珈琲主義 No.41〜


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2008年7月5日
Phase.41 DyDo 炭珈琲

 久しぶりに、納得のゆく缶コーヒーに出会った。

 偶然コンビニで購入したものだが、本格派缶コーヒーのパイオニアとも言えるダイドーから 出ている「炭珈琲」というボトル缶入りの製品だ。

 液色は、しっかり漆黒。
 心地よいロースト香があり、軽やかで自然な香ばしさ。
 雑味がなく、ピュアな口当たり。軽い酸味。適度なコク。 決して重すぎず、暑い季節に氷を入れて、ゴクゴク飲める。 しかし、しっかりとしたコーヒー感があって、なおかつ後味はシャープである。
 鼻から息を抜くと、スモーキーなロースト香(ややコールタールにも似た強さ)がとても鮮烈だ。

 紀州備長炭を使った炭火焙煎だという。

 もちろん、炭火焙煎だからといって、炭の風味がそのままコーヒーに出るわけではないが (よく勘違いする方がいるが)、名前のとおり「炭」を思わせる パンチ力があって、なおかつクリアな後味は、すばらしい。

 普通の喫茶店のアイスコーヒーよりも、数段上だと思った。

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