利酒日記 kikizakenikki
2023年03月
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2023年3月5日 ROUGE
成城石井ヴァラエタルセレクション CABERNET SAUVIGNON / ATLANTIQUE
セイジョウイシイ ヴァラエタルセレクション カベルネ・ソーヴィニヨン / アトランティーク |
VINTAGE: N.V. |
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FRANCE
フランス
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地方: GRAND SUD-OUEST
広域南西地方
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地区:
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IGP: ATLANTIQUE
アトランティーク
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生産者:
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輸入者: 東京ヨーロッパ貿易(株)
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スーパー成城石井で、新たに登場した「ヴァラエタルセレクション」。
これまで、赤の ピノ・ノワール、
メルロー を飲んでいるが、今日は赤でもう一種出ている「カベルネ・ソーヴィニヨン」を。
外観は深いガーネット色で、エッジはややオレンジ色あるいは薄茶色。カベルネらしい色と言える。
香りは、黒果実(プラム)、墨汁、煮豆のような、落ち着いてこっくりした香り。
ただ、グラスを回してもあまり香り立たないし、開かない。
味は、まず酸のアタックがシャープで、甘味はほんのり。
これ以上甘味が前に出ると凡庸になってしまいそうなので、この引き締め方は悪くない。
タンニンは柔らかく、エレガントさがある。
先日飲んだ メルロー と同様、I.G.P. ATLANTIQUEである。
ボルドーを含む広域南西地方のI.G.P.だが、もっとぼやけた味かと想像していたところ、
適度に緊張感があって、優美さもあった。
コクが弱くて酸っぱいとの評価もあろうが、私はこれでいいと思った。
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評定: B |
1,419円(本体価格1,290円+消費税129円) |
購入店: 成城石井阪急三番街店(大阪市北区) |
2023年3月20日 ROUGE
CHÂTEAU LAMOTHE-BERGERON / HAUT MÉDOC
シャトー・ラモット・ベルジュロン / オー・メドック |
VINTAGE: 2013 |
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FRANCE
フランス
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地方: BORDEAUX
ボルドー
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地区: MEDOC
メドック
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AOP: HAUT-MEDOC
オー・メドック
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生産者: CH. LAMOTHE-BERGERON
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輸入者: コルドンヴェール(株)
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昨年12月に一度飲み、それを忘れて直後に同じものを買ってしまっていた。
すぐに飲んでしまえば、きっと同じ味だったという結論(ボトル差はあるかもしれないが)になることが予想されたため、
少し時間を置いてから飲もうということで、3か月ほど置いてあった。
冬ということもあり、特に温度管理は気にせず、その辺に室温で放置してあったものだ。
ということで、Ch.ラモット・ベルジュロン という千円台で入手の HAUT-MEDOC(オー・メドック)。
外観はくすんだ深いガーネット色で、エッジはややオレンジ色。
香りはこっくりと深い黒っぽい果実香に、土臭さとバニラっぽい甘さがあって、
例えるならキノコをバターで炒めたような感じ。
前回飲んだ時にも熟成香はあったが、より一層深まった印象だ。
味は香りの印象ほど重たさはない。樽由来のバター風味は深いが、コクは今一つ。
タンニンはかなり滑らかになっており、こなれた感じ。
余韻はそんなに長くない。
パワー不足なのは、このワインの限界なのだろう。だが、非常に上品で綺麗なまとめ方であり、
造り手の優秀さが窺える。
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評定: A |
1,540円(本体価格1,400円+消費税140円) |
購入店: やまや南吹田店(大阪府吹田市) |
本日までで・・・今月合計2本/今年合計10本/当日記累計2073本
今月のワイン投資額・・・2,959円(本日まで)
[当日記における評価基準]
絶対評価ではなく、支払う価格に対して内容が見合っているかどうかの評定です。
例えば1,000円のwineなら、ちょうど1,000円の価値あるものがC。同様に5,000円のwineなら、
ちょうど5,000円の価値あるものがCです。
A = 特質すべき個性。価格に比し、極めて優れたクオリティ。(とってもお買得)
B = 非凡な特徴があり、価格を上回るクオリティ。(お買得)
C = 概ね価格に見合ったクオリティ。(価格相当)
D = 凡庸で特徴に欠ける。価格に比し、やや劣る。(少しもの足りない)
E = 価格に比し、著しく劣るクオリティ。(買い損)
なお、各ランクよりやや上回るものに+、やや下回るものに−を付けています。例えばC+とは、
若干価格を上回るクオリティを表します。また、通常の評価枠を超えた素晴らしいものにはAAランクを付与しています。
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