利酒日記 kikizakenikki

2021年09月


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2021年9月8日 ROUGE
LA BALANCINE / BORDEAUX
ラ・バランシーヌ / ボルドー
VINTAGE: 2018
La Balancine 18 FRANCE
フランス
地方: BORDEAUX
ボルドー
地区:
 
AOP: BORDEAUX
ボルドー
生産者: C.V.B. 輸入者: (株)ベルーナ
review
 通販のベルーナが運営している My Wine Clubというサイトで 10,998円で売られている12本セットのうちの1本。 なんと1本当たり916.5円。
 これまで8本開けたが、9本目に飲むのは、LA BALANCINE というACボルドーである。

 外観はやや透過性のある紫で、青みが強い。エッジは薄紫色。
 香りは赤果実の甘酸っぱさに少し土のニュアンス。若干アクリルみたいな匂いがあって、 黒コショウ的スパイシーさも。
 味はまず最初の酸のアタックが強いが、その後はわりとふくよかで、ふんわりと甘みを感じる。 タンニンはしなやか。なめらかな飲み口。余韻はそれほど長くはない。

 セパージュはメルロー65%、カベルネソービニヨン35%。
 単体での通常価格は1,958円とのこと。それを前提とすると、損も得もないレベル。
評定: C 価格 12本セット10,998円(1本あたり916.5円) 購入店: My Wine Club PayPayモール店
2021年9月26日 ROUGE
峡の夢 / シャトー勝沼
かいのゆめ / しゃとー・かつぬま
VINTAGE: N.V.
峡の夢 JAPAN
日本
地方: 山梨県
山梨県
地区:
 
GI:
 
生産者: (株)シャトー勝沼 輸入者:
review
 山梨県甲州市勝沼町のシャトー勝沼 がつくる「峡の夢」(かいのゆめ)というワイン。 セパージュ表記がないので、原料ぶどうの品種は不明。
 裏ラベルの説明によると、山梨県の旧国名「甲斐国」は、 古代に「峡の国」(かいのくに)と呼ばれていたことに端を発するといい、 "峡"は、周囲を山に囲まれた地形を示す「山峡」(やまがい)に由来するらしい。

 外観は透過性のある極めて淡いガーネット色で、エッジは薄茶色。
 香りは黒果実、キノコ(土)のほか、古い木材のような匂いもある。 かなり落ち着いた印象。
 味は酸が柑橘のように非常にシャープ。アセロラのようなジューシー感。 コク深さや力強さはないが、これは産地(山梨県産ぶどう100%使用)の個性と言うべきだろう。 ただ、あまりに酸が荒削りで、バランスが悪く感じる。

 2018年10月30日以降出荷分から適用されている「果実酒等の製品品質表示基準を定める件」(国税庁告示第十八号)、 いわゆる日本版ワイン法により、日本国内で収穫されたぶどうを用い、同じく国内で醸造されたものを 「日本ワイン」と表記できるようになったが、このワインはもちろん「日本ワイン」である。
評定: C- 価格 ハーフ644円(フルボトル換算1,288円) 購入店: いかりスーパーJR大阪店(大阪市北区)
2021年9月29日 ROUGE
CHÂTEAU HAUT CLAUZET / MEDOC
シャトー・オー・クローゼ / メドック
VINTAGE: 2017
Ch.Haut Clauzet 17 FRANCE
フランス
地方: BORDEAUX
ボルドー
地区: MEDOC
メドック
AOP: MEDOC
メドック
生産者: CH. HAUT CLAUZET 輸入者: (株)ベルーナ
review
 通販のベルーナが運営している My Wine Clubというサイトで 10,998円で売られている12本セットのうちの1本。 1本当たり916.5円。
 これまで9本開けたが、10本目に飲むのは、Ch. HAUT CLAUZET というACメドックである。

 外観はやや透過性のある淡いガーネット色で、エッジは薄茶色。やや熟成が始まっているような見た目。
 香りは黒果実、古い木材、土埃、皮革などを感じる。見た目に次いで、こちらもやや老成しているような印象。
 味は土やキノコっぽい熟成感があり、適度な甘みとボリューム感。 タンニンはこなれた感じでまろやか。但し、酸はシャープに活きている。 スケール小さくまとまっている感じ。

 セパージュはカベルネソービニヨン75%、メルロー25%。
 単体での通常価格は2,398円とのこと。それを前提とすると、こんなものかな?というレベル。
評定: C 価格 12本セット10,998円(1本あたり916.5円) 購入店: My Wine Club PayPayモール店

本日までで・・・今月合計3本/今年合計39本/当日記累計2010本
今月のワイン投資額・・・2,477円(本日まで)



[当日記における評価基準]

 絶対評価ではなく、支払う価格に対して内容が見合っているかどうかの評定です。 例えば1,000円のwineなら、ちょうど1,000円の価値あるものがC。同様に5,000円のwineなら、 ちょうど5,000円の価値あるものがCです。

 A = 特質すべき個性。価格に比し、極めて優れたクオリティ。(とってもお買得)
 B = 非凡な特徴があり、価格を上回るクオリティ。(お買得)
 C = 概ね価格に見合ったクオリティ。(価格相当)
 D = 凡庸で特徴に欠ける。価格に比し、やや劣る。(少しもの足りない)
 E = 価格に比し、著しく劣るクオリティ。(買い損)

 なお、各ランクよりやや上回るものに+、やや下回るものに−を付けています。例えばC+とは、 若干価格を上回るクオリティを表します。また、通常の評価枠を超えた素晴らしいものにはAAランクを付与しています。

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