / サントリー
まいなす196ど すとろんぐぜろ まるごとあおりんご <なつげんてい> / さんとりー
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サントリー・−196℃ ストロングゼロ シリーズの夏限定「まるごと青りんご」。
発売日は、6月7日。
グラスに注いだ液色は、無色透明。注いでいる時、炭酸がサワサワっと音を立て、その後は細かな気泡が少量グラスの中を立ち昇っている。
香りは、キリッと酸が立ったようなシャープな青りんご香。
味は香りの印象どおり、酸味中心のシャープなりんご味。炭酸のビリビリした舌触りと相まって、
とても刺激が強い。甘味ももちろんあるが、酸味や苦味の方が強い。
そしてアルコール感も非常に強い。飲み込んだ後には、鋭い酸味と軽い苦味が口に残る。
アルコール分9%。りんご果汁2.7%。青りんご浸漬酒使用。プリン体ゼロ。糖類ゼロ。
原材料名:りんご、ウオツカ(国内製造)/炭酸、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
頻繁に出ているような気がしていたが、当サイトの記録を見ると、
前回発売は 2019年5月 であった。
検索してみても、今回のニュースリリース等のほかは、2019年の記事が出てくるくらいなので、間違いないだろう。
つまり、約3年ぶりの登場ということになるが、これほど夏にぴったりの味わいなのだから、
毎年投入すればいいのに。
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チューハイ・カクテル等
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2022年6月6日[2]
No.9430: 哈尔滨啤酒
ハルビンビール
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中国の ハルビンビール。
当サイトのご協力者
森康哲さん から寄贈されたものである。
グラスに注いだ液色は、中程度の黄金色。
泡は純白で非常にきめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも悪くない。
香りは、適度に軽いホップの芳しさの奥に、しっかりと麦芽の力強さを感じる。
華やかさは乏しく、やや地味。
味はクリアな口当たりで、軽い酸味も感じる。苦味は穏やかで、スリムなボディ。
キレが良い。飲み込んだ後には、軽い酸味と渋味の余韻が残る。
アルコール分5.5%。原材料名:麦芽、米、ホップ、ホップエキス、酵母。
原産国名:中国。輸入者および引取先:株式会社スイング 神奈川県綾瀬市寺尾南3-15-15。
スッキリ軽やかで、日本のライトラガーと同じキャラクターなので、
多くの人に好まれるだろう。
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ビール
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2022年6月8日[1]
No.9431: サッポロビール園 サマーピルス / サッポロ
さっぽろびーるえん さまーぴるす / さっぽろ
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6月7日に発売された「サッポロビール園 サマーピルス」。
昨年発売され好評だったため、今年も出されたものである。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。
泡は白色できめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
香りは、サッポロビールらしい乾いた穀物のようなモルト香の上に、
爽やかなホップ香が乗っている。芳しい香りだが、派手すぎない。
味はクリアで軽快。透明感があるが、苦味がアクセントになっている。
適度なジューシー感があるが、甘味はほぼ感じない。キレも良い。
アルコール分5%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ、米、コーン、スターチ。
札幌の地で誕生し、地元の方々や多くの観光客に愛され続けてきたサッポロビール園監修のもと醸造された醸造された
限定ビールです。北海道の夏空のような爽快な味わいをお楽しみください。
まさにビアホールで飲むような爽快な味わいが魅力。
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ビール
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2022年6月8日
No.9432: セブンプレミアム −196℃ イエローショット / サントリー
せぶんぷれみあむ まいなす196ど いえろーしょっと / さんとりー
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セブン&アイグループP.B.セブンプレミアム「−196℃ イエローショット」。
昨年もこの時季に出ていたものであるが、今年の発売日に関して今のところ情報がなく不明。
