2022年1月16日
No.9821: ホワイトビール <JR西日本限定> / わくわく手づくりファーム川北
ほわいとびーる <JRにしにほんげんてい> / わくわくてづくりふぁーむやまきた
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JR新大阪駅構内のコンビニで発見した、JR西日本限定「ホワイトビール」。
石川県の わくわく手づくりファーム川北 の製品で、JR西日本の駅ナカ限定商品らしい。
調べてみたところ、12月12日発売だという情報があった。
グラスに注いだ液色は、やや濁りの見られる淡い黄金色。泡はほぼ白色できめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも悪くない。
香りは、乳酸系の甘酸っぱさ主体で華やか。まさにホワイトビールらしいのだが、少し穀物っぽい匂いも混じる。
副原料(米)によるものだろう。
味は香りの印象通り、最初に酸のアタックが強く、軽快。
ボディはスリムであり、口の中で乳酸飲料のような甘酸っぱさが広がる。
適度なキレがあるが、飲み込んだ後にも甘酸っぱい余韻が残る。
近江米使用。アルコール分5%。原材料名:麦芽(国内製造)、米、ホップ。
冬にやさしいシルキーな飲み心地の小麦ビール。ほのかなお米の香りが、寒さできゅっとなったココロとカラダをそっと包み込みます。
製造者:(有)わくわく手づくりファーム山北 石川県能美郡川北町字橘新イ54番地1。
製造所:石川県能美郡川北町字橘新ロ49番1。
小麦のビールらしい軽快さだが、米を使っているところがこの製品のポイントで、
ジャパニーズホワイトビアと呼びたくなる繊細さがある。
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ビール
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2023年1月17日
No.9822: アサヒ・オリオン ザ・ドラフト いちばん桜 <特別醸造> / オリオン
あさひ・おりおん ざ・どらふと いちばんざくら <とくべつじょうぞう> / おりおん
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製造は沖縄のオリオンビールだが、沖縄以外の全国に向けてアサヒビールが販売する アサヒ・オリオン「ザ・ドラフト いちばん桜」。
本家オリオン製品は、既に昨年11月15日に発売され、当サイトでも掲載済であるが、
このアサヒ販売品は、つい先日、近所のスーパーで入手したもの。
正式な発売日は、情報がなく、わからない。
中身は本家製品と同じものだが、味について簡単に記述しておく。
グラスに注いだ液色は、深い黄金色。泡はほんのりベージュ色できめ細かく、泡持ちも良い。
香りは、基本的に重たく、モルトの力強さがあるが、同時に桜の花あるいは葉のような青臭さも。
味は苦味が強いのだが、繊細さもある。香りに感じた青臭さも少しだけ感じられる。
甘味は弱めで、キレがある。
アルコール分5%。沖縄県産桜の花使用。原材料名:麦芽(外国製造)、ホップ、大麦、乾燥桜花。
製造者:オリオンビール株式会社 沖縄県名護市東江2-2-1。販売者:アサヒビール株式会社 東京都墨田区吾妻橋1-23-1。
まるで沖縄の桜のように、ほんのり赤く美しく、香り華やか。コクのある贅沢な味わい。
この時期だけの特別なビールで、至福のひとときを。
まだ寒いこの時期に毎年出されるので、一番早く春を感じさせてくれる製品だと言える。
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ビール
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2023年1月18日
No.9823: TOPVALU 国産みかん <数量限定> / 合同酒精
とっぷばりゅ こくさんみかん <すうりょうげんてい> / ごうどうしゅせい
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イオングループのスーパー店頭に少し前から並んでいる「TOPVALU 国産みかん」。
グラスに注いだ液色は、わずかに濁りの見られる薄黄色。
細かな気泡が多量グラスの中を断続的に立ち昇っている。
香りは、粉末オレンジドリンクのような駄菓子っぽいオレンジ香。
決してジューシー感はないが、間違いなくオレンジだなあと思わせる香りだ。
味は香りの印象通り、昔懐かしいチープなオレンジ味。
薄いようでいてしっかり濃く、甘さもあって、飲み応えがある。
度数は弱いはずなのに、アルコール感もしっかり感じる。
