阪神タイガース応援板 2006



タイガースファンの私が、試合結果その他、日々の雑感を綴るページです。



・2006年公式戦開幕。初戦の相手は古田兼任監督の率いるヤクルト。結果は3vs4で惜敗。
 今日の最大の成果は、8回裏ノーアウト満塁のピンチを能見が無失点で切り抜けたこと。 今後の大きな自信になるだろう。
 ただ、今の投手陣の総合力からすれば、打撃陣がもっと爆発的破壊力を持たなくてはならない。 もう一本が足りなくて、点に結びつかないということを避けなくてはいけない。 今日のような負け方を、「あと一歩だから」といって安心しては、実はいけないのだ。 こういう負け方が一番危ないと、肝に銘じるべきだ。(2006,3,31)

セ・リーグ順位表 2006/3/31現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
ヤクルト11001.000
巨 人11001.000
広 島11001.000
阪 神1010.0001.0
中 日1010.0001.0
横 浜1010.0001.0

・開幕第2戦は、昨日と同じ3vs4で負け。なんと2試合目にして、めでたく単独最下位。 まあ、そのこと自体は、別にどうということはない。
 心にとめるべきは、こんなふうに「あと一歩」だったからといって、安堵してはいけないということ。 何よりも久保田が守りきれなかったこと。そのことの持つ意味は大きい。
 今年は、こんな負け方がきっと命取りになる。これから相当厳しい戦いになる。 それをどれだけ自覚できるかに、今後の命運がかかっている。(2006,4,1)

セ・リーグ順位表 2006/4/1現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
ヤクルト22001.000
中 日2110.5001.0
横 浜2110.5001.0
巨 人2110.5001.0
広 島2110.5001.0
阪 神2020.0002.0

・開幕第3戦。ようやく勝てたわけだが、まあこれからが本番ということで。
 兄貴が先制打&締めのHR。シーツが2本。関本が1本。鳥谷と矢野が適時打。そして何より、先発江草が好投。
 ようやく阪神らしい野球ができた。今年の必勝パターンは、先発ができるだけ踏ん張り、その間に打撃陣が点を重ねる。 少なくともジェフが帰ってくるまでは、この形に尽きる。(2006,4,2)

セ・リーグ順位表 2006/4/2現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日3210.667
ヤクルト3210.667
巨 人3210.667
阪 神3120.3331.0
横 浜3120.3331.0
広 島3120.3331.0

・広島戦は雨天中止。(2006,4,4)

セ・リーグ順位表 2006/4/4現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人4310.750
中 日4211.6670.5
ヤクルト4220.5001.0
阪 神3120.3331.5
横 浜4121.3331.5
広 島3120.3331.5

・対広島第1戦は、下柳の通算500試合登板に花を添える大勝(10vs1)。 濱ちゃんの2発もよかったし、関本も頑張っている。これで波に乗って行けるだろう。(2006,4,5)

セ・リーグ順位表 2006/4/5現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人5410.800
中 日4211.6671.0
阪 神4220.5001.5
ヤクルト5230.4002.0
横 浜4121.3332.0
広 島4130.2502.5

・対広島第2戦は、延長12回の末、2vs2のドロー。投手戦だったという言い方もあるだろうが、 シーズン初めに私が懸念したとおり、こういう接戦を落とすことが、今年は命取りになる。 今日の引き分けは、負けに等しいと言えるだろう。(2006,4,6)

セ・リーグ順位表 2006/4/6現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人6510.833
中 日5311.7501.0
阪 神5221.5002.0
ヤクルト6240.3333.0
横 浜5131.2503.0
広 島5131.2503.0

・対横浜第1戦は、井川の初白星。金本の特大HR&ファインプレーはさすがの一言。代打林の同点打、好調藤本の長打もうれしい。 やはり初戦を勝つということが、何よりも大事なのだ。(2006,4,7)

セ・リーグ順位表 2006/4/7現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日6411.800
巨 人7520.7140.0
阪 神6321.6001.0
ヤクルト7340.4292.0
横 浜6141.2003.0
広 島6141.2003.0

・連続フルイニング出場903試合の世界タイ記録達成、おめでとう兄貴。 その偉業に花を添えるように、これまで苦しんでいた今岡のHR、そして濱ちゃんも。 安藤も初勝利で、良いことずくめ。さあ、明日はいよいよ世界新記録。もちろん勝利で飾ろう。(2006,4,8)

セ・リーグ順位表 2006/4/8現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人8620.750
阪 神7421.6671.0
中 日7421.6671.0
ヤクルト8350.3753.0
広 島7241.3333.0
横 浜7151.1674.0

・ついに金本兄貴が世界記録更新! 大リーグ、カル・リプケンJr.のもつ903試合連続フルイニング出場の記録を、今日上回った。
 試合は、一時エラーなどで同点に追いつかれたものの、濱中の2発などが効いて、見事10vs5で快勝。最高の一日となった。
 3カード終えて5勝2敗は立派。次なる目標は、5カード終了時に勝率6割6分以上、つまり平均で勝ち越しだ。 (2006,4,9)

セ・リーグ順位表 2006/4/9現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人9720.778
阪 神8521.7141.0
中 日8431.5712.0
広 島8341.4293.0
ヤクルト9360.3334.0
横 浜8161.1435.0

・甲子園初戦の中日戦は、雨天中止。(2006,4,11)

セ・リーグ順位表 2006/4/11現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人10820.800
阪 神8521.7141.5
中 日8431.5712.5
広 島9351.3754.0
ヤクルト9360.3334.5
横 浜8161.1435.5

・対中日第1戦は5vs7。兄貴の世界記録達成で安心したのかどうかわからないが、 5点も先制しておきながら、先発+リリーフ陣がそれを守れない。打撃陣も再逆転できない。 危惧していた今シーズンの負けパターンだ。
 まだ同率2位なんて安心していてはダメだ。藤川が昨年と同じだけ頼りにはならないことは、 初めから分かっていること。相当気を引き締めて戦わないと、簡単にBクラスだ。 いや、選手はそんなことは当然わかっているはず。私は、我が同志に決起を呼びかけたいのだ。 明日以降、気合いを入れて応援せよと。(2006,4,12)

セ・リーグ順位表 2006/4/12現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人11920.818
阪 神9531.6252.5
中 日9531.6252.5
ヤクルト10460.4004.5
広 島10361.3335.0
横 浜9171.1256.5

・5vs9。チーム打率も、防御率も上なのに勝てないのは、中日のしぶとさを素直に称賛すべきだろう。
 今日の試合でいくつか課題が明らかになった。まず、オクスプリング。 まだ素性が知られていないからそこそこ通用しているように見えるが、先発ローテーションの一角を担うためには、 投げ込みが必要だろう。
 杉山。ストライク先行の攻めのピッチングができないと、2ケタ勝利はおぼつかないだろう。
 能見と金沢。これからもタフな場面で頑張ってもらわなくてはならない。 もっと責任感と闘争心が欲しい。
 相木。今日の集中砲火は良い勉強になっただろう。これを乗り越えて、成長して欲しい。
 打撃陣に注文をつけるとすれば、赤星。何が何でも塁に出て、何が何でも2塁を盗むという気迫でチームを引っ張って欲しい。 それでこそ、チーム全体の破壊力が生まれるというものだ。
 この連敗は、良い薬になった。ドラゴンズも我々も認識は一緒だと思うが、 現在独走中の巨人は相手ではない。必ず失速する。長いシーズンを戦うために今必要なのは、 自分たちらしい勝ちパターンを一日も早く確立すること。それしかない。(2006,4,13)

セ・リーグ順位表 2006/4/13現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人121020.833
中 日10631.6672.5
阪 神10541.5563.5
ヤクルト11470.3645.5
広 島11371.3006.0
横 浜10271.2226.5

・7vs0。相手が広島だから割り引いて考えなければいけないが(広島ファンのみなさん、ごめんなさい)、 それでも井川の完封勝利はお見事だった。最後の打者で1000奪三振を取れたのも、最高の演出だ。
 昨年はリリーフ陣が立派すぎて、先発は6回まで投げればヨシという雰囲気すらあった。 しかし本来は、完投してこその投手だろう。エースともなればなおさら。井川にはそういった自覚を持ち続けて欲しい。
 投手が良ければ打線もつながる。相乗効果をこれからも期待したい。(2006,4,14)

セ・リーグ順位表 2006/4/14現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人131021.833
中 日10631.6672.5
阪 神11641.6003.0
ヤクルト11470.3645.5
広 島12381.2736.5
横 浜11272.2226.5

・対広島第4戦は、6vs3。先発安藤の出来は良くなかったし、勝利の方程式藤川・久保田も、 まだ昨年ほどの勢いはない。それでも勝てたのは、相手の拙攻もさることながら、 シーツ、濱中を初めとした打撃陣の好調さだ。矢野は今日のタイムリーを浮上のきっかけにして欲しいし、 今岡の復活も待たれる。(2006,4,15)

セ・リーグ順位表 2006/4/15現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人141121.846
中 日10631.6673.0
阪 神12741.6363.0
ヤクルト11470.3646.0
広 島13391.2507.5
横 浜12282.2007.5

・対広島第5戦は、9回に犠打2本で逆転され、1vs2。 何度も訪れたチャンスに追加点が奪えなければ、当然こういった結果となる。 今日は特に2度も併殺に倒れた今岡の責任は重大。 江草のピッチングが悪くなかっただけに、残念だ。シーツの3安打、濱中の一発も空しい。 (2006,4,16)

セ・リーグ順位表 2006/4/16現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人151221.857
中 日11641.6004.0
阪 神13751.5834.0
ヤクルト12570.4166.0
広 島14491.3087.5
横 浜13292.1828.5

・対中日第3戦は、0vs3。完敗。 中田投手が素晴らしく、見ていてほれぼれするピッチングだった。素直に絶賛! (2006,4,18)

セ・リーグ順位表 2006/4/18現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人161321.867
中 日12741.6364.0
阪 神14761.5385.0
ヤクルト13580.3857.0
広 島15591.3577.5
横 浜142102.1679.5

・対中日第4戦は、3vs4。延長11回サヨナラ負け。 今の両チームの底力の違いがハッキリと表れた。久保田で抑えきれないのは、致命的。 しばらくこの苦悩は続くだろう。(2006,4,19)

セ・リーグ順位表 2006/4/19現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人171331.813
中 日13841.6673.0
阪 神15771.5005.0
ヤクルト14680.4296.0
広 島165101.3337.5
横 浜153102.2318.5

・対巨人第1戦は、2vs3で延長11回サヨナラ負け。 最後はまた久保田が打たれたわけだが、岡田監督は、これからも大切な試合は藤川・久保田で締めるパターンを変えないだろう。 我々はその姿勢を全面的に支持する。
 タイガースを救うのは彼らしかいないし、もし藤川・久保田が打たれて負けるのなら、仕方ないではないか。 大切なのは目先の勝ち負けではないからだ。(2006,4,21)

セ・リーグ順位表 2006/4/21現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人181431.824
中 日13841.6673.5
阪 神16781.4676.0
ヤクルト15780.4676.0
広 島175111.3128.5
横 浜174112.2679.0

・対巨人第2戦は、1vs6で完敗。
 主軸が打てない、投手陣が抑えきれないでは、勝てるわけがない。苦悩は続く。(2006,4,22)

セ・リーグ順位表 2006/4/22現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人191531.833
中 日14941.6923.5
阪 神17791.4387.0
ヤクルト16790.4387.0
横 浜185112.3129.0
広 島185121.2949.5

・対巨人第3戦は、6vs2で快勝。勝敗はともかく、今日は収穫がいっぱいあった。 初回に赤星が出て盗塁を決め、それをクリンナップで返すという形。しかも苦しんでいた今岡が 復活のきっかけとなるHR。金本の4番らしい執念のダメ押し長打。投手陣も先発江草がゲームを作り、 藤川・久保田でピシッと抑える。
 今シーズン初めて、本当にウチらしい野球が出来た。トンネルを抜け出すきっかけになりそうだ。(2006,4,23)

セ・リーグ順位表 2006/4/23現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人201541.789
中 日15951.6433.5
阪 神18891.4716.0
ヤクルト177100.4127.0
横 浜196112.3538.0
広 島196121.3338.5

・対横浜第4戦は、文句なしの10vs2。 ようやく猛虎打線復活といえるつながりと、なんといっても好調濱中の9号、10号。 赤星の本領発揮と言える盗塁と三遊間を鋭く抜く先制タイムリー、金本らしい当たりのタイムリー、矢野の復活を告げるHR。 先発オクスプリングは初勝利。
 横浜にはまだ負けなし。この勢いで浮上を期待したい。(2006,4,25)

セ・リーグ順位表 2006/4/25現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人211641.800
中 日161051.6673.5
阪 神19991.5006.0
ヤクルト187110.3898.0
横 浜206122.3339.0
広 島206131.3169.5

・対横浜第5戦は、9vs5。よく打ったが、気づけば結構打たれた。 まあこういった試合を取れるというのは大事なことだが。
 下柳が2勝目。打者では鳥谷がHR、3R、2Rと、もう少しでサイクル。 赤星も3安打1四球+好走塁。濱中も3安打。
 そして何より嬉しかったのは、藤川&久保田の三振ショー。 昨年の勢いを取り戻しつつある。(2006,4,26)

セ・リーグ順位表 2006/4/26現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人221642.800
中 日171151.6883.0
阪 神201091.5265.5
ヤクルト197120.3688.5
横 浜216132.3169.5
広 島216132.3169.5

・1回裏、好調村田に満塁HRを浴び、4点先制される。終盤7回を迎えるまでは、この試合はダメだと思った。 ところが、5回にソロを放った矢野が、7回には1点差に追いつく2ラン。8回には、濱中、鳥谷、矢野の連打でたちまち逆転。 最終回も勢いは止まらず、終わってみれば12vs5で大勝。横浜にはお気の毒だが、勝てるときに勝っておこう。 (2006,4,27)

セ・リーグ順位表 2006/4/27現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人231652.762
中 日181161.6473.0
阪 神211191.5504.5
ヤクルト208120.4007.5
広 島227132.3508.5
横 浜226142.3009.5

・対ヤクルト第4戦は、2vs6。原因は、井川の自滅。もう何度もこんなシーンを見た気がする。こんなとき決まって打線に勢いがない。 今日の得点は、藤本のヒットと、相手のエラーを誘った濱中の内野ゴロ。
 連勝し続けることは不可能だから、まあ仕方ないが、カード初戦を落としたのは痛い。(2006,4,28)