店頭で偶然発見したため入手。ちなみに 昨年(2021年)は6月8日発売だった。ということは、
今年は6月7日か。
グラスに注いだ液色は、やや緑がかった黄色で、少し濁りがある。エナジードリンクみたいな見た目。
注いでいる時、炭酸がサワサワーっと音を立てており、その後は多量の気泡がグラスの中を立ち昇っている。
香りは、まさにレモンスカッシュ。爽やかだが、甘さがしっかりありそう。
アルコール臭が少し薬臭いような雰囲気を醸し出し、ここでも少しエナジードリンクっぽさを感じる。
口当たりは、炭酸のビリビリした刺激が強いが、
その後すぐにレモンの酸味と、しっかり甘味が感じられる。
アルコール感ももちろん強い。
飲み込んだ後には、やはりエナジードリンクのような薬臭さが若干残る。
アルコール分9%。プリン体ゼロ。糖類ゼロ。レモン果汁0.1%。レモン浸漬酒使用。
原材料名:レモン、ウオツカ(国内製造)/酸味料、炭酸、香料、ビタミンC、
甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、黄色4号。
夏にふさわしい味わいで、毎年たくさん売れる商品だろう。爽やかなのに高アルコールで、
しっかり酔える。高コストパフォーマンスも魅力の一つ。
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チューハイ・カクテル等
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2022年6月9日[1]
No.9433: 本搾りチューハイ 夏柑 <期間限定> / キリン
ほんしぼりちゅーはい なつかん <きかんげんてい> / きりん
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6月7日に発売された キリン本搾りチューハイ「夏柑」。
グラスに注いだ液色は、しっかり濃いめの山吹色で、濁りがある。オレンジジュースのような見た目。
香りも基本的にオレンジが強く、しかし甘味はそんなに強そうではなく、
苦味が強そう。
味は香りの印象以上に甘くない。あっさりしすぎと思うくらいにあっさりとした口当たり。
苦味に鋭い酸味が加わり、さらに炭酸のピリピリッとした刺激と、適度なアルコール感で、極めてシャープ。
まさに大人の味といった感じ。飲み込んだ後にも鋭い酸味と苦味が口に残る。
果汁24%。アルコール分5%。
原材料名:うんしゅうみかん(韓国)、グレープフルーツ、オレンジ、なつみかん、はっさく、日向夏、ウオッカ/炭酸。
たっぷり果汁とお酒だけでできている、ギュッと搾った夏みかん・はっさく・日向夏など6種類の柑橘をブレンドした、
甘酸っぱくて爽やかな果実味を楽しめる夏にぴったりなチューハイ。
当サイトで把握している限り、この夏柑の前回の発売は 2020年6月。
ネット検索してみても、昨年(2021年)の発売情報は出てこないので、2年ぶりの発売か。
前回の商品名には 和柑橘ブレンド というサブネームのようなものがついていたが、今回はない。
中身が変わったのかと思えば、原材料等すべて一緒。結局、名前だけの変更か。
というか、昔に戻っただけ。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44721KSES#02 |
2022年6月9日[2]
No.9434: グース・アイピーエー GOOSE IPA(びん入り)/ GOOSE ISLAND
ぐーす・あいぴーえー / ぐーす・あいらんど
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1か月ほど前に、GOOSE IPA の缶入り製品を飲んだ。
LAWSONで大量入荷していたものだが、韓国でライセンス生産されたものだ。
今日飲むのは、355mlびん入り。成城石井店頭で偶然出会ったものだが、
本国アメリカでつくられたものである。
はたして味は同じなのか、違うのか。飲んでみたい。
グラスに注いだ液色は、やや濁りのある深い黄金色。
泡も若干黄色っぽく色づいており、力強く盛り上がって、泡持ちは非常に良い。
香りは、トロピカルで甘いホップ香が強い。
味は口に入れた最初の苦味のアタックが非常に強い。甘味もあるが、苦味に押されているため、
シャープな印象。アルコール感はしっかり。
飲み込んだ後にも、強い苦味と渋味が口に残る。
アルコール分5.9%。原材料名:大麦麦芽、ホップ。
原産国名:アメリカ。輸入者:アンハイザーブッシュインベブジャパン Anheuser-Busch InBev Japan株式会社。
住所・引取先:東京都渋谷区渋谷2-24-12-39F。
既掲載の 韓国製缶入り と比べ、こちらのほうが甘味が弱く、
ボリューム感がやや弱い気がした。
鮮度の違いによるものだろうか。保管環境の違いによるものだろうか。あるいは、最初から微妙に味が違うのだろうか。
いずれにせよ、違いはハッキリ感じられた。
無論、若干ボリュームがないからといって、劣っているわけではない。これは個性である。
もしかすると個体差なのかもしれないが、まったりしていないIPAを好む人は多いだろう。
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ビール
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2022年6月10日[1]