飲み込んだ後にも、甘さが残る。
果汁15%。アルコール分4%。
原材料名:ウォッカ、温州みかん果汁(国内製造)、果糖ぶどう糖液糖。添加物:炭酸ガス、酸味料、香料、カラメル色素。
販売者:イオントップバリュ株式会社 千葉県千葉市美浜区中瀬1-4。製造場:合同酒精株式会社 千葉県松戸市上本郷字仲原250番地。
まずびっくりしたのは、果汁が15%も入っていること。香りの印象も、実際に飲んだ時にも、
非常にチープで果汁感がなく、人工的な味わいだと感じたので、まさかそんなに果汁が入っているとは思わなかった。
ただ、味わいにしっかりとコクはあった。
類似の商品として、コンビニLAWSON限定の ゼロサワーオレンジ に似ていると当初は感じたのだが、
飲んでみると味の濃さがだいぶ違った。果汁が多いのだから当然だ。かなりお得な製品だと思う。
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チューハイ・カクテル等
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2023年1月19日
No.9824: ゴールドスター / サッポロ
ごーるどすたー / さっぽろ
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サッポロの新ジャンル「ゴールドスター」が新しくなっている。12月製造分からのリニューアルである。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。わりと静かに注いでも泡が盛り上がり、新ジャンルらしからぬ力強さ。
泡持ちももちろん悪くない。
ところが、香りを嗅いだ瞬間に新ジャンルだとわかるほど、うにゃっと甘い匂いがする。
さらに、麦芽が少ないことによる雑穀臭がする。
味はまず口に入れた瞬間の苦味のアタックがとても強く、その点は好印象だが、
すぐに甘さがくる。ビールのコクとは明らかに違う。
ただ、その甘さも苦味に包囲されているので、全体としては非常にパンチのある味わい。
飲み込んだ後にも、強い苦味と渋味が残る。
アルコール分5%。原材料名:発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、大麦)、スピリッツ(大麦)。
ニュースリリースによると、今回新たに「うまいどこまでも製法」を採用したとのこと。
「うまいどこまでも製法」とは、『サッポロ GOLD STAR のうまさを追求し進化させるための製法で、
麦のおいしさを引き出すため一定温度を保持する工程をさらに追加し、
力強さを実現するため仕込工程で煮沸を2回繰り返し、ホップを味わいへの厚みを持たせるため手間暇かけ3分割で添加した』
ものだという。
缶裏にも、次の記述がある。
うまい、どこまでも。
ヱビスのホップと黒ラベルの麦芽。力強く飲み飽きない。
サッポロさんは、麦とホップでもそうだが、より力強く、ビールに近づけようとすればするほど、
新ジャンルの負の部分が出て、どうにも垢抜けない味わいにしてしまう。そんなリニューアルを繰り返しているように思える。
もちろん、ヘビーユーザーの意向が、たとえクセが強くなっても飲み応えを求めるというものであるなら、
それに沿った方向性でいい。
新たなファンの獲得よりも、既存ファンの意向を大切にする姿勢を貫いているのだとしたら、
大ヒットよりも細く長く続ける戦略として、それはそれで正しいのかもしれない。
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新ジャンル
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2023年1月20日
No.9825: ザ・プレミアム・モルツ ダイヤモンド麦芽 初仕込 <限定醸造> / サントリー
ざ・ぷれみあむ・もるつ だいやもんどばくが はつじこみ <げんていじょうぞう> / さんとりー
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サントリー ザ・プレミアム・モルツの限定派生商品「ダイヤモンド麦芽 初仕込」。
発売日は、1月17日。
グラスに注いだ液色は、やや淡い黄金色。プレモルにしてはやや薄いかな?とも感じる。
泡は純白で非常にきめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
香りは、基本的に通年品プレモルと同系統の甘さで、しっかりとコクがありそうなふくよかさ。
かなり柔らかい。
味も香りの印象通りしっかり甘味が感じられる。適度に分厚く、ジューシー。