セ・リーグ順位表 2006/4/28現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人241752.773
中 日191171.6114.0
阪 神2211101.5245.5
ヤクルト219120.4297.5
横 浜237142.3339.5
広 島237142.3339.5

・対ヤクルト第5戦は、6vs3。先発安藤も冴えなかったし、打線もシーツの3ラン以外には、 ここぞという時に決定打が出ず、勝ちを決めた最大の要因は相手のフォアボールとエラー。
 明日こそ是非、締まった試合を見せて欲しい。(2006,4,29)

セ・リーグ順位表 2006/4/29現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人251762.739
中 日201271.6323.0
阪 神2312101.5454.5
ヤクルト229130.4097.5
横 浜237142.3339.0
広 島237142.3339.0

・対ヤクルト第6戦は、接戦を制して2vs1。しかし、決勝の2点はいずれも犠牲フライ。 もっと他の場面で点が取れたはず。藤川、久保田もまだ盤石とまでは言えない。 どこか危うさが残る。とにかくこの勝ちを積み重ねて、よりタイガースらしい野球を取り戻してゆくしかない。 (2006,4,30)

セ・リーグ順位表 2006/4/30現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人261862.750
中 日211281.6004.0
阪 神2413101.5654.5
ヤクルト239140.3918.5
広 島248142.3649.0
横 浜247152.31810.0

・対巨人第4戦は、9回裏代打関本のサヨナラHRで決着。5vs4。 この快挙を絶賛するにやぶさかではないが、あえてひとこと苦言を。
 あの場面、監督も指示したように、クリンナップへとつなぐ打撃が求められる。 結果的に柵越えしたからヒーローになれたが、単純に結果オーライと言うわけにはいかない。 6回裏に見せたつなぐ野球こそが、阪神らしい戦い方なのだ。それを確実にしてゆかない限り、 危うい試合が続くだろう。
 ところで、阪神ファンの中にも、今年はダメだと思っている人がいるようだが、私はあまり心配していない。 4月の成績は、貯金3。昨年より2つ多い。もちろん交流戦は昨年よりは厳しいだろうから、その分差し引いて考えるべき。 しかし、チーム打率も防御率も阪神がリーグ1位。巨人の現状は、いかに紙一重のところを渡っているかということ。 くれぐれも相手を間違えてはいけない。(2006,5,2)

セ・リーグ順位表 2006/5/2現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人271872.720
中 日221381.6193.0
阪 神2514101.5833.5
ヤクルト2410140.4177.5
広 島258152.3489.0
横 浜257162.30410.0

・対巨人第5戦は、0vs2。
 もし今岡誠というバッターが並のバッターだったら、2点を追う8回裏、1・3塁の好機に力のない凡打に終わったことを、 私は厳しく責めるだろう。だが、あそこで打てなかった彼自身が、その結果の持つ意味を、最も痛感しているはずなのだ。 彼を信じようではないか。この悔しさを、絶対にバットで晴らしてくれる。彼はそういう男だ。 今日はあれで良かったのだ。(2006,5,3)

セ・リーグ順位表 2006/5/3現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人281972.731
中 日231481.6363.0
阪 神2614111.5604.5
ヤクルト2510150.4008.5
広 島269152.3759.0
横 浜267172.29211.0

・対巨人第6戦は、延長10回、3vs2でサヨナラ勝ち。
 矢野の打球が3塁キャンバスに当たるというあっけない幕切れは別として、 今日の試合は、これぞ伝統の一戦といえる張り詰めた試合だった。両軍投手陣の好投が光ったが、 中でも巨人・福田投手の度胸には恐れ入った。今日は阪神・久保田投手を四球で歩かせたことが致命傷になったが、 今後が楽しみな投手だと思う。もちろん我が藤川球児の盤石な投球も光っていた。
 今日の試合は勝ちではなく、引き分けだったと捉えるべきだろう。(2006,5,4)

セ・リーグ順位表 2006/5/4現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人291982.704
中 日241581.6522.0
阪 神2715111.5773.5
広 島2710152.4008.0
ヤクルト2610160.3858.5
横 浜277182.28011.0

・対横浜第7戦は、13vs11の乱打戦。中盤までの大量リードを守って勝っていれば、何の問題もなかった。 今日の展開でもし負けていたら、後遺症を残しかねない試合だったが、相手が横浜だけに、勝ちをもらった感じだ。
 それにしても、昨日ラッキーなサヨナラヒットを打った矢野が、今日は3打席連続HR。 これでもっともっとノッて行って欲しい。(2006,5,5)

セ・リーグ順位表 2006/5/5現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人301992.679
中 日251591.6252.0
阪 神2816111.5932.5
広 島2811152.4237.0
ヤクルト2711160.4077.5
横 浜287192.26911.0

・対横浜第8戦は、1vs4。久しぶりに横浜の守護神・クルーンが出てきた。
 先発安藤がピリッとせず、打撃陣はチャンスを生かせなかった。まあ、こんな日もある。 横浜にずっと勝ち続けられるわけではないから、今日の負けは想定の範囲内。(2006,5,6)

セ・リーグ順位表 2006/5/6現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人312092.690
中 日261691.6402.0
阪 神2916121.5713.5
広 島2911162.4078.0
ヤクルト2811170.3938.5
横 浜298192.29611.0

・対横浜第9戦は、3vs2で、接戦を制した。
 今日は、すべての得点が殊勲と言える素晴らしい内容だった。 浅井の先制HR&9回の2塁打。特に9回の一撃は、クルーンの球をものの見事に打ち返し、左翼フェンス直撃。これには恐れ入った。 その結果、赤星の決勝打につながったのだ。その前に、1点のビハインドを振り出しに戻した桧山の一発も、ムードを作る上で重要な打撃だった。 藤川・久保田の抑えも、申し分なし。
 皆でもぎ取った、真の勝利。今日はそんなチームとしての一体感が感じられた。これで交流戦も乗って行けるだろう。(2006,5,7)

セ・リーグ順位表 2006/5/7現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人322192.700
中 日2716101.6153.0
阪 神3017121.5863.5
広 島3012162.4298.0
ヤクルト2911180.3799.5
横 浜308202.28612.0

・今日から交流戦。対ロッテ1回戦は、7vs2で完勝。赤星が初回に出て走るとやはり勝てる確率は高い。 不振にあえいでいた今岡は、バックスクリーンへの本塁打を含む3安打。交流戦をきっかけに、本来の姿に戻って欲しい。 好調シーツはもちろんのこと、関本も鳥谷も矢野も活躍。皆で負傷中の金本兄貴をフォロー。12球団一のチーム打率が光っている。
 投手陣も先発オクスプリングは6回に乱れるまでは素晴らしいピッチング。 能見、金沢、ダーウィンとショートリリーフでつないだあとは、昨年の勢いを完全に取り戻した藤川と、守護神久保田がピシッと締めた。 これでジェフが復帰すれば、盤石の体制になる。星の潰し合いでない交流戦は、とにかく自軍が勝つこと。 この調子で、ロッテへの借りを返して貯金を増やそう。(2006,5,9)

セ・リーグ順位表 2006/5/9現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人332292.710
阪 神3118121.6003.5
中 日2816111.5934.0
広 島3112172.4149.0
ヤクルト3012180.4009.5
横 浜319202.31012.0

・甲子園地方雨天のため、阪神vsロッテ戦は中止。調子の良いときだけに、残念だ。 (2006,5,10)

セ・リーグ順位表 2006/5/10現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人332292.710
中 日2917111.6073.5
阪 神3118121.6003.5
広 島3213172.4338.5
ヤクルト3113180.4199.0
横 浜3210202.33311.5

・対ロッテ2回戦は、5vs3。勝ったものの、もっと強くならなければいけないタイガースとしては、 こんなレベルで戦っていては、ダメである。
 打撃陣にとりたてて文句はないが、投手陣が悪かった。今日は相手の拙攻が目立ったから救われたが、 先発下柳はボールが先行し、何度も危うい場面があった。金沢もピリッとしなかった。 能見もまあまあ、ダーウィンはOK。唯一完璧と言えたのは藤川で、守護神・久保田は目を覆いたくなるような自滅パターン。 それでもなんとか三振で切り抜けて、ゲームセット。
 チームに勢いがあるから勝てたと言えるのだが、勢いで勝ち星を稼いでいるうちは、ダメ。 目標はもっと高いところにあるのだから。(2006,5,11)

セ・リーグ順位表 2006/5/11現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人342392.719
阪 神3219121.6133.5
中 日3017121.5864.5
広 島3314172.4528.5
ヤクルト3214180.4389.0
横 浜3310212.32312.5

・対ソフトバンク1回戦は、1vs8で完敗。 とにかくホークス・斉藤投手が素晴らしかった。それに引き替え、井川の不甲斐なさには呆れるばかり。
 岡田監督はしないかもしれないが、井川を先発ローテーションからしばらく外してみるべきかもしれない。 福原が復活すれば、何の問題もないのだから。あるいは2、3回投げて調子が悪ければ、すぐに福原か能見にでもスイッチするとか。
 現在のチーム防御率の高さは、言うまでもなくこの投手層の厚さにある。ならば、緊急避難的にでもそういうことを 考えた方がいいのかもしれない。今の井川なら、もうエースなどと特別扱いはしていられない。
 ところで、今日はセリーグ全チームが負けたので、皆、命拾いしたのではないだろうか。 こういうことがあるから、交流戦はおもしろい。(2006,5,12)

セ・リーグ順位表 2006/5/12現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人3523102.697
阪 神3319131.5943.5
中 日3117131.5674.5
広 島3414182.4388.5
ヤクルト3314190.4249.0
横 浜3410222.31312.5

・対ソフトバンク2回戦は、5vs3。 中盤まではツキのないシーンが多く、今日は負け試合だと思っていた。 ところが先発安藤が要所要所で相手をスルリとかわし、1点リードで迎えた8回、 ついに矢野が決勝打となる3点タイムリーを。
 今日も久保田は悪いところが目立った。その前の藤川が完璧なだけに、余計にふがいなく見える。 早く昨年の安定感を取り戻してもらわないと、安心して任せることが出来ない。(2006,5,13)

セ・リーグ順位表 2006/5/13現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人3623112.676
阪 神3420131.6062.5
中 日3218131.5813.5
ヤクルト3415190.4418.0
広 島3514192.4248.5
横 浜3510232.30312.5

・対ソフトバンク3回戦は、3vs7。3連戦負け越し。
 8安打しながら得点は3。このあたりが、チーム打率が高いのに今ひとつ浮上できない理由。 特に、4点を追いかける7回表、ノーアウト満塁からスペンサーの犠打で1点しか取れなかったことが、今日の試合を物語る。 まあ相手の気迫が勝っていたということで、気分を変えて次に臨めばよい。(2006,5,14)

セ・リーグ順位表 2006/5/14現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人3723122.657
中 日3319131.5942.5
阪 神3520141.5882.5
ヤクルト3516190.4577.0
広 島3614202.4128.5
横 浜3611232.32411.5

・対日本ハム1回戦は、延長12回、3vs2でサヨナラ勝ち。
 今日は、シーツ・デーだった。0vs2から同点タイムリーを放ったのもシーツなら、 12回裏、2死満塁からサヨナラヒットを放ったのもシーツ。もちろん、投手陣の踏ん張りも大いに評価しなければならない。 今シーズン初めて当たる相手に対し、こういう接戦をモノにしたことの意味は大きい。(2006,5,16)

セ・リーグ順位表 2006/5/16現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人3824122.667
中 日3420131.6062.5
阪 神3621141.6002.5
ヤクルト3617190.4727.0
広 島3715202.4298.5
横 浜3711242.31412.5

・甲子園での対日本ハム戦は、雨天中止。試合させて欲しいけど、雨には勝てない。(2006,5,17)

セ・リーグ順位表 2006/5/17現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人3925122.676
中 日3521131.6182.5
阪 神3621141.6003.0
ヤクルト3718190.4867.0
広 島3715202.4299.0
横 浜3811252.30613.5

・対日本ハム第2戦は、1vs4。 先発下柳が締まらなかったのもあるが、7安打してたった1点の打撃陣の責任は大きい。 前半で何とかしなければいけないものを、後半は完全に抑え込まれた。
 今日の収穫は、太陽と相木がいずれも無失点投球をなしとげたことだ。 (2006,5,18)

セ・リーグ順位表 2006/5/18現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人4025132.658
中 日3622131.6291.5
阪 神3721151.5833.0
ヤクルト3819190.5006.0
広 島3816202.4448.0
横 浜3911262.29713.5

・甲子園での対オリックス戦は、雨天中止。 (2006,5,19)

セ・リーグ順位表 2006/5/19現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人4025132.658
中 日3722141.6112.0
阪 神3721151.5833.0
ヤクルト3919200.4876.5
広 島3916212.4328.5
横 浜4011272.28914.0

・対オリックス1回戦は、延長10回、5vs2でサヨナラ勝ち。
 今日、一番問題にしたいのは、6回裏、シーツの先制タイムリーの後、金本がつなぎ、 追加点のチャンスで今岡が併殺に倒れたこと。あそこで点が入っていれば、もっと楽に勝てた。
 今日のヒーローはサヨナラHRのシーツだが、陰の立役者は9回裏同点HRを放った金本。 怪我をしながら1イニングも休まず、ついにここまで復調した肉体と精神の強靱さは、到底誰も真似できない。
 兄貴の背中を見て、きっと今岡にも大いに感ずるところがあるだろう。
 また、福原にも、今日をきっかけに復活してほしい。 (2006,5,20)

セ・リーグ順位表 2006/5/20現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人4125142.641
阪 神3822151.5952.0
中 日3822151.5952.0
ヤクルト4020200.5005.5
広 島4017212.4477.5
横 浜4112272.30813.0

・対オリックス2回戦は、5vs3。今日はなんといってもヒーロー濱中の一発。一時に比べればペースダウンしたものの、 勝負強さは健在。今岡がスタメン落ちしても、濱中が、桧山が、片岡が、林がいる。まことに心強い。
 先発江草は立ち上がりは良かったが、やはり途中で崩れた。今日の勝ちはもらったものとして、 次はもっと頑張って欲しい。 (2006,5,21)

