利酒日記 kikizakenikki

2018年07月


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2018年7月5日 ROUGE
ALTERRA SPECIAL RESERVE CABERNET SAUVIGNON / ACONCAGUA VALLEY
アルテラ スペシァル・レゼルヴ カベルネ・ソーヴィニヨン / アコンカグア・ヴァレー
VINTAGE: 2016
Alterra Spcial Reserve Cabernet 16 CHILE
チリ
地方: ACONCAGUA VALLEY
アコンカグア・ヴァレー
地区:
 
DO: ACONCAGUA VALLEY
アコンカグア・ヴァレー
生産者: VINA SAN ESTEBAN 輸入者: (株)オーバーシーズ
review
 だいぶ以前に飲んだものであるが、手元のテイスティングメモだけを残し、アップを怠っていたもの。
 カルディコーヒーファームで売られていた、千円未満のお手軽チリカベ。

 外観は深めの青紫。インクのようにべたっとした色。
 香りは黒果実と赤果実に、少しスパイシーな印象が加わる。土っぽさとか熟成感には乏しい。
 味はチリらしく甘味が強め。タンニンはしなやかだが、ボディに厚みがある。 奔放で飾らないキャラクター。

 千円未満なので、これで十分。買い得感もなければ、買い損でもない。
評定: C 価格 950円(本体価格880円+消費税70円) 購入店: KALDI COFFEE FARM 江坂店(大阪府吹田市)
2018年7月6日 SPARKLING
YOSEMITE ROAD SPARKLING
ヨセミテ・ロード スパークリング
VINTAGE: N.V.
Yosemite Road Sparkling AMERICA
アメリカ
州: CALIFORNIA
カリフォルニア
地区:
 
AVA:
 
セブン&アイグループ開発商品 輸入者: メルシャン(株)
review
 セブン&アイグループで売られているオリジナルワイン Yosemite Road のスパークリング。
 2か月ほど前にロゼは飲んでいるが、通常のスパークリングは未掲載だった。例によって飲んだのは今日ではなかったが、 書き残したメモを元に記述する。

 外観はごく淡いレモン色。気泡は細かく、グラスの中を断続的に立ち昇る。
 香りは、レモン又はグレープフルーツのような鋭い柑橘香に、はちみつ、あるいはクリームみたいな甘さが加わる。 当然のことながら、酵母臭など複雑さは皆無である。
 口に含むと、荒っぽい炭酸がビリビリとし、同時に柑橘っぽいジューシーさが広がる。 滋味深い旨味などはほぼなく、ゴクゴク飲める炭酸飲料といった感じ。

 先日飲んだ ロゼスパークリング と同様、こちらも地域区分を「カリフォルニア」としているが、 実際はカリフォルニア産ワインを輸入し、国内で炭酸を添加して製造したものと思われる。
 コンビニで冷えたものを手軽に買えるということが大事で、複雑さを求めて飲むようなものではない。 ワンコイン以下で食事に合わせやすいなら、もうそれで十分と言える。
評定: C 価格 360ml入494円(本体価格458円+消費税36円) 購入店: セブンイレブン(コンビニ)
2018年7月18日 ROUGE
VIGNES D'OC CABERNET SAUVIGNON / PAYS D'OC
ヴィーニュ・ドック カベルネ・ソーヴィニヨン / ペイ・ドック
VINTAGE: 2016
Vigne d'Oc Cabernet Sauvignon 16 FRANCE
フランス
地方: LANGUEDOC
ラングドック
地区:
 
IGP: PAY D'OC
ペイ・ドック
生産者:SO VIGNERONS 輸入者: (株)オーバーシーズ
review
 KALDI COFFEE FARM で売られている南仏のカベルネ。
 VIGNES D'OC =オックの(葡萄)樹 という名称で、エチケット(ラベル)にもブドウの株の絵が描かれている。

 外観は青みの強い紫。色は深いが、非常に若い印象。
 香りは、南仏らしい絵の具みたいな匂いに、若干の動物臭。 さらには赤果実、黒果実など。
 味はジューシーな酸とバニラ。やや後者が強いので、甘味が強く口に残る。 タンニンはなめらか。

 南仏らしい奔放さがありつつ、ただ濃いだけのワインではない。ほぼ支払った金額に見合う内容である。
 なお、栓はコルクではなくスクリューキャップ。最近はフランスでも増えてきており、 このクラスのワインならば、むしろ開けやすく保存しやすいのでありがたい。
評定: C+ 価格 950円(本体価格880円+消費税70円) 購入店: カルディコーヒーファーム江坂店(大阪府吹田市)

本日までで・・・今月合計3本/今年合計23本/当日記累計1825本
今月のワイン投資額・・・2,394円(本日まで)



[当日記における評価基準]

 絶対評価ではなく、支払う価格に対して内容が見合っているかどうかの評定です。 例えば1,000円のwineなら、ちょうど1,000円の価値あるものがC。同様に5,000円のwineなら、 ちょうど5,000円の価値あるものがCです。

 A = 特質すべき個性。価格に比し、極めて優れたクオリティ。(とってもお買得)
 B = 非凡な特徴があり、価格を上回るクオリティ。(お買得)
 C = 概ね価格に見合ったクオリティ。(価格相当)
 D = 凡庸で特徴に欠ける。価格に比し、やや劣る。(少しもの足りない)
 E = 価格に比し、著しく劣るクオリティ。(買い損)

 なお、各ランクよりやや上回るものに+、やや下回るものに−を付けています。例えばC+とは、 若干価格を上回るクオリティを表します。また、通常の評価枠を超えた素晴らしいものにはAAランクを付与しています。

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