力強さよりも、ホップ由来のみずみずしい香味が優勢と感じる。
アルコール分5.5%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造)、ホップ。
深いコクを生み出すために
チェコとその周辺国で収穫、製造される希少なダイヤモンド麦芽。ザ・プレミアム・モルツに欠かせない
「上質なコクとうまみ」を生み出します。
例年、この製品は、通常のプレモルに比べて甘さが少し穏やかで、麦芽の力強さのほうが前面に出ている印象があったが、
今年は通年品同様の柔らかさやふくよかさを感じた。気のせいだろうか。私の感覚のずれだろうか。
それとも、ファンの意向を反映したものだろうか。
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ビール
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2023年1月21日
No.9826: ザ・プレミアム・モルツ 香るエール ダイヤモンド麦芽 初仕込 <限定醸造> / サントリー
ざ・ぷれみあむ・もるつ かおるえーる だいやもんどばくが はつじこみ <げんていじょうぞう> / さんとりー
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昨日、ザ・プレミアム・モルツ ダイヤモンド麦芽 初仕込 を飲んだが、今日は同時発売の
「香るエール ダイヤモンド麦芽 初仕込」を。発売日は、1月17日。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡は白色で非常にきめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
香りは、通年品の香るエールとほぼ同じ。柔らかく甘酸っぱい香りが満載。
ふくよかで、やさしい。
味も通年品香るエールとほぼ変わらない印象。ヨーグルトっぽい甘酸っぱさで、苦味は穏やか。
ただ、ふくらみがあまりなく、幾分かスリムな印象。ここが通年品との違いか。
キレもあり、爽やかな後味。
アルコール分6%。原材料名:麦芽(外国製造)、ホップ。
空輸で届いたダイヤモンド麦芽を一部使用。今しか飲めない特別なプレモルをお楽しみください。
昨日飲んだ プレモル ダイヤモンド麦芽初仕込 と同様、こちら香るエールのほうも今年は通年品との大きな違いを感じなかった。
昨年はもう少し違ったように感じたのだが。果たしてこれは私だけの感覚なんだろうか。
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ビール
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2023年1月22日[1]
No.9827: −196℃ ストロングゼロ まるごとアセロラ <限定> / サントリー
まいなす196ど すとろんぐぜろ まるごとあせろら <げんてい> / さんとりー
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サントリー -196℃ ストロングゼロの限定「まるごとアセロラ」。発売日は、1月17日。
グラスに注いだ液色は、透明感のある淡いピンク色。細かな気泡がグラスの中を断続的に立ち昇っている。
香りはシンプルなアセロラなのだが、しっかりアルコール臭もある。
味は酸味がキリッとしているが、それほど強烈ではない。甘さが抑えられ、適度な苦味がある。
だから基本的にあっさりした味わいなのだが、アルコール感は強烈。
飲み込んだ後には、酸味、軽い苦味、アルコール感が残る。
アルコール分9%。アセロラ果汁0.4%。アセロラ浸漬酒使用。プリン体ゼロ。糖類ゼロ。
原材料名:アセロラ、ウオツカ(国内製造)/炭酸、酸味料、香料、ビタミンC、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、野菜色素。
昨年(2022年)は アセロラダブル という商品名だったが、今年は「まるごとアセロラ」に。
実は一昨年(2021年)まで まるごとアセロラだったので、元に戻った形。
一昨年以前も、昨年も、そして今年も、いずれも果汁と浸漬酒をダブルで使っているから、
アセロラダブルには間違いないのだが、商品名の聞こえとして、
やっぱり「まるごとアセロラ」のほうが良いと判断したのだろうか。
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チューハイ・カクテル等
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2023年1月22日[2]