セ・リーグ順位表 2006/5/21現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人4226142.650
阪 神3923151.6052.0
中 日3922161.5793.0
ヤクルト4120210.4886.5
広 島4118212.4627.5
横 浜4213272.32513.0

・対オリックス3回戦は、8vs2で圧勝。予定通りと言っては悪いが、3タテ。
 やはり今日一番嬉しかったのは、今岡の3ラン。もちろん本人はまだまだこんなものでは納得していないだろう。 これからコツコツ借りを返していって欲しい。
 それにしてもあの打席、前で金本が敬遠され、打席に入る今岡の全身から「オレをなめるなよ」という闘志があふれ出ていた。 見事成し遂げ、ベンチに帰る今岡を見る監督の目が、まるで父親のようだった。
 投手陣も先発オクスプリングがなんとか凌いだし、今日は太陽と相木が締めてくれたおかげで、 FKもダーウィンも休ませることができた。監督もこんなに思い通りに指揮できたらさぞ気持ちいいだろう。
 さあ、明日からのマリーンズ戦が、今後を占う上で極めて重要なカードだ。 (2006,5,22)

セ・リーグ順位表 2006/5/22現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人4226142.650
阪 神4024151.6151.5
中 日3922161.5793.0
ヤクルト4120210.4886.5
広 島4118212.4627.5
横 浜4213272.32513.0

・対ロッテ3回戦は、2vs1。息を呑む試合というのは、まさに今日のことだ。
 相手先発小野投手の素晴らしい投球に対し、井川はピリッとしなかった。 ところが、回を追うごとに調子を上げ、9回まで1失点で乗り切った。
 7回、今岡のHRで追いつき、延長戦へ。10回裏、2アウト2、3塁のピンチに、見事三振を斬って取った藤川の あの投球には、息が詰まりそうだった。まさに、神様・仏様・球児様。 あの好投が、桧山の決勝HRを生んだ。
 総力戦で、ロッテの連勝を9で止めた。連勝を止めたと言うより、 この接戦を勝てたことの意味は、とても大きい。(2006,5,23)

セ・リーグ順位表 2006/5/23現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人4326152.634
阪 神4125151.6250.5
中 日4022171.5643.0
ヤクルト4221210.5005.5
広 島4219212.4756.5
横 浜4314272.34112.0

・対ロッテ4回戦は、4vs2。5回降雨コールド。
 ヒーローインタビューはなかったが、なんと言っても今日は能見だろう。 先発杉山が4点をもらいながら3回裏に崩れ、2点を返され、なおも無死満塁の大ピンチで能見登板。 見事3者連続空振り三振に斬って取った。
 5回裏のピンチも今度はダーウィンがなんとかしのぎ、最後は天に味方されゲームセット。
 このカードが始まる前、正直言って私は、3連敗さえしなければいいと考えていた。ところが、この3連戦勝ち越しを決めたばかりか、 対ロッテ4連勝で、今季(全6試合)の勝ち越しまで決めてしまった。気づけば交流戦9勝3敗。 まあこのペースでずっと行くことはあり得ないけれど、昨年と同じ21勝するためには、 残り24試合を5割でいいことになる。
 巨人の背中がすぐ近くに見えてきたという言い方をする人が多いが、この時期は順位などどうでもいい。 以前から私はずっと言い続けているが、黙っていても巨人は息切れしてくる。今は自分たちの形をきっちり守ることが大事。 結果は必ずついてくる。 (2006,5,24)

セ・リーグ順位表 2006/5/24現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人4427152.643
阪 神4226151.6340.5
中 日4122181.5504.0
ヤクルト4221210.5006.0
広 島4319222.4637.5
横 浜4414282.33313.0

・対ロッテ5回戦は、2vs3。負けたが、良い試合だった。
 結局里崎に打たれた3ラン1本で決まったわけだが、先発下柳は、8回までよく投げた。 特に8回の気迫あふれるピッチングは圧巻だった。それに応え、9回表は桧山のラッキーなヒットのあと、 シーツの3塁打で1点差。しかしノーアウト3塁のあと金本、濱中と鉄壁の守備に阻まれ、片岡は三振。
 強いチーム同士が力でぶつかったエキサイティングな3連戦だった。 2勝1敗は上出来。今日の負けは、尾を引かないだろう。(2006,5,25)

セ・リーグ順位表 2006/5/25現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人4527162.628
阪 神4326161.6190.5
中 日4223181.5613.0
ヤクルト4322210.5125.0
広 島4419232.4527.5
横 浜4514292.32613.0

・対西武1回戦は、0vs3。今日は松坂デー。 最高の投手が、最高のコンディションで投げると、どんな打者も寄せ付けないという見本のようなピッチング。 まさに手も足も出ないとは、このこと。
 最後まで勢いが衰えず、完封。素晴らしいピッチングを見せてもらいました。完敗。何も言うことはありません。 (2006,5,26)

セ・リーグ順位表 2006/5/26現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人4627172.614
阪 神4426171.6050.5
中 日4323191.5483.0
ヤクルト4423210.5284.0
広 島4519242.4427.5
横 浜4614302.31813.0

・対西武2回戦は、2vs0。終盤まで西口投手を打ちあぐね、わが江草投手もなんとか踏ん張り、両チームゼロ行進。 8回に桧山、金本のベテラン2人がタイムリーを打ち、後はFKでピシャッと。
 これで1勝1敗。この9連戦、最終日の明日勝てば、3カード連続勝ち越しとなる。 気持ちよく甲子園に帰ってくるために、明日も頑張れ。(2006,5,27)
 ・今日は阪神の勝ち以上に、オリックス清原が逆転サヨナラ満塁HRを打ったことのほうが、 個人的には嬉しかったかな・・。

セ・リーグ順位表 2006/5/27現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神4527171.614
巨 人4727182.6000.5
中 日4424191.5582.5
ヤクルト4524210.5333.5
広 島4619252.4328.0
横 浜4714312.31113.5

・対西武3回戦は、延長10回、4vs5でサヨナラ負け。 スペンサーの3ランで逆転した時は、もうイケイケの雰囲気だったのだが、その後、見事に封じられた。 我が方投手陣もピリッとしなかった先発オクスプリングの後、ダーウィン、能見、藤川と好投リレーを見せたが、 久保田が守りきれなかった。久保田が打たれたならば、もう我々は心中するしかない。
 対西武勝ち越しはならなかったが、それでも9連戦を6勝3敗。上々だろう。(2006,5,28)

セ・リーグ順位表 2006/5/28現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神4627181.600
巨 人4827192.5870.5
中 日4525191.5681.5
ヤクルト4624220.5223.5
広 島4619252.4327.5
横 浜4815312.32612.5

セ・リーグ順位表 2006/5/29現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神4627181.600
巨 人4827192.5870.5
中 日4525191.5681.5
ヤクルト4624220.5223.5
広 島4720252.4447.0
横 浜4815312.32612.5

・対楽天1回戦は、5vs2。井川に勝ち星がついたが、8回まで2失点で済んだのは、 相手が淡泊な楽天打線だったから。投球内容は、12三振を奪ったことは評価できても、 トータルではそれほど褒められた内容ではなかった。まあ、良い日に登板したということだろう。
 打線は、捉えどころのない先発山村投手をなかなか攻略できなかったが、8回裏にスペンサーの同点ソロ、 更にランナー2者を置いて兄貴金本の勝ち越し3ランと、長打力で試合を決めた。 4番の仕事で決着がついたことで、明日以降もノッて行けるだろう。(2006,5,30)

セ・リーグ順位表 2006/5/30現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神4728181.609
中 日4626191.5781.5
巨 人4927202.5741.5
ヤクルト4724230.5114.5
広 島4820262.4358.0
横 浜4915322.31913.5

・対楽天2回戦は、3vs6。9回表の4失点は、久保田の一人芝居だった。
 1点リードで久々登板のウイリアムスが好投、次いで藤川も0点に抑える。 その最終回を任されるプレッシャーは、相当なものであったろう。 絶対に抑えきらなければならないという責任感が強すぎてのことだと、見ていてよく分かるから、 こちらも胸が痛くなってきた。
 相手が楽天だからといって、楽に全勝できるわけではない。久保田には、今日のことはスッキリ忘れて、 早く気持ちを立て直して欲しい。史上最強の守護神と言われるための、これが一つの試練なのだから。 (2006,5,31)

セ・リーグ順位表 2006/5/31現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神4828191.596
巨 人5028202.5830.5
中 日4726201.5651.5
ヤクルト4825230.5213.5
広 島4920272.4268.0
横 浜5015332.31313.5

・対楽天3回戦は、2vs1。今日は、最小得点差を守りきった。
 ヒーローはもちろん逆転2ランの鳥谷だが、JFKで逃げ切ったのがうれしかった。 昨日自滅した久保田だったが、今日は9回登板時、なんと監督自らマウンドに赴いた。あれで気合いが入らないわけがない。 1人ランナーを出したものの、無失点で切り抜けた。やはり、Kがきっちり締めてこそのJFK。 明日からのホークス戦も楽しみだ。(2006,6,1)

セ・リーグ順位表 2006/6/1現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神4929191.604
巨 人5129202.5920.5
中 日4827201.5741.5
ヤクルト4925240.5104.5
広 島5020282.4179.0
横 浜5115342.30614.5

・対ソフトバンク4回戦は、4vs0の完封勝ち。三連戦の初戦だが、相手のエース斉藤投手を打ち崩したのは大きい。 前回のビジターゲームは1勝2敗で負け越したから、対戦成績はこれで五分。
 今日は先発下柳の立ち上がりが不安定だったことを除けば、ほぼ完璧な試合運びだった。 まあ、ランナーを出してもホームを踏ませないのがシモさんの持ち味である。 8回の球児も完璧だったし、9回の久保田もこれぞ守護神という気迫のピッチング。 相手が完全に気持ちで負けていた。その分、明日はちょっと気をつけて臨まないといけない。(2006,6,2)

セ・リーグ順位表 2006/6/2現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神5030191.612
巨 人5230202.6000.5
中 日4927211.5632.5
ヤクルト5026240.5204.5
広 島5121282.4299.0
横 浜5216342.32014.5

・対ソフトバンク5回戦は、8vs7でサヨナラ勝ち。 なんと鳥谷が3日連続お立ち台。9回裏満塁というお誂え向きの場面で順番が回ったわけだが、 そのチャンスをモノにできるところがすごい。
 今日はシーソーゲームだったが、打撃戦というよりは、両チームの先発(安藤、杉内)が結果的にふがいなかった ということ。矢野が逆転満塁HRを打った段階で、一気に畳みかけなければいけなかった。 それができないところに、今の阪神打線の勢いのなさが表れている。 こんな勝ち方で王者の貫禄などと言ってはいけない。もっと楽に試合を運べないとダメだ。(2006,6,3)

セ・リーグ順位表 2006/6/3現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神5131191.620
巨 人5331202.6080.5
中 日5028211.5712.5
ヤクルト5126250.5105.5
広 島5221292.42010.0
横 浜5317342.33314.5

・対ソフトバンク6回戦は、2vs6。 先発江草が崩れ、その後を任された太陽がなんと初球を暴投。その後一発を浴び、完全にゲームを壊してしまった。 せっかく登板の機会が与えられたのに、ああいうところで頑張らないと、 出番は巡ってこないということを自覚すべきだ。今日の敗因は投手陣だ。
 打撃陣もヒットは出るものの効率が悪く、点に結びつかない。昨日までのヒーロー鳥谷はまずい守備。
 まあホークスに3連勝というのはなかなかさせてもらえないわけだが、今日は完全に飲み込まれていたようだ。 それでも2勝1敗と勝ち越し、トータルの対戦成績は、結局3勝3敗と分け合ったのだから、ヨシとしよう。 (2006,6,4)

セ・リーグ順位表 2006/6/4現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人5432202.615
阪 神5231201.6080.5
中 日5129211.5802.0
ヤクルト5227250.5195.0
広 島5322292.4319.5
横 浜5418342.34614.0

・対日ハム3回戦は、0vs2で2安打完封負け。 今日はダルビッシュが完璧で、完全にお手上げ。今日の球審のようにストライクゾーンが独特だと、 コントロールの甘い井川にはきつい。反面、球が走っていたダルビッシュの投球には、左打者のきわどい内角も、 右手が上がっていた。いや、審判は絶対だから、それに異を唱えるつもりはない。審判を味方に付けられない投手は、 既にして負けているということだ。(2006,6,6)

セ・リーグ順位表 2006/6/6現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人5532212.604
阪 神5331211.5960.5
中 日5230211.5881.0
ヤクルト5327260.5095.0
広 島5423292.4428.5
横 浜5518352.34014.0

・対日ハム4回戦は、2vs3。 今日はまったく勝てる気がしなかった。相手投手が良かったわけではない。 とにかく打線がつながらない。ヒットは出るのに、点に直結しない。 満塁の好機を4回もつくりながら、あと一打が出ない。これでは勝てるわけがない。
 今がチーム状態最悪の時かもしれない。と思えば、これから徐々に調子を上げてゆくしかない。 こんな状況で今の勝率を保っているのは、これまでの貯金があるから。 とにかく明日、3タテだけはなんとしても避けたい。(2006,6,7)

セ・リーグ順位表 2006/6/7現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人5632222.593
阪 神5431221.5850.5
中 日5330221.5771.0
ヤクルト5427270.5005.0
広 島5523302.4348.5
横 浜5618362.33314.0

・対日ハム5回戦は、6vs4。 今日の成果は、昨日の17残塁の悪夢を少しでも振り払うことができたこと。 連敗を3で止めることができたこと。3タテを食らわずにすんだこと。 気持ちよく本拠地に帰ることができたことだ。
 一方、試合の内容自体は、褒められたものではない。 得点が、金本の先制2ランと、スペンサーの満塁弾の合計6点のみ、というのは、 まったく阪神らしい野球ができていない証拠。タイムリーを打つべき時に打てないという症状は、 何ら改善されていない。
 しかも、9回の久保田のピッチングが悪すぎた。最後に1点を献上したことはどうでもよいが、 投球に攻めの姿勢が感じられなかった点は、大きな問題である。こんな戦い方では、 これからのシーズンを乗り切って行けない。大いに反省してもらいたい。(2006,6,8)

セ・リーグ順位表 2006/6/8現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神5532221.593
中 日5431221.5850.5
巨 人5732232.5820.5
ヤクルト5528270.5094.5
広 島5624302.4448.0
横 浜5719362.34513.5

