利酒日記 kikizakenikki

2020年04月


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2020年4月5日 ROUGE
WILD PUDA CABERNET SAUVIGNON / ESPIRITU DE CHILE
ワイルド・プーダ カベルネ・ソーヴィニヨン / エスピリトゥ・デ・チリ
VINTAGE: 2018
Wild Puda Cabernet Sauvignon 18 CHILE
チリ
地方:
 
地区:
 
DO:
 
生産者: ESPIRITU DE CHILE 輸入者: コルドンヴェール(株)
review
 近所のスーパーでいつでも入手できるチリワイン、Wild Puda。 これまで何度か飲んでいるが、今日は2018年VTのカベルネを飲みたい。

 外観は濃いすみれ色(青紫色)で、エッジはピンク。いかにも若々しく、とても濃そうな見た目。
 香りは、べたっと甘いチョコレートに、インクか絵の具みたいな匂い。 スゥーとした湿布や甘草みたいな薬草っぽさがある。
 味は確かに甘味が強いが、酸が立っていて、タンニンも強くまとわりつくよう。 分かりやすい味わい。 深みはないが、ジューシーな甘酸っぱい余韻が残る。

 600円台でいつでも入手できるものとしては、十分な内容。 普段の食事に合わせて、気軽に飲みたい。
評定: C+ 価格 638円(本体価格580円+消費税58円) 購入店: ダイエー(スーパー)
2020年4月13日 ROUGE
SUBLIME RIVE / BORDEAUX
シュブリーム・リーヴ / ボルドー
VINTAGE: 2016
Sublime Rive 16 FRANCE
フランス
地方: BORDEAUX
ボルドー
地区:
 
AOP: BORDEAUX
ボルドー
生産者: 輸入者: 東京ヨーロッパ貿易(株)
review
 成城石井で購入した千円台のACボルドー。

 外観はしっかり深い青紫色(すみれ色)で、エッジはピンク。
 香りは、いかにもメルローらしい黒っぽい果実、煮た黒豆みたいな匂い、土のニュアンスとハッカのような香り。
 口に含むと、まずガシッとしっかりしたタンニンが感じられるが、酸が立っていて、ややスリム。 甘味やコクが少し弱いが、良く言えばデリケート。

 値段からしてパワー不足なのは致し方ないが、ボルドーらしい上品さがあるので、それで十分だろう。
評定: B 価格 1,529円(本体価格1,390円+消費税139円) 購入店: 成城石井梅田店(大阪市北区)
2020年4月23日 ROUGE
CHÂTEAU DES EYSSARDS / BERGERAC ROUGE
シャトー・デ・ジサール / ベルジュラック・ルージュ
VINTAGE: 2016
Chateu de Eyssards 16 FRANCE
フランス
地方: SUD-OUEST
南西地方
地区: BERGERAC
ベルジュラック
AOP: BERGERAC
ベルジュラック
生産者: CH. DES EYSSARDS 輸入者: (株)稲葉
review
 南西地方のベルジュラック。
 当サイトの掲載リストを確認すると、なんとこれまで飲んだことのないアペラシオンである。 そんなにマイナーというわけでもないが、盲点であった。

 外観はほぼ黒に近い暗赤色。エッジは茶色っぽい。
 香りは、最初に焦げ感が立って、皮革や黒果実などが続く。
 味はまず鋭い酸がピリッと来て、香りに感じたエスプレッソのような焦げた香味が広がる。 煎じ薬や土っぽさがあり、タンニンは非常に強く引っかかる。

 セパージュはMERLOT(メルロー)、CABERNET FRAN(カベルネ・フラン)と書かれているが、 そこからボルドー的なものを想像すると、まったく違う個性なのでびっくりする。 これはこれで面白いが。
評定: C 価格 ハーフ825円(本体価格750円+消費税75円) 購入店: パントリー新大阪店(大阪市淀川区)
2020年4月24日 ROUGE
FAMIGOS CABERNET SAUVIGNON
ファミーゴ カベルネ・ソーヴィニヨン
VINTAGE: 2018
Famigos Cabernet Sauvignon 18 CHILE
チリ
地方:
 
地区:
 
DO:
 
生産者: 輸入者: メルシャン(株)
review
 コンビニのファミリーマートで限定商品として売られているチリワイン"Famigos"。 安いので、期待しないで臨む。

 外観はごく薄いガーネット色で、エッジはややオレンジ。 若いのに老成した感じだが、力不足はこの見た目からわかる。
 香りはラズベリーのような甘酸っぱさが中心。 さらに赤い花のような華やかさが加わる。
 味は香りに感じたベリーっぽい甘酸っぱさを最初に感じるが、 その続きがない。ボディ感が弱く、タンニンもとても非力。 つまり、酸っぱいだけでその後の味わいに乏しく、痩せた感じ。 余韻ももちろん短い。

 値段を考えれば致し方ないが、もう少しどこか取り柄が欲しかった。
評定: D 価格 657円(本体価格598円+消費税59円) 購入店: ファミリーマート(コンビニ)

本日までで・・・今月合計4本/今年合計29本/当日記累計1928本
今月のワイン投資額・・・3,649円(本日まで)



[当日記における評価基準]

 絶対評価ではなく、支払う価格に対して内容が見合っているかどうかの評定です。 例えば1,000円のwineなら、ちょうど1,000円の価値あるものがC。同様に5,000円のwineなら、 ちょうど5,000円の価値あるものがCです。

 A = 特質すべき個性。価格に比し、極めて優れたクオリティ。(とってもお買得)
 B = 非凡な特徴があり、価格を上回るクオリティ。(お買得)
 C = 概ね価格に見合ったクオリティ。(価格相当)
 D = 凡庸で特徴に欠ける。価格に比し、やや劣る。(少しもの足りない)
 E = 価格に比し、著しく劣るクオリティ。(買い損)

 なお、各ランクよりやや上回るものに+、やや下回るものに−を付けています。例えばC+とは、 若干価格を上回るクオリティを表します。また、通常の評価枠を超えた素晴らしいものにはAAランクを付与しています。

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