No.9435: オリオン ザ・ドラフト 夏いちばん 氷温貯蔵 <限定醸造> / オリオン
おりおん ざ・どらふと なついちばん ひょうおんちょぞう <げんていじょうぞう> / おりおん
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オリオンから5月31日に発売された ザ・ドラフト「夏いちばん 氷温貯蔵」。
グラスに注いだ液色は、ごく淡い黄金色。泡は純白で概ねきめ細かく、泡持ちも悪くない。
香りは通常のオリオン・ザ・ドラフトと同系統の穀物っぽい香りが中心で地味。そこにほんのりホップ香が乗っており、
決して華やかさはないものの、軽快さや爽快感はある。
味は口に含んだ瞬間からほぼ甘味を感じず、スキッと透明感のある口当たり。
よって、イメージ通りの爽やかさではあるが、香り抜けが強くないので、地味な味である。
非常にキレが良く、後味もスッキリ軽い。夏向きの味の調え方。
アルコール分5%。原材料名:麦芽(外国製造)、ホップ、大麦。
製造者:オリオンビール株式会社 沖縄県豊見城市豊崎1-411。製造所:沖縄県名護市東江2-2-1。
缶に「氷温貯蔵・氷温ろ過製法」とあるが、飲んでそれを実感できるわけでもない。
ただ、何となく冷たそうで爽やかな印象を受けるので、夏向け商品としてのアピールは十分だろう。
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ビール
CODE:44722WALIUM#10 |
2022年6月10日[2]
No.9436: ゼロサワー スタンダードドライ / サンガリア
ぜろさわー すたんだーどどらい / さんがりあ
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以前からコンビニのローソン、ポプラ等のローソングループにて売られていた サンガリア糖類ゼロ
「スタンダードドライ」の缶が新しくなっていたので買ってみた。
ZERO SOUR の文字があり、先日飲んだ ゼロサワー ラムネサワー などと同じ
ゼロサワーシリーズ に正式に位置づけられたよう。
といっても何が正式な商品名なのか、あいかわらずわからないのだが。
グラスに注いだ液色は、無色透明。注いでいる時、ジュワワッと大きな音を立て、
その後はピキピキピキっと多量の細かな気泡がグラスの中を立ち昇っている。
香りは、レモンライムのようなほのかな柑橘香だが、そのベースに強いアルコール臭がある。
味は柑橘っぽい風味があってほんのりと酸っぱい。一方、甘味はほぼない。
缶に書かれた 無糖 の看板に偽りはない。甘くないというより、味がほぼない。
度数6%なのに、もっと強烈な気がするのは、味がないからである。
アルコール分6%。原材料名:ウォッカ(国内製造)/炭酸、酸味料、香料。
糖類0、プリン体0。
従来品 から中身は変わっていないようである。
味にほぼ酸味しか感じない理由は、原材料を見ればわかる。ウォッカと炭酸のほかは、
酸味料と香料しか使われていない。糖類も甘味料も使っていないのだ。
酒呑み垂涎の商品だが、ならば自分でウォッカを炭酸で割って飲めばいいと言われてしまいそうである。
確かにウォッカのソーダ割りにレモンでも数滴垂らせば似たような風味は作れそうだが、
絶妙なバランスに仕上げるのは、素人には至難の業。
最初からベストバランスに仕上がっているものがコンビニで100円で入手できるというところに、意味がある。
原価はいくらなんだ?ということを考えなければ。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44722LST3#UK |
2022年6月11日[1]
No.9437: BROOKLYN SUMMER ALE / BROOKLYN BREWERY(製造:キリン)
ぶるっくりん さまー・えーる / きりん
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キリンがライセンス生産する ブルックリン「サマーエール」。
名前の通り夏の限定商品だが、今年の発売は5月31日。
昨年も出ていたようだが当サイト未掲載につき、2年ぶりに取り上げることになった。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。
泡は純白できめ細かく、当初は力強く盛り上がり、泡持ちも悪くない。
香りは、爽やかかつ軽やかな甘いホップ香が印象的。
味は香りの印象とはだいぶ異なり、甘さは強くなく、軽快で爽やか。
クリーム+トロピカルフルーツのような香味が軽快で、厚みはほぼない。
すっきりしていて透明感にあふれ、軽い酸味もある。キレが良く、甘い後味は残さない。
アルコール分5%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ。
本製品は、米国ブルックリンブルワリー社のライセンスにより、麒麟麦酒株式会社が製造しております。
キリンが製造・販売する BROOKLYN ブランド各種商品のパッケージデザインが刷新しており、
このサマーエールも以前のものとは缶が若干異なっている。
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ビール