・対西武4回戦は、1vs10。 やっぱりチーム状態は相当悪い。
 今日は松坂の立ち上がりを叩いておかなければいけなかった。 それができなかった時点で、もう勝てる雰囲気はなくなっていた。 その松坂にダーウィンがHRを打たれてしまったのは、ご愛敬。
 とにかく今の戦力でできる最善の戦いをしてゆくしかない。 (2006,6,9)

セ・リーグ順位表 2006/6/9現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日5532221.593
阪 神5632231.5820.5
巨 人5832242.5711.0
ヤクルト5629270.5184.0
広 島5724312.4448.5
横 浜5820362.34513.0

・対西武5回戦は、1vs6。 今がどん底。こんな状態の時は、何をやっても裏目に出る。もう、技術論ではなくて、 気持ちの問題だろう。そんな中で、なんとか雰囲気を変えようと一人奮闘し、 見事一発を放った金本兄貴には頭が下がる。後ろ姿でチームを引っ張っている。その後ノーアウト1・2塁の場面で、 大事に行くあまり、一番してはいけない内野ゴロに倒れた関本は、自分のすべき仕事をもう一度考え直すべきだろう。 (2006,6,10)

セ・リーグ順位表 2006/6/10現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日5632231.582
阪 神5732241.5710.5
巨 人5932252.5611.0
ヤクルト5730270.5263.0
広 島5825312.4467.5
横 浜5921362.36812.0

・このどん底の状態を抜け出すためには、先発投手がノーヒットノーランを達成とか、 打線がボコボコに打ちまくって大勝なんて試合が必要だと思っていた。
 対西武6回戦は、4対4で迎えた延長11回裏1アウト1、2塁の場面で、スタメン落ちしていた今岡が打席に。 西武小野寺投手の2球めを、見事右翼に打ち返し、サヨナラ。
 これ以上はない結末。不振にあえいでいた今岡の心中を思うと、こちらも胸が熱くなった。
 これで浮上できるような、単純な話では決してないが、少なくとも皆の気持ちだけは、 もう少し前向きに向かって行けるような気がする。 (2006,6,11)

セ・リーグ順位表 2006/6/11現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神5833241.579
中 日5732241.5710.5
巨 人6032262.5521.5
ヤクルト5830280.5173.5
広 島5925322.4398.0
横 浜5921362.36812.0

セ・リーグ順位表 2006/6/12現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神5833241.579
中 日5732241.5710.5
巨 人6032262.5521.5
ヤクルト5830280.5173.5
広 島5925322.4398.0
横 浜6022362.37911.5

・対楽天4回戦は、延長10回7vs8でサヨナラ負け。 乱打戦というより、なんとも締まらないお粗末な試合。両軍とも、ピッチャーがしっかりしないと、こうなる。
 金本の先制ツーラン、シェーンの同点ツーラン&勝ち越しタイムリーはお見事だったが、 追いついても、リードしても守れない投手陣の責任は重い。 しばらくこういった重たい試合は続くのだろうか。 しかし、楽天相手に負け越すわけにはいかない。明日、明後日と絶対に勝たなくてはならなくなった。 (2006,6,13)

セ・リーグ順位表 2006/6/13現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日5833241.579
阪 神5933251.5690.5
巨 人6132272.5422.0
ヤクルト5930290.5084.0
広 島6025332.4318.5
横 浜6123362.39011.0

・対楽天5回戦は、延長10回表にようやく勝ち越し、3vs1。 途中はどうあれ勝てばいい、という人がいるが、こんな勝ち方はダメである。 何度もチャンスであと1本が出ず、残塁の山を積み上げながらのこの結果は、 弱いチームがもっと弱いチームに勝ちをもらったと言うべき。
 この時期に貯金がいくつとか、まして順位が何位だとか、そんなことはどうでもいいこと。 ファーストストライクから積極的に振ってゆく、足を使ってどんどん動く。そういう向かってゆく姿勢が最近見られない。 こんなどん底の状態の時だからこそ、 自分たちらしい野球の形を作ってゆかなくてはいけない。(2006,6,14)

セ・リーグ順位表 2006/6/14現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日5933242.579
阪 神6034251.5760.0
巨 人6232282.5332.5
ヤクルト6031290.5173.5
広 島6126332.4418.0
横 浜6223372.38311.5

・対楽天6回戦は、1vs2。3連戦1勝2敗で、通算成績3勝3敗。
 今日は初めから勝てる気がしなかった。ヒットが出ても、つながらない。得点圏には行っても、 ホームベースまでは届かない。同点に追いついたときも、 きっと裏に勝ち越されると、私は思っていた。そのとおりになった。昨日は19残塁で勝てたのがおかしかった。こんな打撃力では、 とことん落ちるところまで落ちて、辛酸をなめればよい。1から出直すべきだ。(2006,6,15)

セ・リーグ順位表 2006/6/15現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日6034242.586
阪 神6134261.5671.0
巨 人6333282.5412.5
ヤクルト6031290.5174.0
広 島6226342.4339.0
横 浜6323382.37712.5

・対オリックス4回戦は、6vs3。 結局、2回表の連打でもぎとった6点で試合を決した。
 最近の貧打戦を払拭するような連打だったが、まだまだ本来の戦い方にはほど遠い。 後に何度も追加点のチャンスがあったのに、入らず。先発下柳が、調子が悪いながらなんとかしのぎ、 3失点で食い止めたのだ。ダーウィン、藤川、久保田の仕事も完璧だった。
 オリックスには8連勝らしいが、とてもじゃないが、喜べる試合内容ではなかった。 正念場は続く。(2006,6,16)

セ・リーグ順位表 2006/6/16現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日6135242.593
阪 神6235261.5741.0
巨 人6433292.5323.5
ヤクルト6132290.5254.0
広 島6327342.4439.0
横 浜6423392.37113.5

・対オリックス5回戦は、5vs1。 久しぶりに安心してみていられる試合だった。
 今日はなんと言っても、3ラン、ソロと2打席連続HRを放った林だ。 打線が全般的に低調なチームに、こういう若手の活躍は心強い。
 それにしても腕に死球を受け途中退場した今岡と矢野が心配だ。 大事に至らないことを祈る。(2006,6,17)

セ・リーグ順位表 2006/6/17現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日6236242.600
阪 神6336261.5811.0
巨 人6534292.5403.5
ヤクルト6233290.5324.0
広 島6427352.43510.0
横 浜6523402.36514.5

・対オリックス6回戦は、1vs5。
 今日は相手投手がよかったと言うべきか。いや、まだこちらの打線が 全然本調子ではないというのが事実なのだが。 3塁手片岡のエラーを含め、5回裏に一気に5失点したのがすべて。江草に代わった金沢も抑えきれなかった。
 オリックスには昨年から9連勝で、10連勝はならなかった。当然、相手には相当の決意があったに違いないから、 まあ今日は仕方ない。(2006,6,18)

セ・リーグ順位表 2006/6/18現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日6336252.590
阪 神6436271.5711.0
巨 人6634302.5313.5
ヤクルト6333300.5244.0
広 島6528352.4449.0
横 浜6623412.35914.5

・対日本ハム6回戦は、5vs2。対戦成績は3勝3敗。
 5回に金本の2ランを口火に、連打で5得点。 しかし、そこで止まってしまうのが今の打線。次イニング以降、ダメ押し点が取れない。しかも先発井川が、 5点をもらったすぐ後に2失点。本来なら、最後まで投げきってこそのエースだが、 今はその力量はない。監督もそれをわかっているから、7回からJFKを投入。 井川に勝ちが付いた。
 打線がつながりを取り戻すことと、先発が安定感をもってせめて6、7回まで投げきること。 それが今後の課題。
 ところで交流戦、今年は昨年のようには行かないと私は思っていたので、目標は1つ少ない20勝と考えていた。 なんとか今日達成したわけだが、明日勝てば、昨年と同じ21勝になる。(2006,6,19)

セ・リーグ順位表 2006/6/19現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日6336252.590
阪 神6537271.5780.5
巨 人6734312.5234.0
ヤクルト6433310.5164.5
広 島6528352.4449.0
横 浜6623412.35914.5

・対ロッテ6回戦は、2vs0。先発福原が6回まで好投。 あとはF−J−Kと完封リレー。特に福原は、先発陣の薄い今のタイガースにとって、 なくてはならない存在。この調子で、右のエースの名を挽回してほしい。
 昨年苦しめられたマリーンズとの対戦成績は、なんと5勝1敗。上出来と言えよう。 そして、交流戦も終わってみれば昨年と同じ21勝。しかし、実際の試合内容を見る限り、 今年は満足のゆく試合が本当に少ない。今日も兄貴の先制タイムリーポテンヒットといい、 気迫と運に味方されたような得点だ。これからリーグ公式戦に戻り、 先発陣の奮起と、打線のつながりに期待したい。そうでなければ、 ライバル中日に食らいついてゆくことは、相当に難しい。(2006,6,20)

セ・リーグ順位表 2006/6/20現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日6336252.590
阪 神6638271.5850.0
巨 人6834322.5154.5
ヤクルト6533320.5085.0
広 島6628362.4389.5
横 浜6623412.35914.5

・試合のない今日、衝撃的なニュースが。久保田投手が手を骨折!
 グラウンド外でなんてことを!と嘆きたいところだが、愛娘をかばおうとしてのことらしい。 野球選手もスポーツマンである以前に、一人の父親。真の阪神ファンならば、ここは久保田投手を温かく見守り、 一日も早い復帰を待とう。
 守護神一人が欠けたくらいで、もし調子を落とすようなチームならば、落ちてしまえばいいのだ。 J、F、ダーウィン、能見もいる。それでうまく回らなかったとしても、久保田を責めることだけはやめよう。 (2006,6,22)

・対ヤクルト7回戦は、4vs7。
 打撃好調のヤクルトに、打ち勝つことができなかった。 片岡の3ランも虚しい。明日から期待できるかどうか。不安ではあるが。 (2006,6,23)

セ・リーグ順位表 2006/6/23現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日6437252.597
阪 神6738281.5761.0
ヤクルト6634320.5155.0
巨 人6934332.5075.5
広 島6729362.4469.5
横 浜6723422.35415.5

・対ヤクルト8回戦は、3vs6。
 相手は強力打線で現在ノッているヤクルト。こちらの先発投手はぜんぜん勝負し切れていない杉山。 打撃陣も不振なバッターばかりでつながらない。こんな対戦では、まったく勝てる要素などない。 関本の一発は見事だったが、杉山がそれを帳消しにしてしまった時点で負けは決まった。
 しばらくこんなどん底状態が続くのだろう。もちろん、応援だけは力強く!(2006,6,24)

セ・リーグ順位表 2006/6/24現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日6538252.603
阪 神6838291.5672.0
ヤクルト6735320.5225.0
巨 人7034342.5006.5
広 島6829372.43910.5
横 浜6824422.36415.5

・対ヤクルト9回戦は、3vs1。
 今日は、思いがけず理想的な勝ちパターンが築けた。井川が余力を残して7回で降板。 Kのいない終盤を、J−Fの新しい形で締める。打線も4番が打ち、 最近調子を上げている矢野が勝ち越し打。勝負強い関本がもう1点。
 決して盤石とはほど遠いチーム状態だが、どうにかこうにか、くぐり抜けてゆくしかない。(2006,6,25)

セ・リーグ順位表 2006/6/25現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日6639252.609
阪 神6939291.5742.0
ヤクルト6835330.5156.0
巨 人7134352.4937.5
広 島6829372.43911.0
横 浜6824422.36416.0

・福井で行われた対広島6回戦は、延長12回、2vs2引き分け。
 藤本の思いがけないHR、9回表2死走者無しから放った矢野の起死回生同点HRと、 HRだけでの得点は、本来なら褒められた内容ではない。しかし、今日はとにかく負けないでよかった、 と思わず言ってしまうほど、打線はどん底。 藤川に過度の負担を掛けないためにも、とにかく打線の復活が待たれる。(2006,6,27)

セ・リーグ順位表 2006/6/27現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日6739262.600
阪 神7039292.5741.5
ヤクルト6936330.5225.0
巨 人7234362.4867.5
広 島6929373.43910.5
横 浜6925422.37315.0

・富山で行われた対広島7回戦は、3vs2。
 今日もHRでしか点が取れなかった。 9回表の鳥谷の決勝弾はレフトスタンドへ飛び込む鳥谷らしい一撃だったが、 もっと早くに何とかしておかなければいけない試合。この2連戦は、 両チームの投手が良かったというより、打撃がふがいなかった。 それでも勝てたことの意味は大きい。
 次は低調な巨人が相手とはいえ、こんな調子では安心して見ていられない。 (2006,6,28)

セ・リーグ順位表 2006/6/28現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日6840262.606
阪 神7140292.5801.5
ヤクルト7036340.5146.0
巨 人7334372.4798.5
広 島7029383.43311.5
横 浜7026422.38215.0

セ・リーグ順位表 2006/6/29現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日6941262.612
阪 神7140292.5802.0
ヤクルト7136350.5077.0
巨 人7434382.4729.5
広 島7029383.43312.0
横 浜7127422.39115.0

・対巨人7回戦は、11vs0。
 試合前、私は率直に言って、連敗中の巨人はなりふり構わずくるだろうから、 結構こわいなと思っていたが、フタを開けてみれば、ここまでふがいないとは。
 失策、連続暴投など、完全に浮き足立っているようなプレーが目立った。 阪神の11点は、すべてが実力などと思ってはいけないし、今日は大勝したとも思ってはいけない。 HR3本の4点くらいが、自力で取った分であろう。
 この相手のコンディションなら、当然3タテを狙いに行く気持ちが必要。 そうでなければ、痛い目にあう。(2006,6,30)

セ・リーグ順位表 2006/6/30現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日7041263.612
阪 神7241292.5861.5
ヤクルト7236360.5007.5
巨 人7534392.46610.0
広 島7129384.43312.0
横 浜7228422.40014.5

・対巨人8回戦は、2vs4。
 今日は巨人がようやく一矢報いた格好。6回裏、二岡、李が打ち、 復活した高橋由伸も続いた。
 対して阪神は、6回表1死満塁で濱中、片岡が連続凡退して追加点が取れなかった時点で、 もう負けが決まった感がある。何度も言っているが、 打線がつながらないと、チームのムードは良くならない。(2006,7,1)