No.9828: フルリア ぶどうのお酒 スパークリング / 中埜酒造
ふるりあ ぶどうのおさけ すぱーくりんぐ / なかのしゅぞう
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当サイトのご協力者 森康哲さん
から寄贈頂いたもの。
清酒國盛(くにざかり)の製造元である中埜酒造による「フルリア ぶどうのお酒 スパークリング」。
グラスに注いだ液色は、やや透過性のある薄紫色。
気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
香りは、ころっと甘いぶどう香で、果汁の濃さがわかる。
アルコール臭はほぼ感じない。
味は香りの印象通り濃厚なのだが、思いのほか酸味が強く、かなり酸っぱい。
さらに炭酸のピリッとした刺激と相まって、ぶどう果汁が多いのにもかかわらず、
甘ったるさは弱い。アルコール感ももちろん弱い。
飲み進めると、どんどん酸っぱさが蓄積される印象だ。
ぶどう果汁30%。アルコール分4%。
原材料名:ぶどう(アメリカ産)、レモン、醸造アルコール、糖類/炭酸、酸味料、香料。
販売者:中埜酒造株式会社 愛知県半田市東本町2丁目24番地。
製造所:大東乳業株式会社 岐阜県各務原市松本町2丁目466番地。
フルリア ぶどうのお酒はぶどうのみずみずしい果汁感がたっぷり。
深い味わいと濃厚な香りのお酒です。
原材料を見てわかる通り、酸味が強いのはレモンが使われているから。
味わいバランスを考えてのことだろう。
ところで、この商品は昨年も取り上げている。
その時は、KUNIZAKARI(国盛)のブランド名で出されていたのだが、
今回のものは fruilia(フルリア)というブランド名になっている。
新ブランド名にリニューアルしたのだろうが、中身はどうやら変わっていないようだ。
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チューハイ・カクテル等
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2023年1月23日[1]
No.9829: BROOKLIN SORACHI ACE
ぶるっくりん そらち・えーす
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昨年末頃、たまたまセブンイレブンで売られているのをみつけて購入。
アメリカの BROOKLIN BREWERY が日本発祥のホップ・ソラチエースを用いてつくった「ブルックリン ソラチエース」。
但し、日本ではキリンビールがライセンス生産している。
グラスに注いだ液色は、やや濁りのある黄色。
泡はほぼ白色で概ねきめ細かく、当初よく盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
香りは、まさにソラチエース特有の清々しくもしっかり強烈なホップ香が立つ。
この香りは、サッポロ SORACHI1984
(ソラチエースを開発したサッポロビールが自ら出す製品)と瓜二つである。
甘く、ややトロピカルな香りを持つ白ワインのようである。
味は香りに感じたフルーティさがあって、ジューシーな甘味がある。
だが、その甘味を制して余りある強烈な苦味が包囲している。
飲み込んだ後には、ほわっとした甘味と、ビシッと強い苦味、渋味が口に残る。
アルコール分7%。原材料名:麦芽(外国製造)、ホップ、糖類。
※本製品は、米国ブルックリンブルワリー社のライセンスにより、麒麟麦酒株式会社が販売しております。
以前、びん入り製品を飲んだが、当然のことながら中身は一緒。
ただ、そのびん入り製品の製造はDHCビールだったけれども、
今回の缶の製造所固有記号を見ると"28"なので、麒麟麦酒横浜工場のようである。
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ビール
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2023年1月23日[2]
No.9830: フルリア みかんのお酒 スパークリング / 中埜酒造
ふるりあ みかんのおさけ すぱーくりんぐ / なかのしゅぞう
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昨日、清酒國盛(くにざかり)の製造元である中埜酒造による フルリア ぶどうのお酒 スパークリング を飲んだが、
今日は同シリーズの「みかんのお酒 スパークリング」を飲みたい。
当サイトのご協力者 森康哲さん