CODE:44723KSES#11 |
2022年6月11日[2]
No.9438: セブンプレミアム プライムハイボール / サントリー
せぶんぷれみあむ ぷらいむはいぼーる / さんとりー
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セブン&アイグループP.B.のセブンプレミアム「プライムハイボール」が新しくなった。
発売日は6月6日。
グラスに注いだ液色は、濃いめのゴールド。いや、ウイスキーなので、淡い琥珀色というべきか。
注いでいる時、ジュワジュワと気泡が音を立てて踊るが、ほどなくして減衰。
香りは、しっかり樽を感じさせる熟成感のある香りで、グレーンよりもモルトウイスキーのほうが優勢か。
味は甘味が弱く、シャープな口当たりで、アルコール感豊か。
適度にスモーキーな香味で、嫌みがない。
キリッと軽い苦味も伴い、爽やかな飲み心地。
最後まで甘さは前に出てこない。
アルコール分8%。原材料名:モルト、グレーン/炭酸。
この商品はセブン&アイグループとサントリースピリッツ株式会社の共同開発商品です。
従来品とまったくキャラクターが変わってしまい、別商品のようである。
それもそのはず。以前の原材料表記を見ると、レモンスピリッツ、レモン、糖類、酸味料が使われていた。
つまり、トリスハイボールみたいに作られた味だったわけだ。ところが今回は、ウイスキーをただ炭酸で割っただけ。
正真正銘、ウイスキーソーダである。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44723SEST#05 |
2022年6月12日[1]
No.9439: 寶 丸おろし ピーチ <限定> / 宝酒造
たから まるおろし ぴーち <げんてい> / たからしゅぞう
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これまで、寶 極上フルーツサワー シリーズとして出されていた 丸おろしピーチ が、
今年から、「寶 丸おろし」シリーズの1本として出されることになった。発売日は、6月7日。
グラスに注いだ液色は、しっかり濁りのある薄黄色。
注いでいる時、少し白い泡が立つが、すぐに収まる。濁りがあるため、気泡はよく見えない。
香りは、ナチュラルな生臭い感じがよく出た桃の香り。控えめであり、わざとらしさは感じない。
味は穏やかで甘味が強い。炭酸のピリピリした刺激があるから、少しはシャープに感じるが、
それでも甘味はかなり強い。生っぽく、豊潤である。
アルコール感もしっかり感じる。
果汁21%。アルコール分7%。プリン体0。甘味料0。
原材料名:桃(アメリカ産、国産、スペイン産)、桃ペースト、桃シロップ、桃スピリッツ、焼酎、糖類/炭酸、酸味料、香料、
増粘剤(ペクチン)、酸化防止剤(ビタミンC)。
名前とパッケージは変わったが、内容は リニューアル前 とほぼ同じ。
タカラ社の製品でここまでしっかり甘いのは、めずらしい。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44724DAEE#05 |
2022年6月12日[2]
No.9440: 金の金しゃち ゴールデンエール / 盛田金しゃちビール
きんのきんしゃち ごーるでんえーる / もりたきんしゃちびーる
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名古屋の 盛田金しゃちビール から出ている「金の金しゃち」。330mlびん入り。
当サイトのご協力者
森康哲さん から寄贈されたものである。
同社のビール自体は当サイトでこれまでいくつか取り上げているが、なかなか身近で購入できないこともあり、
この製品も知らなかった。ありがたく頂きたい。
グラスに注いだ液色は、商品名のとおり美しく輝く黄金色で、やや濁りがある。
泡はほぼ白色で非常にきめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
香りは、ぶどうのような甘さ、グレープフルーツのような苦さ、あんずのような甘酸っぱさを感じ、
トロピカルで華やか。
香りの印象が柔らかかつふくよかであったのに対し、口当たりは苦味がググッと押してきて、
かなり力がある。もちろん果実っぽく甘いふくよかさもあり、肉付きの良いジューシーな味わい。
そのジューシー感を、最後に強い苦味が締める。
アルコール分5%。原材料名:麦芽(外国製造)、ホップ。
ホップに白ぶどうを思わせる香りのネルソンソービン、メロンを思わせる香りのヒュルメロンを使用しました。
香りがより複雑になりフルーツ感が醸し出されたビールに仕上がっています。
上記ラベルに書かれた説明のうち、メロンの香りだけは感じ取れなかった。
白ぶどうの香りのネルソンソービンはおなじみのホップでもあり、わかりやすい。
ゴールデンエールとして基本的な品質が素晴らしく、国産クラフトビールもここまで来たかという感動がある。
また、商品名といい、パッケージデザインといい、名古屋のご当地感あふれる商品で、お土産としてもよく売れるのではないだろうか。
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ビール
CODE:44724PRST#UK |