セ・リーグ順位表 2006/7/1現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日7141273.603
阪 神7341302.5771.5
ヤクルト7336370.4937.5
巨 人7635392.4739.0
広 島7230384.44111.0
横 浜7329422.40813.5

・対巨人9回戦は、0vs2で完封負け。
 今日は巨人・内海投手がすばらしかった。 あそこまで球が走り、気迫の投球を続けられると、今のふがいない阪神打線では打つ手がない。 守りも上坂、濱中のまさかの失策で、完全に流れを相手に渡してしまった。
 敵・味方を超え、一野球ファンとして、今日は完投完封勝利の内海投手におめでとうと言いたい。 チームを背負う投手に育って欲しい。(2006,7,2)

セ・リーグ順位表 2006/7/2現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日7241283.594
阪 神7441312.5691.5
ヤクルト7437370.5006.5
巨 人7736392.4808.0
広 島7331384.44910.0
横 浜7429432.40313.5

・対横浜10回戦は、4vs2。
 今日の最大の勝因は、ベイスターズ那須野投手が5回に自滅してくれたこと。押し出し四球で、労せずして2点もらった。 タイガース打線は、実質的にその前の鳥谷のタイムリーと、7回の代打林のソロHRだけ。 1死満塁で金本の併殺打とか、7回にあと1点が取れなかったことなど、 相変わらず打線は湿りがち。相手が9勝1敗と相性の良い横浜だからもらった勝利。 「とにかく勝てたから良かった」と思わず言ってしまいたくなるくらいにどん底のチーム状態だが、 いつまでも結果オーライでは済まされない。なんとか打開しなくては。(2006,7,4)

セ・リーグ順位表 2006/7/4現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日7342283.600
阪 神7542312.5751.5
ヤクルト7538370.5076.5
巨 人7836402.4749.0
広 島7431394.44311.0
横 浜7529442.39714.5

・対横浜11回戦は、1vs2。6回表、降雨コールド。
 横浜・門倉投手をもう少しで攻略できそうな流れだっただけに、 悔やまれる1敗だが、考えてみれば今年は5月24日のロッテ戦で降雨コールド勝ちしている。 天に借りを返したということで、今日は納得しよう。(2006,7,5)

セ・リーグ順位表 2006/7/5現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日7443283.606
阪 神7642322.5682.5
ヤクルト7639370.5136.5
巨 人7936412.46810.0
広 島7531404.43712.0
横 浜7630442.40514.5

・対横浜12回戦は、2vs1で辛勝。対戦成績は、これで10勝2敗。
 今はこういう勝ち方しかできないチーム状態。なんとかもぎとった2点を、 投手陣が守りきった。こういう勝ち方を続けるうちに、 本来のタイガースの野球を取り戻すきっかけをつかんで欲しい。 今日は藤本が打ってくれたし、下柳投手に勝ちがついてよかった。 (2006,7,6)

セ・リーグ順位表 2006/7/6現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日7544283.611
阪 神7743322.5732.5
ヤクルト7739380.5067.5
巨 人8036422.46211.0
広 島7632404.44412.0
横 浜7730452.40015.5

セ・リーグ順位表 2006/7/7現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日7544283.611
阪 神7743322.5732.5
ヤクルト7739380.5067.5
巨 人8136432.45611.5
広 島7733404.45211.5
横 浜7730452.40015.5

・秋田で行われた対ヤクルト10回戦は、4vs2。
 8回までの井川は素晴らしく、一番良い時の片鱗を見せた。完封を前にした9回、 高めに浮いた球を相性の悪い青木にHRされたのも、井川らしいといえば井川らしい。 あそこで次を藤川に託したのは、監督の厳しさ。これを切り抜けてこそ、もう一つ成長できる。 そして、それになんとか応えた藤川も偉い。失点こそ喫したが、自責点にはならず、記録は更新中。
 打撃陣は、初回の連打で調子を取り戻したかに見えたが、2回の赤星のタイムリー以降、後が続かず。 これでは、後半戦がとても不安だ。(2006,7,8)

セ・リーグ順位表 2006/7/8現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日7645283.616
阪 神7844322.5792.5
ヤクルト7839390.5008.5
広 島7834404.45911.5
巨 人8236442.45012.5
横 浜7830462.39516.5

・秋田で行われた対ヤクルト11回戦は、3vs4。
 やはり今の打撃力では、先制しないと難しい。でも今日は、 一時は何とか追いつき、最終回も執念を見せた。14安打で3得点という結果自体はふがいないが、 ここ一番でもう一本が出れば、一気に打開できるだろう。 今日の打線を見て、そんな復調の兆しを私はハッキリと感じた。この負けは、悪い負けではない。(2006,7,9)

セ・リーグ順位表 2006/7/9現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日7645283.616
阪 神7944332.5713.0
ヤクルト7940390.5068.0
広 島7935404.46711.0
巨 人8336452.44413.0
横 浜7830462.39516.5

・対広島8回戦は、2vs1。
 藤川球児が、ついに連続イニング無失点の球団記録を塗り替えた。 先発福原も、毎回ヒットを打たれながら、最少失点に食い止めた。 打線の破壊力が望めない今、こういった形で勝利を重ねてゆくしかない。 決して理想的ではないけれど、こうやって凌ぐうちに、 阪神らしい戦い方を取り戻して欲しい。そうでなければ、後半戦を戦い抜くことはできないだろう。 (2006,7,11)

セ・リーグ順位表 2006/7/11現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日7746283.622
阪 神8045332.5773.0
ヤクルト8040400.5009.0
広 島8035414.46112.0
巨 人8436462.43914.0
横 浜7931462.40316.5

・対広島9回戦は、4vs2。
 中村がプロ初先発初勝利! 安藤−J−Fの継投も決まった。 最後の藤川球児は、2死2ストライクまできたところで暴投して帰塁を許し、連続イニング無失点記録を 歴代5位(球団新記録)の47回2/3でストップさせてしまった。 相当なプレッシャーだったに違いないから、これで呪縛が解けたろう。
 金本兄貴は2発打ち、通算350本塁打を達成。今日の試合は、これまでの重苦しいムードが変わるきっかけになりそうだ。 HRでしか点が取れなかったのは、まだまだ問題なのだが。(2006,7,12)

セ・リーグ順位表 2006/7/12現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日7746283.622
阪 神8146332.5822.5
ヤクルト8040400.5009.0
広 島8135424.45512.5
巨 人8536472.43414.5
横 浜8032462.41016.0

・対広島10回戦は、2vs5。
 タイムリー欠乏症は続く。ヒット数は多いのに、あと一手で気負うのだろうか。調子の悪いときはこんなもの。 先発が打ち込まれたら勝てないというのでは、どうしようもない。
 3連戦2勝1敗だが、最後に気持ちの悪さを残した。(2006,7,13)

セ・リーグ順位表 2006/7/13現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日7746283.622
阪 神8246342.5753.0
ヤクルト8040400.5009.0
広 島8236424.46212.0
巨 人8536472.43414.5
横 浜8032462.41016.0

・対中日5回戦は、7vs2。
 まさかこんなタイミングで打線がつながりを取り戻すとは、思っていなかった。 まあ今日は、川上投手の調子がすこぶる悪かったということであって、 これをもってタイガース打線の完全復調というのには、ほど遠いだろう。
 とにかく下柳に勝ちがついてよかった。この3連戦は、3連敗さえしなければ十分だと、 私は思っていたので、あと2試合はゆっくり戦えばよい。(2006,7,14)

セ・リーグ順位表 2006/7/14現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日7846293.613
阪 神8347342.5802.0
ヤクルト8141400.5068.0
広 島8336434.45612.0
巨 人8636482.42914.5
横 浜8133462.41815.0

・対中日6回戦は、2vs1。
 現在のチーム状況を考えれば、3連戦3連敗もやむなしと思っていた。ところが、なんと先に2勝。
 先発井川は好投していた。6回表にウッズに先制HRを打たれたあとも、動揺することなく後続を抑えた。 その裏、2死から赤星がセーフティバントで出塁、濱中・金本の連続タイムリー2ベースで鮮やかに逆転。 胸のすくような快勝、と言いたいところだが、それは甘い。今日の最大の勝因は、 中日の拙攻に尽きる。あの展開なら、5点くらい取って勝ってなければいけない。 ワンチャンスを活かしただけの2得点では、本来は負けている試合。 明日は負けるにしても、無様な負け方をしないようにと、祈るばかりだ。(2006,7,15)

セ・リーグ順位表 2006/7/15現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日7946303.605
阪 神8448342.5851.0
ヤクルト8241410.5008.0
広 島8436444.45012.0
巨 人8737482.43513.5
横 浜8234462.42514.0

・対中日7回戦は、2vs4。
 今日は負けたがナイスゲームだった。最大の敗因は、0vs1から同点に追いついた6回裏。あそこで一気に逆転 できていれば、きっと流れが変わった。しかし、力と力のぶつかり合いだから、拙攻というよりは、相手が上だったということ。
 思いがけず大事な3連戦で打線がつながりを取り戻し、勝ち越すことができた。今日も9回2死まで本当にわからない試合展開ができたことは、 今後の戦いには大きなプラスだ。中日とはまだ15試合も残っている。明日からは巨人相手だからといって、決して気を抜くことなく戦ってほしい。 (2006,7,16)

セ・リーグ順位表 2006/7/16現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日8047303.610
阪 神8548352.5782.0
ヤクルト8341420.4949.0
広 島8537444.45712.0
巨 人8838482.44213.5
横 浜8334472.42015.0

・甲子園での対巨人戦は、雨天中止。よい休養になった。 (2006,7,17)

セ・リーグ順位表 2006/7/17現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日8147304.610
阪 神8548352.5782.0
ヤクルト8442420.5008.5
広 島8637454.45112.5
巨 人8838482.44213.5
横 浜8434473.42015.0

・甲子園での対巨人戦は、2日連続で雨天中止。 (2006,7,18)

・対巨人10回戦は、1vs0。
 阪神・福原、巨人・上原の投げ合いで、ピリッと引き締まった投手戦。 まあ見方を変えれば、現在両チームとも貧打に悩んでいるわけだ。 8回裏のワンチャンスを活かした阪神が、最後は藤川で逃げ切った形。 前半戦を白星で終え、気分良くオールスター休みに入れる。 (2006,7,19)

セ・リーグ順位表 2006/7/19現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日8147304.610
阪 神8649352.5831.5
ヤクルト8442420.5008.5
広 島8637454.45112.5
巨 人8938492.43714.0
横 浜8434473.42015.0

・対中日8回戦は、2vs7。
 苦手の中田投手に苦戦。一方、井川はまったく良いところがなかった。これでは勝てない。 完敗なので、気持ちを切り替えやすい。 (2006,7,25)

セ・リーグ順位表 2006/7/25現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日8248304.615
阪 神8749362.5762.5
ヤクルト8543420.5068.5
広 島8738454.45812.5
巨 人9038502.43215.0
横 浜8534483.41516.0

・対中日9回戦は、2vs5。
 福原は6回1失点と好投していた。単にその後をついだダーウィンが誤算だった、というような問題ではない。 今日の流れで勝てないと、後半戦は相当に厳しい。そんな現実を突きつけられた試合。 (2006,7,26)

セ・リーグ順位表 2006/7/26現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日8349304.620
阪 神8849372.5703.5
ヤクルト8643430.5009.5
広 島8838464.45213.5
巨 人9139502.43815.0
横 浜8635483.42216.0

・対中日10回戦は、1vs5。
 今の打線では、勝てるような気がまったくしない。この3連戦3連敗を見ていて、 とても優勝争いをしているチームには見えなかった。王者の胸を借りる弱小チームのような、 情けない戦いぶり。もちろん、こんな状態は必ず脱却すると思うが、 時すでに遅し、ということになりはしないか。時間との勝負である。 (2006,7,27)

セ・リーグ順位表 2006/7/27現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日8450304.625
阪 神8949382.5634.5
ヤクルト8643430.50010.0
広 島8938474.44714.5
巨 人9240502.44415.0
横 浜8635483.42216.5

・対ヤクルト12回戦は、2vs1。延長10回サヨナラ勝ち。
 今日は言うべきことがたくさんある。同点で迎えた8回、岡田監督はマウンドをジェフに任せた。 そして同点のまま9回から球児を送り込んだ。絶対に勝つという監督の強い意志がナインに伝わり、藤本らの気迫の守備を生んだ。
 しかし攻撃面を見ると、どうしても決定打が出ず、何度も醜態をさらした。見ていて情けなかった。 昨年のチームなら、9回までに少なくとも5点は入っている試合だ。それができないから延長戦となり、 危ない橋を渡った格好となった。
 考えてみれば、今年はずっと、すばらしい投手陣がふがいない打線を補って勝ってきた。打てない中でも今日のように、 チームが一丸となって勝ちに執着すれば、結果は出る。サヨナラ犠打を放ち、お立ち台に立った矢野が言ったように、 今日の真のヒーローは藤川球児だ。最後を任される重圧に勝ち、監督の信頼に応えるその実力は、いまや球界一だろう。
 今日の全員野球が、明日以降、良い方向につながることを信じたい。今日ほど、阪神ファンをやっていて良かったと 思った試合はない。 (2006,7,28)

セ・リーグ順位表 2006/7/28現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日8551304.630
阪 神9050382.5684.5
ヤクルト8743440.49411.0
広 島9039474.45314.5
巨 人9340512.44016.0
横 浜8735493.41717.5

・対ヤクルト13回戦は、6vs7。
 負けはしたが、今日の一戦には大きな意味がある。 今シーズンはこれまで、素晴らしい投手陣のおかげで貧打でも勝ちを重ねてきたわけだが、 今日は先発中村の出来も良くなかったし、7回のダーウィンは最悪だった。 それでも打線が奮起し、「あと1本」という所まで相手を追い詰めた。 特に1点差で迎えた9回、走者1人を置いた林の右翼への大飛球は、入っていればサヨナラだったが、 わずかに右に逸れ、勝ち運に恵まれていない現状を如実に表している。
 昨日に続く総力戦は、復活への兆しを確かに示してくれたと思う。 明日の戦い方が、とても大切だ。(2006,7,29)

セ・リーグ順位表 2006/7/29現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日8652304.634
阪 神9150392.5625.5
ヤクルト8844440.50011.0
広 島9140474.46014.5
巨 人9440522.43517.0
横 浜8835503.41218.5