から寄贈頂いたものである。
グラスに注いだ液色は、濃いめのみかん色で、果汁が多いことがわかる。
気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
香りは、見た目の通りみかんの香りが深いが、
みかんだけでない混じりけを感じる。
味は甘さがたっぷりとあって、強めの酸をうまく包み込んでいる。
アルコール感は弱い。飲み進めると、みかん特有の丸い酸がどんどん強く感じられるが、
同時に甘味がどこまでもついてくる感じ。
飲み込んだ後には、爽やかな酸味としっかり甘味、そして微かに苦味も舌の奥に残る。
みかん果汁30%。アルコール分4%。
原材料名:みかん(国産)、パッションフルーツ、醸造アルコール、糖類/炭酸、酸味料、香料。
販売者:中埜酒造株式会社 愛知県半田市東本町2丁目24番地。
製造所:大東乳業株式会社 岐阜県各務原市松本町2丁目466番地。
フルリア みかんのお酒は国産のみかん果汁をたっぷりと使用したまるでみかんをまるごと食べているような
濃厚な果汁感のお酒です。
原材料を見てわかる通り、みかんだけでないやや複雑な味わいがしたのは、
パッションフルーツが使われているから。
当サイトで昨年掲載した、國盛ブランドで出された商品と、
中身は同じもののようである。
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チューハイ・カクテル等
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2023年1月24日[1]
No.9831: 寶 丸おろし シークヮーサー <限定> / 宝酒造
たから まるおろし しーくゎーさー <げんてい> / たからしゅぞう
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寶 丸おろし の限定品「シークヮーサー」。発売日は、1月17日。
グラスに注いだ液色は、しっかり濁りのある薄黄色。
気泡は少なく、炭酸は弱そう。
香りは、苦そうで青臭い柑橘香が穏やかに香り、ベースにしっかりアルコール臭がある。
味は香りの印象通りほぼ甘くなく、苦味が非常に強い。酸も強いが、それほど鋭くはない。
果汁含有量が少ないのにもかかわらず、ちゃんと果汁感があってフルーティ。
アルコール感ももちろん強く、しっかり飲み応えがある。
飲み込んだ後には、強い苦味とともにピリッと酸味も残る。
アルコール分7%。果汁1.6%。
原材料名:シークヮーサー果汁、シークヮーサーピューレ、シークヮーサースピリッツ(国内製造)、
焼酎、糖類/酸味料、炭酸、香料。
タカラ製品らしく、甘くない仕上がりであり、丸おろしシリーズらしく、果汁感がある。
悪く言うと想像の域を出ない仕上がりだが、期待にきっちり応えてくれているということ。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44950LSUHCH#07 |
2023年1月24日[2]
No.9832: 東海CRAFT 緑茶ハイ / 三菱食品
とうかいくらふと りょくちゃはい / みつびししょくひん
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マックスバリュ東海の限定商品「東海CRAFT 緑茶ハイ」。
調べてみると、昨年(2022年)4月23日の発売で、取り扱いはマックスバリュ東海の全店舗だったようである。
例によって当サイトの中京地区在住ご協力者 森康哲さん
(森康哲のブログ 運営者)から寄贈され、
飲むに至ったものである。
グラスに注いだ液色は、しっかり濁りのある緑色。
お茶の濁りというか、よどみが見られる。
香りは、緑茶の深い香りにアルコール臭が混じる。
味は甘味が皆無だが、お茶の苦味も弱いので、口当たりはマイルド。渋味も弱い。
抹茶の粉っぽさが少し舌に感じられる。
最初味が薄いなと感じられるものの、飲み進めると抹茶の効果もあってしっかりと旨みがある。
アルコール感は弱め。
アルコール分4%。
原材料名:緑茶(静岡県産)、抹茶(静岡県産)、醸造アルコール(国内製造)/ビタミンC。
販売者:三菱食品(株) 東京都文京区小石川1-1-1。製造場:(株)ニッセー 静岡県焼津市下江留896-6。
静岡のお茶が使われた本格的な緑茶割りで、すっきり飲みやすいのに、ちゃんと味わい深さがある。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44950PRST#276 |
2023年1月25日[1]
No.9833: 本搾りチューハイ 四季柑 <期間限定> / キリン
