利酒日記 kikizakenikki

2017年03月


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2017年3月1日 BLANC
SANTA BY SANTA CAROLINA SPARKLING BRUT / SANTA CAROLINA
サンタ・バイ・サンタ・カロリーナ スパークリング・ブリュット / サンタ・カロリーナ
VINTAGE: N.V.
Santa Sparkling Brut CHILE
チリ
地方:
 
地区:
 
DO:
 
生産者: SANTA CAROLINA 輸入者: サントリーワインインターナショナル(株)
review
 チリ大手 SANTA CAROLINA 製のカジュアルライン "SANTA" の泡。BRUT(ブリュット)ということで、極辛口である。 わりと高級感のあるラベルだが、約1,000円と非常にお手頃である。

 外観は極めて淡い麦わら色。
 香りは、グレープフルーツの苦さにりんごの甘さが加わり、かなりフルーティでやさしい。 当然のことながら、酵母臭などはしない。
 味は香り以上にりんごの雰囲気が強く、非常に甘酸っぱい。ミネラル感が適度にあるので、 まるで切って塩水につけたりんごみたいな感じ。フレッシュで若々しく、 わかりやすい味わい。

 冒頭に書いたとおり、スパークリングのことを「泡」と呼ぶのは、wine好きにとってはごく普通のこと。 スパークリングと言うのは長いから簡単に「泡」とか「泡もの」と言っているだけなのだが、 どうやら一般人からすると、通ぶっているように聞こえるらしい。TVを見ていたら、そんなやり取りがあった。
 べつに格好つけてるわけじゃないよ、というのを、当サイトでは定着させていきたい。
評定: B 価格 1,058円(本体価格980円+消費税78円) 購入店: ダイエー(スーパー)
2017年3月12日 ROUGE
LAFLEUR DE LYNCH / BORDEAUX
ラフルール・ド・ランシュ / ボルドー
VINTAGE: 2015
Lafleur de Lynch 15 FRANCE
フランス
地方: BORDEAUX
ボルドー
地区:
 
AOP: BORDEAUX
ボルドー
生産者: 輸入者: 東京ヨーロッパ貿易(株)
review
 まず、エチケット(ラベル)のもつ妙な高級感に惹かれ、 店頭POPにあった、Ch.ランシュ・ムーサの造り手によるカジュアルワインという説明に納得して購入。 とても1000円台には見えないボトルだ。

 外観はやや明るい青紫。グラスの縁はややピンク色。
 香りは、トリュフのような土臭さが強く、それと同時にしょうゆのパンチ、 甘いバニラ香が立つ。
 味は酸が立っており、ボディはスリム。タンニンはさらっとしており、やや非力な印象だが、 低いところでバランスを保っており、上品な風格を備えている。

 もちろんパワーや深みは乏しいのだが、この価格帯にしては高級なニュアンスをまとっており、 買い損ではない。
評定: C+ 価格 1,393円(本体価格1,290円+消費税103円) 購入店: 成城石井阪急三番街店(大阪市北区)
2017年3月25日 BLANC
POUILLY FUMÉ CUVEÉ ATLANTIQUE / MAISON BUISSE
プイィ・フュメ キュヴェ・アトランティーク / メゾン・ビュイス
VINTAGE: 2014
Maison Buisse Pouilly-Fume 14 FRANCE
フランス
地方: VAL DE LOIRE
ロワール
地区: CENTRE
中央地区
AOP: POUILLY-FUME
プイィ・フュメ
生産者: PAUL BUISSE 輸入者: コルドンヴェール(株)
review
 シンプルかつ高級感のあるエチケット(ラベル)の雰囲気に惹かれ、購入した。
 プイィ・フュメ自体はこれまで何度も飲んでいるが、当日記に登場するのは数年ぶりである。

 外観は淡いレモン色。
 香りは、ヘーゼルナッツ、グレープフルーツ、黄色い花など。 グラスを回すと、ナッツのニュアンスが強くなる。
 味は酸が立っており、シャープな印象。ボディはスリム。グレープフルーツ的な酸味の余韻が残る。

 軽快でありながら適度な滋味深さがある。概ね値段に見合っている。
評定: C 価格 1,922円(本体価格1,780円+消費税142円) 購入店: やまや小曽根店(大阪府豊中市)

本日までで・・・今月合計3本/今年合計12本/当日記累計1768本
今月のワイン投資額・・・4,373円(本日まで)



[当日記における評価基準]

 絶対評価ではなく、支払う価格に対して内容が見合っているかどうかの評定です。 例えば1,000円のwineなら、ちょうど1,000円の価値あるものがC。同様に5,000円のwineなら、 ちょうど5,000円の価値あるものがCです。

 A = 特質すべき個性。価格に比し、極めて優れたクオリティ。(とってもお買得)
 B = 非凡な特徴があり、価格を上回るクオリティ。(お買得)
 C = 概ね価格に見合ったクオリティ。(価格相当)
 D = 凡庸で特徴に欠ける。価格に比し、やや劣る。(少しもの足りない)
 E = 価格に比し、著しく劣るクオリティ。(買い損)

 なお、各ランクよりやや上回るものに+、やや下回るものに−を付けています。例えばC+とは、 若干価格を上回るクオリティを表します。また、通常の評価枠を超えた素晴らしいものにはAAランクを付与しています。

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