・対ヤクルト14回戦は、延長12回の死闘の結果、3vs3で引き分け。
 今日は勝ちたいというより、絶対に負けられないという気迫が全員にみなぎっていた。 それは、金本や赤星のスーパーキャッチにも現れていたし、 逆転されても必死に食らいつき、同点まではこぎつけた。 藤川も10回からの3イニングを好投した。しかし、あと1本が出なかったことには変わりない。 この気持ちをいかに持続できるか。そこに今後の行方がかかっている。(2006,7,30)

セ・リーグ順位表 2006/7/30現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日8753304.639
阪 神9250393.5626.0
ヤクルト8944441.50011.5
広 島9240484.45515.5
巨 人9540532.43018.0
横 浜8936503.41918.5

・対巨人11回戦は、2vs4。 9回裏、李の2ランでなんと巨人にサヨナラ負け。
 井川と上原の投げ合いで、9回まで両チームとも2点しか取れなかった。 拙攻続きというよりは、締まった試合だったというべきか。
 先行され、せっかく追いついたというのに、井川が最後まで投げたのが悪かったのか。 それともこれが現在のチーム状況を端的に表しているということなのだろうか。
 いや、井川が李との勝負を逃げないで挑んだ結果だとするならば、 勝った李を褒め、挑んだ井川も褒めるべきなのだろうか。素晴らしい試合だったのだから。 (2006,8,1)

セ・リーグ順位表 2006/8/1現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日8853314.631
阪 神9350403.5566.0
ヤクルト9045441.50610.5
広 島9340494.44915.5
巨 人9641532.43617.0
横 浜9037503.42517.5

・対巨人12回戦は、2vs3。
 1番鳥谷、2番林という思い切ったオーダーの組み替えもそれなりに機能し、 鳥谷は3安打猛打賞と活躍したのに、本当ならあと1点、2点取れるところで打線が途切れる。 これはもう、現在が不振というより、今シーズンのチームにどっしりと漂っている悪いムード のなせる技なのだろうか。このトンネルを抜け出す糸口をみつけないと、 このままずるずる落ちてゆくだけだ。 苦しいけれど、ファンとしては、ただ奮起を信じて見守るしかない。 (2006,8,2)

セ・リーグ順位表 2006/8/2現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日8953324.624
阪 神9450413.5496.0
ヤクルト9145442.50610.0
広 島9440495.44915.0
巨 人9742532.44216.0
横 浜9138503.43216.5

・対巨人13回戦は、5vs1。
 とにかく勝てて良かったというのが、正直なところ。今日の先発オーダーは、 濱中、鳥谷、シーツ、金本、矢野、スペンサー、関本、藤本と、またまた珍しい順番だったが、 なんとかしたいという監督の思いは伝わった。もうこの際、調子の良い人間を良い位置に据えるという 無節操な方法でも何でも良いから、とにかく勝つことが至上命題。 期待に応え、HRを放ったスペンサーは見事。(2006,8,3)

セ・リーグ順位表 2006/8/3現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日9054324.628
阪 神9551413.5546.0
ヤクルト9245452.50011.0
広 島9541495.45615.0
巨 人9842542.43817.0
横 浜9238513.42717.5

セ・リーグ順位表 2006/8/4現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日9154334.621
阪 神9551413.5545.5
ヤクルト9346452.50510.0
広 島9541495.45614.5
横 浜9339513.433316.5
巨 人9942552.433017.0

・対広島11回戦は、11vs7。
 先発安藤、江草、太陽と打たれ、乱打戦へと突入したが、 勝ちを許していても、今日は劣勢という感じがしなかった。4vs7からあっという間に追いつき、 金本の3ベースなどで完全に突き放した。6月30日以来という2ケタ得点。 まだ万全ではないものの、なんとかこの流れに乗ってゆきたい。 (2006,8,5)

セ・リーグ順位表 2006/8/5現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日9255334.625
阪 神9652413.5595.5
ヤクルト9446462.50011.0
広 島9641505.45115.5
巨 人10043552.43917.0
横 浜9439523.42917.5

・対広島12回戦は、9vs4。
 今季初先発の能見が今ひとつで、先制を許したものの、すぐさま逆転。 途中、金本が走塁時に足を痛め、かなり辛い様子だったが、 5vs4の僅差で迎えた8回裏に、驚きのグランドスラムを放つ。普通ならスイングもままならない足の状態でこの一発は、 見ていて鳥肌が立った。すごいという以外の言葉が見つからない。
 これで打撃陣も本調子と言いたいところだが、この2連戦は相手がお得意様だったこともあり、 まだまだ安心は出来ないだろう。 (2006,8,6)

セ・リーグ順位表 2006/8/6現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日9356334.629
阪 神9753413.5645.5
ヤクルト9546472.49512.0
広 島9741515.44616.5
巨 人10144552.44417.0
横 浜9539533.42418.5

・対横浜13回戦は、4vs1。
 ようやく投打が噛み合ってきたと言えるだろうか。 先発福原が好投し、下位が打って先制。本調子でない藤川を温存して、 最後はダーウィンがなんとか1失点で逃げ切った。これで赤星がもっと出て、 もっとかき回してくれたら、勢いがついてくるはずだ。 (2006,8,8)

セ・リーグ順位表 2006/8/8現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日9356334.629
阪 神9854413.5685.0
ヤクルト9546472.49512.0
広 島9741515.44616.5
巨 人10144552.44417.0
横 浜9639543.41919.0

・対横浜14回戦は、4vs1。
 初回の3点のうち2点はもらったようなものだが、 それを守るべく先発井川が好投。終盤危ういところもあったが、 なんとかジェフにつなげ、最後は藤川が調整登板。 良い形での連勝となった。今はこうやって勝ちを積み重ねてゆくこと。それしかない。 (2006,8,9)

セ・リーグ順位表 2006/8/9現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日9457334.633
阪 神9955413.5735.0
ヤクルト9646482.48913.0
巨 人10245552.45017.0
広 島9841525.44117.5
横 浜9739553.41520.0

・対横浜15回戦は、6vs10。
 今日は疲れて、いや腹が立ちすぎて、あまりコメントする気になれない。 でも主たる敗因は、「審判の誤審」ではなくて、救援陣が救援できなかったことに尽きる。 信頼できないよ、金沢も江草も太陽も。対横浜12勝3敗だが、今日の負けは、 ハッキリ言って致命傷だと私は思う。これを盛り返すには、奇跡が必要だ。 (2006,8,10)

セ・リーグ順位表 2006/8/10現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日9457334.633
阪 神10055423.5675.5
ヤクルト9747482.49512.5
巨 人10345562.44617.5
広 島9841525.44117.5
横 浜9840553.42119.5

・対中日11回戦は、2vs3。
 確かに投手戦だったが、最小得点差で負けたというには重すぎる1敗。 いくら相手がエースの川上だからといって、打てなければ勝てない。それ以上、言うべきことはない。 (2006,8,11)

セ・リーグ順位表 2006/8/11現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日9558334.637
阪 神10155433.5616.5
ヤクルト9847492.49013.5
広 島9942525.44717.5
巨 人10445572.44118.5
横 浜9941553.42719.5

・対中日12回戦は、1vs11。
 チーム状態とか、戦力とか、もう一切関係ない。既に必死さで完全に負けている。 去年と完全に立場が入れ替わっている。もちろん結果がどうあろうが、私はこれからも タイガースを応援してゆく。 (2006,8,12)

セ・リーグ順位表 2006/8/12現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日9659334.641M40
阪 神10255443.5567.5
ヤクルト9948492.49513.5
広 島10043525.45317.5
巨 人10545582.43719.5
横 浜10041563.42320.5

・対中日13回戦は、5vs13。
 2連続3連敗。もう、何をかいわんや。 ここで緊張の糸が途絶え、諦めてしまえば、 セリーグのペナントレースは極めてつまらないものになる。 責任を自覚して欲しい。 (2006,8,13)

セ・リーグ順位表 2006/8/13現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日9760334.645M38
阪 神10355453.5508.5
ヤクルト10049492.50013.5
広 島10143535.44818.5
巨 人10646582.44219.5
横 浜10141573.41821.5

・対横浜16回戦は、6vs1。
 鉄人金本選手の1000試合連続フルイニング出場達成の日に、 井川投手が完投勝利。やはり相性なのか。 (2006,8,15)

セ・リーグ順位表 2006/8/15現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日9860344.638M38
阪 神10456453.5547.5
ヤクルト10149502.49513.5
広 島10244535.45417.5
巨 人10747582.44818.5
横 浜10241583.41421.5

・対横浜17回戦は、延長10回裏4vs3でサヨナラ勝ち。
 ダーウィンはまた今日も1点を献上し、勝ちを守れなかったが、 藤本のスーパーキャッチなど、野手には勝ちへの執念が見られた。 その結果、濱中のサヨナラヒットにつながった。 あきらめない姿勢。今はそれしかない。 (2006,8,16)

セ・リーグ順位表 2006/8/16現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日9961344.642M37
阪 神10557453.5597.5
ヤクルト10250502.50013.5
広 島10344545.44918.5
巨 人10847592.44319.5
横 浜10341593.41022.5

・対横浜18回戦は、1vs7。
 先発下柳は5失点で降板。打撃陣は何度もチャンスがありながら、 走塁ミスなどが響いた。9安打で1得点とはなさけない。 どうせ負けるにしても、あと1、2点はもぎ取るようでないとダメだ。 (2006,8,17)

セ・リーグ順位表 2006/8/17現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日9961344.642M36
阪 神10657463.5538.0
ヤクルト10350512.49514.0
広 島10344545.44918.5
巨 人10948592.44919.0
横 浜10442593.41622.0

・対ヤクルト15回戦は、11vs12。 乱打戦というよりは、締まりのない試合だった。
 初回に金本の3ラン、矢野の2点タイムリーであっさり5点を先制し、 今日は楽勝かと一瞬思った。しかしその裏、先発OXが岩村、ラミレスに連続HRを浴びたとき、 嫌な予感がした。後先構わず大振りする選手の多いヤクルトのようなチームは、 相手に大量点を取られると、ますます何も考えずに振り回してくる。まして投手の出来が悪いとなれば、 打線の破壊力比較では、タイガースは劣勢である。
 9回は頼みのジェフが重圧でストライクが入らず四球を連発。最後も押し出し四球という、 ある意味こういう試合にありがちな幕切れだったが、 まさに今シーズンを象徴するような試合だと私は思った。 こんなことにへこたれず、明日も気合いを入れて! (2006,8,18)

セ・リーグ順位表 2006/8/18現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日10062344.646M34
阪 神10757473.5489.0
ヤクルト10451512.50014.0
広 島10445545.45518.5
巨 人11048602.44420.0
横 浜10542603.41223.0

・対ヤクルト16回戦は、10vs4。
 昨日の今日だけに、大切な試合だったが、 先発福原投手は失点をしながら、自ら3安打2打点の猛打賞と、文句のない活躍ぶりだった。 ジェフも今日は最後をきっちり締めてくれた。 打線のつながりもほぼ本調子。リリーフ陣がまったく期待できない今、とにかく目の前の一戦一戦を、 全力で戦ってゆくのみ。(2006,8,19)

セ・リーグ順位表 2006/8/19現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日10163344.649M33
阪 神10858473.5529.0
ヤクルト10551522.49515.0
広 島10545555.45019.5
巨 人11148612.44021.0
横 浜10643603.41723.0

・対ヤクルト17回戦は、8vs3。
 遅ればせながら先発杉山が今季初勝利だが、決して褒められた内容ではなかった。 金本の本塁打を含む3安打など、計12安打の攻撃があったからこその勝利で、 調子の上がってきた打撃陣のおかげだ。 中継ぎ、抑え共に不安を抱える現状だからこそ、先発は毎試合完投の意気込みで臨んでもらいたい。 (2006,8,20)

セ・リーグ順位表 2006/8/20現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日10263354.643M33
阪 神10959473.5578.0
ヤクルト10651532.49015.0
広 島10645565.44619.5
巨 人11249612.44520.0
横 浜10744603.42322.0

・対広島13回戦は、4vs5。逆転負け。
 最初は好投していても、一発で一気に崩れるのが、井川。 これでは安心して任せられない。打線も2回に4点取った以降は、 安打がほとんど出ず。苦々しい負けだった。 (2006,8,22)

セ・リーグ順位表 2006/8/22現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日10364354.646M31
阪 神11059483.5519.0
ヤクルト10751542.48616.0
広 島10746565.45119.5
巨 人11350612.45020.0
横 浜10844613.41923.0

・対広島14回戦は、3vs8。
 今日の阪神打線はヒットが出ながら、なかなか点に結びつかなかった。11安打で3得点。 対する広島は、10安打で8得点。 先発下柳は調子が悪く、嶋には2発も浴びてしまった。 ああいうふうに思い切りよく振ってくるタイプの打者が、タイガースにも欲しい。 (2006,8,23)

セ・リーグ順位表 2006/8/23現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日10464364.640M30
阪 神11159493.5469.0
ヤクルト10852542.49115.0
広 島10847565.45618.5
巨 人11451612.45519.0
横 浜10944623.41523.0

・対広島15回戦は、2vs3。逆転負けで、なんと3連敗。
 先発安藤の調子はとても良かった。相手もエースの黒田。 投手戦は続いた。7回、ジェフはきちんと抑えた。だが8回、 久保田が前田に逆転2ランを許してしまった。結果論だが、あそこはやはり ジェフにもう1イニング行かせるべきではなかったか。そして最後に藤川なら、 勝てていたかもしれない。
 監督は敢えて久保田に投げさせ、形を作りたかったのかもしれない。しかし、 今さら「形」になんてこだわってどうする。今は死にものぐるいで勝ちに行く以外に、 選択肢などありはしないのだから。 (2006,8,24)

セ・リーグ順位表 2006/8/24現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日10564374.634M29
阪 神11259503.5419.0
ヤクルト10953542.49514.0
広 島10948565.46217.5
巨 人11551622.45119.0
横 浜11045623.42122.0

・対巨人14回戦は、2vs5。
 今日の敗因は、ズバリ監督だ。好投していた先発福原を、なぜ7回途中で変えたのか。 本当は6回で降ろす予定だったのだろうが、逆にあそこまで好投した以上、 いくら相手投手に安打を許してしまったからといって、あそこで変えることはない。もう一人をしっかり抑えさせて、 8回からジェフに任せるべきだった。勝ちパターンにこだわるあまり、各投手の心理をなおざりにした罪は重い。
 昨日も言ったが、この期に及んで「形」など大切にしている場合ではない。 (2006,8,25)