ほんしぼりちゅーはい しきかん <きかんげんてい> / きりん
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キリン本搾りチューハイの期間限定「四季柑」。発売日は、1月24日。
グラスに注いだ液色は、濁りのある深い黄色。気泡は少なく、炭酸は弱そう。
香りは、苦味と酸味の強そうな、いわば柑橘の皮のような香りだが、あまり強くは香らない。
味は香りの印象どおり、甘味がなく、苦味が強い。酸味も強めだが、それほど強烈ではない。
適度なジューシー感。飲み込んだ後にも、強い苦味と酸味が残る。
果汁15%。アルコール分6%。香料・酸味料・糖類無添加。
原材料名:カラマンシー、オレンジ、うんしゅうみかん、レモン、ウオッカ(国内製造)/炭酸。
四季柑とも呼ばれるカラマンシーの、"すっぱ旨"なおいしさが楽しめます。
四季柑はすっかりこの時期の季節限定商品となっており、
約1年ぶりの登場となった。
中身は、昨年 から変わっていないようである。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44951LSUHCH#02 |
2023年1月25日[2]
No.9834: ミッドウエイ MIDWAY / GOOSE ISLAND
みっどうえい / ぐーす・あいらんど
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GOOSE ISLAND の I.P.A.は、以前掲載したが、今日飲むのは、
同じ造り手の MIDWAY という商品。ビアスタイルは、セッションI.P.A.である。
グラスに注いだ液色は、微かに濁りがある淡い黄金色。
泡は純白できめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
香りは、爽やかなホップ香が強く香り立ち、このあたりはI.P.A.と同様なのだが、
本品は力強さがなく、軽快である。
味も香りの印象どおり、爽やかであり、重たさがない。
グレープフルーツのような柑橘を思わせるホップの香味が非常に強く、
同時に強烈な苦味と渋味も感じる。
飲み込んだ後にも、強い苦味と渋味が口に残る。
アルコール分4%。原材料名:麦芽、ホップ。
原産国名:ベルギー。輸入者:アンハイザーブッシュインベブジャパン Anheuser-Busch InBev Japan株式会社。
住所・引取先:東京都渋谷区渋谷2-24-12-39F。
セッションI.P.A.とは、通常のI.P.A.よりもアルコール度数が低く、軽快な味わいのビアスタイル。
軽快といっても、味が薄いわけではなく、しっかり飲み応えがありながら、度数だけ低くなっているのがポイントである。
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ビール
CODE:44951SIUM#UK |
2023年1月26日[1]
No.9835: 男梅サワー 梅つぶし <限定> / サッポロ
おとこうめさわー うめつぶし <げんてい> / さっぽろ
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サッポロビールとノーベル製菓のコラボによる 男梅サワー の限定派生商品「男梅サワー 梅つぶし」。
昨年もこの時季に出ていたものであるが、今年の発売日は、1月24日。
グラスに注いだ液色は、濁りのあるくすんだ赤色。通年品の男梅サワーよりもやや明るい色調。
気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
香りは、男梅サワーらしい梅しそのような香りがとても強く、酸っぱそう。
味は香りの印象通り、しっかり塩気と酸味が強い。
やはり梅が多いことがわかる。甘さは抑えめ。
飲み込んだ後にも、しっかり酸味が口に残る。
梅果汁7%。アルコール分5%。
原材料名:梅果汁(台湾製造、国内製造)、スピリッツ、梅干浸漬酒、糖類/酸味料、炭酸、香料、果実色素、
増粘剤(ペクチン)、カラメル色素、酸化防止剤(ビタミンC)。
梅をすりつぶした濃厚な梅ぇ味
中身は 昨年 から変わっていないようである。
いや、正確には 一昨年 の初登場時から変わっていない。
男梅サワーの個性が凝縮されたような製品である。
私は個人的には梅の酸っぱさというのがそれほど好きではないので、もしこのようなサイトをやっていなければ、
購入しようとは思わない製品(飲めないほど嫌いというわけでもない)だが、
これだけ個性を明確に打ち出してくれると、固定ファンは付きやすい。