セ・リーグ順位表 2006/8/25現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日10664384.627M28
阪 神11359513.5369.0
ヤクルト10953542.49513.5
広 島10948565.46217.0
巨 人11652622.45618.0
横 浜11146623.42621.0

・対巨人15回戦は、0vs10。
 完敗。何一つ良いところなし。明日のために、石にかじりついてでも、 せめて1点を取ることはできなかったのか。打つ手なしの5連敗。こんなにふがいない状況でも 球場(窮状?)に足を運んでしまう我々ファンが悪いのか。 (2006,8,26)

セ・リーグ順位表 2006/8/26現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日10764394.621M27
阪 神11459523.5329.0
ヤクルト11053552.49113.5
広 島11049565.46716.0
巨 人11753622.46117.0
横 浜11247623.43120.0

・対巨人16回戦は、3vs2。
 球児復活。今日はその一言だけで十分だろう。 最終回、二岡にまさかの一発を浴びたものの、2イニングで5奪三振は、さすが。 ヒーローインタビューでみせてくれたその熱き思いを信じて、 これからも一緒に泣き笑いしたい。 (2006,8,27)

セ・リーグ順位表 2006/8/27現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日10865394.625M26
阪 神11560523.5369.0
ヤクルト11154552.49513.5
広 島11149575.46217.0
巨 人11853632.45718.0
横 浜11347633.42721.0

・対中日14回戦は、9vs2。8回表降雨コールド。結果的に井川が完投となった。
 今日は勝って当然である。当然の意味は、この3連戦、阪神は3勝が絶対条件である 一方、中日は2つ負けたっていいし、1敗など痛くもかゆくもない、という状況の違いにある。 もちろん、中日がそんなつもりで戦っているわけはないと思うが、事実としてそういう関係にある。
 明日も当然勝たなくてはならない。本当の勝負は、あさってなのだ。 (2006,8,29)

セ・リーグ順位表 2006/8/29現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日10965404.619M26
阪 神11661523.5408.0
ヤクルト11255552.50012.5
巨 人11954632.46217.0
広 島11249585.45817.0
横 浜11447643.42321.0

・対中日15回戦は、3vs3、延長12回引き分け。
 今日は負けなかったというより、勝てなかった。 表向きには、球児が9回表2死、代打井上に同点HRを打たれたことが大きな問題のように見えるが、 一番責任重大なのは、片岡だ。8回裏にもう1点という場面で見逃し三振とは・・。あれで今日のすべてが 決まったのだ。 (2006,8,30)

セ・リーグ順位表 2006/8/30現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日11065405.619M25
阪 神11761524.5408.0
ヤクルト11356552.50412.0
巨 人12055632.46616.5
広 島11349595.45417.5
横 浜11547653.42021.5

・対中日16回戦は、8vs7。
 5vs6で迎えた8回裏、四球で歩いた金本を1塁に置き、「決めるつもりで行った」という濱中の逆転2ラン。 更に鳥谷もソロHRで続く。9回表はもちろん藤川の登板。ところが 今日も藤川は調子が良くない。1点を返され、あと一打で同点というところまで詰め寄られたが、 岡田監督がマウンドへ行き、「お前で負けたら仕方ない」と。それに見事に応えた球児はさすが!
 シーツの2ランもあった。桧山の代打タイムリーもあった。投手は7人つぎ込んだ。 まさに総力でもぎとった勝利。とにかく、この気持ちこそが大事なのだ。 (2006,8,31)

セ・リーグ順位表 2006/8/31現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日11165415.613M25
阪 神11862524.5447.0
ヤクルト11457552.50911.0
巨 人12155642.46216.5
広 島11450595.45916.5
横 浜11647663.41621.5

・対横浜19回戦は、5vs3。
 鳥谷、矢野のHRで先制。投手杉山のタイムリーまで出る。 今日の最後は、吉野で締めた。対戦成績の良い相手に順当勝ち。 (2006,9,2)

セ・リーグ順位表 2006/9/2現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日11266415.617M24
阪 神11963524.5487.0
ヤクルト11558552.51311.0
巨 人12255652.45817.5
広 島11550605.45517.5
横 浜11747673.41222.5

・対横浜20回戦は、8vs0。
 今日は文句の付けどころのない試合展開。 リリーフ登板から中2日で先発した安藤がプロ初完封勝利。 打線も着実に点を重ね、濱中の3ランなども出て8得点。 引き分けをはさんで5連勝。 (2006,9,3)

セ・リーグ順位表 2006/9/3現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日11366425.611M24
阪 神12064524.5526.0
ヤクルト11658562.50911.0
巨 人12356652.46316.5
広 島11651605.45916.5
横 浜11847683.40922.5

・対巨人17回戦は、5vs2。
 福原が完投で10勝目。 13安打5得点で快勝。とにかく今は、勝利あるのみ。 (2006,9,5)

セ・リーグ順位表 2006/9/5現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日11467425.615M23
阪 神12165524.5566.0
ヤクルト11758572.50412.0
広 島11752605.46416.5
巨 人12456662.45917.5
横 浜11947693.40523.5

・甲子園の対巨人戦は、雨天中止。良い休息になった。恵みの雨だ。 (2006,9,6)

セ・リーグ順位表 2006/9/6現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日11567435.609M23
阪 神12165524.5565.5
ヤクルト11859572.50911.0
広 島11752605.46416.0
巨 人12456662.45917.0
横 浜11947693.40523.0

・対巨人18回戦は、0vs3。
 失点は李の2HRのみ。巨人先発・グローバーの出来が思いのほか良く、 阿部の巧みなリードも光っていた。阪神打線は完敗。連勝は6でストップ。 毎日勝ち続けられるわけではないから、気持ちを切り替えるしかない。 (2006,9,7)

セ・リーグ順位表 2006/9/7現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日11667445.604M22
阪 神12265534.5515.5
ヤクルト11960572.51310.0
巨 人12557662.46316.0
広 島11852615.46016.0
横 浜12048693.41022.0

セ・リーグ順位表 2006/9/8現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日11767455.598M22
阪 神12265534.5515.0
ヤクルト12060582.50810.0
巨 人12658662.46815.0
広 島11953615.46515.0
横 浜12048693.41021.5

・対横浜21回戦は、5vs3。
 圧巻は、1vs1から出た金本の3ラン。先発下柳は好投で今季10勝目。久々登板の藤川もほぼ完璧だった。 ただ、不安材料はウイリアムス。これから厳しい試合の中では、順番を考えなくてはいけないだろう。 (2006,9,9)

セ・リーグ順位表 2006/9/9現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日11868455.602M21
阪 神12366534.5555.0
ヤクルト12160592.50411.0
巨 人12759662.47215.0
広 島12053625.46116.0
横 浜12148703.40722.5

・対横浜22回戦(最終戦)は、6vs1で快勝。今シーズンの対戦成績は、18勝4敗。
 先発福原は再び中4日での登板ながら連続完投勝利。最終回の1点が悔やまれるが、通算11勝目は立派。 今や実質的に阪神のエースだ。
 打線は矢野が2発と好調。やはり最後はベテランの底力が頼りになる。 (2006,9,10)

セ・リーグ順位表 2006/9/10現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日11969455.605M20
阪 神12467534.5585.0
ヤクルト12260602.50012.0
巨 人12860662.47615.0
広 島12153635.45717.0
横 浜12248713.40323.5

・対広島16回戦は、6vs2。5回降雨コールド。
 狭い広島球場で、兄貴は2ラン、ソロと2発。鳥谷も3ラン。 先発安藤は、雨にも助けられ、5回を完投。
 ここ10試合でなんと1敗しかしていない。 明日からも1戦必勝で! (2006,9,12)

セ・リーグ順位表 2006/9/12現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日12070455.609M19
阪 神12568534.5625.0
ヤクルト12260602.50012.5
巨 人12960672.47216.0
広 島12253645.45318.0
横 浜12248713.40324.0

・対広島17回戦は、5vs4。
 今日はハラハラの試合。先発井川だから予想はしていたが、 序盤の3点リードもあっという間に追いつかれた。決勝点は鳥谷のショートゴロの間の1点。 どんな勝ち方でも勝てばいい、という典型。中継ぎ陣が頑張り、桟原が初勝利。
 藤川がお立ち台で感極まったあの試合から、なんと12戦で10勝1敗1分。 あのとき「球児の涙がチームを変えるかもしれませんよ」と言った解説者の予言通りになった。 この攻めの姿勢をどこまでも維持してほしい。 (2006,9,13)

セ・リーグ順位表 2006/9/13現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日12070455.609M19
阪 神12669534.5664.5
ヤクルト12260602.50012.5
巨 人12960672.47216.0
広 島12353655.44918.5
横 浜12248713.40324.0

・対広島18回戦は、4vs2。
 今日も金本のHRで先制。2vs0で迎えた4回裏、先発杉山が新井にHRを打たれ同点とされたが、 今日の杉山の出来は、それほど悪くはなかった。6回から吉野、桟原、江草、ダーウィンと小刻みの継投で乗り切り、 鳥谷の決勝タイムリーで試合を決めた。しかもクローザーはウイリアムスが勤め、藤川を温存することができた。
 これで5連勝。前の連勝から数えて13戦11勝1敗1分。驚異の連勝街道ばく進中。 明日からの天王山は、2勝1敗で勝ち越すことが絶対条件だ。 (2006,9,14)

セ・リーグ順位表 2006/9/14現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日12070455.609M19
阪 神12770534.5694.0
ヤクルト12360612.49613.0
巨 人12960672.47216.0
広 島12453665.44519.0
横 浜12349713.40823.5

・対中日17回戦は、0vs7。
 完敗。これまでの連勝がウソのように、まるで良いところなし。気持ちの差か。 (2006,9,15)

セ・リーグ順位表 2006/9/15現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日12171455.612M17
阪 神12870544.5655.0
ヤクルト12461612.50013.0
巨 人12960672.47216.5
広 島12553675.44220.0
横 浜12349713.40824.0

・対中日18回戦は、0vs3。
 山本昌投手が見事ノーヒットノーランを達成。阪神打線は手も足も出ず。ここまでやられると、すっきり晴れやかな気持ちだ。 おめでとう、山本投手! 野球ファンとして、心から祝福したい。(2006,9,16)

セ・リーグ順位表 2006/9/16現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日12272455.615M15
阪 神12970554.5606.0
ヤクルト12562612.50413.0
巨 人13061672.47716.5
広 島12653685.43821.0
横 浜12449723.40525.0

・対中日19回戦は、2vs0。
 ようやくナゴヤで一矢を報いることができたのは、やはり主砲のバットからだった。 結局7回に出た2ランだけで勝った。安藤投手が好投したことが実に大きい。
 やはり大切なのは諦めない姿勢。 べつに今年の結果ということだけではない。諦めたら首位チームに失礼であるし、「野球」を諦めない姿勢こそが、 常にプロには求められるのだ。 (2006,9,17)

セ・リーグ順位表 2006/9/17現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日12372465.610M15
阪 神13071554.5635.0
ヤクルト12562612.50412.5
巨 人13161682.47316.5
広 島12653685.43820.5
横 浜12550723.41024.0

・対ヤクルト18回戦は、6vs5。延長11回サヨナラ勝ち。
 今日も先発井川は締まらなかった。失投はすべて高めに浮いて、簡単に長打を許す。これは病気だ。 救援のダーウィンも被弾。せっかく矢野、関本のすばらしいHRがあったのに、 重苦しい雰囲気の中、延長戦へ。最後はヤクルト青木のエラーというあっけない幕切れだった。 勝ったというより、勝たせてもらった試合。明日はスパッと勝ちたい。 (2006,9,18)

セ・リーグ順位表 2006/9/18現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日12473465.613M14
阪 神13172554.5675.0
ヤクルト12662622.50013.5
巨 人13261692.46917.5
広 島12754685.44320.5
横 浜12650733.40725.0

・対ヤクルト19回戦は、9vs1。
 目の覚めるようなワンサイドゲーム。打撃好調の関本が、今日も本塁打。 先発杉山の出来もすばらしかった。惜しかったのは最終回リグスに一発を浴び、完封を逃したこと。
 お立ち台に上がったのはその杉山と4打点の矢野だったが、今日の陰のヒーローは藤本だ。 初回の好守、先制タイムリー3塁打あっての今日の試合だった。土曜まで空くのが残念だが、 投手陣はしっかり調整して欲しい。 (2006,9,19)

セ・リーグ順位表 2006/9/19現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日12573475.608M14
阪 神13273554.5704.0
ヤクルト12762632.49613.5
巨 人13362692.47316.5
広 島12854695.43920.5
横 浜12751733.41124.0

セ・リーグ順位表 2006/9/20現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日12674475.612M13
阪 神13273554.5704.5
ヤクルト12762632.49614.0
巨 人13362692.47317.0
広 島12854695.43921.0
横 浜12851743.40825.0

セ・リーグ順位表 2006/9/22現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日12775475.615M12
阪 神13273554.5705.0
ヤクルト12862642.49215.0
巨 人13362692.47317.5
広 島12955695.44421.0
横 浜12951753.40526.0

・対巨人19回戦は、11vs2。
 ベテラン投手が気迫で110球以上を投げ、打線はつながり、守備は大量リードを奪った後も緊張感を失わない。 最後まで全力で戦う姿勢が、結果となって現れた。こういう試合を続けてくれる限り、 これからも我々は毎試合、目が離せない。 (2006,9,23)

セ・リーグ順位表 2006/9/23現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日12875485.610M12
阪 神13374554.5744.0
ヤクルト12963642.49614.0
巨 人13462702.47017.5
広 島13056695.44820.0
横 浜13051763.40226.0

・対巨人20回戦は、4vs1。
 エース福原の調子は、今ひとつだった。しかし、今日のヒーロー藤本の再三にわたるファインプレーの助けもあって、 6回まで1失点で凌いだ。濱中の猛打賞も光っていた。 ジェフは7、8回を完璧に抑え、球児もベストではないながら最後を締めた。
 まさに全員野球の勝利。気づけばまた5連勝。あの球児の涙から、 20戦16勝3敗1分。なんだか神がかり的だ。
 この緊張感を持続して、ペナントレースをもっと沸かせて欲しい。 (2006,9,24)