男梅サワーシリーズが長く続いている(今年10周年)のも納得である。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44952LSEK#02 |
2023年1月26日[2]
No.9836: 곰표 GOMPYO / 五星 GOSEI
ごむぴょ / ごせい
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韓国 五星 の「곰표」(GOMPYO)という WHEAT BEER(小麦のビール)。
自分で購入したものではなく、当サイトのご協力者 森康哲さん
(森康哲のブログ 運営者)から寄贈されたものである。
グラスに注いだ液色は、ごく淡い黄色で、少し濁りがある。泡は純白で非常にきめ細かく、
静かに注いだのに写真のように大きく盛り上がった。ただ、泡持ちはそれほどでもない。
香りは、すっきりとしたグレープフルーツのような柑橘香がベースだが、ソフトクリームみたいなミルキーさと、
その他少し化粧品っぽい匂いも混じる。小麦ビールらしい特徴は感じるが、コクを感じず、混ざり物がありそう。
味もその香りのままであり、軽快そのもの。ビールらしいコクはなく、あっさりし過ぎ。
苦味も弱い。浮ついたような酸味だけが広がる。当然キレは良いが、強烈な香りが最後まで残っている。
アルコール分4.5%。原材料名:大麦麦芽、小麦、ホップペレット、酵母、小麦粉、
酵母エキス/酵素、香料(もも由来)、ホップ抽出物。
原産国名:韓国。輸入者及び引取先:株式会社五星コーポレーション 埼玉県さいたま市桜区町谷4-14-15。
本パッケージ中に『BEER』の記載がありますが、製造国基準によるものです。
日本の酒税法では発泡酒にあたります。
強い柑橘香と、小麦らしいミルキーな香り以外に何か混じっていると感じたのは、もも由来の香料が用いられているからだろうか。
麦芽使用率が低いことによるコクの弱さを補っているのかもしれない。良くも悪くも、それが本品の個性になっている。
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発泡酒
CODE:44952PRST#UK |
2023年1月27日[1]
No.9837: ゼロサワー ホワイトサワー <数量限定> / サンガリア
ぜろさわー ほわいとさわー <すうりょうげんてい> / さんがりあ
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コンビニ LAWSONの限定商品 サンガリア「ゼロサワー ホワイトサワー」。
グラスに注いだ液色は、極めて薄い白色。
乳酸飲料をかなり薄めたような色と言える。
香りは、乳酸飲料を薄めて軽快にした感じ。
甘酸っぱいが、味は強くなさそう。
味は香りの印象どおり軽く甘酸っぱい。ただ、甘味はしっかり感じられる。
アルコール感は弱いようでいて、飲み進めるとだんだん感じられる。
濃さはないのに、飲み込んだ後に甘味料特有の甘さが口に残る。
アルコール分4%。糖類0。プリン体0。
原材料名:ウォッカ(国内製造)/香料、炭酸、酸味料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
前回掲載は、およそ1年前だったが、アルコール分5%だった。
今回は4%に下がった。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44953LSEE#UK |
2023年1月27日[2]
No.9838: セブンプレミアム 静岡産スルガエレガントサワー / アシードブリュー
せぶんぷれみあむ しずおかさんするがえれがんとさわー / あしーどぶりゅー
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セブン&アイグループのP.B.である セブンプレミアム の「静岡産スルガエレガントサワー」。
自分で購入したものではなく、当サイトのご協力者 森康哲さん
(森康哲のブログ 運営者)から寄贈されたものである。
グラスに注いだ液色は、やや濁りのある薄黄色。細かな気泡が少量グラスの中に見える。
香りは、フレッシュ感はあるが、苦味の強そうな柑橘香。あまり強くは香らないので、
ベースのアルコール臭もはっきりと感じる。
味は香りの印象通り苦味が強いのだが、酸味もわりと尖った感じでしっかりあって、ジューシー。
アルコール4%のわりに、ちゃんとお酒感もある。
飲み込んだ後には、鋭い酸と苦味が口に残る。
アルコール4%。果汁0.4%。
原材料名:なつみかん果汁、ウォッカ、果糖ぶどう糖液糖(国内製造)/酸味料、炭酸、香料。
製造者:アシードブリュー株式会社 広島県福山市箕島町5725-1。
製造所:アシードブリュー株式会社 宇都宮飲料工場 栃木県下野市下石橋561。