セ・リーグ順位表 2006/9/24現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日12975495.605M12
阪 神13475554.5773.0
ヤクルト13064642.50013.0
巨 人13562712.46617.5
広 島13156705.44420.0
横 浜13152763.40725.0

・対広島19回戦は、3vs2。
 安藤の調子は良くないながら、6回までよく1失点で凌いだ。 もちろんその陰には、濱中のファインプレーなどもあった。 そして、なんと言っても鳥谷の一発は値千金だった。 その後ダーウィンが打たれても、K−J−Fのリレーで見事1点差を守りきった。
 大事な6連戦の初戦をとり、明日以降もノッてゆきたいが、明日先発はおそらく井川。 勝つためには、打線が爆発的に打ちまくることが必要だろう。 (2006,9,26)

セ・リーグ順位表 2006/9/26現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日13076495.608M11
阪 神13576554.5803.0
ヤクルト13064642.50013.5
巨 人13562712.46618.0
広 島13256715.44121.0
横 浜13252773.40326.0

・対広島20回戦は、5vs1。
 やはり甲子園には何かがある。それは、我々ファンの「思い」でもあるのだが、 それ以上の何かが、確かにある。
 今シーズンずっと調子の上がらなかった井川が、今日は最初から違った。 まったく相手を寄せ付けない気迫がみなぎっていた。球を低めにコントロールし、 直球は走りまくっていた。打線もそれに応え、シーツ、濱中のHRなど、効果的に得点を重ねた。
 完投勝利をつかんだ瞬間、井川はマウンド上で涙した。 色々と言われる中、結果を出せなかったことに苦悩していたのは、他の誰でもない本人だろう。 普段は感情を表に出さない男の意外な姿に、 こちらも思わず目頭が熱くなった。
 今は単に負けられない気持ちというよりも、投打が噛み合った試合展開には、余裕すら感じられる。 この毎日の戦いぶりこそが、我々ファンにとっては、既にして奇跡である。 この素晴らしいチームを応援できることを、誇りに思う。 (2006,9,27)

セ・リーグ順位表 2006/9/27現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日13177495.611M10
阪 神13677554.5833.0
ヤクルト13165642.50413.5
巨 人13662722.46319.0
広 島13356725.43822.0
横 浜13352783.40027.0

・対広島21回戦は、6vs0。
 先発杉山はまずまずの出来だった。ヒットは打たれても、あと1本を与えなかった。 打線は金本が初回に2ランを放ったあと沈黙したが、7回に一気に畳みかけた。 代打桧山が敬遠されたあと、同じく代打の林が放ったタイムリーが大きかった。
 これで8連勝。というより、球児の涙から23戦19勝3敗1分。 負けたら終わりとの思いで戦っている。 周りがどうだとか、結果がどうなるとかは関係ない。この毎日の必死さが、すべてである。 我々ファンは毎日、人生を教わっているような気がする。 (2006,9,28)

セ・リーグ順位表 2006/9/28現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日13278495.614M9
阪 神13778554.5863.0
ヤクルト13266642.50813.5
巨 人13762732.45920.0
広 島13456735.43423.0
横 浜13452793.39728.0

・対中日20回戦は、4vs0。
 世に言う天王山なんて言葉は、今のチームには関係ない。 とにかく目の前の試合に必死に取り組むだけ。その気迫が、見事に現れた。
 先発下柳が好投すれば、矢野は先制点を弾き出す。金本は大きなフライをスーパーキャッチ。やはりベテランの力は大きい。 そして、7回裏2アウト満塁の場面で代打今岡! 走者一掃の2ベースは、見ていた我々以上に、本人が感動しただろう。 これできっと苦悩を振り払って、何かをつかんでくれるに違いない。
 明日もとにかく、全員冷静に戦って欲しい。 (2006,9,29)

セ・リーグ順位表 2006/9/29現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日13378505.609M9
阪 神13879554.5902.0
ヤクルト13366652.50413.5
巨 人13762732.45919.5
広 島13456735.43422.5
横 浜13553793.40227.0

・対中日21回戦は、1vs7。
 先発福原は、初回こそ硬かったものの、2回以降は持ち味のカーブを活かしながら好投していた。 バックもそれに応え、自分たちのペースで戦っていた。
 ところが、逆転されたところから様相は一変。今日は7回の信じられないミスの連発がすべてだった。 やはり野球は守備の確かな方が勝つ。ミスをした方が負ける。昨日も今日もその通りの結果になった。 昨日私が「冷静に戦って欲しい」と書いたのは、おそらく冷静さを欠く場面があるであろうことを危惧してのことだったが、 その心配の通りになってしまった。
 とにかく我々が期待するのは、次以降も平常心で自分たちの野球をして欲しいということだ。 (2006,9,30)

セ・リーグ順位表 2006/9/30現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日13479505.612M7
阪 神13979564.5853.0
ヤクルト13466662.50014.5
巨 人13862742.45620.5
広 島13557735.43822.5
横 浜13654793.40627.0

セ・リーグ順位表 2006/10/2現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日13479505.612M7
阪 神13979564.5853.0
ヤクルト13567662.50414.0
巨 人13962752.45321.0
広 島13658735.44322.0
横 浜13754803.40327.5

・対ヤクルト20回戦は、4vs0。
 井川が2試合連続の完投勝利!しかも今日は完封だ。 昨年からのゴタゴタの中、結果が出せず本人も苦悩していたに違いない井川が、 ここに来て開眼したのではないかと思う。来季の去就はわからないが、 きっと大きくなってくれるに違いない。
 打線も、最近の調子を裏付けるように、濱中、矢野、関本が結果を残した。 いい形で勝てている。 (2006,10,3)

セ・リーグ順位表 2006/10/3現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日13580505.615M6
阪 神14080564.5883.0
ヤクルト13667672.50015.0
巨 人14063752.45721.0
広 島13758745.43923.0
横 浜13854813.40028.5

・対ヤクルト21回戦は、4vs2。
 2回表、矢野が通算100本目となる先制3ランを、相手のエラーと四球につけ込む形で放ち、序盤で良い流れを作った。 ただ、3回の濱中のタイムリー以降、ほとんど打線が沈黙してしまったのは反省点。
 投手陣は、先発安藤が7回にピンチを迎えたところで藤川にスイッチ。 最後のウイリアムスも完璧にヤクルト打線を抑えて、いい形でゲームセット。
 とにかくこうやって、最終戦まで勝ち続けること。阪神に出来るのは、それしかないのだから。 (2006,10,4)

セ・リーグ順位表 2006/10/4現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日13681505.618M5
阪 神14181564.5913.0
ヤクルト13767682.49616.0
巨 人14163762.45322.0
広 島13858755.43624.0
横 浜13955813.40428.5

セ・リーグ順位表 2006/10/5現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日13781515.614M5
阪 神14181564.5912.5
ヤクルト13767682.49615.5
巨 人14264762.45721.0
広 島13959755.44023.0
横 浜14055823.40128.5

セ・リーグ順位表 2006/10/6現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日13882515.617M4
阪 神14181564.5913.0
ヤクルト13767682.49616.0
巨 人14264762.45721.5
広 島14059765.43724.0
横 浜14055823.40129.0

・対巨人21回戦は、5vs3。
 なんといってもこの大事な試合で2本の本塁打を放った兄貴金本選手はすごい。守りも赤星、鳥谷のスーパーキャッチが飛び出し、 ピンチを救う。
 お立ち台で兄貴が言ったとおり、今はまるで負ける気がしない。 この勢いで、明日も行こう。(2006,10,7)

セ・リーグ順位表 2006/10/7現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日13982525.612M4
阪 神14282564.5942.0
ヤクルト13868682.50015.0
巨 人14364772.45421.5
広 島14159775.43424.0
横 浜14156823.40628.0

・対巨人22回戦(最終戦)は、1vs5。
 今日は終始重苦しい展開だった。 7回裏、あと1本で勝ち越しというチャンスに凡退した金本が、 思い切りバットとヘルメットを投げつけ、自分への苛立ちを隠さなかった。 まるで、ここで自分が打たなければもう勝てないと、本能的に悟っていたかのようだ。 その気迫こそが、チームを引っ張ってきたし、我々ファンもそこに惹かれ続けてきたはずだ。
 客観的にみれば、今日の敗因は久保田に尽きるだろう。だが、彼を責める言葉を発する気になれない。 監督はじめ、皆ギリギリの選択の中で必死にやっている。久保田の調子が悪いことは最初からわかっている。 尽くす手は尽くした。ただ結果が出なかっただけだ。
 唯一悔やまれるのは、9回にウイリアムスから藤川に代えたこと。もう1イニングをジェフに任せて、 10回を藤川という選択肢はなかったのか。それともジェフに何かあったのか。真相は知る由もないが。
 とにかくこれで落胆してしまうのではなく、残り3試合絶対に全部勝つという気迫を持ち続けて欲しい。 そうでなければ、ここまで攻め続けた相手ドラゴンズに対して失礼ではないか。 (2006,10,8)

セ・リーグ順位表 2006/10/8現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日14083525.615M2
阪 神14382574.5903.0
ヤクルト13968692.49616.0
巨 人14465772.45821.5
広 島14260775.43824.0
横 浜14256833.40329.0

セ・リーグ順位表 2006/10/9現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日14184525.618M1
阪 神14382574.5903.5
ヤクルト14068702.49317.0
巨 人14465772.45822.0
広 島14360785.43525.0
横 浜14357833.40729.0

・中日ドラゴンズが、2年ぶり7度目のリーグ優勝を果たした。まずはおめでとうと言いたい。
 ウッズが「勝負弱い」と言われ続け、「そんなことはないというところを見せたい」と語っていたが、 最近のすばらしい活躍は、それを見事に証明した。今日も優勝を決定づける殊勲打を放った。
 お立ち台で落合監督は涙を隠さなかった。それがとてもカッコ良く見えた。 タイガースの猛追を受けて、いかに苦しかったか。成し遂げた男の涙は美しいと、見ていて思った。
 タイガースファンの私から、ドラゴンズにお願いがある。 必ずや日本一を勝ち取って欲しい。我々の分まで、喜びと達成感を味わって欲しい。心から応援している。 (2006,10,10)

セ・リーグ順位表 2006/10/10現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日14285525.620優勝
阪 神14382574.5904.0
ヤクルト14169702.49617.0
巨 人14565782.45523.0
広 島14460795.43226.0
横 浜14357833.40729.5

・片岡選手、おつかれさま。 これまでタイガースをささえてくれて、ありがとう。 (2006,10,12)

セ・リーグ順位表 2006/10/12現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日14385535.616優勝
阪 神14483574.5933.0
ヤクルト14269712.49317.0
巨 人14565782.45522.5
広 島14460795.43225.5
横 浜14458833.41128.5

セ・リーグ順位表 2006/10/13現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日14385535.616優勝
阪 神14483574.5933.0
ヤクルト14369713.49317.0
巨 人14565782.45522.5
広 島14460795.43225.5
横 浜14558834.41128.5

セ・リーグ順位表 2006/10/14現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日14486535.619優勝
阪 神14583584.5894.0
ヤクルト14469723.48918.0
巨 人14565782.45523.0
広 島14561795.43625.5
横 浜14558834.41129.0

セ・リーグ順位表 2006/10/15現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日14587535.621優勝
阪 神14583584.5894.5
ヤクルト14570723.49318.0
巨 人14665792.45124.0
広 島14561795.43626.0
横 浜14658844.40830.0

・神宮で行われた今季最終戦(対ヤクルト22回戦)は、3vs0。 井川の完封勝利、そして最多奪三振トップタイも記録した。
 今シーズンの成績は、84勝58敗4分で2位。優勝した昨年が87勝54敗5分で、 くしくも今年の中日の成績がまったく同じなのだ。来季はゲーム数が変わるから勝数では 測れないが、勝率6割2分というのが一つの目標だろうか。 プレーオフがあるからとりあえず2強は大丈夫、なんて油断だけは禁物だ。 (2006,10,16)

セ・リーグ順位表 2006/10/16全日程終了
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
中 日14687545.617優勝
阪 神14684584.5923.5
ヤクルト14670733.49018.0
巨 人14665792.45123.5
広 島14662795.44025.0
横 浜14658844.40829.5

■阪神タイガース応援板 改め 今だけ中日ドラゴンズ応援板■

・日本シリーズ第4戦は、日ハムが3vs0で勝ち、ついに王手をかけた。
 金村投手の立ち上がりは必ずしもよくなかったが、それ以上に中日にあと1本を呼び込むツキがなかった。 試合を象徴していたのが、6回2死満塁で井上選手の放った右翼線への打球が、 わずかにそれてファールになったこと。野球の神様はほほえんでくれなかった。
 明日はとにかく総力戦だ。がんばれ、ドラゴンズ。 (2006,10,25)

・2006年の日本シリーズは、4勝1敗で北海道日本ハムファイターズが、 日本一に輝いた。昨年の千葉ロッテもそうだったが、パリーグの選手は、実に 楽しんで自分たちの野球をしている。
 一方ドラゴンズは、らしさが出せないまま、終わってしまった感がある。 私は、昨年我々タイガースがなし得なかった日本一の夢を、 リーグ覇者ドラゴンズに託す思いで見守っていたが、 まるで魔法にかかったようにこわばったプレーを見ていたら、昨年の阪神の姿とダブって、痛々しかった。
 今年のシリーズは、まるで新庄選手のためにあったようだ。最終打席のフルスイングの三振など、 まさに新庄らしかった。 チームも終始なごやかな雰囲気で、 それでもナインのプレーには緊迫感がみなぎっていて、 野球ファンにとって目が離せない試合を見せてくれた。
 思えば2003年から、セは阪神、中日、阪神、中日と、ことごとく日本一を阻まれている。 来年も両チームは、良きライバルとしてファンを沸かせてくれることだろう。 どちらが優勝するにしても、目指すは日本一だ。
 ともあれ、毎日心が震えるような試合を見せてくれたファイターズとドラゴンズに、 感謝したい。 (2006,10,26)

・去就が注目される井川投手が、日米野球で先発登板。 必ずしも満足のゆく内容ではなかった。広島カープの黒田投手が残留を決めたこともあり、 来季のタイガースの投手陣がどうなるのか、しばし注目したい。 (2006,11,7)

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