苦味主体の味わいは、まさに夏みかんだとわかる。温州みかんとは違う爽やかさがある。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44953PRST#UK |
2023年1月28日[1]
No.9839: 焼酎ハイボール 高知産直七割り <限定生産> / 宝酒造
しょうちゅうはいぼーる こうちさんなおしちわり <げんていせいさん> / たからしゅぞう
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タカラ焼酎ハイボールの限定「高知産直七割り」。
発売日は、1月24日。
グラスに注いだ液色は、極めて淡いレモン色。
注いでいる時、このシリーズらしく炭酸が大きな音を立てて踊り、その後もグラスの中を大量の気泡が断続的に立ち昇っている。
香りは、非常に苦味の強そうな柑橘香で、香り立ちは穏やかなので、焼酎のアルコール臭の方がむしろ前面に出ている。
味は香りの印象通り極めてシャープなのだが、ほのかに酸味とジューシー感がある。もちろん苦味もある。
アルコール感も強い。当然キレが良く、飲み込んだ後には、酸味と苦味がしっかり口に残る。
アルコール分7%。果汁0.3%。プリン体0。糖質0。甘味料0。
原材料名:焼酎(国内製造)、直七(田熊すだち)果汁、レモン果汁、糖類/炭酸、酸味料、香料、カラメル色素。
缶裏には酒場のイラストと共に、次の説明文がある。
タカラ「焼酎ハイボール」は東京下町の大衆酒場で生まれた元祖酎ハイの味わいを追求したキレ味爽快な辛口チューハイです。
「直七」はすだちの仲間で高知県宿毛市が特産です。その希少さから「幻の柑橘」と呼ばれています。
すだちに比べてまろやかな酸味が特長の直七の味わいをこの時期だけの限定生産でお楽しみください。
私が知る限り、直七を採用したのは焼酎ハイボール史上初である。上記缶説明にもあるとおり、
一般的なすだちよりも酸味が穏やかなので、キャラが立ちすぎず、その分焼酎の個性が活かせるように思う。
焼酎ハイボールにはぴったりなので、今後も定期的に出して頂きたい。
ただ、他の限定品同様、本品でもレモンが補完的に使われており、そのぶん厚みが出ているので、
酸っぱさが弱すぎるということはない。
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チューハイ・カクテル等
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2023年1月28日[2]
No.9840: 金麦 / サントリー
きんむぎ / さんとりー
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サントリー金麦が新しくなっている。12月製造分からのリニューアルである。
グラスに注いだ液色は、中程度の黄金色。新ジャンルにしては濃いめである。
泡はほぼ白色できめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも悪くない。
香りは、新ジャンルらしい甘い匂いはあるものの、爽やかなホップ香も穏やかに感じられる。
口当たりはすっきりとクリア。苦味がしっかり感じられ、新ジャンル特有の甘さは弱い。
コクはビールに比べればもちろん弱いが、あえて小手先で飲み応えを出そうとはしていないので、
嫌みがない。
飲み込んだ後には、軽快な苦味や渋味が残る。
アルコール分5%。原材料名:発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、糖類)、スピリッツ(小麦)。
金麦は季節に合わせて味わいを変えています。春夏秋冬いつでもおいしい金麦を。
これまでの製品より、もっさりした感じが軽減され、バランスが良くなったように感じた。
この点、先日飲んだ サッポロゴールドスター とはスタンスが異なる。
力強さを追うよりも、そこそこのコクでバランスを取っている。
その結果、新ジャンルの欠点をうまく克服している。
好みはあろうが、こういうアプローチのほうが、品質としては上だと思う。
もちろん、欠点が目立ってもいいからもっとパンチが欲しいというニーズはあるかもしれないけれど、
その試みは、新ジャンルの限界に阻まれる。
金麦が人気を維持しているのは、新ジャンルとして身の程をわきまえているからだと、
私は考えている。
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新ジャンル
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